大手企業に転職したいなら、大手企業の転職に強い転職エージェント・転職サイトを活用しましょう。

この記事では大手企業に転職したい人へ向けて、おすすめの転職エージェント・転職サイトを紹介します。

また、大手企業に強い転職エージェント・転職サイトの選び方も解説しています。

自分の希望条件に合った大手企業の求人を探して、納得のいく転職活動しましょう。

この記事の結論【大手企業向けおすすめ転職エージェント・転職サイト】
おすすめランキングの基準
  • 大手企業の求人数が多い
  • 非公開求人が多い
  • 転職支援実績や内定率
  • キャリアアドバイザーの専門性や質
  • 利用者の口コミ・評判

※パーソルキャリアの調査によれば、転職成功者の約60%が、転職エージェント経由での転職だったという報告があります(パーソルキャリア調べ)。

関連記事:20代おすすめ転職サイト59選比較ランキング!女性・男性・未経験・20代前半後半など紹介【2025年3月最新】

1位
doda|手厚い求人紹介サービスを受けたいならココ!
おすすめ度
★★★★★
求人数
約245,000件
おすすめポイント
  • 求人の質が高い
  • アドバイザーのサポートが手厚い
  • 地方でも良い求人が多い
2位
type転職エージェント|東京・埼玉・千葉・神奈川での転職におすすめ!
type転職エージェント
おすすめ度
★★★★★
求人数
約34,900件
おすすめポイント
  • 転職成功者の約7割が年収アップ
  • IT・Web業界や営業職の求人数が多い
  • 女性の転職のノウハウを持っている
type転職エージェント
3位
ワークポート|圧倒的な拠点数!
ワークポート
おすすめ度
★★★★★
求人数
約111,700件
おすすめポイント
  • 全国47都道府県すべてに面談拠点がある
  • 人材紹介20年以上のノウハウ
  • 口コミでも高評価
ワークポート

目次
  1. 大手企業に強い転職エージェント・転職サイトおすすめ比較ランキング11選
  2. 大手企業に強い転職エージェント・転職サイトの選び方
  3. 大手企業に転職するメリット
  4. 大手企業に転職するデメリット
  5. 大企業への転職に必要なスキル
  6. 大企業に未経験から転職する方法
  7. 大手企業に強い転職サイト・エージェントの利用の流れ
  8. 大手企業へ転職サイト・エージェントを利用して転職する時の注意点
  9. 大手企業に強い転職サイト・エージェントを利用する際のよくある質問
  10. 大手企業に強いおすすめの転職サイト・エージェントを活用しよう

大手企業に強い転職エージェント・転職サイトおすすめ比較ランキング11選

大手企業,転職エージェント,おすすめ

大手企業への転職活動をしたい人へ向けて、おすすめの転職サイト・エージェントを紹介しています。

すべて無料で登録できるため、2~3社登録して幅広く情報を受け取りましょう。

転職サイト名 doda type転職エージェント ワークポート パソナキャリア LHH転職エージェント ビズリーチ リクナビNEXT リクルートエージェント マイナビエージェント JACリクルートメント リクルートダイレクトスカウト
doda type転職エージェント ワークポート パソナキャリア LHH転職エージェント ビズリーチ リクナビNEXT リクルートエージェント マイナビエージェント JACリクルートメント リクルートダイレクトスカウト
運営する人材紹介会社 パーソルキャリア株式会社 株式会社キャリアデザインセンター 株式会社ワークポート 株式会社パソナキャリア アデコ株式会社 株式会社ビズリーチ 株式会社リクルート 株式会社マイナビ 株式会社ジェイエイシーリクルートメント 株式会社リクルート
公開求人数 262,342件 12,554件 109,751件 34,530件 64,121件
非公開求人49,651件含む
110,775件 765,000件以上 474,685件 83,298件 12,435件 非公開
全国対応
未経験
転職アプリの有無 ×
タイプ 転職サイト・転職エージェント一体型 エージェント型転職サイト エージェント型転職サイト エージェント型転職サイト エージェント型転職サイト スカウト型転職サイト 転職サイト エージェント型転職サイト エージェント型転職サイト エージェント型転職サイト スカウト型転職サイト
特徴 20代向け求人数が多い ITエンジニア・営業職・ハイクラス・女性・首都圏に強み 20年以上の運営実績・
口コミ高評価
高収入求人が多い・
女性の転職に強い
外資系企業に強い 高収入求人が多い・
20代後半向け
求人の数が多い 転職支援実績No.1 オリコン顧客満足度調査2年連続1位 高収入求人多数 高収入向けスカウト転職サイト

※2024年11月時点の公開求人数を掲載しています。

doda(デューダ)

doda

運営会社
パーソルキャリア株式会社
許可番号
13-ユ-304785
公開求人数
262,342件
非公開求人数
31,776件
求人企業例
キッコーマン株式会社、味の素冷凍食品株式会社、株式会社良品計画、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
タイプ
転職サイト・転職エージェント一体型
対応エリア
全国
料金
無料
対応職種
全職種
転職アプリ
住所
〒100-6328
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F

※2024年12月時点の情報です

dodaのメリット・デメリット
  • メリット:国内最大級の転職サイト。20代に人気
  • デメリット:エージェントの質にばらつきがある

dodaへ無料登録

dodaは業界No2の転職サイトで求人数は業界最大級です。

一般公開求人以外に非公開求人数も多く、営業・金融・メディカル・IT・エンジニアなどの専門職に強いサイトです。

初めての就職活動でも、ヒアリングを元にアドバイザーがあなたの希望条件や特性に合った求人を絞り込んで紹介してくれます。

加えて、面接対策や履歴書や職務経歴書の添削など、慣れない就活のサポートが充実しています。

検索する際も職種や勤務地、雇用形態、年収、福利厚生、年間休日の日数など細かく条件をつけて検索できます

サイト内には新卒や既卒に向けてのコラムもあるため、初めての就活のさまざまな疑問も解消されるでしょう。

dodaアプリがあるため、スマホで隙間時間での検索も簡単です。

アイコン
男性 20代
第二新卒で転職活動を始めた際に、担当者が親身になってサポートしてくれました。電話やWebでの相談もしやすい雰囲気でした。
アイコン
女性 20代
女性のエージェンさんに担当していただき、とても丁寧に対応していただけました。紹介求人が多かったためAI機能を活用してある程度自動化させました。
dodaの詳細
会社 パーソルキャリア株式会社
住所 〒106-0041
東京都港区麻布台1-3-1 丸の内麻布台ヒルズ 森JPタワー21F
職種 全職種に対応
地域 首都圏・関東・北海道・東北・中部・関西・中国・九州

