50代のハイクラス転職では、企業の経営者や役員などの上位役職の求人が含まれるため、非公開求人が基本です。
一般的に定年まで時間があまりない50代の転職は厳しい状況ですが、管理職としての経験や専門スキルを持った人材ならば50代でも歓迎している企業は多いです。
今回は、50代向けおすすめのハイクラス転職サイト・転職エージェント15社をまとめてご紹介します!
- 50代で幅広いハイクラス求人を探すなら「ビスリーチ」!
- スカウト型とエージェント型があり、どちらも登録しよう!
- 求人数の多さなら「リクルートダイレクトスカウト」「doda」がおすすめ
令和3年「民間給与実態統計調査」によると、50代の平均年収は約524万円で、今回ご紹介するハイクラス向け転職サイトやエージェントは年収800万円以上のものがほとんどであるため、転職による年収アップが十分に見込めるでしょう!
【40代・50代】ミドル世代の転職、気になる年収アップダウンは転職先の給与ルールがポイント
- 職種
- オールマイティー
- 公開求人数
- 12,435件
- 対応地域
- 全国
- おすすめ年代
- 30代~
50代におすすめのハイクラス転職エージェント15選
ハイクラス転職は一般的に年収800万円以上であることが多いです。
50代のハイクラス転職はさらに高額を目指し、非公開求人をベースに転職活動します。
ハイクラス転職サイト・エージェントを活用すれば、年収1000万円以上の非公開案件がたくさんあります。
ここでは50代向けハイクラス転職サイト・エージェントを解説しています。
JACリクルートメント
特徴 |
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公開求人数 | 約45,000件 |
プラン | 完全無料 |
「JACリクルートメント」は、高年収層の支援に特化しており、今より年収をアップさせたい50代のミドル層、ハイクラス層におすすめの転職エージェントサービスです。
サービス規模はリクルートエージェント、dodaに次いで業界第3位のポジションにあり、JACリクルートメントが独占している大企業や中小企業が多数あります。
ハイクラス向けの選考対策に手厚く、業界3番手とは思えないほどの手厚いサポートが強みです。
- サービス規模は業界第3位だが、大手にはできない細やかなサービスが魅力
- リクルート担当は1人につき5社しか担当しないので圧倒的なパイプと情報量を持っている
- 外資系企業や日系企業へグローバル転職のサポートもできる
求人から内定までしっかりとした手厚いサポートを希望している方にはおすすめの転職エージェントです。
ビズリーチ
特徴 |
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公開求人数 | 約16万件 |
プラン |
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CMでお馴染みの「ビズリーチ」はハイクラス求人に限定したスカウト型の転職サイトです。
管理職以上の求人が豊富で、ビズリーチが扱っている求人の3分の1以上は年収1,000万以上となっており、即戦力を重視した高額年収の案件が多いことで50代から高い支持を受けています。
50代の求人は20代30代に比べると見つかりにくい傾向にありますが、ビズリーチでは50代歓迎の求人が多く、50代だから不利だということは感じられません。
ビズリーチの利用者の4割は40代〜50代で、多くの利用者がスキルを活かした役職や年収の希望を叶えています。
- 職務経歴書をもとにスカウトが来る
- ヘッドハンターを利用すると秘匿性の高い非公開求人を提案されることもある
- 企業担当者との連絡をメールだけでなくスカイプや電話面談にて行うことができる
- 内定後に年収交渉も可能
- 非公開求人に応募できるのは有料会員のみ
無料体験を利用すると、1週間無料でプレミアムステージにアップグレードができます。
ほぼすべてのサービスが使えるようになるので、まずは無料体験を使ってみましょう!
