
「新卒で入社して間もないけど、転職したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
最近では転職する人も多く、総務省の調査によると、2024年には転職した人が331万人にもなりました。(労働力調査(詳細集計)2024年平均結果の要約 総務省統計局より引用)
一般的に新卒で入社して3年以内に転職を目指す人を、第二新卒と呼びます。
しかし、第二新卒は社会人になって間もないことから、「第二新卒での転職は厳しいのでは?」と感じている方もいますよね。
本記事では、第二新卒の転職事情について詳しく解説します。
第二新卒で転職を成功させる方法も紹介するので、第二新卒での転職を考えている方は参考にしてください。
- 第二新卒の転職事情
- 第二新卒での転職が厳しいと感じるポイントや、転職で有利なポイント
- 第二新卒での転職を成功させる方法
- 第二新卒におすすめの転職エージェント
- Re就活エージェント
- type転職エージェント
- doda
- マイナビエージェント
- 就職shop
第二新卒の就活・転職の現実は厳しいこともある
第二新卒の就活は、「新卒よりも厳しい」と言われることが多いです。
「早期退職の履歴がある」「求人数が少ない」などから新卒の時よりも手応えを感じにくいかもしれません。
ここでは、第二新卒の就活が「厳しい」と言われる現状について解説します。
- 新卒よりも厳しい
- 数カ月~1年目で辞めていると特に厳しい
- 新卒2~3年目の第二新卒でも「またすぐに辞めるのでは」と思われやすい
新卒よりも厳しい
第二新卒の就活は、一般的に「新卒よりも厳しい」と言われます。
- 新卒よりも応募できる企業が少ない
- 新卒と転職活動の時期が被ると埋もれる
- ポテンシャルの面で劣る場合がある
- 短期離職への懸念がある
多くの企業は、新卒のポテンシャルを見越して新卒採用枠に最も期待をかけている傾向にあります。
新卒採用数に比べると、第二新卒や中途採用の求人はどうしても少なくなってしまうのが懸念点です。
新卒と同じ時期に転職活動をした場合、採用担当は新卒採用の方に時間を割かれるので第二新卒が埋もれてしまう可能性も考えられます。
数カ月~1年目で辞めていると特に厳しい
数ヶ月〜1年以内に転職するのは、ネガティブな印象を持たれる可能性が高く、厳しいと言わざるを得ません。

マイナビの調査によると、第二新卒を含む20代で転職した人で、1年未満に転職した人は26.8%になりました。
数ヶ月〜1年の在籍期間で転職する人は、実は多くいます。
しかし、数ヶ月〜1年の在籍期間で転職した場合、採用担当者からは以下のような印象を持たれる可能性があります。
- 忍耐力がない
- キャリア設計が甘い
- 計画性がない
- 基本的なビジネススキルがまだ備わっていない
- 実務経験が浅すぎる
ネガティブな印象を与える可能性があるので、数ヶ月〜1年以内に退職するのは、よほどの理由がない限り避けるべきです。
数ヶ月〜1年以内に退職する場合、採用担当者を納得させられる退職理由を考えなければなりません。
新卒2~3年目の第二新卒でも「またすぐに辞めるのでは」と思われやすい
第二新卒の最も大きな懸念点と言えるのが「前職が短期離職だったので、今回もまたすぐ辞めてしまうのではないか」と思われてしまいやすいことです。
特に、以下の特徴に該当する方は「またすぐにやめる」と、採用担当者から思われる可能性が高いです。
- 退職理由がネガティブすぎる
- キャリアの軸が定まっていない
- 受け答えが曖昧で自信がなさそう
- 仕事に関する考え方が甘い
2〜3年社会人として働いた経験があれば、ある程度のビジネスマナーや会社で働くことの意識はついているものとみなしていますが、前職の退職理由をしっかり対策しておかないと面接官に不安要素を残してしまいます。
第二新卒の就活・転職の現実が必ず厳しいとは限らない
新卒で就職してから3年以内に離職をした「第二新卒」として就活をすることは、どのくらい厳しいことなのでしょうか。
早期離職者の世間の風当たりは強いのでは…と感じるかもしれません。
転職市場における第二新卒の現状を知ってから対策を考えていきましょう。
ここでは、第二新卒の就活は本当に厳しいのかどうか、第二新卒の現状について解説します。
- 第二新卒で就活する人は珍しくない
- 第二新卒の採用に積極的な企業も多い
- 数カ月~1年目で辞めていても対策すれば採用してくれる企業は一定数ある
第二新卒で就活する人は珍しくない
入社3年以内に離職するのは気が引けるな…と思う方も多いかと思いますが、実際のところ約3〜4割の方が3年以内に退職・転職をしています。
( )内は前年比増減
【 中学 】52.9% (▲4.9P) 【 高校 】 37.0% (+1.1P)
【 短大等 】42.6% (+0.7P) 【 大学 】 32.3% (+0.8P)
参考:新規学卒就職者の離職状況
3人に1人が就職後3年以内に離職していることになり、第二新卒の転職は珍しいことではないということがわかります。
第二新卒の採用に積極的な企業も多い
転職市場において、第二新卒を採用したいと考える企業は多いです。
人手不足と感じている企業は多く、2024年度には51.7%の企業が「正社員が不足している」と感じています。(人材不足に対する企業動向調査(2024年10月) 帝国データバンクより引用)