dodaへ無料登録

doda(デューダ)転職エージェントの評判はひどい?悪い口コミ・良い口コミを徹底分析

type転職エージェント

type転職エージェント

運営会社
株式会社キャリアデザインセンター
許可番号
13-ユ-040429
公開求人数
12,554件
非公開求人数
21,110件
求人企業例
株式会社リクルート、株式会社日本動物高度医療センター、株式会社一休、アフラック生命保険株式会社
タイプ
エージェント型転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
転職アプリ
対応職種
全職種
住所
〒107-0052
東京都港区赤坂3丁目21−20 赤坂ロングビーチビル

※2024年12月時点の情報です

type転職エージェントのメリット・デメリット
  • メリット:IT業界の求人が豊富にある
  • デメリット:エージェントの質にばらつきがある

type転職エージェントへ無料登録

type転職エージェントは、IT・営業・ハイクラスの転職に強い転職エージェントです。

各領域の専門キャリアアドバイザーがその人に合ったサポートがあります。

利用者の約80%が年収アップを実現させています。

転職希望者に寄り添った丁寧なカウンセリングが特徴で、利用者満足度82%です。

状況別・業界業種別で無料相談会が毎週開催されています。

アイコン
男性 40代
他の転職サービスも利用しましたが担当者の対応が一番良かったです。給与条件や入社日の交渉も行ってくたため、大変お世話になりました。
アイコン
女性 30代
担当者との相性がよく、転職したいという漠然とした私の気持ちを汲み取りサポートしてくれました。
type転職エージェントハイクラスの詳細
会社 株式会社キャリアデザインセンター
住所 〒107-0052
東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル
職種 全職種に対応
地域 東京

type転職エージェントへ無料登録

type転職エージェントの評判は悪い?口コミから特徴やメリット・デメリットを徹底調査

ワークポート

ワークポート

運営会社
株式会社ワークポート
公開求人数
109,751件
非公開求人数
非公開(約70~95%が非公開求人)
許可番号
13-ユ-040590
求人企業例
住友不動産株式会社、株式会社トレジャー・ファクトリー、株式会社日本キャスト、パーソルクロステクノロジー株式会社
タイプ
エージェント型転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
対応職種
全職種
転職アプリ
住所
〒140-0002
東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー6F

※2024年12月時点の情報です

ワークポートは、これまでに83万人に利用されてきた転職エージェントです。20年以上の運営実績があります。

ワークポートは中堅の転職エージェントですが、求人数は107,733件と多いです。なおワークポートが保有している求人は、約70~95%が非公開求人となっています。ここでしか出会えない求人が豊富です。

しかも、全国52ヶ所、北海道から沖縄まで47都道府県すべてに面談拠点があります。地方の大手企業へ転職したい方にもおすすめです。

ワークポートのメリット・デメリット
  • メリット:47都道府県すべてに面談拠点がある。地方の企業も紹介可能
  • デメリット:中堅の転職エージェント。求人数は比較的多いが、もっと求人数が多い転職エージェントもある
男性イラスト
男性20代
評価:★★★★★5点
転職を急いでいたので、ワークポートのスピーディな対応に非常に助けられました。登録から数日で複数の求人を紹介してもらい、その中から自分に合った職場を見つけられました。忙しい中でも早急にサポートしてくれる点がありがたかったです。
男性イラスト
男性20代
評価:★★★★★5点
初めての転職で不安でしたが、ワークポートの担当者との面談を通じて自分の強みを再認識できました。具体的なアドバイスをもらい、面接の自信がついたので、その後は落ち着いて面接に臨めました。
女性イラスト
女性20代
評価:★★★★★5点
勤務地に関して色々と悩んでいたのですが、ワークポートの担当者がしっかりと相談に乗ってくれました。希望する勤務地に合わせて複数の求人を提案してもらい、最終的に地元の大手企業に転職できました。

ワークポートの評判は?口コミからメリット・デメリットを徹底調査

ワークポートの転職相談に無料申し込み

対応地域の詳細
北海道・青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島・茨城・東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・山梨・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

パソナキャリア

パソナキャリア

運営会社
株式会社パソナキャリア
公開求人数
34,530件
非公開求人数
非公開
許可番号
13-ユ-010444
求人企業例
株式会社三菱UFJ銀行、富士フイルム株式会社、株式会社セブン銀行、パナソニック株式会社
タイプ
エージェント型転職サイト
対応エリア
全国+海外
料金
無料
対応職種
全職種
住所
〒107-8351
東京都港区南青山3-1-30

※2024年12月時点の情報です

パソナキャリアのメリット・デメリット
  • メリット:全国に拠点があるため地方の転職にも強い
  • デメリット:エージェントの質にバラつきがある

パソナキャリアへ無料登録

パソナキャリアは、ハイクラス転職や管理部門転職に特化した転職エージェントです。

日本の大手や有名企業の求人を、約92%非公開で掲載しています。

しかも日本の上場企業の求人の約7割掲載されているため、大手企業の転職を目指す人に適したサイトでしょう。

条件検索は細かい検索が可能で、年収や業種、企業名から探せます。

担当エージェントが一人の転職者へサポートにかける時間が多く、丁寧なサポートが評判です。

パソナキャリアは年収800万円以上、転職者年収UP率61.7%です。

アイコン
男性 20代
転職活動中は応募履歴書の添削や面接対応のサポートが受けられました。転職後も困ったことがないか親身になって相談にのってもらえました。
アイコン
女性 30代
大手ということもあり、多くの求人を取り扱っています。しっかり自分の意思を伝える必要はありますが異業種でも求人を紹介してもらえました。
パソナキャリアの詳細
会社 株式会社パソナ
住所 〒107-8353
東京都港区南青山3-1-30 PASONA SQUARE 8F
職種 全職種に対応
地域 東京・大阪・名古屋・静岡・北海道・仙台・つくば・富山・岡山・広島・福岡・青森など