リクルートダイレクトスカウト
特徴 |
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公開求人数 | 約292,000件 |
プラン | 完全無料 |
「リクルートダイレクトスカウト」は大手リクルートグループが運営するスカウト型転職サイトです。
転職スカウトサービスで顧客満足度2年連続No.1で、転職が初めての方でも利用しやすい完全無料で全てのシステムを使うことができます。
大手リクルードならではの豊富な求人数で、公開求人数は国内最大の約292,000件(2024年3月時点)、非公開求人も多数あるためエージェントから秘匿性の高い非公開求人を提案されることもあります。
数あるスカウト型転職サイトの中でも「エージェントの質がいい」と評判が高く、年収800〜2000万円の高収入の募集が多いのも人気の理由です。
- 登録後の審査はなく、職務経歴書をもとにスカウトが来る
- 優秀なヘッドハンターから秘匿性の高い非公開求人を提案されることもある
- 担当コンサルタントを自分で選ぶことができる
- 応募書類の添削、面接対策ができる
- 内定後に年収や福利厚生の交渉ができる
- 退職手続きのサポートがある
応募のマッチングだけでなく、応募書類の添削や面接対策ができるのも大助かりなポイントで、有料級の内容が全て無料でサポートしてもらえます。
doda(デューダ)X
特徴 |
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公開求人数 | 約47,000件 |
プラン | 完全無料 |
「doda(デューダ)X」は総合転職サイトdoda(デューダ)のハイクラス転職に特化したスカウト型転職サイトです。
公開求人数が約4.5万件と、ビズリーチやリクルートよりも少なく感じますが「非公開求人」が多く年収1000万円以上の求人も多く存在しています。
doda Xは即戦力の人材を求めている企業が多く、求人の94%が年収800万円以上のため、本記事で紹介しているサイトの中でも最も求職者に求める人材レベルが高いと言えます。
「一人でも成果を出せる」「部下を持ったことがある」「評価された実績がある」「現在の年収が700万円以上」という50代の方の転職に向いています。
- ヘッドハンティングまたは自分で求人に応募できる
- 職種別の経歴書のサンプルが入手できる
- dodaX専属のキャリアカウンセラーの転職サポートがある
- 企業の求めているレベルが高く、即戦力を重視している
- 現在の年収が低いとスカウトがあまり来ない可能性がある
年収1000万円以上の非公開案件が多くあるので、高収入への熱意と実績のある方はぜひ登録しておきたい転職サイトです。
doda(デューダ)
特徴 |
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公開求人数 | 281057件 |
プラン | 完全無料 |
「doda」は20代〜50代まで幅広い転職情報を扱う総合転職サイトで、転職サイト、転職エージェント、転職スカウトの3種類のサービスを利用できます。
求人数は2024年3月時点で約28万件あり、50代向けの求人が豊富にあります。
スキルを活かせるハイクラスの求人を見つけたいなら「エージェントサービス」を利用すると、自分の経験を存分に発揮できる高収入の案件を紹介してもらうことができます。
- キャリア相談や企業ごとの応募書類・面接対策から入社後のフォローアップまで、アドバイザーが専任で転職活動を手厚くサポートしてくれる
- 企業の出展イベントや転職に役立つ情報セミナーなど、豊富な種類のイベントやセミナーに参加できる
- 独自の「転職診断ツール」があり、年収査定やキャリアタイプ診断、転職タイプ診断など、自己分析できるツールが多い
doda(デューダ)Xのような年収1000万以上の求人までは望んでいないが、600万円以上でじっくり幅広く仕事を探していきたい方にはおすすめの転職サイトです。
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マイナビスカウティング
特徴 |
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公開求人数 | 44,371件 |
プラン | 完全無料 |
