好きな場所で自由に働けるフリーランスエンジニアは、人気が高まっている働き方です。
しかし、「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われることの多さから、独立に不安を感じて悩んでいる人も多いでしょう。
ここでは、フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由を紹介します。
フリーランスエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴や、後悔しないためのポイントも解説します。
独立を考えているエンジニアの人は、ぜひ参考にしてください。
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フリーランスエンジニアはやめとけと言われる6つの理由
フリーランスエンジニアはやめとけという人が多いのは、スキルや営業力が必要であったり、収入が不安定になったりすることが理由です。
独立をおすすめしない理由を6つ解説するので、自分にとってきついか考えてみましょう。
スキルがないと食べていけない
フリーランスエンジニアにとって、高い技術力は生命線になります。
クライアントから信頼を得るためには、優れたスキルが必須です。
現代のIT業界は急速に進化し、基礎的なプログラミングスキルだけでは生き残るのが困難になっています。
インターネットやYouTubeなどで手軽に学習ができるため、プログラミングの初学者も増えている状況です。
高品質なスキルを持たなければ、フリーランスエンジニアとしての案件獲得は難しくなります。
競争の激しい市場では自己成長が不可欠なので、常に最新の技術やトレンドに対応する努力も欠かせません。
絶えずスキルアップを意識し、専門知識を磨く姿勢が求められるので、フリーランスエンジニアはやめとけと言われることが多くあります。
営業力がないと案件を受注できない
フリーランスエンジニアは、一人で案件の獲得を含めたすべての業務をこなすことが求められます。
自分の強みをクライアントに伝え、案件を獲得する営業力が必要です。
IT業界に人脈がない人は、自身のスキルを売り込み地道に営業活動を行う必要があります。
しかし営業力が不十分だと、なかなか案件を受注できません。
会社員の場合は営業担当者が獲得した仕事をこなすため、エンジニアの業務だけに集中できます。
フリーランスの場合は案件を途切れさせないように、業務と並行して営業活動も行わなければならないため、それだけ負担も大きくなります。
さらに、案件を取得したとしても、継続案件になるとは限りません。
単発の案件が多いなら、エンジニアとして業務を遂行しながら、提案や見積もりなどの雑多な業務を行うことになります。
収入が不安定になる
会社員時代と比べると、フリーランスエンジニアは収入が不安定な働き方です。
フリーランスエンジニアは案件ごとに報酬を得るため、安定した収入が得られるわけではありません。
高いスキルを持たない場合、営業活動を行ってもなかなか案件を獲得できない可能性があります。
プロジェクトの継続性や、案件の獲得は不確定要素です。
高単価の案件を継続的に受注できれば収入は増加しますが、案件を受注できなければ収入なくなるリスクも伴います。
さらに、社会保障や有給休暇といった制度が適用されないため、怪我や病気で休業しても収入は補償されません。
収入を確保するためには、一定時間の労働が必要です。
そのためフリーランスになったことで、会社員時代よりも休日や自由な時間が減少する場合も考えられます。
新しいスキルがなかなか身につかない
技術の進化が速いIT業界では、新しいスキルの習得が求められます。
しかし、フリーランスエンジニアにとって、新しいスキルの習得は容易ではありません。
会社員の場合、企業が教育制度を提供し、同僚や先輩からのアドバイスを受けながら成長できます。
一方でフリーランスはサポートが得られないため、独自にスキルを磨く必要があります。
難解な問題にぶつかった際は、解決までに多大な時間を要することもあるでしょう。
特にIT業界は常に変化し続けているため、最新の技術やトレンドに追いつくためにも、継続的な学習が求められます。
会社員とは異なり自己学習が主体となるため、新たなスキルを身につけるのに一層の努力が必要です。
社会的な信用が下がる
フリーランスの場合、収入が不安定であるため、社会的な信用が下がることが多くあります。
社会的な信用が下がると、クレジットカードの発行やローンの申請などが困難になる可能性が高いでしょう。
一般的に、会社員として働くと安定した収入があるため、クレジットカードやローンの審査に通過しやすい傾向があります。
しかしフリーランスの場合、収入が不規則であるため、金融機関からの信用が低くなる傾向があります。
フリーランスに転身した後は信用度が低下し、各種申請が難しくなることを覚えておくべきでしょう。
ノーコード・ローコードが進んでいる
IT業界において、ノーコード・ローコード技術の発展が顕著です。