パソナキャリアへ無料登録

パソナキャリアの評判はやばい?口コミからわかる特徴やメリット・デメリットを解説

LHH転職エージェント

LHH転職エージェント

運営会社
アデコ株式会社
公開求人数
64,121件(非公開求人 49,651件含む)
非公開求人数
49,651件
許可番号
13-ユ-010386
求人企業例
エルメスジャポン株式会社、株式会社ラコステ ジャパン、ダノンジャパン株式会社、サントリーホールディングス株式会社
タイプ
エージェント型転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
対応職種
全職種
住所
〒101-0021
東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル8~11F

※2024年12月時点の情報です

LHH転職エージェントのメリット・デメリット
  • メリット:担当者の質が高い
  • デメリット:地方の求人は少ない

LHH転職エージェントへ無料登録

LHH転職エージェントは人材事業の大手アデコ株式会社が運営するサービスで、就職支援実績の多さが特徴です。

2023年オリコン顧客満足度調査就活エージェント紹介企業ランキングで2位を獲得しています。

求人数は多くないものの、就活性のビジョンや将来のキャリアを想定したアドバイスは有益です。

就活支援専門コンサルタントのフォローは手厚く、ヒアリングや求人紹介から内定後の入社手続きの準備までサポートしてくれます

アイコン
男性 40代
さまざまな職種の検索が同時に行えるため、条件を比較しながら選択できました。応募書類や面接対策のサポートも受けられたため安心して転職活動が進められました。
アイコン
女性 30代
仕事をしながらの転職活動だったため、急ぎで転職したいことを伝えると翌日には数社をピックアップして紹介してもらえました。希望する条件は少し厳しめだったものの対応してもらえ感謝しかありません。
LHH転職エージェントの詳細
会社 LHHJapan
住所 〒101-0021
東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX8F
職種 全職種に対応
地域 首都圏・関西・東海

LHH転職エージェントへ無料登録

LHH転職エージェントの評判とは?口コミからわかったメリット・デメリットや特徴を徹底解説

ビズリーチ

ビズリーチ

運営会社
株式会社ビズリーチ
公開求人数
110,775件
非公開求人数
許可番号
13-ユ-302647
求人企業例
アマゾンジャパン合同会社、パナソニック株式会社、TOPPAN株式会社、株式会社きらぼし銀行
タイプ
スカウト型転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
●有料プラン
Webからアップグレード5,478円(30日間)
アプリからアップグレード5,500円(月額)
対応職種
全職種
住所
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-15-1

※2024年12月時点の情報です

ビズリーチのメリット・デメリット
  • メリット:スカウト制のため自分の市場価値が分かる
  • デメリット:企業からのアプローチを少なく感じる方もいる

ビズリーチへ無料登録

ビズリーチはハイクラス求人との出会いがあるエージェントで、ホワイト企業に強い転職サイトです。

ンチャー企業や、外資系に強く、年収アップを見込める求人が多く掲載されています

登録は無料でできますが、無料プランと有料プランでは利用できるサービスに違いがあります。

無料プランは一部の求人のみ応募可能で、企業名の閲覧に限りがあります。

企業やエージェントからのスカウトは届きますが、非公開求人の閲覧はできません。

有料プランは全ての求人閲覧・スカウト閲覧・返信・ヘッドハンターへの相談ができます

転職専門のため、新卒では登録できないため注意が必要です。

新卒の場合は「ビズリーチ・キャンパス」を活用してOB・OGから就活談を聞いたり相談しましょう。

アイコン
男性 30代
年収をアップできる企業が多く登録されていました。職務履歴と希望条件を入力したあとはスカウトを待つだけですが、すぐに複数のヘッドハンターから連絡がきました。
アイコン
女性 30代
複数のエージェントと繋がれるため、さまざまな企業や職集の情報が手に入ります。有料会員になると企業が掲載している求人をみることも可能です。
ビズリーチの詳細
会社 株式会社ビズリーチ
住所 〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー12F
職種 全職種に対応
地域 首都圏・関西・名古屋・福岡・静岡・中四国

ビズリーチへ無料登録

ビズリーチは無料でも使える?できることや有料プランとの違いを徹底比較

リクナビNEXT

リクナビNEXT

公開求人数
765,000件以上
非公開求人数
許可番号
13-ユ-313011
求人企業例
ワーナーブラザーススタジオジャパン合同会社、ジョワTV、株式会社松竹エンタテインメント、大和ハウスパーキング株式会社
タイプ
エージェント型転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
転職アプリ

※2024年12月時点の情報です

リクナビNEXTのメリット・デメリット
  • メリット:求人数が多い
  • デメリット:手厚いサポートは受けられない

リクナビNEXTは転職・求人情報やスカウト機能を提供する転職サイトです。

スカウト機能(オファー機能)とは、職歴情報や希望条件を登録しておくと、企業側からスカウトメールが届きます

オファー機能の利用者は約435万人で、企業からのアプローチを受けて応募する比率も高まっています。

自分の強みを知れるグッドポイント診断や、求人情報が手に入るリクナビNEXTアプリ、転職支援サービスなど転職活動のサポートがあります。

アイコン
男性 20代
求人数が多く、毎週新しい求人が更新されます。
アイコン
女性 30代
求人数や情報量が充実しています。希望する条件を細かく検索できるためヒットする求人が多くありました。
リクナビNEXTの詳細
職種 全職種に対応
地域 全国

リクルートエージェント

リクルートエージェント

運営会社
株式会社リクルート
公開求人数
474,685件
非公開求人数
404,495件
許可番号
13-ユ-313011
求人企業例
PayPay株式会社、株式会社ブロードバンドセキュリティ、楽天グループ株式会社、メットライフ生命保険株式会社
タイプ
エージェント型転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
対応職種
全職種
転職アプリ
住所
〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー

