現在は中小企業に勤務しているけど、給与面や将来性などに不満・不安があって、やっぱり大企業に転職したい…と考えていませんか?
中小企業はアットホームな人間関係で働けたり、自分のアイディアが上に届きやすいというメリットがあるものの、一方で業績悪化が給与に響きやすかったり倒産のリスクが高かったりと不安要素も多いですよね。

そこでこの記事では、中小企業から大企業に転職する方法と、転職先としておすすめの大企業を紹介します。
大企業への転職方法を知って現職中に準備しておき、狙い目の大企業の求人に応募することで、中小企業から大企業への転職を成功させることができます。

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目次
  1. リベンジ転職するなら今!その理由とは?
  2. 大手は腐っても大手。中小企業との決定的な違いは?
  3. 目指せ!エリート!ベンチャー・中小から大企業に転職する方法
  4. 中小ベンチャーから大手に転職!ねらい目の企業の特徴は?
  5. 自分の実績を評価してもらえる大企業の求人を見つける方法
  6. 30代から大企業に転職することはできる?
  7. 女性が大手に正社員で転職するためには?
  8. あなたは当てはまる?大企業に向いているのはこんな人
  9. 大手企業ともよいコネクションを築いている転職エージェント
  10. まとめ

リベンジ転職するなら今!その理由とは?

リベンジ転職に追い風が吹いている

現在のアラサー世代が就活していた頃はちょうど、リーマンショックや東日本大震災の影響で新卒採用が厳しかった時期に当たり、そのために思い描いていた大手企業への就職を逃してしまった人がたくさんいます。

しかし今、中途採用はほとんどないと思われていた大手企業からの求人が増加傾向にあります。ダイバーシティー(多様性)を売りにする大手企業がメディアに取り上げられるようになったことで、性別に関係なく「よい人材人は積極的に採りたい」という企業が増えているからです。

転職するなら若い方が圧倒的に有利

転職は若ければ若いほど有利です。社会の追い風に乗って今のうちに転職するか、現状を維持するかはあなた次第ですが、年齢だけはあとで後悔しても取り返しがつきません。

いずれ転職するつもりであれば30歳を過ぎてから行動するより、ある程度キャリアを積んでいて、なおかつ年齢も若い今の方が、企業には即戦力としてより魅力的な人材と言えます

大手は腐っても大手。中小企業との決定的な違いは?

大手企業と中小企業の違い

大手企業とは

実は大手企業についての明確な定義はどこも提唱していません
法令でも条例でも定義されていない、抽象概念ということになります。
以下に紹介する中小企業の基準を上回ることで、“大手企業”だと判断されているのです。

中小企業とは

中小企業は大手企業と異なって、中小企業基本法第2条第1項によって定義づけがされています。

資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人であって、製造業、建設業、運輸業その他の業種(次号から第4号までに掲げる業種を除く。)に属する事業を主たる事業として営むもの

これが中小企業の法的な定義です。
他にも卸売業、小売業、サービス業において、以下のように定義づけられています。

卸売業:資本金の額又は出資の総額が1億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人
小売業:資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が50人以下の会社及び個人
サービス業:資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人

つまり、資本金や出資額従業員の数の2点によって中小企業かどうかが決まるのです。
また、この基準以上を満たしていれば、大手企業と言うことができるわけです。

大企業と大手企業の違い

大企業の条件

ここまで大企業と大手企業を一緒くたに説明してきましたが、“大企業”と“大手企業”では厳密にいうと少し違いがあります。

前述した“従業員数と資本金が中小企業の条件を超えている”ことを満たすのは、大企業であり、具体的には資本金が3億円以上で、なおかつ従業員数が300名以上となっています。

大手企業は業界内でのシェア率が高い企業

一方、“大手企業”は、その業界の中でのシェア率が高く、業界の中での大企業というとらえ方をします。

たとえば「玄関開けたら2分でごはん」のキャッチコピーで有名なサトウ食品は、従業員数400人強ではあるものの、包装餅・包装米飯のトップメーカーであり、業界大手企業です。