「マイナビスカウティング」は複数あるマイナビ転職サービスの中でも、「マイナビ転職」や「マイナビエージェント」を利用した転職者が30代以上になりキャリアアップを目指すためのサービスとして位置付けられています。
年収600万円以上の求人しか掲載がなく、それでも4万5千件以上の求人数があるのはさすが大手マイナビで、非公開求人も合わせるともっと多くなります。
AI駆使し、求職者にパーソナライズ化されたマッチング機能に力を入れており、一人ひとりに合った求人を探すことができます。
- 応募書類や面接対策などの充実したサポートがある
- 担当者からのメールのフォローが手厚い
- 求人・コンサルタント・スカウト全てにパーソナライズを入れている
- 管理部門(経理・人事・法務等)に秀でたコンサルタントのみ在籍
マイナビエージェントでは思った年収のオファーがなかった、という方はマイナビスカウティングに登録していましょう。
type転職エージェントハイクラス
特徴 |
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公開求人数 | 27,748件 非公開求人数は17,783件 |
プラン | 完全無料 |
「type転職エージェントハイクラス」は転職支援サービスを20年以上運営してきた実績があるハイクラス向けのエージェントサービスです。
求人の割合は関東圏が8割ですが、マネジメント職、エグゼクティブ層の求人に特化しており、年収1000万円以上の求人もあります。
大手転職サービスと比べるとまだまだ実績は浅いですが、外資も含めたITベンダーやハイテク産業などの多くの企業経営層と交流を持つことで、独自情報を含めた多くの求人情報を確保しています。
- 大手企業からスタートアップ企業まで様々な求人があり、企業に合った書類作成や面接対策のサポートをしてくれる
- 首都圏の求人が8割なので首都圏希望の方は登録しておくと良い
- アカウントスペシャルストからハイクラスに特化したアドバイスを受けられる
大手では得られない独自の情報を持っていたりするので、大手サービスと比べてみましょう。
ランスタッド
特徴 |
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公開求人数 | 5,442件 |
プラン | 完全無料 |
「ランスタッド」は外資系・日系グローバル企業の求人を多く扱っており、さらに年収1000万円以上のハイクラスな案件も豊富です。
ランスタッド独占求人もあるので、大手サービスにはない珍しい案件を紹介してもらえます。
キャリアプランを5年〜10年と長期的な転職活動を想定して作ってもらうこともできるので、ずっと相談に乗ってもらえるよき転職パートナーができると評価が高いです。
- とにかく外資系に強い
- ハイクラスな正社員だけでなく、ハイクラスな派遣の紹介もある
- 50代の転職に適した応募書類の作成にも力を入れており、求人紹介から入社後のフォローまで一貫してサポートを受けられる
- 5年、10年のキャリアプランを練ってくれるので、すぐに転職したいわけではなく、ゆくゆくはキャリアアップを狙いたい方におすすめ
外資系を視野に入れている方は登録しておきたい転職サイトです。
LHH転職エージェント
特徴 |
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公開求人数 | 57,085件(内非公開求人 39,857件) |
プラン | 完全無料 |
「LHH転職エージェント」は本社をスイスに置く世界最大級の人材サービス企業アデコグループの転職エージェントサービスです。
コンサルタントは希望職種に応じた専門的な人材が選ばれ、応募企業の特徴や細かい情報をもとに最適なサポートを受けることができます。
サポートの質の高さから、50代の転職の難関である書類審査の突破率は上がり、内定者の3人に2人が平均101万円の年収アップに成功しています。
- コンサルタントのサポートが手厚く、経験職種や応募先の職種に関する深い知見がある
- テクニックだけではなく、希望する業界に対しての知見が深まる
- 応募者と企業とのマッチングに力を入れている
- 様々な国籍のコンサルタントがいるので外資系にも強い
無料で受けられるのが信じられないほどの手厚いサービスが魅力なので、ぜひ登録しましょう。
転職ドラフト
特徴 |
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公開求人数 | 57,085件(内非公開求人 39,857件) |