※2024年12月時点の情報です

リクルートエージェントのメリット・デメリット
  • メリット:求人数が豊富である
  • デメリット:エージェントの質にばらつきがある

リクルートエージェントへ無料登録

リクルートエージェントは、転職支援実績No1の転職エージェントです。

業界最大級の求人を保有し非公開求人数が約22万件以上あるため、選択肢も幅広く希望に合った企業を探せるでしょう。

年間2万3千名の転職決定者のうち、26歳〜35歳が約7割を占めています

「企業の選び方」「面接力向上」「キャリアデザイン」「自己分析」などの転職セミナーも頻繁に開催され、現地へ行けない人のための配信もしています。

転職エージェントとの面談では悩みや希望条件のヒアリング、面接対策、書類添削などの手厚くフォローしてくれます。

アイコン
男性 40代
求人数が豊富であり、他のエージェントにはない求人もありました。今まで紹介されたことのない求人も紹介してもらえたため、幅広く対応してもらえたと感じています。
アイコン
女性 40代
エージェントとの相性がよく、案件応募を積極的に行うことや面接対策のアドバイスがいただけました。
リクルートエージェントの詳細
会社 株式会社リクルートホールディングス
住所 〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
職種 全職種に対応
地域 全国

リクルートエージェントへ無料登録

リクルートエージェントの評判は悪い?口コミからメリット・デメリットを徹底調査

マイナビ転職

マイナビ転職

運営会社
株式会社マイナビ
公開求人数
30,346件
非公開求人数
許可番号
13-ユ-080554
求人企業例
SOMPOひまわり生命保険株式会社、成田空港警備株式会社、東建コーポレーション株式会社、損害保険ジャパン株式会社
タイプ
転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
対応職種
全職種
住所
〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号パレスサイドビル

※2024年12月時点の情報です

マイナビ転職のメリット・デメリット
  • メリット:求人数が豊富である
  • デメリット:20代・30代向けの転職エージェントである

マイナビ転職は、掲載件数と会員数で業界最大級の転職エージェントです。

大手・上場・優良企業の求人も多く、条件入力で検索しやすくなっています

転職者向けの転職フェア・合同企業説明会が全国各地で無料開催されています。

転職フェアでは企業の出展ブースや出展企業の資料のほかに、キャリア相談・職務経歴書添削・適性診断などがあります。

マイナビ転職に登録すると、マイナビ転職グローバル・マイナビ転職エンジニア求人リサーチなども合わせて利用できます。

アイコン
男性 20代
他の転職サイトと同じ条件で検索した際も、大手企業やグループ企業の求人が多くヒットしました。サイト自体も検索しやすかったです。
アイコン
女性 30代
カウンセラーの方が丁寧に対応してくれました。前職での心配事にも配慮してくれたため安心して転職活動が行えました。
マイナビ転職の詳細
会社 株式会社マイナビ
住所 〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
職種 全職種に対応
地域 全国

JACリクルートメント

JACリクルートメント

運営会社
株式会社ジェイエイシーリクルートメント
公開求人数
12,435件
非公開求人数
非公開
許可番号
13-ユ-010227
求人企業例
レゴジャパン株式会社、オムロン株式会社、コスモ石油株式会社、ユニ・チャーム株式会社
タイプ
エージェント型転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
転職アプリ
対応職種
全職種
住所
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1丁目105 神保町三井ビルディング

※2024年12月時点の情報です

JACリクルートメントのメリット・デメリット
  • メリット:求人の質が高い
  • デメリット:高いスキルや経験が求められる

JACリクルートメントへ無料登録

JACリクルートメントは日系大手、外資、メガベンチャーなど多くの優良企業のハイクラス求人を紹介している転職エージェントです。

最新の転職動向を把握し、各業界・職種に特化した転職コンサルタントがあなたの転職をサポートしてくれます。

ハイクラス向けの転職支援も特化しており、管理職クラス・外資系企業・海外進出企業などの転職支援にも強いサイトです。

アイコン
男性 30代
ハイクラスの求人が多く、給与や昇給が見込める求人を紹介してもらえました。履歴書や面接シートのフォローアップなども対応してくれたためしっかり準備できました。
アイコン
女性 40代
企業担当者と直接会話ができたため、先方が求める人材や働き方の情報が入手できました。他の転職サイトでは先方とのミスマッチが生じたことがあったので時間を無駄にすることなく転職活動が進められました。
JACリクルートメントの詳細
会社 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
住所 〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-105番地 神保町三田ビルディング14F
職種 全職種に対応
地域 東京・東北・北関東・横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・大阪・神戸・中国・福岡

JACリクルートメントへ無料登録

JACリクルートメントの評判は良い悪い?口コミからメリット・デメリットを徹底調査

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

運営会社
株式会社リクルート
公開求人数
非公開
非公開求人数
許可番号
13-ユ-313011
求人企業例
株式会社オープンハウスグループ、三菱UFJ信託銀行株式会社、株式会社DGフィナンシャルテクノロジー、三井物産マシンテック株式会社
タイプ
転職サイト
対応エリア
全国
料金
無料
対応職種
全職種
住所
〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー

※2024年12月時点の情報です

リクルートダイレクトスカウトのメリット・デメリット
  • メリット:ヘッドハンター検索機能があり、選択できる
  • デメリット:書類添削や面接対策は行ってもらえない

リクルートダイレクトスカウトへ無料登録

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けスカウト型転職サイトです。

スカウト型とは企業からメールで直接スカウトされるサービスになります。

リクルートダイレクトスカウトが取り扱う求人は「年収700万円以上(最低でも600万円以上)」のものがメインです

そのため、現在のキャリアが相応でない場合は、ヘッドハンターからのスカウトがくる可能性は低くなることに注意が必要です。

忙しいなかでも登録しておくだけで企業からスカウトの可能性のある便利な機能のため、活用しましょう。

リクルートダイレクトのスカウトはまず、サイト内で経験やスキル・希望条件を選び、自分のレジュメを完成させます。

その後レジュメをもとにリクルートダイレクトスカウトからスカウトを受け取れます。

企業やエージェントとのやり取りはチャットです。

ハイクラス転職の希望者は求人数が限られているため、他社サービスと併用しましょう。

アイコン
男性 20代
ハイクラス向けの求人の取り扱いが多数ありました。手厚いサポートはありませんが、効率よく求人を検索したい方におすすめです。
アイコン
女性 20代
経歴をしっかりアピールできれば、スカウトメールが多数もらえます。自分の市場価値が分かる転職サービスです。
リクルートダイレクトスカウトの詳細
会社 株式会社リクルートホールディングス
住所 〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
職種 全職種に対応
地域 東京