ノーコード・ローコード技術の普及により、一部の開発業務はエンジニア以外でも行えるようになってきました。
開発の障壁が低くなり、企業は自社での開発を行いやすくなっています。
将来的には、従来のSIビジネスは淘汰され、エンジニアの需要が低下する可能性が高まるでしょう。
フリーランスエンジニアは、これに対応できるように、多様なスキルや有益なソリューションの提案、市場動向の把握などが求められます。
フリーランスエンジニアに向いていない人
フリーランスエンジニアを目指しても、適性がなければ成功するのは難しくなります。
向いていない人の特徴を解説するので、自分が当てはまるかチェックしてみてください。
エンジニア未経験
エンジニア未経験の場合、フリーランスエンジニアになる前にまずは実務経験を積むことが重要です。
エンジニアとしての実務経験がないと、プロジェクトの進行や問題解決に不慣れなので、クライアントの期待に応えるのが難しくなります。
特にエンジニアの仕事は、高い技術スキルが必要です。
エンジニア未経験者は、プログラミング言語やフレームワーク、ツールの使い方についての知識や経験が限られている場合が多く、クライアントの要求に応えるための技術的な能力が不足しています。
フリーランスとして独立する前に、プログラミングの基礎から学習をし始めたり、実際のプロジェクトに参加したりするなど、スキルを磨く努力をしましょう。
独学やスクールだけでなく、コミュニティやイベントにも積極的に参加し、他のエンジニアとの交流を通じて学びを深めることも重要です。
エンジニアとしてのスタート地点は実務経験から始まります。
しっかりとした基盤を築くことで、将来的なフリーランス活動にも繋がるでしょう。
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自己管理が苦手
フリーランスエンジニアには、自立した働き方が求められます。
仕事を一人で進める以上、自分でスケジュールやタスクを管理することが不可欠です。
自己管理が苦手だと、案件ごとの進捗や納期の確認、優先順位の判断などが困難になりがちです
フリーランスとしての信頼を築くためには、期限内に成果を上げる能力は非常に重要視されます。
もしも自己管理ができなければ、クライアントとの信頼関係を築くのが難しくなるでしょう。
また自分が病気やケガで働けなくなったとき収入を失うことから、健康や経済面の自己管理も重要になります。
フリーランスエンジニアとして成功するためには、健康的な身体を維持しながら、時間やタスクを効果的に管理して継続的な成果を出すことが大切です。
自己成長と自己管理の向上を目指すことで、フリーランス活動を成功させることができます。
営業が苦手
営業が苦手な人や営業力が低い人は、フリーランスエンジニアとして活躍するのが難しくなります。
企業では営業担当が案件を取ってきますが、フリーランスエンジニアは自己のスキルや強みをうまくアピールして、自ら案件を獲得することが必要です。
エージェントやクラウドソーシングなどのサービスを使っても、クライアントとの価格や条件の交渉からは逃げられません。
うまく営業できなければ、なかなか案件を確保できなかったり、割に合わない仕事をすることになったりする可能性があります。
営業活動はフリーランスに必須なので、営業が苦手な人はフリーランスエンジニアとしての成功は難しいでしょう。
営業経験がある人は自分をアピールする能力が高いかもしれませんが、営業が得意でない場合は事前に営業スキルを磨くことが重要です。
安定収入が得られないと不安
月々の収入が一定でないフリーランスエンジニアは、安定した収入を求める人には向いていません。
フリーランスエンジニアは仕事がなければ収入が得られないため、月ごとの収入にはバラツキがあります。
獲得した案件の条件や稼働状況によって、年収の合計額が企業勤務より高くなることもありますが、安定した収入が保証されるわけではありません。
突然案件が終了して、収入が0になることもあります。
貯金が少なく、毎月の収入が不確かな状況では生計を立てるのが難しいケースもあるでしょう。
毎月の収入が不確定な状況で生活することに不安を感じる場合は、会社勤めを続ける方が安心でしょう。
フリーランスエンジニアに向いている人
やめとけと言われているフリーランスエンジニアになっても、向いている人であれば活躍できる可能性があります。
フリーランスエンジニアに向いている人の特徴を解説するので、いくつ該当するか確認してみてください。
誰かに見られていなくても自己管理をして働ける
フリーランスエンジニアにとって、自己管理能力は非常に重要です。
会社員の場合は、上司や同僚など「他人の目」があるため、仕事の進捗や品質を保つための一定のプレッシャーが存在します。
しかし、フリーランスになるとこのような他者からの圧力はありません。
フリーランスエンジニアは自分自身で仕事の量や納期、進め方を計画し、成果を出すことが求められます。
さらに基本的には一人での作業が主体であり、ミスやトラブルが起こっても自己責任です。
