「転職ドラフトの評判ってやばい?」
「転職ドラフトって使いにくい?」
転職ドラフトは企業が年収付きでITエンジニアを入札する画期的な転職サイトなので、このように不安な人も多いでしょう。
本記事では、転職ドラフトの評判はどのようなものなのか、転職ドラフトの特徴や利用するメリット・デメリットとあわせて解説していきます。
転職を考えている人は転職ドラフトがどのような選択肢となるのか考えながら、最後まで読んでみてください。
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転職ドラフトの評判・口コミ
転職ドラフトの評判について、実際に利用している人のリアルな意見を調査しました。
よい評判・悪い評判に分けて解説するため、自分が登録するかの参考にしてください。
よい評判
転職ドラフト、指名来すぎた時にしんどすぎるのでもう使わないかもしれん…
無理や…
引用:X(旧Twitter)
つか、IT一年未満なのに転職ドラフトで200万アップのチャンス!?!?
引用:X(旧Twitter)
転職ドラフト企業から指名がくる転職サービスのため、「指名がたくさん来る」「想定以上の年収アップ」という口コミが見られました。
このように、多くの方々から高評価を得ている転職ドラフトは、企業が事前にレジュメと呼ばれる職務経歴書を読んでくれたり内定前に年収を提示してくれたりするため、ミスマッチを防いでくれます。
利用者の声からもわかるように、使いやすさや他にはない独自のサービスなどから、満足度の高いサービスとして評価されています。
悪い評判
転職ドラフトの審査落ちたw プロジェクト詳細が足りなかったっぽい。リクナビの100倍くらい詳しく書いたのに。。。
引用:X(旧Twitter)
転職ドラフトで1000万円以上のオファー貰ったこと有りません
引用:X(旧Twitter)
よい評判が多い一方で、そもそも審査に通過できなかったり高額なオファーを受け取れなかったりしたという口コミもありました。
転職ドラフトは登録時に審査を受ける必要があり、通過できなければドラフト自体に参加できません。
ただし、何度も再審査を受けられるため、審査後のフィードバックをもとに登録項目を見直すのが大切です。
また年収アップにつながらないケースや、そもそも指名を受けられない場合もあります。
転職ドラフトは必ず指名がくるわけではないので、あまり落ち込む必要はありません。
同じ経歴であっても、レジュメを見直せばよい指名がくることもあります。
転職ドラフトの特徴
サービス開始日 | 2016年 |
---|---|
対応職種 | ITエンジニア |
対応エリア | 全国 |
求人数 | 700件以上 |
運営会社 | 株式会社リブセンス |
転職ドラフトはITエンジニアに特化した、公開競争入札型の転職サービスです。
毎月1回開催される転職ドラフトに参加すると、興味を持った企業から指名が来ます。
現職の年収や自分の個人情報を知られずに選考へ進めるため、リアルな市場価値がわかるのが魅力です。
受け取った指名のなかから企業を吟味して面談に進めるので、待っているだけで転職活動ができます。
対応職種もフロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニア・ビジネスQA・プロダクトマネージャーなど幅広いため、自分に合った企業を見つけられるでしょう。
転職ドラフトのメリットからおすすめな人を解説
転職ドラフトのメリットは、以下5点です。
- 年収付きの入札システムで市場価値がわかる
- レジュメにレビューとフィードバックを受け取れる
- スムーズに転職できる
- 登録しなくても年収診断を受けられる
- 業務委託の案件もチェックできる
メリットとあわせておすすめな人も紹介するので、自分に合うかチェックしてみてください。
年収付きの入札システムで市場価値がわかる
転職ドラフトは年収付きの入札システムを採用しているため、市場価値を把握できます。
一般的な転職では前職の年収を加味して条件を決められてしまい、思ったより給料が上がらないケースが少なくありません。
転職ドラフトでは現在の勤務先・年収などが非公開の状態で、スキル・経験をもとに企業から指名されます。
自分のスキル・経験に見合った年収が提示されるので、リアルな市場価値がわかるでしょう。
条件や業務内容は選考が始まる前に提示されることから、ミスマッチも防げます。
自分がどれくらい需要があるのか客観的に知りたい人や、条件面でのギャップを減らしたい人に転職ドラフトは向いているでしょう。
レジュメにレビューとフィードバックを受け取れる
転職ドラフトはレジュメに、レビューとフィードバックを受け取れるのが魅力です。
これまでの経験や将来やりたいことが書かれているレジュメは、企業が指名を判断する重要な資料になります。
時間をかけてレジュメを作成しても、企業に評価されなければ意味がありません。
そこで運営は審査完了後、登録した自分のレジュメをチェックしてくれます。
スキルや経験がうまく企業に伝わるように、運営がレジュメの添削サポートをしてくれるのは転職ドラフトの魅力です。
職務経歴書を書く自信がない人や、転職に関するサポートを細かく受けたい人は転職ドラフトの利用がおすすめでしょう。