また言わずと知れたカルビーは、従業員数は1700人スナック菓子最大手企業です。

このように、各業界においてのシェア率が高い企業=大手企業なのです。

目指せ!エリート!ベンチャー・中小から大企業に転職する方法

第二新卒なら自分の若さを売り込む

新卒から入社3年目までを一般的に「第二新卒」と呼んでおり、高いポテンシャル柔軟性社会人経験で身につけた実践的なビジネスマナーがあることから、転職市場価値も高くなっています。

新卒で中小企業に入ったけど、大企業への転職を目指したいと考えている場合、自分の若さを前面に出して、中小企業での経験をポジティブにとらえることが重要です。

具体的には、第二新卒なりの自分の若さを主張し、「中小企業の数年間で、こんなに経験を積むことができた」というように、中小企業だからこそできたことをアピールしましょう。
中には「じゃあ次も中小企業でいいんじゃないの?」と詰めてくる面接官もいますが、そのような場合は「年齢もまだ若いので、より大きな舞台で自分がどこまでできるのか、限界に挑戦したい」と、前向きな姿勢で答えましょう。

同業界の大企業に自分のキャリア・実績を買ってもらう

中小・ベンチャー企業出身の強みは、幅広い仕事能力です。
大手企業なら事務職や他の部署がこなすべき仕事も、イチ社員がすべてこなすため、大手企業の社員よりも経験値が高いことが多いのです。

求められたこと以上のパフォーマンスを残すためには、このような幅広い仕事で培った経験値は大きな武器になります。
この武器を手に、前職での実績を評価してもらえる同業界企業の求人に絞って転職活動を行えば、大手企業への転職がより現実的になります

しかも同業界での転職であれば、問われる専門性も共通しているため、転職後に生じるギャップが少ないのも魅力的です。

大企業の子会社を狙う

いきなり大企業が難しければ、その子会社で実績を積み、評価されて引き抜きを待つという方法もあります。

子会社自体はいわゆる中小企業の定義に該当するケースもありますが、役職についたり、営業成績などで目覚ましい活躍をするなどの実績を残すことで、本社への報告が行われ、いわゆるヘッドハンティングされる場合もあります。

中小ベンチャーから大手に転職!ねらい目の企業の特徴は?

ねらい目の大手企業の特徴

転職しやすい大手企業は、離職率が高いか、成長産業であることが多いので、転職前の見極めが大切なポイントとなります。
転職しやすいということは、大企業でも人間関係が悪かったり、業績が振るわずにその分を社員への時間外労働というかたちでネガティブなフィードバックを行っている可能性があります。

せっかく大企業に転職したのに、こんなはずじゃなかった…と後悔しないよう、企業見学などで内部事情を把握しておきましょう。

一方、海外展開が開始されたばかりだったり、新たな事業分野進出に積極的な企業であれば、人材不足中小企業からでも転職しやすいのでねらい目です。

急成長している4業界と注目の企業

駐車場業界:パーク24

パーク24タイムズ駐車場は今や全国各地にレンタル駐車場月極め駐車場などを展開している大手企業です。
なんと19期連続で増収しているほか、海外の5か国でも事業展開をめざしています。

空家や空き地が社会問題となっている部分にうまく切り込んだ駐車場ビジネスでの大手企業は、今後も成長性が期待できます。

ネット広告業界:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム

テレビに比べて広告費が安いのに効果測定が容易であることから、ネット広告業界は今成長著しい業界です。
博報堂や旭通信社などの共同出資によって設立されたデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムは、資本業務提携を繰り返し、ニューヨークに支社を構えるほどの大企業に成長しました。

今後はテレビCMを追い抜いてネット広告が優勢になるとも言われている中で、この企業のシェア率は依然高いままです。

インターネット業界:楽天

海外ではGoogleとAmazonの2トップですが、日本国内での成長性が著しいのは楽天です。
スマホやタブレットなどのデバイス移行はあったものの、楽天は2018年2月に行われた前年度決算説明会において、第4の携帯キャリア参入を改めて宣言し、その勝算についても具体的に語っています。

