「第二新卒が転職するタイミングは?」「何月入社を目指せばいいの」など、第二新卒からの転職タイミングが分からない人も多いのではないでしょうか。
このまま仕事を続けていてもキャリアアップが望めない、年収アップを目指したいなど前向きな理由で転職を検討している人は、早く転職したいものです。
しかし、第二新卒の転職にはおすすめの時期があります。
ここでは、第二新卒が転職するのにおすすめな時期と理由を解説します。
おすすめの転職エージェントも紹介しているため、第二新卒から転職を検討している人はぜひ参考にしてください。
第二新卒は人生終了ではない!人生終了だと言われる理由や転職成功のポイントを解説
- 1年未満の転職は避ける
- 第二新卒の転職時期のおすすめは4月と10月
- 入社3ヶ月前から求人に応募する
- dоda
- type転職時エージェント
- 就職shоp
- ハイクラス・ミドルクラス層向け転職エージェント
- キャリアを活かせる好条件の求人が多い
- 外資系・日系大手企業に強い
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- 累計転職支援実績59万人(2024年5月時点)
- 30~45歳の転職成功者多数
第二新卒におすすめの転職時期【何年目】
第二新卒の定義は明確には決まっていませんが、新卒入社後、3年未満に退職した社会人経験者が該当します。
職場環境に馴染めない、キャリアアップを目指したいなど転職する理由はさまざまですが、転職時期によって企業の印象は異なるのです。
第二新卒の転職時期は、おすすめできる時期とおすすめできない時期があるため、転職タイミングが採用に大きくかかわります。
ここでは、第二新卒の転職におすすめな時期とおすすめできない理由について解説します。
有利な時期は2年目~3年目
第二新卒の転職におすすめな時期は、就職2年目〜3年目です。
企業に1年以上勤務していると、基本的なビジネスマナーが習得できます。
また、1年以上の勤続年数は基本的なビジネスマナーが身についているだけでなく、すぐに辞める可能性が低いと判断できるのです。
第二新卒の採用に積極的な企業は、新卒よりも社会人経験のある第二新卒を採用する傾向があります。
そのため、勤続年数2年目以上の人は採用される可能性が高いでしょう。
1年目は避けるべき
第二新卒の転職でおすすめできない時期は、就職してから1年目です。
就職間もない転職は、スキルや経験がなく、採用するメリットが企業側にないからです。
さらに、すぐに辞めてしまうのではないかと思われる可能性が高いため、企業側も積極的に採用はおこなわないでしょう。
第二新卒で転職を検討する際は、1年は在籍し、2年目〜3年目で本格的に転職活動を進めることをおすすめします。
第二新卒は転職時期が早すぎると内定を得にくい
第二新卒は転職時期が早すぎると、内定を得にくいリスクがあります。
ここでは、転職時期が早すぎる場合、なぜ転職活動が不利になるのかについて解説していきます。
第二新卒の転職成功率は約5割!成功率を上げるポイントとよくある失敗例を紹介
在籍期間が短いとスキルも期待できない
在籍期間が短い場合は、スキルが期待できません。
多くの企業では、採用時にスキルや経験があることを重視します。
スキルや経験がある人は、企業にとって即戦力となり、貢献度が高いと判断されるからです。
在籍期間が短くスキルがない人の採用は、企業にとってメリットが少ないため、採用される可能性は低くなるでしょう。
すぐに辞めるリスクが高いと思われる
短期間での転職は、すぐに辞めるリスクが懸念されます。
前職を辞めた理由はさまざまですが、短期間での退職はマイナスイメージでの退職と認識される可能性が高いでしょう。
体調面以外で退職を検討している場合でも、1年以上仕事を続ける方が転職する際に有利になります。
第二新卒におすすめの転職時期【何月】
第二新卒の転職がおすすめな時期は、4月と10月です。
4月に入社したい人は1月〜3月に、10月に入社をしたい人は7月〜9月に転職活動を進めていきましょう。
ここでは、4月と10月に入社がおすすめな理由を解説します。
4月入社狙いなら1月~3月
4月入社は、第二新卒だけでなく、新卒も入社する時期であるため求人数が多いのが特徴です。
求人数が多数ある場合は、選択枠が広がるため、未経験職種にも挑戦しやすくなります。
さらに、退職や異動などの理由から大手の求人も多くなるため、さらなるキャリアアップが望めるのもメリットでしょう。
10月入社狙いなら7月~9月
企業によっては、4月入社だけでなく、10月入社で採用する場合があります。
募集が始まる7月頃は、新卒の研修や指導が終わり、一段落ついた時です。
業務の負担軽減や補充要員が明確になる時期でもあるため、第二新卒の採用を検討する企業が多くなります。