プラン | 完全無料 |
「転職ドラフト」はITエンジニア限定の転職サイトで、転職ドラフトの審査基準で選ばれた企業から、年収確約付きでオファーがくる逆求人型転職サービスです。
他の転職エージェントと異なる点は、オファーの時に明確な年収と仕事内容が示されることです。
選考前に確実な情報を把握できるため、納得して選考に取り組めるうえ、入職後のミスマッチも減ります。
他の人は年収いくらでオファーがいっているのかもわかるようになっているので、かなりリアルに自身の市場価値も把握することができます。
- 企業からより高い評価を得られるよう、運営チームによるレジュメの添削を受けられる
- 現職や前職の年収は知られないので、エンジニアとしての実力を正当に評価してもらえる
- 指名内容が不満であれば再提示リクエストも可能
自分の市場価値を知るためだけでも登録する価値は十分にあり、エンジニアの方は登録必須の転職サイトです。
コトラ
特徴 |
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公開求人数 | 約20,000件 |
プラン | 完全無料 |
「コトラ」はハイクラス、プロフェッショナルな求人を専門とし、特に金融系やコンサルティング系の求人を多く取り扱っています。
転職エージェント3部門でNo.1(経営層がお勧めする、スペシャリスト人材、ハイクラス人材)を獲得した実績があり、利用者は経験や実績が豊富な40代以上が多いです。
取り扱っている求人はIT・金融・コンサル・製造業・経営層で、各業界の専門コンサルタントが手厚くサポートしてくれるのも特徴です。
- 扱っている求人がIT・金融・コンサル・製造業・経営層と決まっているので、専門的なコンサルティングを受けることができる
- コンサルタントの経歴を見て自ら指名できる
- 企業・職種に合わせた職務経歴書の添削、企業ごとの面接対策をしてもらえる
金融やコンサルティング系を志望している方はぜひ登録しておきたい転職サイトです。
NO-LIMIT
特徴 |
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公開求人数 | 57,085件(内非公開求人 39,857件) |
プラン | 完全無料 |
「NO-LIMIT」は弁護士・法務関係を専門としている転職支援サービスです。
500社以上の法律事務所とのネットワークがあり、大手から中小の法律事務所の求人が多くあります。
NO-LIMITはもともと法律事務所の集客支援サービスから派生した人事紹介サービスのため、法務人材のキャリアに詳しいアドバイザーが在籍、希望先の法律事務所の内情もよく知っているので大きな検討材料となります。
- 書類添削で通過率90%以上
- 弁護士業界に精通したアドバイザーが対応
- 法律事務所の内情を詳しく紹介
- アドバイザーとLINEでやり取りが可能なので連絡しやすい
経験豊富な40代以上の求人は多く、ハイクラス案件も多く取り扱っているので年収アップを希望している法務関係者はぜひ登録しておきましょう。
BEET AGENT
特徴 |
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公開求人数 | 約1,600件 |
プラン | 完全無料 |
「BEET AGENT」は企業を陰で支える管理部門・バックオフィス系職種に特化した転職エージェントです。
大手企業から中小企業まで求人は様々ですが、特にスタートアップ企業の管理職を募集している優良企業の求人が豊富です。
今まで管理部門に携わってきた経験がある50代を求めている企業がたくさんあります。
大手と比べると求人数は劣りますが、担当アドバイザーとの綿密な面談によるマッチング精度の高さを強みとしています。
- 管理職、経理、財務といったバックオフィス系に特化しており、企業とのマッチングの精度が高い
- 担当アドバイザーと密に連絡が取れ、書類作成や面接対策のサポートが受けれる
- 内定後の給与交渉もしてもらえる
- 主に東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪などの主要都市の求人が多い
管理職や経理、財務等に携わってきた方は、50代の経験を活かした求人としっかりマッチングしてもらえます。
パソナキャリア
特徴 |