加えて、採用の充足度は年々低下傾向で、若い人材が不足していることが推測できます。
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マイナビ調査では、2030年までに重要性が高まると思う人事施策として、「新卒採用を中心とした若手人材の確保」を挙げた採用担当者が最も多かったです。
「人手不足が顕著」「新卒の採用充足度が低い」「若手人材の確保が重要視されている」という3つの理由から、第二新卒の採用に積極的な企業が多くなっています。
数カ月~1年目で辞めていても対策すれば採用してくれる企業は一定数ある
数ヶ月〜1年以内での求職者の採用に、積極的な企業も少なくありません。
数ヶ月〜1年以内に転職する場合、「忍耐力がない」などというネガティブなイメージばかりでなく、ポジティブなイメージを持たれる可能性もあるからです。
- 行動力や決断力がある
- 目的意識や成長志向が高い
- 別の会社に染まっていない
数ヶ月〜1年以内で転職する第二新卒の方が、採用担当者からポジティブなイメージを持たれるためには、履歴書などの必要書類や面接の対策を十分にする必要があるでしょう。
- 退職理由を前向きに伝える
- 短期間でも得たスキルや経験をアピールする
- 転職の目的やキャリアビジョンを明確にする
- 次の会社で長く働く意欲を伝える
- 転職理由と志望動機を一貫させる
しっかりと対策して前向きな姿勢を示せれば、数ヶ月〜1年以内の転職でも、ポジティブなイメージを与えられます。
ポジティブな印象さえ与えられれば、採用を希望する企業も多くあるでしょう。
第二新卒なら未経験の仕事に挑戦しやすい
第二新卒のように若い時期の転職であれば、未経験の仕事に転職できる可能性が高くなります。

株式会社学情の調査によると、第二新卒の転職理由として「希望の仕事に従事すること」を挙げた方が最も多かったです。
第二新卒が未経験の仕事に挑戦しやすい理由は以下の通りです。
- 新卒と同じように、ポテンシャルを重視して採用される場合が多い
- 社会人経験がまだ少ないので、柔軟性が高く、新しい仕事にも適応しやすい
- 若手の未経験者を積極的に採用する業界や企業がある
特に以下のような業界や業種では、未経験でも挑戦しやすいでしょう。
- IT業界
- 営業職
- 介護業界
- 接客や販売などのサービス業
- 建設業界
- 物流業界
「今の仕事が合っていない」「他にやりたい仕事がある」と感じる時には、第二新卒での転職がおすすめです。
大手企業に入社する難易度は高いが可能
第二新卒で大手に転職することは、決して不可能ではありません。
近年は、第二新卒の採用に積極的な大手企業も増えており、第二新卒から大手企業に入社して活躍している人もたくさんいます。
自分の希望する企業の募集が第二新卒でも可能かどうか調べておきましょう。

マイナビが実施した調査によると、300人未満の企業よりも300人以上の企業の方が、第二新卒を採用する予定がある企業の割合が多いのがわかりました。
従業員数が多い大手企業にも、第二新卒のニーズは確実にあります。
ただし、大手企業は競争率が高く、転職するのがそもそも難しい場合が多いです。
第二新卒で大手企業に転職したい場合、より入念な準備と対策が必要でしょう。
第二新卒の就活で厳しいと感じやすいポイント
第二新卒として就活は、新卒の時とは違う問題を解決する必要があります。
第二新卒の弱みをきちんと把握した上でアピールするポイントを考えなければなりません。
ここでは、第二新卒の就活で困りがちなポイントについて解説します。
困るポイントを押さえて解決方法を考えていきましょう。
- 経験が浅いためアピールポイントに困りやすい
- 即戦力として評価されにくい
- 大手企業は狭き門なので他の応募者との差別化が必要
経験が浅いため自己アピールが難しい
第二新卒は社会人として働いてきた経験が乏しいので、自己アピールができなくて悩む人が多いです。
- アピールするだけの実績や成果がない
- スキルが乏しく、何ができるかが不透明
- 経験が浅いので、アピールできる具体的なエピソードが少ない
新卒の際には学生時代の出来事が中心ですが、第二新卒では社会人としての強みをアピールしなければなりません。
第二新卒の場合、短期間の仕事で学んだことや、成長の意欲をアピールするようにしましょう。
即戦力として評価されにくい
第二新卒は経験やスキルが浅く、社会人経験年数によっては新卒とほぼ同等の教育が必要なので、「即戦力」としては評価が難しいです。