7月頃は、求人数も増えるため、理想とする働き方ができる企業に出会えるかもしれません。
第二新卒の転職時期|4月入社のメリット
第二新卒が4月に転職するメリットに、以下の2つが挙げられます。
- 研修が充実している
- 一緒に入社する仲間が多い
4月入社は、新卒と同時におこなわれるため、充実した研修や多くの仲間と出会えるメリットがあります。
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
研修が充実している
4月は、多くの人が入社する時期です。
第二新卒だけでなく新卒も入社するため、充実した研修が受けられます。
会社側のフォローが手厚い時期でもあるため、不安に思うことや疑問点は質問するなどして積極的に行動していきましょう。
一緒に入社する仲間が多い
第二新卒は社会人経験があるとはいえ、初めての転職で不安に思うこともたくさんあるでしょう。
4月入社では、同じ悩みを持った仲間が多数いるため、心強い存在となります。
前職で、人間関係に悩んだ人であれば、4月入社は関係を構築しやすい時期ともいえます。
第二新卒の転職時期|10月入社のメリット
第二新卒が10月に転職するメリットは。以下の2つです。
- 早く実際の業務に取り組める
- 年齢も経歴もさまざまな人と一緒に入社する可能性が高い
4月入社と比較すると、研修期間は短期間になる可能性が高いですが、早く実務に取り組めるメリットがあるため、実践で経験を積みたい人におすすめです。
ここでは、10月入社のメリットについて詳しく解説します。
早く実際の業務に取り組める
10月入社は、4月入社とは異なり、研修期間が短いため早く実際の業務に取り組めます。
早く仕事を始めたい、スキルをいかして仕事をしたいと考えている人は、即戦力採用が多い10月入社がおすすめです。
年齢も経歴もさまざまな人と一緒に入社する可能性が高い
4月入社は新卒の入社が多い時期ですが、10月入社は年齢や職種を問わずさまざまな人と一緒に入社する可能性が高いでしょう。
自分にはないスキルや経験がある人と一緒に働けることは、視野を広げるためにも重要です。
年齢や職種関係なく、さまざまな人と関わりたい人は10月入社を検討しましょう。
第二新卒が転職時期を考えるときのポイント
第二新卒が転職時期を考える時は、以下の3つのポイントに気をつけましょう。
- 情報収集は前もってしておく
- 入社3ヶ月前に応募を始める
- 入社を待ってもらえるのは内定承諾から3ヶ月以内
4月・10月どちらの時期に入社する場合でも、転職するための事前準備はかかせません。
4月入社は1月ごろから、10月入社は7月ごろから転職活動のスケジュールを立て、準備を進めていきましょう。
情報収集は前もってしておく
興味のある分野や就きたい職種が明確に決まっている場合は、情報収集を前もっておこないましょう。
転職したい企業がある場合は、社風はもちろん、どのような人材が求められているか分析も必要です。
情報収集をおこなうことで、自分がどのような企業に転職したいか具体的にイメージできるようになります。
入社3ヵ月前に応募を始める
自分が持っているスキルや経験はもちろん、将来のキャリアプランを立てた時に実現できる企業にはどんどん応募しましょう。
3ヶ月前には応募を始め、書類選考、面接まで進めていきます。
入社を待ってもらえるのは内定承諾から3ヶ月以内
新卒が4月に入社する場合は、入社日が定められていますが、第二新卒の入社日は企業によって異なります。
一般的に、内定から入社までを1〜3ヶ月以内と定めている企業が多いため、3ヶ月以内の入社が目安になります。
6ヶ月以上入社を待つ企業はほとんどないため、3ヶ月以内に入社できるように準備しましょう。
第二新卒は転職時期にこだわりすぎないほうがよい
転職時期は4月と10月が適していますが、転職時期にこだわりすぎないようにしましょう。
- 良い求人を見逃す
- 狙った時期に転職しようと焦って失敗する
- 体調を崩してしまっているなら無理をしない
時期に囚われていると、転職活動に失敗するリスクがあるからです。
ここでは、第二新卒が転職時期にこだわりすぎないほうがよい理由について解説します。
良い求人を見逃す
第二新卒の求人は、必ずしも4月と10月入社に合わせて募集されるわけではありません。
欠員や急な転勤、事業拡大などで人材を確保したい企業は多くあります。
求人が多い時期だけでなく、企業は時期を問わず募集をおこないます。
自分のスキルや経験をいかせる企業やキャリアプランを実現できる企業などが、4月・10月入社時期以外にも募集していることもあるのです。
自分に合う企業を見つけるためにも、求人は日頃からチェックしておきましょう。
狙った時期に転職しようと焦って失敗する