リクルートダイレクトスカウトへ無料登録

大手企業に強い転職エージェント・転職サイトの選び方

大手企業,転職エージェント,おすすめ

大手企業への転職成功率を高めるには、転職エージェント・転職サイトの選定が重要です。

大手企業への転職を目指すなら、大手企業との取引実績が豊富な転職エージェント・転職サイトをおすすめします。

ここでは大手企業への転職に強い、転職サイト・エージェントの選び方を確認していきましょう。

大手企業の求人数が多い

大手企業への転職を目指すなら、取り扱っている大手企業の数が多い転職サイト・エージェントを選びましょう

dodaの大手企業

たとえばパーソルキャリア株式会社が運営する大手転職サイトの「doda」では、「大手企業」でキーワード検索すると、2025年3月時点で2万3,737件もの求人がヒットします。

またdodaでは、企業を従業員数で絞り込み検索できます。dodaに掲載されている従業員が「1001名~」の求人は、2025年3月時点で88,051件です。

大手企業の求人を多く取り扱っている転職サイト・エージェントに登録して、キャリアアドバイザーから情報を得ましょう。

取り扱っている数が多ければ良い求人が見つかるわけではありませんが、選択肢は多いほうが良いでしょう。

経験のある業種・職種に強い

過去の勤務経験を活かせる業種や職種の求人が多い転職サイト・エージェントを選ぶと、大手企業への転職成功につながります。

たとえば、パーソルキャリア株式会社が運営する大手転職サイト「doda」では、取り扱う求人のうち「営業系」が最も多いです。全体の22.7%を占めています。

大手企業の営業職の求人も見つけやすいです。

また、ITエンジニアや看護師などの、特定の業界・職種に特化した就職エージェントもおすすめです。詳細な業界情報が手に入る、業界・職種に応じた採用選考の対策が受けられるなどのメリットがあります。

このように、各サービスが得意とする領域を把握した上で、自分の経験とマッチするエージェントを選定することが重要です。

※参考:パーソルキャリア株式会社が公表する業種別求人構成(2023年12月時点)

業種・職種の取扱実績をチェックするポイント
  • 過去に自分が勤務していた業界・職種に強みがあるかを確認する
  • 求人全体に対する職種割合のデータを公開しているかをチェックする
  • 特定の職種に特化した支援サービスや面接対策を提供しているかを見る

非公開求人が多い

大手企業の重要なポジションは、非公開求人で募集されることも多くあります。

たとえば株式会社キャリアデザインセンターが運営するtype転職エージェントでは、保有する約3万5,000件の求人のうち、約80%が非公開求人とされています。

つまり、非公開求人の多さがエージェントの強さを示すひとつの基準となります。

企業が求人を非公開にする理由
  • 競合他社に採用活動を知られたくない
  • 採用ターゲットを絞って効率よく採用したい

転職支援実績や内定率のデータを確認する

大手企業への転職を成功に導いてくれる、優秀な転職エージェントを選びましょう。

年間支援実績や利用者満足度といった、定量データが参考になります。

エージェントの信頼性や、選考ノウハウの蓄積を示す指標として参考にしましょう。

大手転職エージェントの年間転職支援人数
約50万人(リクルートエージェント、dodaなど)
エージェント経由の転職率
約60%
参考データ
パーソルキャリア

キャリアアドバイザーの専門性と質で選ぶ

大手企業の選考対策を手厚くサポートできるかどうかは、あなたを担当してくれるアドバイザーの力量に左右されます。

アドバイザーが国家資格の「キャリアコンサルタント」を保有しているか、業界別に特化したアドバイザーがいるかを確認しましょう。

信頼できるアドバイザーに出会えるかどうかは、無料カウンセリングを通じて極められます。

アドバイザー選びのチェックポイント
  • キャリア支援に関する資格の有無(例:国家資格のキャリアコンサルタント)
  • 大手企業の面接傾向を熟知しているか
  • これまでの転職支援実績

※参考:厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」

複数の転職サイト・エージェントへ登録する

転職サイト・エージェントへ登録は1社だけではなく、2~3社登録しましょう

求人情報は各サイトでそれぞれ違うため、1社だけの登録だと求人情報や企業情報などが偏るためです。

リクルートホールディングスが運営するリクナビNEXTの調査によると、「転職活動の際、転職サイト・エージェントはいくつ登録しましたか?」という質問に対して、一番多かった回答は、「2社」で約3割でした。

次いで「1社」「3社」が26%前後となっています。

転職エージェントによってはスキルや経験を基本情報と一緒に登録しておくだけで、企業からスカウトが来る場合があります

求人情報や企業の情報を幅広く収集し、複数の転職サイト・エージェントへ登録しましょう。

関連記事:30代から公務員に転職する方法!転職後の年収や公務員試験の難易度を解説

大手企業に転職するメリット

大手企業に転職すると、年収アップが見込めます。

またキャリアの幅が広がることや、福利厚生や教育制度が充実していることもメリットです。

給与水準が高く安定している

大手企業は中小企業と比較して、初任給や賞与、昇給幅が大きい傾向にあります。

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、資本金10億円以上の企業の平均給与は、中小企業よりも年間約100万円以上高いことが明らかになっています。

この差は年齢とともにさらに広がる傾向があります。収入面の安定性を重視する方にとって、大手企業への転職は一考の価値があります。

※参考:国税庁|民間給与実態統計調査

大手企業(資本金10億円以上)
平均年収約622万円
中小企業(資本金2,000万円未満)
平均年収約478万円
年収差
約144万円(全年代平均)

福利厚生や休暇制度が充実している

厚生労働省のデータによれば、従業員1,000人以上の企業では、約9割が法定外福利厚生制度(住宅手当・企業年金・自己啓発支援など)を導入しています。

一方で、従業員100人未満の企業で同様の制度が整備されている割合は、半数以下です。

この差は、長期的な働きやすさに大きく影響します。

※参考:厚生労働省|就労条件総合調査

大手企業の福利厚生の例
  • 自己啓発支援制度(eラーニング・研修費補助)
  • 住宅手当・社宅制度
  • 育児・介護休業の取得率が高い

今後の転職で有利になる

大手企業での実務経験は、転職市場において強力なアピール材料となります。

リクルートワークス研究所の調査によると、中途採用企業の約65%が「応募者の前職の企業規模や知名度を評価する」と回答しています。

特に営業・企画・マーケティング職では、企業ブランドと職務実績の両立が高く評価される傾向にあります。

※参考:リクルートワークス研究所

大手企業経験が有利な理由
  • 一定水準以上の業務能力と責任感が証明される
  • クライアントや面接官からの信頼度が高くなる
  • マネジメント経験やプロジェクト経験を得やすい

