就職活動、転職活動を行っているときに「新卒」「第二新卒」「既卒」「中途」など採用区分が分かれていることに気がつくかと思います。
学校を卒業して就職をした人が転職する場合は「第二新卒」「既卒」「中途」の応募になりますが、第二新卒は何歳までだろうか?自分は第二新卒に当てはまるのか?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
第二新卒とは、一般的に新卒で就職してから3年未満の社会人のことを言います。
今回は、第二新卒の定義や転職事情、既卒やフリーターとの違いについて詳しく解説します。
自分が第二新卒として転職活動ができそうかどうか、ぜひ確かめてみてくださいね。
- 第二新卒とは
- 第二新卒の年齢とは
- 「第二新卒」「新卒」「既卒」「中途」「フリーター」の違いとは
- 第二新卒が応募できる求人とは
- 第二新卒の転職・就活事情
- 企業が第二新卒を募集する理由
- 企業が第二新卒に求めている要素
- 企業が第二新卒に対して懸念を抱く要素
- 第二新卒に関するよくある質問
- 第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェント
- doda
- type転職エージェント
- マイナビエージェント
- ハイクラス・ミドルクラス層向け転職エージェント
- キャリアを活かせる好条件の求人が多い
- 外資系・日系大手企業に強い
- ハイクラス転職/管理部門の転職に強い
- 累計転職支援実績59万人(2024年5月時点)
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第二新卒とは
転職活動をする際、特に20代の方は「自分は第二新卒なんだろうか」と疑問に思った方も多いかと思います。
ここでは、第二新卒とはどの世代のことなのか、定義について解説します。
- 新卒入社後3年目までのビジネスパーソン
- 第二新卒にはっきりした定義はない
新卒入社後3年目までのビジネスパーソン
第二新卒とは、一般的に新卒入社後3年未満のビジネスパーソンのことを指します。
高校、専門学校、大学、大学院を卒業して新卒として企業に就職したものの、仕事や職場が自分に合わない等の理由でキャリアチェンジを考えている人です。
また、卒業後フリーターやアルバイトをしていたけれど、正社員としての就職を目指す人も第二新卒と呼ばれるケースもあります。
第二新卒にはっきりした定義はない
一般的には「新卒入社3年未満」のことを指しますが、企業によってその定義はバラバラです。
「第二新卒」「既卒」「中途」を一緒にしているところもあれば、第二新卒を新卒扱いするところもあります。
自分が希望している企業が、どのような扱いをしているのか事前に確認しておくといいでしょう。
第二新卒の年齢とは
第二新卒が「新卒入社後3年未満」とありますが、最終学歴によって第二新卒の年齢が変わってきます。
ここでは、「学歴別第二新卒の年齢」について解説します。
休学や留年などは考慮せずスムーズに卒業した場合の年齢をご紹介しています。
- 高卒の場合の目安
- 専門学校卒・短期大学卒の場合の目安
- 大卒の場合の目安
- 大学院卒の場合の目安
高卒の場合の目安
卒業時の年齢は満18歳なので、第二新卒時の目安は19歳〜21歳となります。
専門学校・短期大学卒の場合の目安
卒業時の年齢は満20歳なので、第二新卒時の目安は21歳〜23歳となります。
大学卒の場合の目安
4年制卒業時の年齢は満22歳なので、第二新卒時の目安は23歳〜25歳となります。
薬学、医学は6年制なので、第二新卒時の目安は25歳〜27歳となります。
大学院卒の場合の目安
修士課程の場合、修了時の年齢は満24歳なので、第二新卒時の目安は25歳〜27歳となります。
博士課程の場合は、修了時の年齢は満27歳なので、第二新卒時の目安は28歳〜30歳となります。
「第二新卒」「新卒」「既卒」「中途」「フリーター」の違いとは
求人欄を見た時に、「新卒」「第二新卒」「既卒」「中途」とありますが具体的にはどのような違いで分けているのでしょうか。
一覧表で見てみると以下のようになります。
区分 | 特徴 | 活動時期 |
新卒 | 大学、短期大学、専門学校、高等学校などを卒業する予定の学生、または卒業してから間もない人 | 卒業年度の3月に企業の情報が解禁され、6月から先行が始まるのが一般的 |
第二新卒 | 学校卒業後に新卒で入社した、社会人経験が3年未満の人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる
企業によっては新卒枠で応募も可能 |