マイナビの調査によると、社会人4年目以上の経験者の場合「仕事に対する理解度」を採用基準に考えている採用担当者が多いのに対して、第二新卒では「熱意・ポテンシャル」を採用基準に考えている採用担当者の割合が多かったです。
そもそも、採用担当者も第二新卒を「即戦力」とは見ていない傾向にあります。
即戦力であることをアピールするのではなく、熱意や将来性をアピールするのが、第二新卒での転職を成功に導くカギとなるでしょう。
大手企業の採用選考に落ちてしまう
第二新卒でも大手企業への転職はもちろん可能ですが、新卒や中途採用の方との差別化が必要です。
新卒の時は、応募者全員が新卒という同じ条件で競い合っていたのですが、第二新卒の場合は新卒や中途の人と同じ土俵である場合がほとんどなので、第二新卒の強みやメリットを伝えるアピールを考えておく必要があります。
大手企業は競争率が非常に高く、特に中途採用となると募集人数自体が減るので狭き門となります。
第二新卒が就活・転職で有利なポイント
第二新卒として就活するなら、第二新卒の強みを知った上でアピールするとより効果的です。
新卒よりも経験があって、中途よりも柔軟性があると期待される第二新卒の就活に効果的な「強み」について解説していきます。
自己PRを作成の際にぜひ役立ててください。
- 基本的なビジネスマナーを身に付けている
- 若いためこれから長く働ける
- 教育しやすい
基本的なビジネスマナーを身に付けている
第二新卒は、新卒で就職して1〜3年社会人として働いている経験があるため「基本的なビジネスマナー」が身についています。
- 挨拶
- 身だしなみ
- 言葉づかい
- 名刺交換
- 電話対応 など
新入社員研修のための費用相場は、3~4時間当たり10万~20万円といわれており、外注講師や会場費、旅費やテキスト代など、研修には意外にお金や人を動かさねばなりません。
研修にかけるお金、時間、人員を丸々カットできるので、第二新卒を採用するのは大きなメリットと言えます。
若いためこれから長く働ける
第二新卒の強みとして大きいのは、年齢が若いということです。
最終学歴が高卒の場合の第二新卒時の目安は19歳〜21歳、4年制大学卒の場合の第二新卒時の目安は23歳〜25歳です。
いずれも20代前半〜半ばくらいで新卒の年齢とさほど差はなく、これから長く働ける年齢であると判断されます・
企業によっては、経験のある30〜40代よりも、未経験でも年齢が若くてポテンシャルがある方を優先する方針のところも多いです。
教育しやすい
第二新卒には、教育しやすく育てやすいというメリットがあります。
- 前職での仕事のやり方に強く染まっていない
- 再び学び直すことに意欲がある場合が多い
- すでに社会人経験があるので、基本的なビジネスマナーは理解している
- 新卒と比較して、仕事の厳しさも理解しており、働く覚悟がある
社会人経験が長いと変に前の会社の文化を捨てきれなかったりで、次の会社に馴染むのに時間がかかることがあります。
また、新卒と比較してもビジネスマナーが備わっている点や、仕事の厳しさをある程度理解しているという点では教育しやすいと言えるでしょう。
第二新卒が就活・転職を成功させる方法
第二新卒で就活するなら、新卒よりも厳しいと言われる現実を把握して準備しておく必要があります。
新卒の時とは準備の仕方を変える必要があり、選ばれるためには新卒者や中途者と差をつけなければなりません。
ここでは、第二新卒が就活する際に心がけるべきことについて解説します。
厳しい就活を乗り越えるために、心構えを把握しておきましょう。
- 新卒の就職活動との違いを理解する
- 自己分析からやり直す
- 在職中に転職活動をする
新卒の就職活動との違いを理解する
第二新卒の就活は、新卒の時とは異なる点が多く対策の仕方を変えなければなりません。
新卒 | 第二新卒 | |
応募できる企業数 | 新卒に力を入れる傾向がある企業が多いので、求人数、募集人数も多い | 基本的には中途採用 「第二新卒歓迎」の新卒採用も応募できるが新卒に比べると数は少ない |
就活時期 | 3月情報解禁、6月から選考スタート | 1年を通して行われるが、3月〜4月が活発 |
面接官からの質問 | 学生時代に頑張ったことや将来の夢 | 前職での経験やスキル、転職理由について |
自己PRの内容 | 学生時代に培った経験やスキルをアピール | 前職での経験やスキルをアピール |
新卒では3月に情報解禁され見切れないほどの求人数が出ますが、第二新卒が応募できるのは基本的に「中途採用」です。
「第二新卒歓迎」の新卒向け募集にも応募は可能ですが、新卒の募集数に比べると格段に減ってしまいます。
面接対策は、新卒では学生時代のことが中心になりますが、第二新卒では少ないながら社会人のスキルをアピールする必要があります。
自己分析からやり直す
第二新卒として転職を成功させるためには、まずは自己分析をする必要があるでしょう。
「なぜ転職したのか?」を明確にしなければ、短期離職を繰り返すリスクが高くなるからです。
また、履歴書や職務経歴書の作成や、面接をうまく乗り切るためにも自己分析は必要です。