そのため自己を律し、仕事を円滑に進められるセルフマネジメント能力が極めて重要視されます。
体調管理を含めて自己を管理でき、外部の監視がなくても責任感を持って働ける人は、フリーランスエンジニアに向いています。
強制されなくても自発的に学べる
強制されなくても自発的に学べる人は、フリーランスエンジニアとして成功する可能性が高いでしょう。
フリーランスエンジニアは自分自身で仕事を選ぶことができるため、受注する案件が得意ジャンルに偏ってしまうリスクがあります。
すでに持っているスキルでのみ仕事をこなすと、将来的なスキルの成長につながりません。
また技術の進化が速いIT業界では、新しい技術やトレンドに対応し、自主的にスキルを磨くことも求められます。
フリーランスは会社員のように研修制度が用意されているわけではありません。
フリーランスエンジニアは、自分のスキルが将来的にも価値が高くなるように、積極的に学び続ける姿勢が必要です。
自分でスキルアップの機会を作れる人や自己研鑽が得意な人ほど、フリーランスエンジニアとしての成功が期待できるでしょう。
スキルに自信がある
フリーランスエンジニアには、スキルに自信がある人に向いているでしょう。
クライアントは、自分たちのプロジェクトを安心して任せられるエキスパートを求めています。
営業力やコミュニケーション能力があっても、技術的な実力が不十分だとフリーランスエンジニアとしての成功は難しいでしょう。
特にIT分野は、急速に技術が進化しています。
最新のトレンドやツールへ常にアンテナを張り、自分のスキルを磨き続けられる人が評価の対象です。
コーディングやシステム設計のスキルはもちろん、問題解決能力やクライアントとの円滑なコミュニケーション能力も重要視されます。
自分の得意分野を活かし、クライアントに価値ある成果物を提供できるスキルがあれば、フリーランスエンジニアになっても活躍できるでしょう。
営業力や仕事をもらえる取引先がある
営業力や仕事をもらえる取引先がある人は、フリーランスエンジニアに向いています。
フリーランスエンジニアは、自ら仕事を獲得しなければなりません。
自分の強みやスキルを適切にアピールし、クライアントを説得できる営業力があれば、安定した仕事を確保しやすくなります。
営業力がなくても、取引先との人脈が豊富にあれば、案件を得られるでしょう。
十分に案件を確保できれば、自分の得意分野や興味のある分野を選べたり、収入を安定させられたりします。
さらに営業力があれば、案件の進行や要件の詰め、トラブルの解決といったケースでも十分にコミュニケーションを取れるでしょう。
クライアントと信頼関係を構築する能力がある人は、長期的なパートナーシップを築きやすくなります。
自己マーケティングが必要なこのフリーランスエンジニアにおいて、営業力は非常に重要な要素です。
フリーランスエンジニアになるメリット
独立すると、働く場所や時間を自由に選べたり、自分で仕事量や内容を選べたりするメリットがあります。
フリーランスエンジニアになるメリットを確認し、独立の判断材料にしてみてください。
働く場所・時間が自由
フリーランスエンジニアは、自分の都合に合わせて働ける自由があります。
通常の会社員は、就業規則で定められた時間・場所で働かなければなりません。
フリーランスエンジニアは会社員と異なり、自らの仕事のスケジュールや場所を自由に決定できる点が魅力です。
テレワークの利用が一般的なので、オンラインミーティングやコミュニケーションツールを活用することで、好きな場所で仕事を進められます。
午前中はカフェや共用オフィスでのんびりと仕事して、午後からは趣味を楽しんでも問題ありません。
朝型や夜型の人、場所を選ばずに作業したい人にとっては最適な働き方です。
自分の生活スタイルに合わせて効率的に仕事できるのは、フリーランスエンジニアならではのメリットといえます。
人間関係に悩むことが少ない
フリーランスエンジニアとして働くメリットの1つに、人間関係の悩みが少ないことが挙げられます。
通常の会社勤めの場合、上司や同僚とのコミュニケーション、意見の不一致など職場での人間関係がストレスの原因となることも珍しくありません。
フリーランスエンジニアは自分1人で仕事を進めるため、他人とコミュニケーションする機会が減ります。
特にリモートワークを活用する場合、職場の人に話しかけられなくなるので、人間関係に左右されることがありません。
プロジェクトごとにチームメンバーと協力するケースであっても、プロジェクト終了とともに関係が終わるため、長期的に人間関係で悩むことはなくなるでしょう。
自分のペースで仕事ができるフリーランスエンジニアなら、ストレスが少なく集中しやすい環境が整います。
自分で仕事量を調整できる
フリーランスエンジニアは、自分で仕事量を調整できるメリットがあります。
通常の会社員と異なり、契約内容や納期を守る限り、作業の進め方やスケジュールを自由に決定できるのが特徴です。
無駄な残業や休日出勤などのストレスから解放され、上司やチームの指示に縛られることなく、自分のペースで仕事を進められます。