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公開求人数 | 約50,000件 |
プラン | 完全無料 |
「パソナキャリア」は、取扱求人のうち約半数が年収800万円以上の50代ハイクラス向けの転職サイト・エージェントです。
全職種を網羅していますが、特記したいのは「女性が働きやすい職場」を強みとしていることです。
50代の女性は、キャリアもスキルもあるのに家事や育児等でなかなか仕事で力を発揮できずにいる方も多い中、パソナキャリアでは女性が働きやすい職場を把握しており、理解のある会社を提案してくれると定評があります。
- 求人の紹介から内定後の給与交渉までサポート
- 派遣事業が母体なので女性が働きやすい職場を提案してくれる
- 求職専任キャリアアドバイザーと企業担当のリクルーティングアドバイザー2名が担当する
現在のキャリアや給与に悩んでいる女性はぜひ登録しておきたい転職サイトです。
クライス&カンパニー
特徴 |
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公開求人数 | 約4,500件 |
プラン | 完全無料 |
「クライス&カンパニー」はハイクラスキャリアの方の転職・キャリア戦略を支援する転職エージェントです。
紹介する企業の75.4%は経営者、経営層とダイレクトルートがあるため、一次選考通過率は62.2%の高い合格率を保持しています。
1993年に創業された老舗の人材紹介会社とあって企業との強いパイプを持っており、大手企業の求人も豊富に保有しています。
求人数は決して多くありませんが、求人の質が高いと評判です。
- コンサルタント自身が幅広いスキルと知識を身につけており高い提案力を持っている
- 早期の転職だけではなく長期的なキャリアプランを見直したい方にもおすすめ
- 書類添削方面接指導までサポートしてもらえる
すぐの転職を考えている人は「今すぐの転職商談」まずは相談の人は「中長期のキャリア相談」からエントリーすると良いでしょう。
50代におすすめのハイクラス転職エージェントの選び方
50代でハイクラス転職を目指すなら、転職サイト・エージェントを活用して転職活動しましょう。
ここでは50代でハイクラス転職を成功させたい人に向けて、転職サイト・エージェントの選び方を解説します。
希望する業界・業種に強い転職サイトを選ぶ
希望する業種・職種が決まっている場合、その業種や職種を多く取り扱っている転職サイト・エージェントを選ぶのも良いでしょう。
ITやエンジニア、医療など特定の職種に特化した転職サイト・エージェントでは、業界内の最新情報や詳細事例が手に入ることもあります。
転職サイト・エージェントによって扱う業種や職種の違いがあるため、登録して非公開求人も含め希望する職種を幅広く探しましょう。
ハイクラス転職に特化している転職サイト・エージェントを選ぶ
ハイクラス転職を希望する場合は「ハイクラス転職」に特化した転職サイト・エージェントを選びましょう。
転職サイト・エージェントにもそれぞれ得意分野があります。
さまざまな業種のある企業幅広くを紹介する総合型、IT系やエンジニアなど特定の業種を取り扱う特化型などがあります。
その中でハイクラス転職の求人ばかりを集めた「ハイクラス転職」に特化した転職サイト・エージェントがあります。
50代・ミドル層の転職に強い転職サイトを選ぶ
ハイクラス転職サイトは世代別に分けられている場合もあるため、50代やミドル層向けの転職サイト・エージェントを選びましょう。
ミドル層の求人は年収も高く、求められるスキルやキャリアも高度です。
スカウト制のある転職サイト・エージェントなら、企業の目に留まってスカウトがくる場合があります。
丁寧なプロフィールやエントリーシートの入力で、ハイクラス転職のチャンスが広がります。
50代のハイクラス転職を成功させるコツ
将来を期待される20代、30代に比べて50代は転職に不利ではないかと思われがちですが、ハイクラスの求人ではむしろスキルを持った「即戦力」となる50代の人材を強く求めています。
報酬を高くしてでも人材を探している理由は、「既存の社員にない能力」「専門知識」「自社が抱えている問題を解決する力」を外部から受け入れたいと考えているからです。
年齢を臆すことなく、自身の能力を十分に発揮できるよう転職活動を成功させましょう。
キャリアプランを明確に立てる
50代から入社して定年までの間、どのようなキャリアにしたいかをはっきり決めておくことが重要です。