スムーズに転職できる
転職ドラフトでは、企業からの指名によって面談に進めます。
そのため、他の転職サイトのように自分から求人応募する必要がありません。
指名された企業と面談を重ねることで、自分にピッタリの職場を見つけられます。
もし気になる企業があれば、「ラブコール」という機能を使って自分からアピールするのも可能です。
また内定前に年収や業務内容が開示されるので、採用されてから条件を交渉しなくてよい魅力もあります。
採用後に提示年収の90%を下回ってはいけない決まりもあるため、トラブルも少ないでしょう。
求人を探す・条件を交渉するといった手間をなくし、スムーズに転職したい人は転職ドラフトがおすすめです。
登録しなくても年収診断を受けられる
転職ドラフトでは、登録せずに年収診断を受けられます。
リアルな市場価値を把握する前に、ざっくりと自分の想定年収を予想したい人も多いでしょう。
転職ドラフトの年収診断は、経験年数・得意分野・経験職種・アピールポイントを選択するだけで想定年収がわかる機能です。
会員登録をせず、無料で利用できます。
類似した経験を持つエンジニアが実際に受け取った平均指名額から算出される年収が表示されるので、ドラフト参加後のイメージがつくでしょう。
年収診断で現在より高い年収が表示された人や、年収診断により転職に興味を持った人は、転職ドラフトに登録してみるのがおすすめです。
業務委託の案件もチェックできる
転職ドラフトでは、正社員の求人だけでなく、業務委託の案件もチェックできます。
多くの転職サイトは正社員をメインにしており、フリーランスの人は利用しづらい状況でした。
転職ドラフトはレジュメに「業務委託を希望する」という項目があるので、正社員に限定せずに仕事を探せます。
フリーランスエンジニアとして成功するためには、案件の継続的な獲得が重要です。
仕事を獲得するチャンスを増やすなら、転職ドラフトが役立つでしょう。
また独立する前に、業務委託の案件を受注しておくことにも便利です。
現在フリーランスとして活躍している人や、独立を準備している人は、転職ドラフトの利用が向いています。
転職ドラフトのデメリットから向いていない人を解説
転職ドラフトのデメリットは、以下の3点です。
- 登録前に審査がある
- スカウトを受け取れない可能性もある
- チェックできる求人数が少ない
デメリットをもとに向いていない人を解説するので、利用するか判断するときに役立ててください。
登録前に審査がある
基本的に誰でも利用できる一般的な転職サービスに対し、転職ドラフトは登録前に審査がある点がデメリットです。
転職ドラフトは企業側がリアルな年収と業務内容を提示するため、企業側が情報を提示するのにふさわしい資格があるか、審査で判断します。
そのため、審査には時間がかかり、すぐに転職活動を始められません。
とはいえ審査に通過できれば、転職活動自体はスムーズに進められる点は魅力でしょう。
またエンジニアとしての実力がわかる情報が足りなければ、審査に落ちることもあります。
なかなか審査に通過できないと、時間をロスしてしまうことも。
わざわざ審査を待ちたくない人や、審査用のレジュメを作るのが面倒な人、審査に通過できる経験がない人には転職ドラフトが向いていないでしょう。
スカウトを受け取れない可能性もある
転職ドラフトでは、スカウトを受け取れないデメリットがあります。
一定以上のスキル・経験がある人を対象とした転職サービスなので、そもそも未経験者は審査に通過できません。
また企業が必要としているスキル・経験が足りない人は、指名を受け取れなかったり、指名されても条件が合わなかったりすることも考えられます。
必ず指名が受けられるわけではないので、絶対にスカウトを受けたい人や指名される経歴がない人にはお勧めできません。
ただし、実際に利用して指名を受けられなければ、レジュメやスキルを見直して対策できます。
より自分の魅力が伝わる書き方にしたり、スキルを身につけてからドラフトに再度参加したりすると、指名量が増えることも珍しくありません。
スカウトが来ないことはデメリットになりますが、客観的な需要を把握できるメリットにもなるでしょう。
チェックできる求人数が少ない
転職ドラフトは、取り扱っている求人数が少ない点がデメリットです。
大手転職サービスでは何千、何万という求人をチェックできますが、転職ドラフトは700件程度と少なくなっています。
そもそも参加企業が100社程度、とあまり多くありません。
参加企業もエンジニアと同様に審査を受ける必要があるので、大手転職サービスよりは数が少ないでしょう。
企業の参加ハードルが高い分、求人の質は高くなっています。
求人の質よりも数の多さを求める人やさまざまな求人を比較したい人は、転職ドラフト以外の大手転職サービスがおすすめです。
転職ドラフトを始める方法
転職ドラフトは、以下3つの手順で始められます。
- 会員登録をしてレジュメを作成する
- 審査が完了したらドラフトに参加する
- 企業とやり取りする
始め方をチェックしておけば、スムーズに登録できるでしょう。
①会員登録をしてレジュメを作成する
転職ドラフトを始める際は、まず公式サイトの「ENTRY」ボタンから会員登録をしましょう。