さらに、フリーランスエンジニアは複数の案件を掛け持ちすることができる点も魅力です。
自分のライフスタイルや希望に合わせて案件を選び、業務量を調整できます。
多忙な時期には集中的に取り組み、余裕があるときには余暇を楽しむといった働き方もできるでしょう。
自己裁量で仕事を進められるため、ワークライフバランスを自分でコントロールできるのは、フリーランスエンジニアならではの利点です。
やりたくない仕事は断れる
フリーランスエンジニアは、やりたくない仕事を断れます。
通常の会社員は、会社の指示に基づいて仕事をこなさなければなりません。
やりたくない仕事や、転勤・異動などの辞令があった場合でも、従うのが一般的です。
しかしフリーランスエンジニアは、クライアントから提示された業務内容・報酬・勤務地などが自分に合わない場合、自分の意思でその仕事を断れます。
自分に合わない案件ややりたくない仕事は断れるため、モチベーションを保ちやすいでしょう。
また自分のスキルに応じて、やりたい仕事を選ぶことができるのも大きなメリットです。
自分の得意な分野や興味のあるプロジェクトに参加して、やりがいを感じながら働けます。
気の進まない仕事を断り、自分のスキルが活かせる案件や成長につながる案件を選べるため、自分が望む働き方を実現できるでしょう。
フリーランスエンジニアになってから後悔しないためのポイント
フリーランスエンジニアになってから後悔しないためには、事前準備が必要です。
会社員時代にできる事前準備を紹介するので、成功したい人はぜひ1つずつ実践してみてください。
フリーランスになりたい理由を冷静に考える
フリーランスエンジニアになってから後悔しないためには、フリーランスエンジニアになりたい理由を冷静に見つめ直すことが重要です。
たとえば「自分のペースで働きたい」という場合、フレックスタイム制度のある企業に転職することで実現できる場合もあります。
「自宅で仕事をしたい」という希望も、テレワークを採用している企業に転職することで達成できるかもしれません。
フリーランスになることが唯一の方法であるか、改めてよく考えてみましょう。
また後悔を避けるために、自分のフリーランスになりたい理由を具体的に洗い出すことが重要です。
理由が漠然としていると、後で「思っていたのと違う」といった後悔の原因にもなりかねません。
自分自身にとって本当に重要な目標や理由が何かを再確認したうえで行動することが、後悔を避ける一歩となります。
高度なスキルと豊富な経験を身につける
フリーランスエンジニアになってから後悔を避けるためには、高度なスキルと豊富な経験が不可欠です。
スキルや経験を積むためには、会社員時代から副業することがおすすめです。
副業で実績を積めれば、独立後も安定して案件を獲得する土台を築けます。
会社員時代の副業では、以下のようなスキルを身につけるとよいでしょう。
- エンジニアとしての高度なスキル
- エンジニアとしての豊富な経験
- クライアントとの円滑なコミュニケーション能力
- 自己マネジメント能力
IT業界は絶え間なく進化を続けているため、最新技術への対応が求められます。
トレンドの技術への対応は、フリーランスエンジニアとして競争力を保つためには必須です。
またプロジェクトの要件や進捗などを明確に伝える能力は、案件獲得や顧客満足度向上に直結します。
納期を守るためのスケジュール管理・優先順位の的確な判断・健康的な身体づくりなども、継続的に働くためには大切です。
独立前から、積極的にさまざまなスキルを高めましょう。
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人脈を広げておく
フリーランスエンジニアとして活躍するためには、人脈の構築が不可欠です。
人脈は、ただのつながりではありません。
相互の信頼や、情報交換ができる関係性が重要です。
会社勤めをしながらでも積極的に人脈を広げれば、独立後のスムーズな活動につながります。
独立前からSNSやブログなどを活用し、自分の情報を発信して有益なつながりを築きましょう。
たとえば交流会・フリーランス向けのイベント・勉強会・セミナーなどに参加することで、多様な出会いが得られます。
企業だけでなく、他のプロフェッショナルと交流しておけば、仲間内からも情報提供や案件の紹介があるかもしれません。
フリーランス仲間がいれば、困ったときに相談できる心強い存在となります。
独立後も案件が安定して舞い込むように、事前に人脈作りを行っておきましょう。
案件サイトで単価をチェックしておく
フリーランスエンジニアとして活躍するためには、案件の単価をチェックすることが重要です。
独立後の収入は、受注する案件の報酬によって決まります。
適正な単価を把握することで、案件の選定にも役立つでしょう。
さらに事前に適切な単価を把握しておくことで、適切な価格で契約できるようになります。
ただし、単価だけがすべてではありません。
案件の内容や納期、クライアントとの関係性なども重要な要素です。