既卒 | 学校を卒業した後、何らかの理由で就職していない人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる |
中途 | 3年以上社会人経験がある人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる |
ここでは、一般的な採用区分の違いについて解説していきます。
また、雇用形態として「フリーター」がありますが、第二新卒とフリーターとの違いについてもご紹介します。
- 第二新卒と新卒の違い
- 第二新卒と既卒の違い
- 第二新卒と中途の違い
- 第二新卒とフリーターの違い
第二新卒と新卒の違い
区分 | 特徴 | 活動時期 |
新卒 | 大学、短期大学、専門学校、高等学校などを卒業する予定の学生、または卒業してから間もない人 | 卒業年度の3月に企業の情報が解禁され、6月から先行が始まるのが一般的 |
第二新卒 | 学校卒業後に新卒で入社した、社会人経験が3年未満の人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる
企業によっては新卒枠で応募も可能 |
「新卒」とは翌年3月に卒業予定の学生、または卒業見込みで在学中の学生を指します。
求人への応募時期が異なり、「新卒」は卒業年度の3月に就職活動が解禁され6月から選考が始まり、4月に入社するのが一般的です。
一方第二新卒は、企業側の都合で時期を決めることが多く、新卒枠で予定人数に達しなかった際に募集されることが多いです。
企業によっては、第二新卒は社会人経験が浅いので「新卒」の扱いにする場合もあります。
第二新卒と既卒の違い
区分 | 特徴 | 活動時期 |
第二新卒 | 学校卒業後に新卒で入社した、社会人経験が3年未満の人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる
企業によっては新卒枠で応募も可能 |
既卒 | 学校を卒業した後、何らかの理由で就職していない人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる |
第二新卒と既卒との大きな違いは、「学校卒業後に就職したかしていないか」という点です。
既卒は一般的に、卒業後に留学や家庭の事情、就活がうまくいかなかった等の理由で社会人経験がない状態のことを指します。
企業によっては、卒業後正社員ではなくフリーターで働いていた場合も第二新卒ではなく「既卒」扱いにするところもあります。
第二新卒と中途の違い
区分 | 特徴 | 活動時期 |
第二新卒 | 学校卒業後に新卒で入社した、社会人経験が3年未満の人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる
企業によっては新卒枠で応募も可能 |
中途 | 3年以上社会人経験がある人 | 企業が人材を確保したいタイミングで行われるため、1年を通して行われる |
第二新卒と中途の違いは、「社会人として実務経験が3年以内か、それ以上か」という点です。
中途採用は、社会人経験がありスキルを重視した採用目的となっていますが、企業によっては第二新卒も経験者としてみなされ、「中途採用」として扱われることもあります。
第二新卒とフリーターの違い
第二新卒とフリーターとの違いは「正社員の経験の有無」です。
第二新卒は新卒で正社員として就職した人、フリーターはアルバイトやパートで働いて生計を立てており正社員経験がない人を指します。
正社員を辞めてフリーターになり、そこからまた正社員就職を目指しているという人もなかにはいますが、一般的には正社員経験がない人と判断されます。
近年ではフリーターも第二新卒として含める傾向にありますが、会社勤めを経験している点で言えば第二新卒の方が有利であると言えます。
第二新卒が応募できる求人とは
自分は第二新卒に該当するが、「新卒」「既卒」「中途」どれに応募したらいいのか悩みますよね。
企業によって定義や求人名が異なりますが、一般的には「中途採用」に応募します。
ここでは、第二新卒が応募すべき求人と「新卒に応募できる場合」についてご紹介します。
- 第二新卒は「中途採用」に応募する
- 「第二新卒歓迎」と書かれている新卒向けの求人もある
第二新卒は「中途採用」に応募する
第二新卒は、一般的に「中途採用」に該当します。
社会人経験者やスキルがある人たちと同じ応募枠になるので、中途採用で第二新卒は不利なのでは?と思うかもしれませんが、若年層を積極的に採用するところも多いので気兼ねなくどんどん応募しましょう!