今後は携帯キャリアの収益も見込まれ、インターネット業界での楽天の活躍はますます発展していきます。

医療機器業界:テルモ

先進国の医療の発展・健康意識の高まりによって年々平均寿命が高齢化したことで、医療機器業界の需要も高まっています
テルモは日本発信のグローバル企業であり、海外展開が目覚ましく、世界の医療機関から注目されている大手企業です。

自分の実績を評価してもらえる大企業の求人を見つける方法

中小企業の求人は、ハローワークや求人サイトでもよく見かけますが、大企業求人を一般公開していないケースが多いので、自力で求人を探すには限界があります。

そのような場合は、転職エージェントに登録することで、ハローワークや転職サイトでは見ることの出来ない非公開求人を紹介してもらうことができます。

また、応募書類の添削模擬面接まで、エージェントのキャリアコンサルタントに転職活動をサポートしてもらうこともできます。
エージェントのキャリアコンサルタントは企業側とのつながりがあるため、キャリアコンサルタントから企業にあなたを売り込んでもらうこともできるのです。

さらにエージェント経由で転職先の内部情報を得ることができるので、大企業だから応募したのに、実は人間関係がサイアクだった…実は中小企業での経験がまったく生かせずに自分もすぐに辞めることになった…など、転職後のミスマッチを防ぐこともできます。

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dodaは業界最大級の求人数と転職支援実績を保有する総合型の転職エージェントです。

中小企業から大手企業まで幅広い求人数を保有しており、注目されている大企業野求人も多数掲載があります。

専門のキャリアアドバイザーからの求人紹介や転職サポートを受けられるほか、他の転職者の状況も教えてもらえるので、転職活動に必要な情報を提供してもらうにはうってつけのサービスであるといえるでしょう。

職務経歴書はみなさんの入力した内容を元にAIが自動で生成してくれるほか、面接対策も対応してくれるので安心です。

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リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職成功率NO.1の転職エージェントです。
エージェントの中でも最大手ですから、保有している求人数が違い、さらにネットなどで閲覧できる公開求人よりも非公開求人を多く(20万件以上)抱えています

非公開求人の中には一般的な転職サイトには出回らない人気の大手企業の求人もあるため、自力では難しい有名企業の求人に応募することもできます。

また、求人を紹介して終わり…ではなく、応募書類の添削なども行ってくれるので、中小企業から大手企業への転職をする際に書く内容に困ってしまう志望動機なども、転職先に提出する前によりよいものに仕上がります。

拠点も全国主要都市に19箇所あり全国を網羅しており、転職サポートの流れもスピーディーなので、今すぐ転職したい人も頼りになります。土日の相談が可能なのも利用しやすいです。

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30代から大企業に転職することはできる?

終身雇用制という概念が崩壊し、中途採用や転職をする人も珍しくなくなりました。日本国内でもそのような環境になったので、30代からでも基本的に転職は可能です。ただ、年齢を重ねているとそれなりのスキルが求められるものです。企業理念に従順で、コンプライアンス意識の高さも必要とされます。つまり、社会人としての基礎知識やマナーなど、教育は一通り済んでいるのはもちろん、その上で仕事に関するスキルも求められるのです。

今なお財閥系が多い日本の大企業

日本で大企業と呼ばれるのは財閥系が多いため、組織力を強めるためにも新卒からの採用が多くを占めます。「三菱・三井・住友」という3つの名前は、圧倒的な資金力と組織力で、今なお日本の経済を牽引しています。企業名に財閥名が入っていなくても、「どこの財閥系」という大手企業がとても多いです。
財閥は、グループ内で横のつながりも強く、実に幅広い業種に渡って事業展開しているのも特徴です。

大企業が求める人材とは?