以下の情報を入力するか、エンジニア向けSNSであるQitta・Githubでログインします。
- メールアドレス
- パスワード
- ユーザー名
- 生年月日
- 好きなテキストエディタ
スカウトには関わらない情報なので、正直に入力してください。
会員登録が完了したら、レジュメを作成します。
レジュメは審査通過に影響するため、以下の項目を丁寧に記入しましょう。
- プロジェクト概要
- 主要実績
- 3年後の目標や野望
- マネージメント能力
- アピール項目
- 直近で一番やりたいこと
- 好きな規模
- 会社を選ぶ一番の基準
- 基本プロフィール
なお、審査結果は1営業日程度で返答が来ます。
②審査が完了したらドラフトに参加する
審査が完了したら、ドラフトに参加できるようになります。
ドラフトが行われるタイミングは毎月1回、2週間程度です。
初回は自動参加ですが、2回目以降は参加・不参加を選べます。
2023年は、以下の日程でドラフトが行われました。
- 2023年01月18日 〜 2023年02月01日
- 2023年02月15日 〜 2023年03月02日
- 2023年03月15日 〜 2023年03月30日
- 2023年04月19日 〜 2023年05月08日
- 2023年05月17日 〜 2023年05月31日
- 2023年06月21日 〜 2023年07月05日
- 2023年07月19日 〜 2023年08月02日
- 2023年08月16日 〜 2023年08月30日
- 2023年09月20日 〜 2023年10月04日
- 2023年10月18日 〜 2023年11月01日
- 2023年11月15日 〜 2023年11月30日
- 2023年12月13日 〜 2023年12月27日
開催当日の9時59分までに審査に通過するか、参加申請をすれば次回のドラフトに参加できます。
③企業とやり取りする
ドラフトが始まって企業から指名が来たら、以下の4択で返答します。
- 興味があります(承諾)
- 興味があるが相談や条件があります(条件付き承諾)
- 申し訳ありませんが、今回は辞退します
- 返答するに値しない
承諾・条件付き承諾のいずれかを選択したら、実際に企業とやり取りして面談へ進みましょう。
面談では志望者の温度感に合わせて、書類を提出して行う選考・書類不要で行われる選考前のラフな面談を選べます。
会社の雰囲気を見ながら、企業へ気になることを聞いたり自分をアピールしたりしましょう。
無事に面談を通過し内定が決まったら、転職ドラフトのお問い合わせフォームから内定の旨を伝えてください。
なお、転職に成功すると、Appleギフトカード・Amazonギフト券・ロボット掃除機などのプレゼントを受け取れます。
時期によって異なるため、気になる人は公式サイトをチェックしてください。
転職ドラフトは転職サイト・転職エージェントとの併用がおすすめ
転職ドラフトはスカウトサービスなので、転職サイト・転職エージェントとの併用がおすすめです。
参加している企業数が少ないため、転職ドラフトではさまざまな求人をチェックできません。
またドラフトの参加期間が限られており、タイミングやスキルレベルによっては転職に時間がかかります。
転職サイト・転職エージェントと併用すれば、ドラフト期間外でも転職活動が可能です。
数多くの求人を見られるので、転職ドラフトにない自分に合った求人を見つけられるかもしれません。
指名を受けられるか不安な人や、時間を無駄にしたくない人は転職サイト・転職エージェントとの併用を検討してみてください。
転職ドラフトと併用がおすすめな転職サービス5選
会社名 | レバテックキャリア | DYMテック | TechClipsエージェント | ウィルオブ・テック | type転職エージェントIT |
---|---|---|---|---|---|
対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・福岡 | 東京・神奈川・千葉・埼玉 | 東京・神奈川・千葉・埼玉 | 全国 | 全国 |
公開求人数 | 約19,030件 | 約35,000件以上 | 約700件 | 約3,000件 | 約25,000件 |
転職ドラフトとの併用がおすすめな転職サービス5種類について、くわしく解説します。
すべて無料で利用できるため、気になるものがあれば登録してみてください。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニア向けの転職サービスです。
登録事項を入力すれば、最短30秒で登録できます。
ITエンジニア専門のサイトだからこそ、プロ目線でアドバイスを受けられたり、エンジニアが使いやすい検索機能が搭載されてたりするのが魅力です。
約19,030件と豊富な求人数があるので、転職ドラフトと併用すれば幅広い案件を把握できるでしょう。
レバテックキャリアは企業ごとに太いパイプがあるため、求人票にないリアルな情報を確認できます。
5人に4人が年収アップした実績から、現職の年収に不満がある人におすすめです。
レバテックキャリアの評判は悪い?評判の真相や転職のコツも併せて解説!