単価だけにとらわれずに案件サイトをチェックして、総合的に判断することが後悔しないポイントとなります。
また案件サイトを通じて単価を把握する際には、自分のスキルや経験を考慮し、適切な価格設定も考えることが大切です。
自分の市場価格を的確に判断することは、独立後に安定した収入を得る一助になるでしょう。
フリーランスエンジニアにおすすめの案件サイト6選
フリーランスエンジニアが案件を探す際に重要なのが、信頼できる案件サイトを利用することです。
ここでは、おすすめの案件サイトを6社紹介します。
フリーランスエンジニアとしての活動がスムーズに進められるような、自分に合うサービスを探しましょう。
会社名 | レバテックフリーランス | Midworks(ミッドワークス) | DYMテック | Hipro Tech | フォスターフリーランス | joBeet(ジョビート) |
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対応エリア | 全国 | 東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・京都・兵庫・滋賀 | 東京・埼玉・神奈川・千葉 | 全国 | 東京・埼玉・神奈川・千葉 | 全国 |
公開求人数 | 約56,000件 | 約3,300件 | 約500件 | 約1,400件 | 約5,000件 | 約700件 |
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニアに特化した案件サイトです。
多岐にわたる案件を提供しているため、幅広いスキルを持ったフリーランスエンジニアに適しています。
高単価な案件が多いことから評価が高く、安心して案件を探すことができるでしょう。
月末締め翌月15日払いで、支払いが早いのも魅力です。
さらに案件を探してくれる担当者がつくので、自分で営業することが少なくなります。
44言語・12職種とさまざまな業界や技術領域の案件が豊富に揃っていることから、幅広い案件に携われるでしょう。
また福利厚生が利用できるのは、サポートのないフリーランスエンジニアにとって嬉しいポイントです。
税務関連のサポートや、人間ドックなどのヘルスケアサポートを受けられます。
経験者向けの案件が豊富なレバテックフリーランスは、技術力に自信があるエキスパートにおすすめです。
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約56,000件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
Midworks(ミッドワークス)
Midworks(ミッドワークス)は、フリーランスエンジニアを目指す人の独立支援や、実務経験2年以上の人へ案件紹介をしてくれる案件サイトです。
単価・業務内容・必要スキルなど、任意のキーワードを入力すれば詳細に検索できるので、自分に合った案件を探しやすい魅力があります。
またリモート案件が全体の87%以上を占めているため、自分の好きな場所で働きたい人にぴったりです。
営業担当者がスピーディーに対応してくれるため、トラブルや緊急時も安心できるでしょう。
さらに月額30,000円の福利厚生サービス・報酬保障サービス・政府労災保険への加入といった福利厚生もあるので、サポートを受けながら働けます。
独立やキャリアに関する相談を受けてくれるため、初めてフリーランスになる人におすすめです。
運営会社 | 株式会社 Branding Engineer |
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公開求人数 | 約3,300件 |
対応地域 | 東京・埼玉・神奈川・千葉・大阪・京都・兵庫・滋賀 |
料金 | 無料 |
- 職種
- ITエンジニア
- 公開求人数
- 49,000件
- 対応地域
- 関東、関西、福岡(Web,電話面談対応)
- おすすめ年代
- 30代以降に人気
DYMテック
DYMテックは、高単価な案件が豊富なサイトです。
ベンチャー企業から東証プライム上場企業まで、社長と直接、単価や条件を交渉できることがあります。
経営者クラスへ相談できるDYMテックなら、他のサイトより価格交渉が成功しやすいでしょう。
また運営会社が経営者層と密接な関係性があるため、幅広い案件を選べる点が魅力です。
週1日からの案件も取り揃っており、副業をしながら独立を目指す人は使いやすいでしょう。
不定期でフリーランス交流会も実施していることから、人脈作りにもぴったりです。
さらにDYMテックでは、担当者が面接から参画後まで徹底的にサポートしてくれます。
案件が始まってからも相談できるので、企業に言いにくいことも代わりに提案してくれるのが嬉しいポイントです。
フルリモートの案件が少ないDYMテックは、出社できる案件を望む人におすすめです。
運営会社 | 株式会社DYM |