「第二新卒歓迎」と書かれている新卒向けの求人もある
企業によっては第二新卒を歓迎している「新卒」の求人もあります。
社会人経験があるとはいえ、新卒と同じくらいの年齢なのであえて新卒採用で募集するところもあります。
第二新卒は応募できる求人が幅広いので、「自分は第二新卒だから」と気にしすぎずにまずは臆さず応募してみるといいですよ。
第二新卒の転職・就活事情
第二新卒は新卒でもないしスキルが豊富なわけでもないし、なんだか中途半端な位置にいて転職ができるのだろうか?と疑問に思う方も多いでしょう。
実際のところ、企業側としては新卒とスキルや年齢が近い方が採用しやすい、という声も多く転職市場では需要が高いです。
ここでは、第二新卒の転職事情について詳しく解説します。
- 第二新卒を積極的に採用している企業は多い
- 新卒の3割が3年以内に退職・転職している
第二新卒を積極的に採用している企業は多い
転職求人倍率(求職者1人あたりの求人数)は2.57倍、少子高齢化で買い手市場に
日本は少子高齢化の影響で労働力人口は減少傾向にあり、長期的な見通しでは40年後には現在よりも4割減少するとも言われています。
このため企業は働き手が年々不足しており、企業間で人材獲得競争が激しくなってきています。
転職サイトdodaの「転職求人倍率レポート(2024年5月)」によると、転職求人倍率(求職者1人あたりの求人数)は2.57倍、求人数は3年前と比べると2倍以上であることがわかります。
参考:doda
そんな中、正社員を経験した若年層である第二新卒者は企業にとっては願ってもない人材で、第二新卒を積極的に採用している企業は多いです。
3割が3年以内に退職・転職している
入社3年以内に離職するのは気が引けるな…と思う方も多いかと思いますが、実際のところ約3〜4割の方が3年以内に退職・転職をしています。
( )内は前年比増減
【 中学 】52.9% (▲4.9P) 【 高校 】 37.0% (+1.1P)
【 短大等 】42.6% (+0.7P) 【 大学 】 32.3% (+0.8P)
参考:新規学卒就職者の離職状況
3人に1人が就職後3年以内に離職していることになり、第二新卒の転職は珍しいことではないということがわかります。
企業が第二新卒を募集する理由
社会に染まっていない新卒や経験やスキルがある中途がいる中、企業が第二新卒を積極的に募集するのはなぜでしょうか。
第二新卒を採用したい企業はいくつかの特徴があります。
ここでは、企業が第二新卒を募集する理由について詳しく解説します。
- 新卒採用で十分な人員を確保できなかった
- 経営状況が良く若手を積極的に育成したい
新卒採用で十分な人員を確保できなかった
第二新卒を採用したい理由の一つに、新卒採用だけでは人材を確保できなかったため、第二新卒の採用で人材不足を補おうと考えています。
少子高齢化の影響で新卒の数が減少しているためそもそもの応募数が少ない、戦略変更で募集時よりも採用数を増やすことになった、採用活動に時間を割けなかったなど、新卒の人材確保がうまくいかないこともあります。
また、新卒採用では自社にマッチする人材がいなかったので、年齢の近い第二新卒を募集していることも考えられます。
経営状況が良く若手を積極的に育成したい
企業が事業を拡大していくためには、人材を確保することが大変重要です。
企業の経営状況が良い場合は、採用や育成にお金を投じることができるため若手や未経験者に経費を充てることができます。
特にこれから需要のある「IT業界」「インターネット広告業界」「エンタメ業界」「電子部品・半導体業界」は若年層を採用してしっかり育てていこうと考えているため、幹部候補として視野に入れている企業は第二新卒を積極的に募集しています。
企業が第二新卒に求めている要素
企業が第二新卒を募集しているのには理由があり、若手に期待を込めて採用しています。