教育研修制度が整っている

経済産業省の「人材投資に関する実態調査」によると、従業員1,000人以上の企業は、1人あたりの教育訓練費として年間約9.3万円を投資しています。

中小企業ではその額が約3.5万円にとどまっており、教育環境の差が明確に表れています。

成長機会を求める人材にとって、大手企業の方がスキルアップのチャンスに恵まれています。

※参考:経済産業省|人材投資に関する実態調査

大手企業の教育訓練費(年間)
約93,000円/人
中小企業の教育訓練費(年間)
約35,000円/人
差額
約58,000円/人

大手企業に転職するデメリット

大手企業に転職するデメリットは、転勤になる可能性があることや、意見が通りにくくなりがちなことです。

年功序列で昇進のスピードが遅い傾向

大手企業では年功序列が根強く残っているケースがあり、能力よりも勤続年数が昇進に影響する場合があります。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によれば、従業員1,000人以上の企業では、40歳以降の昇給率が緩やかになる傾向が示されています。

成果主義を求める人は、評価に不満を感じやすくなります。

一緒に働く人たちのレベルも高く、思うように実力が発揮できない可能性も考慮すべきです。

※参考:厚生労働省|賃金構造基本統計調査

20〜30代の昇給幅
比較的安定して上昇
40代以降の昇給率
緩やかになる傾向
年功序列の影響
役職昇進や給与の決定に影響を与える

異動や転勤の可能性が高い

大手企業では、ジョブローテーションや全国転勤が一般的に行われています。

労働政策研究・研修機構の「人事管理と人材活用に関する調査」によると、従業員1,000人以上の企業のうち約78%が、「転勤あり」の制度を導入しています。

勤務地が変わる頻度が高い場合、家族構成や住居選びなどに影響が出るリスクがあります。

※参考:労働政策研究・研修機構

大手企業で転勤制度が導入される理由
  • 社員の多様な経験と育成を目的としている
  • 全国展開の業務遂行上、配置転換が必要になる
  • 本社・支社間での人員バランス調整のため

裁量が少ない場合もある

大企業では業務分担が細分化されています。担当する仕事の範囲が限定されがちです。

中小企業に比べて一人あたりの裁量が小さく、自分の意見が通りにくい、経営者の視点を学びにくいというデメリットがあります。

経済産業省の中小企業白書では、企業規模が小さいほど、従業員が担う役割が広い傾向があると報告されています。

※参考:経済産業省|中小企業白書

大企業における業務の特徴
  • 職務分掌が明確に区切られている
  • 決裁権限が細分化されており意思決定に時間がかかる
  • 経営者との距離が遠く、戦略視点に関与しにくい

馴染むのに時間がかかる

大企業は歴史が長く、企業ごとの独自の文化が強く根付いています。

日本経済団体連合会の調査では、大企業の約66%が「社内文化の共有・浸透に力を入れている」と回答しています。

その一方で、中途採用者の約4割が「企業文化への適応に課題を感じた」との結果も出ています。

※参考:日本経済団体連合会

大手企業の文化共有施策
理念研修・OJT・企業内SNSの活用など
中途社員の適応率
6割程度が適応に成功(4割は課題あり)
文化浸透にかかる期間
6ヶ月〜1年程度かかることが多い

大企業への転職に必要なスキル

大企業は転職後に即戦力として活躍してくれる人や、高度な知識や技術のある人を求める傾向があります。

特に必要なスキルを解説しています。

専門的なスキル

特定の業務や職種に必要な専門的知識や技術が必要です。

転職に活かせる資格・専門性スキル
  • 宅地建物取引士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 税理士
  • 司法書士
  • 保育士
  • 栄養士
  • 施行管理技士
  • 教員免許
  • 各種運転免許
  • 各種プログラミング言語 他

求人の中には資格保有者、経験必須などの条件がついている場合もあります。

そのため専門的知識や経験があれば、優位に転職活動が進むでしょう。

もしその資格を持っていなかったとしても、資格を取る勉強している、資格を取る意志があることを伝えると企業にプラスの印象を持ってもらえることがあります。

マネジメントスキル

大手企業への転職では、組織のリーダーや中間層として採用されるなら特に、一定のマネジメントスキルも求められます。

マネジメントスキルとは、人材育成や企画の管理力、戦略的な立案力、構築力、目標設定の経験などです。

日本の労働生産性に関する調査でも、「管理職のマネジメント力向上が生産性向上に寄与する」と指摘されています。

※参考:公益財団法人 日本生産性本部

マネジメントに含まれるスキル要素
  • 進捗管理・KPI設計・リソース配分の実行力
  • 部下やメンバーの育成・評価・モチベーション管理
  • 他部署・上層部との報連相や合意形成スキル

ポータブルスキル

大手企業への転職では、ポータブルスキルが必要です。

ポータブルスキルとは、コミュニケーション能力・プレゼン能力・計画性・論理的思考力などを指します。どの業種・業種でも役立つ能力のことです。

経済産業省の「社会人基礎力」においても、「課題発見力」「計画力」「創造力」は、職種に関係なく重視される能力として定義されています。

※参考:経済産業省|社会人基礎力に関する取組

ポータブルスキルがあると、業種・業種に関係なく、成果を生み出す能力があるという評価に繋がりやすいでしょう。

ポータブルスキルの例をいくつかご紹介します。

論理的思考力

大手企業では組織が大きく、業務における意思決定も多層的です。

個々の業務でも、「なぜそうするのか」「どう改善するか」を明確に伝える、論理的思考力が求められます。

論理的思考力が求められる場面
  • 業務改善提案やプロジェクト計画立案時
  • 上司や関係部門への説明・報告時
  • 課題に対する打ち手の比較・検討時

コミュニケーション能力

大企業ではコミュニケーション能力が必要です。

部署間の連携や、多様なバックグラウンドを持つ人々との協力が日常的に求められます。

厚生労働省の「能力開発基本調査」によると、企業が中途採用者に最も重視する能力は「職場内の協調性」です。次いで「対人関係能力」が挙げられています。

スキルだけでなく、組織に溶け込み協働できる柔軟性が評価されます。

※参考:厚生労働省|能力開発基本調査

協調性が重視される理由
チームの円滑な進行・生産性向上につながる
対人スキルが求められるシーン
上司・同僚・外部との折衝、調整、報告
転職エージェントの役割
企業風土に合う人物像を踏まえたマッチング支援