50代は定年までの時間が短いので、いかにして自分の強みを活かして転職先で利益を上げていくかを示す必要があります。
50代はこれまでのキャリアが長い分、どれを強みにするべきか迷ってしまうでしょう。
そんな時こそ転職エージェントやハイクラスに特化した転職サービスなどを活用すると、頼れるパートナーとして転職活動をサポートしてもらえます。
エージェントとの協力体制を作る
転職活動者のほとんどが、現職を続けながら転職活動を行なっています。
普段の仕事にプラスして転職活動を行わなければならないので、単純にやらなければならないことが増え、時間にも心にも余裕がなくなってきます。
転職活動は、求人探し、書類作成、面接対策があり、そのためには自己PRや志望動機などを考えたりと、よほど効率のいいタフな人でないと一人で成し遂げるのは困難です。
ハイクラスの転職エージェントと協力することで、その大半の作業をエージェントに任せることができ、専門的な知見が得られ、何より精神的な余裕ができます。
非公開求人にも応募ができるので、求人の間口が広がるのも魅力です。
自分の市場価値を把握する
ハイクラスを希望しているとはいえ、果たして自分に相応しい求人なのだろうかと応募を決断できない方も多いです。
転職サイトのスカウトサービスを使って、ヘッドハンターからの条件を見ながら自分の市場価値を知っていくことから始めてみても良いかもしれません。
市場価値を知った結果、今の会社でやっていくのが良さそうだと再認識をするのも良いことです。
登録は無料なので、どんどんサービスを利用してみましょう。
50代におすすめのハイクラス転職エージェントを利用するメリット
組織内では50代はベテランの立ち位置となります。
役職がつく場合がほとんどで、今までよりも良いポジションに就けたり、役職は同じでも年収アップが見込めたりします。
50代で転職するメリットを見ていきましょう。
収入アップが目指せる
ハイクラスの年収は800万円以上の求人が多く設定されているため、年収アップが見込めます。
役職や管理職や経営に携わる求人もあるため、50代のハイクラス転職は1,000万円以上からの場合もあります。
ハイクラス転職で採用された場合、今より年収が上がる可能性が高まります。
キャリアを追求できる
これまでの経験やキャリアを活かして、ハイクラス転職ができます。
専門分野やキャリアが評価されて採用されることが多いため、そのキャリアを転職後も活かせる場面が多くあり更なるキャリア向上が期待できます。
経営層のポストへ挑戦できる
ハイクラス転職の中には、経営幹部や管理職の求人も多くあります。
そのため前職では経験できなかった、経営に近いポストへ挑戦できることがあります。
ハイクラス転職サイト・エージェントの中には、長期的目線での活躍を目指せる企業の紹介や、希望の求人が出るまで準備しながら待つ方法もあります。
50代転職の年収傾向
日本の50代の年収はどれくらいでしょうか。
ハイクラスの年収になった事例も一緒にみていきましょう。
平均年収は524万円
令和3年「民間給与実態統計調査」によると、50代の平均年収は約524万円という結果が出ています。
調査を参考にすると、ハイクラスの基準と言われている年収800万円以上の割合は全体の約2割となっています。
転職後に年収1000万達成した事例あり
転職をすることで年収が上がったケースも多くあります。
同じ役職でも会社を変えたら年収が上がった、スキルを活かして年収の高い別の職種に転職した、というように、思い切って転職をすることで年収がプラス200万円になったというケースもあり、年収1000万円を達成するのも夢ではありません。
経営・事業企画・IT系の職種が年収アップを望める
経営、事業計画、IT系は年収が高い職種としておすすめです。
例えば現職は食品会社の管理職、管理職の経験を活かしてIT系の管理職に転職をすると大幅に年収アップが見込めます。
年収アップを希望する方は、思い切って業界を変えてみるのも手です。
50代におすすめのハイクラス転職を利用する時の注意点
50代で転職をすると大きなメリットがありますが、一方で注意しておかないと「転職すべきではなかった」と思うこともあります。
50代におすすめのハイクラス転職を利用する時の注意点を見ていきましょう。
自分のスキルと求人内容が見合っていないと転職できない
ハイクラスの求人は、年収が高ければ当然ながら仕事内容の難易度も高いです。