第二新卒には「スキル・経験」よりは「人柄」「熱意」「考え方」を重視する傾向があります。
ここでは、企業が第二新卒に求めている要素について詳しく解説します。
- 過去の失敗を反省して次に活かそうとする素直さ
- 柔軟性
- 基本的な社会人としてのマナー
過去の失敗を反省して次に活かそうとする素直さ
第二新卒は「就活に失敗した」と考えて転職理由を上手く答えられない方も多いですが、前職のことはしっかり振り返って洗い出しておくべきです。
「前職を踏まえて、仕事選びで大切にしていることは何ですか」
第二新卒に限らず、転職活動ではこういった質問を面接官からされることがよくあります。
「思ったのと違った」のであればなぜそうなってしまったのかを素直に反省して、次の仕事ではどうしたいのかを考えておきましょう。
面接官は応募者が「うちでその希望は叶えられるだろうか」と求人にマッチしているかどうかを見極めたいと思っています。
正当化したりせず素直に話せるようにしておきましょう。
柔軟性
考え方に柔軟性があるのかも採用において重要なポイントです。
経験やスキルがあることは良いことですが、逆に経験が新しい考え方を邪魔してしまうこともあります。
新卒の大きなメリットとして、「社会に出ていない分どこの会社の考えにも染まっておらず、考え方が柔軟だから」という点が挙げられ、第二新卒も社会人経験が浅い分新しいことを吸収してくれることを期待しています。
基本的な社会人としてのマナー
新卒と第二新卒との大きな違いは、「社会人経験」の有無です。
第二新卒は正社員として研修を既に受けている人が多いので、社会人としての基礎的なマナーが備わっていると期待されます。
- 挨拶
- 身だしなみ
- 言葉づかい
- 名刺交換
- 電話対応 など
企業が第二新卒を採用するメリットとして、新卒のようにビジネスマナーを一から教える「新人研修」を行う必要がなく、研修で必要な時間やコストをかけなくていいことが挙げられるので、第二新卒として面接を受ける時は社会人としての対応が求められます。
企業が第二新卒に対して懸念を抱く要素
企業が第二新卒を雇うメリットが多いことがわかりましたが、第二新卒だからこその不安要素もあります。
転職活動では、第二新卒に対して抱く懸念要素を感じさせないような対策が必要です。
企業が第二新卒に対して懸念を抱く要素について詳しく解説します。
- またすぐに辞めてしまうリスク
- 基本的な社会人としてのマナーが身についていない
またすぐに辞めてしまうリスク
前職が早期退職だった分「またすぐに辞めてしまうのでは」と懸念を持たれることがあります。
一般的に、入社して仕事を覚えて活躍するまでが3年ほどと言われているので、利益を出せない3年以内で辞めてしまうと企業側の赤字になります。
前職でを早期で離れた理由と今後仕事に対して何を求めているか、をしっかり面接官に伝えることで懸念は回避されるでしょう。
基本的な社会人としてのマナーが身についていない
新卒で就職した期間が1年未満だと、基本的なビジネスマナーは備わっていない可能性があると判断されやすいです。
また、2〜3年働いていた場合、面接時に、「挨拶ができない」「言葉遣いが乱れている」「身だしなみが良くない」など、基本的な社会人としてのマナーができていないと「前職で何を学んだのだろう」と思われてしまい、企業側としては第二新卒としてのメリットを感じません。
若年層の採用は経験やスキルより「人柄」や「ポテンシャル」を重視しますが、社会人としてのマナーは最低限気にしておいた方が良いでしょう。
第二新卒に関するよくある質問
第二新卒の採用に応募しようと考えている方によくある質問をまとめました。
質問について解説していますのでぜひ参考にされてください。
第二新卒になるのはやめとけと言われる理由は?