ITスキル

経済産業省が発表する「IT人材需給に関する調査」では、デジタルスキルの基本を持つビジネスパーソンの重要性が増していると示されています。

ExcelやPowerPointといったオフィスツールだけでなく、データ分析や業務効率化のツールも活用できることが望ましいです。

※参考:経済産業省|IT人材需給に関する調査

大企業で求められるITスキル例
  • Excel関数・マクロ、PowerPointでの資料作成
  • データ集計・BIツール(Tableau等)の活用
  • 社内システムの操作やデジタルツールの習熟

    大企業に未経験から転職する方法

    未経験から大企業に転職するには、事前準備が必要です。

    ポテンシャル採用を活用する

    大手企業,転職エージェント,おすすめ

    大手企業もポテンシャル採用を実施しています。

    ポテンシャル採用とは、職務経験よりも成長可能性や意欲を評価する採用手法です。

    経団連の調査によると、新卒採用だけでなく第二新卒や未経験者でも「ポテンシャルを重視する」と回答した企業は85.1%にのぼります。

    未経験の業界や職種でも、地道な努力や将来性をアピールすることで、大手企業への扉は開けます。

    ※参考:日本経済団体連合会|採用と大学教育の未来に関する産学協議会報告書

    ポテンシャル採用で見られるポイント
    • 課題への挑戦意欲や向上心があるか
    • 過去の経験から学んだことを語れるか
    • 企業理念への共感と適応力があるか

    転職エージェントから非公開求人を紹介してもらう

    大手企業は、非公開で人材を募集しているケースがあります。

    大手転職エージェントから、一般公開されていない好条件の非公開求人や、未経験歓迎の非公開求人を紹介してもらいましょう。

    たとえばアデコ株式会社のLHH転職エージェントでは、求人64,121件のうち、非公開求人は49,651件です。

    LHH転職エージェントの求人数
    64,121件
    LHH転職エージェントの非公開求人数
    49,651件

    業界・職種研究を徹底する

    未経験から大手企業への転職では、業界構造や職種の業務内容を事前に理解しておきましょう

    厚生労働省の「職業情報提供サイト(jobtag)」では、約500職種の仕事内容や年収、必要スキルが網羅されています。自己理解と業界研究の材料になります。

    大手転職エージェントでは、業界特化のアドバイスを受けることも可能です。

    ※参考:厚生労働省|職業情報提供サイト(jobtag)

    業界・職種研究で確認すべき情報
    • 業界の構造や主要プレイヤーの動向
    • 職種の業務内容と求められるスキル
    • 過去の求人傾向やキャリアパスの実例

    志望業界で必要な資格を取り学習意欲を示す

    大手企業に未経験で転職するなら、「どれだけ学んできたか」「どう成長していくか」を可視化することが効果的です。

    独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、企業の52.5%が「学び直し経験(リスキリング)」を評価すると回答しています。

    学習意欲を具体的にアピールするためには、志望業界で必要な資格を取ることも有効です。

    資格取得のための勉強中であってもアピール材料になるため、面接の際に話してきちんと伝えましょう。

    ※参考:労働政策研究・研修機構|学び直しに関する調査

    学習意欲を示す方法
    • 職種関連資格の取得(例:ITパスポート・簿記)
    • オンライン講座の修了証や制作物の提示
    • 転職理由と学びの関連性を明確に伝える

    大手企業に強い転職サイト・エージェントの利用の流れ

    大手企業に強い転職サイト・エージェントを利用する流れを、事前に把握しておきましょう。

    1.公式ホームページより会員登録

    転職サイト・エージェントの公式ホームページへアクセスして、基本情報を登録しましょう。

    基本情報の登録内容
    • 氏名・生年月日・連絡先・学歴など
    • これまでの職種・業務内容・年収など
    • 転職時期や希望職種など

    5分程度で入力できます。

    申込完了メールが届き、後日転職エージェントから連絡がきて面談の日程調整します。

    dodaへ無料登録

    2.キャリアアドバイザーと面談

    キャリアアドバイザーとの面談は、電話・オンライン・対面のうち、いずれかの形式で行われます。

    キャリアアドバイザーに話す内容
    • 転職理由
    • これまでの職務経験やスキル
    • 希望条件(職種・勤務地など)

    転職したい理由や希望年収、勤務地域などの細かい条件を事前に整理しておき、きちんと伝えましょう。

    大手企業を希望していることも伝えましょう。

    厚生労働省が発表した「転職者実態調査」では、転職希望者のうち58.2%が「担当者の的確なアドバイス」が転職成功の要因になったと回答しています。
    ※参考:厚生労働省|転職者実態調査

    3.求人紹介・応募企業選択

    面談後、希望職種や業種を考慮して求人の紹介があります。

    非公開求人も条件と合えばキャリアアドバイザーから紹介してもらえます。市場に出ていない好条件の求人を受けられる可能性があります。

    パーソルキャリア株式会社が運営する大手転職サイトのdodaによると、非公開求人は応募者のスキルや経験を踏まえて紹介されます。

    ※参考:パーソルキャリア株式会社

    非公開求人の特徴
    • 社名や詳細が公開されていない
    • ポジションが限定されている(管理職候補など)
    • 応募者数を絞って選考したい企業が求人を出している

    もし自分の希望と異なる求人を紹介された場合は、気を遣わず断り新しい求人を紹介してもらいましょう。

    4.書類添削・面接対策を受ける

    転職エージェントは面接対策や、履歴書・職務経歴書といった提出書類の添削をしてくれます。

    独立行政法人労働政策研究・研修機構のデータによると、エージェント利用者の約6割が「面接対策が内定獲得に役立った」と回答しています。

    特に大手企業では書類通過率が厳しいため、プロの添削支援が内定率に直結します。

    書類選考通過率の目安(大手企業)
    約20%〜30%程度
    面接対策の内容
    想定質問の洗い出しと回答のブラッシュアップ
    利用者の評価
    60%以上が「効果あり」と回答