現在までのスキルや経歴が、残念ながらハイクラスの求人に見合わず、スカウトが全然来なかったというケースもあります。
転職エージェントによっては、現職の年収が700万円以上でないとハイクラス求人の案内が難しいというところもあります。
スキル内容も含めて、まずはエージェントに相談してみましょう。
50代のこれまでの実務経験や知識の豊富さは、大きな強みです。
転職の際にも大きく役立ちますが、それ以外にもハイクラス転職に必要なスキルや経験があります。
50代の転職で有利なスキル①:マネジメントスキル
50代の転職において、マネジメントスキルは必要です。
できればマネジメント経験があるほうが望ましく、評価も高くなります。
管理職経験者であれば、同じ業務をする人たちの意見をまとめてプロジェクトを完了させる能力があると認められるからです。
- 目標設定力
- 目標の進捗管理力
- 状況把握力
- 業務遂行力
50代の転職で有利なスキル②:専門的スキル
特定の業務や分野での、深い知識や専門性が必要です。
- TOEIC
- MBA
- ファイナンシャルプランナー
- 応用情報技術者試験
- LPIC(エルピック)
- 税理士
- 司法書士
- 社会保険労務士
- 宅地建物取引士 他
求人内容や募集背景を理解して、企業のニーズと自分の専門性が合う企業を選びましょう。
高度な専門性は年齢を問わず企業から求められています。
50代の転職で有利なスキル③:人脈の広さとネットワーク
人脈の広さや独自のネットワークを持つ力も必要です。
特にスタートアップ企業では新規事業を起こす際、人脈から大きく事業が発展することがあるからです。
そのため人脈が広く、個人的に業務依頼できるビジネスの繋がりが多い人は一目置かれるでしょう。
年収が下がるかもしれない
年収アップは転職するにあたって大きな目標になりますが、場合によっては現職の年収よりも下がってしまうこともあります。
キャリアアップのための転職で、役職は前よりも高いが年収は低いということも多いに考えられます。
目先の年収アップだけを目標にすると、長い目で見ると可能性がある仕事も魅力的に見えなくなってしまい転職ができないまま終わってしまいます。
転職先が決まってから退職する
転職先が決まるまでは、前職を退職しないようにしましょう。
50代は求人も少なく転職がすぐに決まらない場合があります。
そのときに失業保険の受給はできますが、転職活動が長期化すると生活に影響が出る可能性があります。
50代は家族の生活の経済部分を担う人が多いため、先走って退職してしまわないようにしましょう。
大手企業以外も視野に入れる
ハイクラス転職といえば大手企業への転職を考えますが、大手企業以外の企業も視野に入れて活動しましょう。
IT業界・スタートアップ企業・外資系・コンサルティング中小企業など、50代の経験者を求めている業種や企業は数多くあります。
企業規模だけでなく、企業の将来性や発展性にも注目して探すと良いでしょう。
50代におすすめのハイクラス転職エージェントを利用する流れ
ハイクラス向けの転職サービスですが、登録の流れは一般的な転職サービスと同じです。
登録から入社までの流れを簡単に把握しておきましょう。
- 転職エージェントに登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 求人の紹介
- 選考
- 内定・退職と入社準備
転職エージェントに登録
個人情報や希望の転職条件などを登録します。
- メールアドレス
- 氏名
- 現職の業界・職種
- 現年収
- 希望勤務地
- 希望年収
- 希望業界・職種
転職サービスによっては、職務履歴まで記載して登録完了、というところもあり、その場合は登録に時間がかかる可能性があります。
キャリアアドバイザーと面談
多くの転職エージェントサービスでは、現在の年収やスキルを参考にして、ハイクラス案件が案内可能かを判断します。
面談はメールで日程調整をし、WEBや対面または電話で面談するパターンが主流です。
- 現職について
- 転職理由
- 職務経歴
- 希望する仕事
- 家族構成や生活パターン
求人の紹介
面談内容でハイクラス求人を紹介できるかを判断し、条件に合いそうであればエージェントから求人の紹介があります。
面談後にメールで送られてきたり、対面ならばその場で紹介されることもあります。
現時点で紹介できる案件がなければ、該当しそうな案件が出しだいの案内となる流れです。
求人が少ない時は、1〜2週間案内がないこともあります。気長に待ちましょう!