大企業は、社の精神に則った忠実な人材を育てていこうとする傾向があります。しかし一方では、中途採用の場合はキャリアをかなり重視する特徴があります。
グローバル展開や海外勤務などもある大企業では、語学力はもちろん必要です。
また、応募条件として管理職の経験が必要な場合もありますが、ない場合でもプロジェクトのリーダーの経験や、チームリーダーとして仲間をまとめていたなどチームワーク力も求められます。

30代を逃すと大企業への転職はますますハードルが上がる理由

40代ともなると、役員クラスでなければ採用はなかなか難しいのが現実です。年齢なりのプライドもあり、自分の考え方に固執する人を新たに採用して一緒に働くのはやりづらい、というのが本音です。
その点、一通りのスキルが身に付いた上でまだ伸びしろがあり、企業理念などにも柔軟に対応できる30代の方が採用確率が上がるのは、当然の結果とも言えます。

女性が大手に正社員で転職するためには?

女性が働きやすい大手企業の条件

子供を持つ予定がある女性

これから子供を産む予定がある人は、産前・産後休暇がしっかり取れる企業を選ぶことが大切です。福利厚生の中でも特に、育児休暇は何日休めるか、時短勤務等の育児中に必要な制度が整っているかを調べておきましょう。

シンママ予定・配偶者に頼らない生き方をしたい女性

シングルマザーになる予定の女性や、配偶者に頼らない生き方を選択したい女性なら、給与の高さを重視して企業を選びます。
入社してから「持ったより手取りが少なくて生活できない」ということにならないよう、給与は年収ではなく、手取り金額で計算します。

キャリアを磨き仕事の幅を広げたい女性

「キャリアを磨き、仕事の幅を広げたい」など仕事への意識が高い女性なら、「女性管理職が多いか」、「資格取得のための支援や奨励制度が充実しているか」を見て企業を選ぶのがおすすめです。

大手企業の社員と結婚して優雅に暮らす予定の女性

「大手企業の社員と結婚して、結婚後は優雅に暮らしたい」と考えているなら、美容や花嫁修業など、色々なことに磨きを掛けるための時間も必要ですし、美しさを保つために充分な睡眠時間の確保も必要です。転職先を選ぶときは残業が多い企業や、スキル以上の業務を任されてオーバーワークになってしまう企業は選ばないようにしましょう。

大手企業の中には、「福利厚生でスポーツクラブの使用が無料」、「保険組合の斡旋を利用してコラーゲン化粧品を割安で購入できる」といった制度のある企業もあるので、女子力アップに役立つ制度がないかもチェックしてみましょう。

スキルやキャリアを活かして転職するのが基本

中途採用は即戦力として使える人材が求められます。大手企業に正社員として転職する場合は特に、これまでのスキルやキャリアを活かせる企業を選ぶことが大切です。例えばSEから事務職へ、秘書から経理へ、営業からの窓口サービスへ、といった具合です。

性格やモチベーションなど本人の資質にもよりますが、全くの未経験から大手を狙う人よりずっと有利です。

未経験で大手に転職するには

自分のスキルやキャリアを棚卸してみる

未経験から大手企業に転職するのは、経験者に比べてハードルが高くなります。ですが、市場価値の高いスキルやキャリアがあれば話は違ってきます。自分の能力の希少価値に本人が気づいていないケースも多く、自分では普通のことだと思っているスキルやキャリアが転職の大きな武器になることもあります。

自分の市場価値を知るには、転職エージェントに相談するのも有効な手段です。転職エージェントは多くの企業の採用基準や求める能力を把握していて、求職者もたくさん見ているので、客観的にジャッジしてもらえます。自分のスキルとキャリアを整理するのにも役立ちます。

未経験から大手に転職したいならtype転職エージェントがおすすめ

未経験から大手企業に転職したい女性には、type転職エージェントがおすすめです。20年以上も転職ビジネスを行っている老舗で、転職成功のノウハウも確立されているので未経験者にも頼りになります。企業とのコネクションも幅広く、大手企業の求人もたくさん扱っています。

また、1人1人へのサポートが丁寧で、「自分の市場価値が分からない」「自分のスキル・キャリアだと、どういった企業を狙えばよいか分からない」という人も、じっくりカウンセリングしてもらえて安心です。

東京・埼玉・千葉・神奈川限定ですがお薦めです!!

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学歴は関係あるの?