適した時期に転職しようと決意し転職活動を進めると、焦りから失敗する可能性があります。
十分な準備をせずに転職活動をした場合、情報収集が甘く、採用条件を満たせないことも考えられるのです。
さらに、実際に働いてみると「思っていた業務と違う」「スキルや経験がいかせない」などマイナス要因が判明するかもしれません。
焦りながらの転職活動は失敗する可能性が高まるため、時期に囚われず自分のペースで進めていくのが大切です。
体調を崩してしまっているなら無理をしない
前職の退職理由が、体調を崩しての退職の場合は無理をせず、しっかり休みましょう。
心身ともに疲労している時に転職活動をおこなっても、満足いく結果が得られない可能性もあります。
まずは体のことを第一に考え、体調を整えることに専念してください。
第二新卒の入社時期は転職サイト・エージェントに相談
第二新卒の入社時期は、転職エージェントに相談すると転職活動がスムーズに進められます。
会社名 | dоda | type転職エージェント | 就職shоp |
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求人数 | 290,000件以上 | 27,000件以上 | 非公開 |
対応エリア | 全国・海外 | 関東 | 全国 |
ここでは、それぞれの転職エージェントの特徴について詳しく解説していきます。
転職エージェントおすすめ比較ランキング20選!20代・30代・40代や女性・未経験など条件別に紹介
doda
公開求人数 | 290,000件以上 |
---|---|
対応エリア | 全国・海外 |
会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
特徴 | 業界最大級の求人からあなたに合う企業を紹介してくれる |
dоdaは、転職から内定までをサポートするキャリアアドバイザーと企業情報に精通した採用プロジェクト担当があなたを支援してくれます。
キャリアアドバイザーが対面でサポートしてくれる手厚さが魅力で、転職活動を始めたばかりで不安な人にもおすすめです。
さらに、在職中で転職活動に多くの時間を充てられない人にはスカウト機能サービスがあります。
スカウト機能サービスは、企業から直接スカウトメールが届きます。
こちらから応募しなくても、あなたのスキルや経験を見て企業からスカウトしてくれるため、理想の働き方ができる企業に出会えるかもしれません。
doda(デューダ)転職エージェントの評判はひどい?悪い口コミ・良い口コミを徹底分析
type転職エージェント
公開求人数 | 27,000件以上 |
---|---|
対応エリア | 関東 |
会社名 | 株式会社キャリアデザインセンター |
特徴 | サービズ開始から25年、34万人以上の転職実績がある転職エージェント |
type転職エージェントは、関東中心の求人が多く、範囲が限られているからこそ独占案係数が豊富にあるのが特徴の転職エージェントです。
特にIT企業の転職に強く、利用満足度89%、年収アップ率78%と多くの実績があります。
経験豊富なキャリアアドバイザーが自分では気づかない強みや向いている職種を提案し、内定までのサポートをおこないます。
そのため、未経験職種にチャレンジしたい人にもおすすめです。
type転職エージェントの評判は悪い?口コミから特徴やメリット・デメリットを徹底調査
就職Shop
公開求人数 | 非公開 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
会社名 | 株式会社リクルート |
特徴 | 利用者の9割が20代の転職エージェント |
就職shоpは、経歴やスキルが少ない20代におすすめの転職エージェントです。
第二新卒はもちろん、高卒や契約社員、フリーター向けの求人の取り扱いが多く、内定まで充実したサポートが受けられます。
就職shоpを利用する最大のメリットは、書類選考なしで、面接に挑める点です。
求職者の経歴ではなく、ポテンシャル採用を重視しているため、面接が得意な人は良い企業に出会える可能性が高いでしょう。
就職shopの評判はひどい?門前払いされるって本当?口コミからわかる実態を徹底解説
第二新卒の転職時期は「一定の経験を積んでから」がおすすめ
第二新卒の転職時期は、一定の経験を積んだ2年目〜3年目におこなうのがおすすめです。
1年未満の転職は、スキル不足やすぐに辞めてしまう可能性が指摘され、採用される可能性は低いでしょう。
また、4月と10月入社は多くの企業が募集をおこなうため、あなたの条件に合う求人が見つかるかもしれません。
第二新卒の転職を成功させるには、情報収集や面接対策など事前準備をしっかりおこない、スケジュール管理を怠らないようにしましょう。