選考
紹介された求人に応募すると、選考が進んでいきます。
同じエージェント内で応募が複数あった場合、社内選考で実際に企業に応募できる候補者を決めることになるので、選考がスムーズにいくかは時期やタイミングにもよります。
- 書類選考
- WEB試験・適性検査
- 面接(2〜3回)
内定・退職と入社の準備
労働条件や年収をしっかりと確認し、承諾または辞退を決めましょう。
内定を承諾した後は辞退することが難しいので、承諾の前に家族やパートナーに相談しておきましょう。
50代での転職の場合、特に年収が下がるパターンだと家族に反対されてしまうことも多いです。
50代でスキルのある場合、退職するのにも苦労するケースが多いので、円満退職のコツや準備もエージェントに相談するといいでしょう。
50代におすすめのハイクラス転職エージェントを活用するポイント
50代でハイクラス転職を成功させる方法を解説します。
非公開求人を活用する
50代ハイクラス転職は、基本的に非公開求人から紹介してもらいます。
ハイクラス転職の求人は、企業の役員や管理者が含まれるため、一般公開求人になることはほとんどありません。
そのため、ハイクラス転職すると決めたらすぐにハイクラス転職に特化した転職サイト・エージェントに登録して、非公開求人情報を手に入れましょう。
複数の転職サイト・エージェントへ登録する
ハイクラス転職すると決めたら、複数の転職サイト・エージェントに登録しましょう。
求人情報は転職サイト・エージェントでそれぞれ異なるため、1社だけの登録だと情報がかたよってしまいます。
特に50代のハイクラス転職の場合は、非公開求人がメインとなるため登録して多くの求人情報を得る必要があります。
幅広く求人情報を得るためにも複数の転職サイト・エージェントへ登録しましょう。
希望条件は素直に伝える
年収や仕事内容、勤務地など譲れない条件は遠慮せずに伝えておきましょう。
50代となると募集件数が少なくなるため、間口を広げるためにある程度の妥協は必要ですが、無理な条件で転職することは後々不都合が生じます。
例えば東京勤務しか難しいのに、応募条件を広げるために「どこでも大丈夫です!」と伝えてしまうと、地方拠点に配属になったり、転勤もできると勘違いさせてしまうことになります。
50代となると、希望でない仕事に転職してしまった場合後々さらに転職することが難しくなってしまいます。
50代のハイクラス転職に関するQ&A
50代でハイクラス転職サイト・エージェントを利用するときに、よくある質問をまとめています。
Q:転職サイトや転職エージェントに登録すると、今働いている会社にバレますか?
A:基本的に転職サイト・エージェント経由で会社にバレることはありません。
自分で同僚などに言ってしまった、転職先との連絡を会社内でしていて周りに聞かれた、転職先で扱う仕事の勉強していた、など本人の不注意でバレる可能性があります。
念のため転職サイト・エージェントに登録した際に、情報開示しないよう手続きしましょう。
Q:転職サイト・エージェントに登録した情報はどこまで開示されますか?
A:応募が決定した企業だけに履歴書や職務経歴書が提出されます。
応募の意志がないのに、登録した内容が企業に開示されることはありません。
Q:求人情報の紹介は必ずしてもらえますか?
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これまでの経験や希望条件によって難しい場合があります。
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