中途採用の求人で大卒以上を求める求人は44%、40%は学歴不問です。業種にもよりますが、学歴を応募資格に記載している求人は、「うちが必要とする地頭力を持っているとしたら、このくらいの学歴からだろう」とだいたいの見当をつけているために学歴を資格に挙げているだけのケースも多いです。

つまり、その企業にとって必要な能力を有している人材であることが大切なので、高卒、専卒、学卒などは実際のところはあまり関係ないことが多いです。多少は学歴も採用に影響しますが、新卒ほどは重要視されていません。中途採用の場合は、学歴よりも即戦力とみなせる実績があるかどうかの方が重視されるので、何らかの実績を作っておくことの方が大切です。

あなたは当てはまる?大企業に向いているのはこんな人

大企業の厳しい競争を生き抜くために必要な素質とは?

組織の中でチームとして行動していける、自分の思惑よりも、企業としての利益を重視できるといったソフト面のアピールも必要ですが、大手企業にコネがある、転職したいタイミングで大手企業の求人が多数出ていたなどの運の強さも大切です。
また、大きな組織で生き残っていくためには、上司を立てるのがうまい、といった世渡り上手な面も必須です。

大企業に向いている人、スタートアップに向いている人

キャリアアップや年収アップのために貪欲に自分を高めたいと考え、大企業への転職を目指す人はたくさんいます。それらを叶えながらも安定やワークライフバランス、スケールの大きい仕事を成し遂げたい、という思いがあるなら、資質は大企業向きといえます。
一方で、安定やワークライフバランスは二の次でいいから新しいことにチャレンジしたい、自分を追い込んで高みに登りたい、という上昇志向の強い人はスタートアップに向いています。

大企業では、まだまだ学歴も求められる

近年、就職に関して学歴の高さは不問という流れになってきましたが、それでも大企業では基本的には高い学歴が求められます。というのも、大企業の求人には、実に多くの人が数少ないイスを狙って応募してくるので、一人ひとりを丁寧に吟味できないという現実があります。面接などで人となりを見る以前に、学歴や職歴である程度まで線引きする必要があるからです。その企業が定める最低ラインをクリアした人材だけが、書類選考を通過、面接の場に進めます。
また、時代錯誤に感じますが、「学閥」というものも存在するのが現実です。

大企業の求人に応募するには?

大企業へチャレンジする際は、上記のようなアピール材料を元に、履歴書や職務経歴書を磨き上げ、しっかりと面接対策をして採用試験に臨んでください。一般的に、公開してしまうと応募が殺到するなどの理由から大企業の求人は非公開求人も多いのですが、非公開求人を多く抱える転職エージェント経由であれば応募できるケースもあります。

大手企業ともよいコネクションを築いている転職エージェント

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言わずと知れた業界No.1の転職エージェントです。圧倒的な知名度で登録者数を伸ばし続けています。扱う求人数も膨大で、転職を考えるならまずは登録しておきたい転職エージェントです。登録しておけば自動的に届くスカウトメールも好評です。
優秀な人材を求めて、登録者数が多いリクルートエージェントを利用する企業も多く、非公開求人も豊富なので、一般的には公開されていないような大企業の求人を扱っていることもあります。求人は業種や職種も幅広く、未経験からハイキャリア層まで対応している点も利用しやすいポイントです。転職市場動向をつかみたい、情報収集に役立てたいといった人にもおすすめです。

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まとめ

中小企業から大企業に転職するためには、駐車場業界ネット広告業界インターネット業界医療機器業界などの成長性の高い業界の大手企業を選んだうえで、以下のようなアプローチが必要です。

第二新卒なら若さを売りに、中小企業での経験前向きに活かす方向でアピール
同じ業界の大企業に、中小企業で培ってきたキャリア・実績を買ってもらう
大企業の子会社に転職し、実績を残しながら引き抜きを待つ

ところが、大手企業の求人はハローワークや転職サイトには掲載されておらず、応募のチャンスを掴むのも難しいのが現実です。
その場合は転職エージェントを利用して、非公開求人等の中から大手企業の求人を紹介してもらいましょう。