第二新卒は経験やスキル不足によるデメリットがあり、転職活動がうまくいかないと考えられるためです。
第二新卒になるのはやめておいた方がいいという理由には以下のものがあります。
- 早期離職の消えない経歴が残るから
- スキルや経験をアピールできないから
- 退職理由の回答次第でネガティブな印象を与えるから
- 大手企業も不可能ではないが狭き門だから
- 現職でまだ伸びしろがあるから
現職で踏ん張れるのならそれに越したことはないですが、無理する必要はありません。
第二新卒でデメリットとなる部分をしっかり対策しておけば、むしろメリットの方が大きいので臆せずチャレンジしていきましょう。
第二新卒になると人生終了でやばい?
第二新卒は企業側としては欲しい人材であるところが多いので、「人生終了」ではなくむしろ転職のチャンスです。
採用数は新卒と比べると少なくはなりますが、第二新卒は7割の企業が新卒採用を「第二新卒歓迎」として受け入れており、加えて中途採用は全て受けられるので一般の既卒者、中途者よりも求人数は多くなります。
第二新卒から活躍して人生変わった人もたくさんいるので、人生終了と思わず「また新たな道が開ける」と期待を込めて転職活動を頑張っていきましょう。
第二新卒で大手に転職は無理?
第二新卒で大手に転職することは、決して無理ではありません。
近年は、第二新卒の採用に積極的な大手企業も増えており、第二新卒から大手企業に入社して活躍している人もたくさんいます。
自分の希望する企業の募集が第二新卒でも可能かどうか調べておきましょう。
ただし、大手企業はそもそも競争率が高く、新卒でも入るのが難しいためより念入りな対策が必要となります。
第二新卒の就活は厳しい?
大手企業や、経験やスキルを優遇する企業への転職となると厳しいと感じるかもしれません。
第二新卒で転職しやすいのは、実務経験よりも人柄や意欲、仕事へのスタンスなどを重視して採用している、未経験でもOKな企業です。
第二新卒の就活を成功させるためには以下のことをしっかり対策しましょう。
- 自己分析をしっかりと行い、自分の強みや弱みを把握する
- 目標とする企業や職種を明確にする
- 必要なスキルや経験を身につける
- 転職エージェントなどを活用する
第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェント
第二新卒の現状を見て、「本当に転職できるだろうか?」と不安になってしまった方も多いかと思います。
第二新卒の転職を成功させるためには、新卒の就職活動の時と同じ対策ではなく、「転職活動」として第二新卒のメリットを活かした準備が必要です。
「何をしたらいいのだろう?」と悩んだり調べたりするよりも、転職エージェントをうまく使って効率的な転職活動をすることをおすすめします!