エンジニアやデザイナーの副業・転職採用サービスであるOffersの調査によると、転職活動で最も苦労したこととして、「面接対策」を挙げた人の割合が最も高かったです。
「面接をうまく乗り切れるか不安」という方は、まずは自己分析から始めてみてください。
- これまでの経験やスキルの整理
- 転職の目的や動機の明確化
- 自分の強みや弱み
- 価値観や仕事において大切にしていることの整理
自己分析をすれば、自分のやりたいことが明確になるので、自信を持って転職活動が進められるでしょう。
在職中に転職活動をする
第二新卒の転職活動は、できれば在職中に同時進行で活動をすることをおすすめします。
転職活動を在職中に行うメリットはたくさんあり、理由を5つご紹介します。
- 収入の不安がない
- ブランクを作らずに転職できる
- 希望の条件で転職しやすい
- 比較検討しやすい
- 転職活動の経験を積むことができる
離職から次の職に就くまでのブランク期間として、3ヶ月が一般的とされます。
ブランクが長ければ長いほど、「計画性がない」と思われてしまいます。
また、在職中だと収入面もメンタルも比較的安定しやすく、転職活動で複数内定をもらったとしてもじっくり悩めるため、焦って選んでしまうことを避けられます。
第二新卒が書類選考や面接で自分を魅力的に見せるコツ
第二新卒の就活は現状厳しい面もありますが、しっかり対策すれば第二新卒の強みを活かしたアピールをすることができます。
コツを掴んで方向性を理解しておけば、スムーズに対策できるようになります。
ここでは、第二新卒の就活で選考突破するポイントについて解説します。
- 具体的な数字やエピソードを用いて話す
- 長期的なビジョンを持つ
- 前職の愚痴にならないようにする
- 転職エージェントからアドバイスをもらう
具体的な数字やエピソードを用いて話す
第二新卒は新卒と違い、学生時代ではなく社会人になってからの出来事をアピールの材料に使います。
アピールを伝える際は、具体的なエピソードや数字を使うと面接官に伝わりやすいです。
例えば営業職のアピールをする際に、以下のように改善するとより良いでしょう。
【改善前】
「私は前職営業部に所属した経験があり、お客様のニーズに応えられるよう精進してまいりました。結果毎月のノルマは達成し続け、お客様からは感謝の言葉をたくさんいただました。」
【数字やエピソードを使った例】
「私は前職で2年間営業部に所属していました。常にお客様のニーズに応えられるよう、細かな情報を得るために何度も足を運び、メールや電話を使って1週間おきに進捗を報告し、お客様がいつでも相談しやすく情報不足で不安にならないよう努力していました。結果、毎月の営業ノルマを達成し、入社して7ヶ月目にはお客様アンケートの満足度で、営業部30人中3位になりました。」
長期的なビジョンを持つ
「入社すること」がゴールではなく、入社してから定年までどのようなビジョンを持って働いていきたいか長期的な考えを持っておきましょう。
企業が「正社員」を雇う理由は、長期的に会社に貢献してくれる一員を求めているからで、入社してから5年後、10年後はどのように仕事をしていきたいかを想像し、目標としていることが大切です。
面接官からもよく聞かれる質問なので、言語化しておきましょう。
前職の愚痴にならないようにする
面接官から「退職理由」や「前職で大変だったこと」など前の仕事について聞かれることがよくありますが、その時に気をつけたいのが「愚痴っぽくならないようにすること」です。
「上司と性格が合わなくて〜」「残業が多くてプライベートがなくて〜」「営業ノルマがひどくて〜」など、退職理由が「自分のせいじゃない」と思っている、事実そうであったとしても側から見れば「他責にしている」としか思ってもらえません。
「うちに入ってもこうやって愚痴を言うんだろうな」と思われてしまうので、面接官の同情を買うような言い方は避けましょう。
転職エージェントからアドバイスをもらう
現職を続けながらで時間がない、初めての転職でやり方がわからないなど、第二新卒での転職において強い味方になるのが「転職エージェント」です。