DYMテック
DYMテックは、フリーランスや業務委託の案件を探している人におすすめの転職サービスです。
転職ドラフトとの併用で、より豊富な案件を探せます。
経営者層とのネットワークがあるDYMテックでは、社長と単価や条件を直接交渉できるのが大きな特徴。
DYMテックならではの高単価案件や、他エージェントにはない独自の案件を見つけられるでしょう。
さらに、サポートが充実しているのも嬉しいポイントです。
求人の提案や面談の日程調整、参画後の相談など、手厚いサポートを受けられます。
独立後の案件を探している人や、しっかりサポートを受けたい人はDYMテックに登録してみてください。
TechClipsエージェント
TechClipsエージェントは年収500万円以上の案件のみ取り扱う、高年収を希望するITエンジニア向けの転職エージェントです。
年収アップ率95%・8年間早期離職ゼロという実績があるため、自分に合った企業を見つけられます。
現役エンジニアがコンサルタントしてくれるので、現場目線のアドバイスを受けられるでしょう。
非公開求人も多く、他エージェントにはない案件を探せるのも嬉しいポイントです。
転職ドラフトと併用すれば、現役エンジニアのサポートを受けながら、マッチする企業を探せます。
首都圏の求人が豊富なので、現在首都圏に住んでいる人や状況を考えている人は、TechClipsエージェントに登録してみてはいかがでしょうか。
TechClipsエージェントの評判や口コミは?ITエンジニアが使うメリット・デメリット
ウィルオブ・テック
ウィルオブ・テックは、ITエンジニア専門の転職エージェントです。
キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーの2人が専属担当者になってくれるため、多角的な視点でアドバイスを受けられます。
また取り扱っている求人の約7割が非公開なので、隠れた優良案件を見つけられるでしょう。
転職ドラフトと併用すると、最適な求人を発見できる可能性が高くなります。
なお、ウィルオブ・テックでは年収アップがデフォルトと考えているのが特徴です。
年収が150万円以上高くなった人もいるため、高年収になりたい人はぜひ登録してみてください。
ウィルオブ・テックキャリアの評判はひどい?特徴やおすすめな人を解説
type転職エージェントIT
type転職エージェントITは、IT・営業・ハイクラスに特化した転職エージェントです。
ITエンジニアだけでなく営業の求人も豊富に扱っているので、キャリア変更を検討している人も使いやすいでしょう。
求人数は25,000件以上と豊富なことから、転職ドラフトとの併用でチャンスを増やせます。
またキャリアアドバイザーが専属でつくため、初めて転職する人も安心です。
求人応募・面接日程の調整など、面倒な企業とのやりとりはすべて担当者が代理で行ってくれます。
仕事が忙しい人や、プライベートを充実させながら転職を進めたい人は、type転職エージェントITに登録してみてください。
転職ドラフトは独自の入札制度で評価が高い!転職の手間を減らしたい人におすすめ
転職ドラフトは公開競争入札型の転職サービスで、他にはない独自のサポート方法で高い評価を得ています。
実際の利用者からは、「指名が来すぎてしまう」「年収がかなり高くなった」と満足した声が上がりました。
高評価な理由は、内定までに年収が提示されたり、業務委託の案件もチェックできたりする魅力があるからでしょう。
一方で、なかなか指名が来なかったり年収が高くならなかったりという不満を漏らす口コミも見られました。
登録時に記入するレジュメを見直したり、スキルを高めたりといった対策により、年収アップの指名を受けられるでしょう。
なお、指名時に提示される年収は前職の金額が影響しないので、リアルな市場価値を把握できます。
自分がどれくらい需要があるのか知りたい人や、指名を受けてスムーズに転職したい人は、転職ドラフトがおすすめです。