    ※参考:労働政策研究・研修機構

    面接日程は、キャリアアドバイザーが調整してくれます。

    面接は対面もしくはWeb面接になります。

    5.内定・退職手続き・入社準備

    転職エージェント経由で内定の通知が来ます。

    入社日の調整や年収交渉は、キャリアアドバイザーが代行してくれます。

    利用者は、前職の退職日の調整や引継ぎなどを済ませ、新しい職場へ転職できるよう準備しましょう。

    入社した後も、転職エージェントによるサポートは続きます。

    新しい職場で「聞いた話と違う」ということが起きた場合や、ミスマッチを感じたときは、キャリアアドバイザーに相談しましょう。

    ※参考:厚生労働省|モデル就業規則 第11章 退職

    エージェントによる内定後サポート内容
    • 年収交渉や入社時期の調整代行
    • 退職届や引継ぎの手順のアドバイス
    • 入社前後のメンタルケア

    大手企業へ転職サイト・エージェントを利用して転職する時の注意点

    大手企業へ転職したい場合は転職サイト・エージェントを利用して、効率的に転職活動することをおすすめします。しかし、いくつか注意点もあります。

    ここでは転職サイト・エージェントを利用する時の注意点を解説します。

    大手企業へ転職サイト・エージェントを利用して転職する時の注意点

    応募したい企業のホームページや口コミを調べる

    転職エージェントからの情報や、求人票の内容だけに頼らず、応募先の企業について、自分でも調査することが重要です。

    厚生労働省が公表する「労働条件総合調査」では、求職者の約6割が「実際の労働条件が入社後に異なっていた」と回答しています。

    企業のWebサイト、四季報、第三者の口コミなど複数の情報を活用することで、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。

    ※参考:厚生労働省|就労条件総合調査

    企業リサーチで確認すべき情報
    • 企業のWebサイト
    • 口コミサイトでの社風や働き方の評価

    在職中に転職活動する

    転職活動は在職中に行うのが基本とされています。

    独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「転職者の動向」調査では、転職後に後悔した理由の1位が「転職を急ぎすぎた」でした。

    仕事を先に辞めてしまうと、転職活動が長期化したとき、生活が苦しくなり、納得のいく状態で転職ができない可能性があります。

    経済的・精神的な余裕を持ちながら活動できるよう、現職を続けながら進めることが望まれます。

    ※参考:労働政策研究・研修機構|転職者の動向調査(2023)

    大手企業に強い転職サイト・エージェントを利用する際のよくある質問

    大手企業への転職が有意義かつ効率的に進み、理想の転職ができるようにしましょう。

    ここでは転職サイト・エージェントを利用する時によくある質問をまとめています。

    転職サイトや転職エージェントに登録すると会社にバレる?

    結論から言えば、転職サイトや転職エージェントに登録しても、企業側に情報が漏れることは基本的にありません。

    厚生労働省の「職業紹介事業報告書」によると、転職エージェントは職業安定法に基づいて運営されており、本人の同意なく企業に情報を提供することは禁じられています。

    ただし、 転職先との連絡を会社内でしていて周りに聞かれた、自分で言ってしまった、転職先で扱う仕事の勉強していた、など本人の不注意でバレる可能性があります。

    念のため、転職サイト・エージェントに登録した際に、情報開示しないよう手続きしましょう。

    ※参考:厚生労働省|職業紹介事業について

    会社にバレないためのポイント
    • 登録時に「現職の会社をブロック」設定を行う
    • 会社のPC・スマホでは転職活動しない
    • 業務時間中の連絡・面談を避ける

    転職サイト・エージェントに登録した情報はどこまで開示される?

    登録情報は、応募を希望した企業のみに開示されます。

    パーソルキャリア株式会社が運営する大手転職サイトのdodaでは、利用規約上「ユーザーの同意なく個人情報を第三者に提供しない」と明記されています。

    ※参考:パーソルキャリア株式会社

    開示情報の範囲と管理
    • 履歴書・職務経歴書は応募企業のみに送信
    • 本人の同意なしに他社に開示されることはない
    • 匿名レジュメ利用やブロック機能も活用できる

    女性でも大手企業に転職できる?

    A:女性でも大手企業への転勤は可能です

    キャリアアップや子育てをしながら働く場合、産休や育児休暇などの福利厚生も整った大手企業のほうが働きやすいこともあります。

    男女雇用均等法(※)があり、性別を限定した募集は禁止されています。

    ※男女雇用均等法とは
    • 1985年に制定され1986年に施行された法律
    • 職場における性別や差別を禁止し、男女を平等に扱うことを定めた法律です。

    参考:第2節 雇用の分野における男女の均等な機会と待遇の確保及び各種ハラスメントの防止 | 内閣府男女共同参画局 (gender.go.jp)

    忙しくてカウンセリングに行く時間がない場合の対処法は?

    多くの転職エージェントでは、電話やWebでカウンセリングできます。

    コロナ禍以降、Web面談ができるケースが増えているため、登録する転職サイト・エージェントに聞いてみましょう。

    厚生労働省の「多様な働き方に関する実態調査」でも、オンラインを活用した就職・転職支援が拡大していることが報告されています。

    時間や場所を選ばずに面談できるため、忙しい人にも安心して利用できます。
    ※参考:厚生労働省|多様な働き方に関する実態調査

    大手企業の経験者採用におすすめの転職エージェントは?

    大手企業への転職を経験者採用で目指すなら、「ハイクラス転職」に特化した転職サイト・エージェントも活用しましょう

    たとえばビズリーチやパソナキャリアなどです。

    ハイクラス向けのおすすめ転職エージェント・転職サイト

    大手企業の限られたポジションや、年収・役職の高い非公開求人も紹介してもらえます。

    大手企業に強いおすすめの転職サイト・エージェントを活用しよう

    大手企業へ転職したい人へおすすめの転職サイト・エージェントを紹介しました。

    大手企業を多く取り扱っている転職サイト・エージェントでは、条件も細かく設定して検索できるため、希望条件により近い求人情報が得られます。

    キャリアアドバイザーの助けを借りながら自己分析して、志望動機や今後のキャリアプランを企業に伝えましょう。

    関連記事:大手企業への就職に強い就活エージェントおすすめ7選!内定を勝ち取るコツも紹介