レバレジーズ株式会社の調べでは、第二新卒を含む18〜29歳の正社員の50%以上が、転職の相談やサポートをしてくれる人がおらず不安に思っていることがわかりました。
転職エージェントを利用すれば、様々な場面で転職の相談やサポートが受けられます。
- キャリアカウンセリング(転職の目的や希望条件、キャリアの方向性についてのプロからのアドバイス)
- 非公開求人を含めて、希望条件にあった求人の紹介
- 履歴書や職務経歴書などの必要書類の添削
- 模擬面接などの面接対策
- 面接日の調整や年収などの条件交渉の代行
- 企業の詳細な情報の提供
- 退職交渉のアドバイス
- 入社後のフォロー
転職エージェントは、基本無料で利用できます。
相談だけでもできるので、まずは気軽に登録して情報収集してみましょう。
第二新卒の就活・転職が厳しいと感じたら転職エージェントに相談
第二新卒の現状を見て、「本当に転職できるだろうか?」と不安になってしまった方も多いかと思います。
第二新卒の転職を成功させるためには、新卒の就職活動の時と同じ対策ではなく、「転職活動」として第二新卒のメリットを活かした準備が必要です。
「何をしたらいいのだろう?」と悩んだり調べたりするよりも、転職エージェントをうまく使って効率的な転職活動をすることをおすすめします!
転職のプロに相談すれば働きながらでも負担なく準備を進められます。
登録は全て無料なので、使わない手はありませんね。
ここでは、第二新卒が人生終了にならないためにおすすめの転職エージェントをご紹介します。
- Re就活エージェント
- doda
- type転職エージェント
- マイナビエージェント
- 就職Shop
Re就活エージェント
- 運営会社
- 株式会社学情
- 公開求人数
- 12,677件
- 非公開求人数
- 非公開
- 許可番号
- 13-ユ-314210
- 求人企業例
- 株式会社サンドラッグ、岡三証券株式会社、株式会社ゾフ、株式会社JTB
- タイプ
- エージェント型転職サイト
- 対応エリア
- 全国
- 料金
- 無料
- 対応職種
- 全職種
- 住所
- 〒104-0061
東京都中央区銀座6-18-2 野村不動産銀座ビル15F
※2024年12月時点の情報です
Re就活エージェントは、20代の転職を専門的にサポートしているサービスです。就活サイト「あさがくナビ」と同じ、株式会社学情が運営しています。
Re就活エージェントの強みは、社会人としての経験が浅い第二新卒や、アピールできるスキルがない第二新卒でも応募可能な求人が多いことです。求人の約80%が「未経験可」または「教育・研修体制が充実している」企業なので、就活をやり直す気持ちで職探しに挑戦できます。
さらにRe就活エージェントは、20代専門転職サイトNo.1※を獲得しているサービスです。「転職したいけどスキルがない」と悩んでいる20代や、初めての転職をサポートしてほしい20代におすすめです。
※出典:Re就活エージェント公式サイト
- 「転職したいけどスキルがない」と悩んでいる20代
- 初めての転職をサポートしてほしい20代

評価:★★★★★5点

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doda
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「doda」は20代〜50代まで幅広い転職情報を扱う総合転職サイトで、転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できます。
求人数は2024年3月時点で約28万件あり、第二新卒向けの求人が豊富にあります。
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マイナビエージェントの評判はひどい?口コミからわかる特徴やメリット・デメリットを解説
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第二新卒の就活・転職の現実は厳しいという意見もあるが若さは大きな武器
第二新卒は転職市場では非常に需要が高いので、早期退職してしまったからといって気に病む必要はまったくありません。
第二新卒はとにかく「若さ」が武器で、経験やスキルがなくとも企業はポテンシャルの高さを重要視しているところが多いです。
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第二新卒はデメリットよりも圧倒的にメリットの方が大きいので、強みを活かして転職を成功させましょう!
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