転職のプロに相談すれば働きながらでも負担なく準備を進められます。
登録は全て無料なので、使わない手はありませんね。
ここでは、第二新卒が人生終了にならないためにおすすめの転職エージェントをご紹介します。
- doda
- type転職エージェント
- マイナビエージェント
- 就職Shop
doda
- 特徴
-
- 転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できる
- 公開求人数は業界最大級、非公開求人数も多い
- 第二新卒向けの求人数も豊富にある
- 幅広い業種や職種を探したい方におすすめ
- 公開求人数
- 281057件
- 全国対応
- ○
「doda」は20代〜50代まで幅広い転職情報を扱う総合転職サイトで、転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できます。
求人数は2024年3月時点で約28万件あり、第二新卒向けの求人が豊富にあります。
自分がどんな仕事に向いているかわからなかったり、自己分析をやり直したい方向けの「転職診断ツール」は、的確で分かりやすいと非常に人気があります。
独自セミナーも定期的に行なっているので、積極的に参加するようにしましょう。
- キャリア相談や企業ごとの応募書類・面接対策から入社後のフォローアップまで、アドバイザーが専任で転職活動を手厚くサポートしてくれる
- 企業の出展イベントや転職に役立つ情報セミナーなど、豊富な種類のイベントやセミナーに参加できる
- 独自の「転職診断ツール」があり、年収査定やキャリアタイプ診断、転職タイプ診断など、自己分析できるツールが多い
保有求人数、システムの利用しやすさ、採用率も業界トップクラスなので、まずはdodaを登録しておくと安心です。
type転職エージェント
- 特徴
-
- IT、エンジニア系の求人に強い
- 求人の約8割が一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)
- エージェントは業界の専門知識を持っており的確なアドバイスがもらえる
- 公開求人数
- 27,748件 非公開求人数は17,783件
- 全国対応
- ○
「type転職エージェント」は転職支援サービスを20年以上運営してきた実績があるエージェントサービスです。
在籍しているキャリアアドバイザーは主にITやWeb、営業、販売・サービス、メーカーなどに強いため、業界を決めて転職活動を進めたい方におすすめです。
大手転職サービスと比べるとまだまだ実績は浅いですが、外資も含めたITベンダーやハイテク産業などの多くの企業経営層と交流を持つことで、独自情報を含めた多くの求人情報を確保しています。
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- LINEでの連絡やスケジュール管理など、サポート機能が豊富
- エンジニア向け情報誌を刊行しており、エンジニアの転職やIT企業の求人に強い
大手では得られない独自の情報を持っていたりするので、大手サービスと比べてみましょう。
マイナビエージェント
- 特徴
-
- 20代〜30代の若年層に強い
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- ○
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「マイナビ」は新卒の時にほとんどの方が登録していたかと思いますが、マイナビは新卒を積極的に採用している企業との取引が非常に多く、新卒採用が予定人数まで達しなかった企業に第二新卒を提案しているため、第二新卒の求人を多く持っています。
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- 公開・非公開ともに求人数が多い
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サポートが手厚く、求人数も情報も多いので必ず登録しておきたい転職エージェントです。
マイナビエージェントの評判はひどい?口コミからわかる特徴やメリット・デメリットを解説
就職Shop
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-
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- ○
就職shopは、リクルートが運営する「若者のための就職・転職サービス」で、20代を中心に第二新卒、既卒、アルバイト、フリーター、契約社員、卒業を控えた新卒など、正社員経験がない人でも利用しやすい転職サイトとなっています。
大きな特徴として、「書類選考がなく、人物重視」であることで、正社員の経験がなくても安心して応募することができます。
アルバイトやフリーターが長く、就職活動自体経験がなくてもキャリアコーディネーターが一から基礎を丁寧に教えてくれるので、転職活動に自信がない方はぜひ相談しましょう。
- 履歴書提出不要なため学歴が不安な人におすすめ
- 未経験歓迎案件が多く、初めての業界でも挑戦できる
- 書類作成や面接対策など、一から基礎を教えてもらえる
学歴や職歴に不安があり書類の時点で見送られることが多いという方は、人物重視の転職shopで自分にマッチした転職先を見つけましょう。
就職shopの評判はひどい?門前払いされるって本当?口コミからわかる実態を徹底解説
第二新卒とは就職後3年目以内の人を指す
今回は第二新卒の定義について詳しく解説しました。
第二新卒とは、一般的に新卒入社後3年未満のビジネスパーソンのことを指し、年齢は企業によって独自の定義を定めている場合もありますが、一般的に、25歳以下や27歳以下までを第二新卒としています。
近年では、人材不足の影響もあり、3年以上経過していても第二新卒として採用されるケースも増えています。
第二新卒は経験やスキル不足の面から「人生終了」「やめとけ」というネガティブな意見も見られますが、若年層である第二新卒は新卒と同等企業にとっては期待している人材であり、転職市場では非常に需要が高いです。
新卒の就職活動とは違い、第二新卒に合った転職準備をする必要があるので、「転職が初めてで不安」「プロに相談してみたい」という方はぜひ無料で登録できる転職サイトやエージェントを利用してみましょう!
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