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公開求人数 | 約500件 |
対応地域 | 東京・埼玉・神奈川・千葉 |
料金 | 無料 |
- 職種
- ITフリーランスエンジニア
- 公開求人数
- 35,000件以上
- 対応地域
- 東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉
- おすすめ年代
- 全年代
Hipro Tech(ハイプロテック)
HiPro Tech(ハイプロテック)は、フリーランスIT・WEBエンジニア向けに特化した案件サイトです。
転職情報サイト「doda」を提供する企業が運営しているため、企業とのコネクションが強い特徴があります。
そのため利用企業は、大手企業からベンチャー企業まで約1,000社以上です。
また週1〜5日まで幅広い案件があるので、副業・フリーランスと立場を問わず利用できます。
リモート案件は80%以上あり、ライフスタイルに合わせた働き方を選べるでしょう。
長期契約案件も豊富で、継続的に働けるため収入が安定します。
さらに直接、業務委託契約を結べることから、高報酬を実現できるのも魅力です。
案件参画後も専属コンサルタントがサポートしてくれるHiPro Tech(ハイプロテック)は、フリーランスになりたての人も使いやすいでしょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約1,400件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
- 職種
- フリーランス ITエンジニア
- 公開求人数
- 1,030件
- 対応地域
- 首都圏中心
- おすすめ年代
- 20代~50代以上
フォスターフリーランス
フォスターフリーランスは、1996年にサービスを開始した老舗のフリーランスエンジニア向け案件サイトです。
最高報酬230万円という高単価な優良案件を常時5,000件程度取り揃えているため、さまざまな仕事の中から自分に合ったタスクを選べます。
最短3日で就業できるスピード感も、魅力のひとつです。
ITエンジニアに理解のある担当者がついてくれるので、一人ひとりに合わせた案件を紹介してくれます。
トラブルやスキルアップ、個人事業主ならではの悩みに関する相談など、参画後も手厚くフォローしてくれるのも嬉しいポイントです。
フルリモート案件は少ないため、クライアント先に常駐したい人に向いています。
無料または割引で利用できる福利厚生制度もあることから、正社員同様の待遇を受けたい人はフォスターフリーランスに登録してみてはいかがでしょうか。
運営会社 | 株式会社フォスターネット |
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公開求人数 | 約5,000件 |
対応地域 | 東京・埼玉・神奈川・千葉 |
料金 | 無料 |
joBeet(ジョビート)
joBeet(ジョビート)は2015年から運営している、フリーランスエンジニア専門の案件サイトです。
案件の90%以上はエンド直請けであり、高単価で質が高い業務を期待できます。
Web系・ソーシャル系の中でも特にゲーム系の案件が多く、ゲーム好きには大きな魅力です。
未経験可能な案件もあり、スキルにあまり自信がない人でも稼ぎやすいでしょう。
また各営業のスペシャリストに、キャリアやライフプランを相談できます。
フリーランスになって不安を感じても、頼れる人がいるので安心できるでしょう。
支払日は10日・20日・30日から選べるので、業界でもトップスピードの速さです。
報酬前払いサービスや、シェアハウスの割引利用といった福利厚生もあります。
利用手数料は10%と業界最安レベルなので、しっかり報酬を受け取りたい人は登録してみてください。
運営会社 | Fabeee株式会社 |
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公開求人数 | 約700件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
- 職種
- ITエンジニア
- 公開求人数
- 約2,500件
- 対応地域
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、リモート(一部リモート含む)
- おすすめ年代
- 20代から30代
フリーランスエンジニアの成功には実績アップや案件サイトの活用が近道
フリーランスエンジニアは、スキルや営業力が必要であったり、収入や社会的な信用がう安定になったりするため、やめとけと言われることが多くあります。
ただし、自己管理や自発的なスキルアップの努力ができる人や、スキルや営業力に自信がある人であれば成功する可能性が高いでしょう。
フリーランスエンジニアになれば、働く時間や場所、案件を自由に選べるメリットがあります。
後悔しないためには、フリーランスになる前に目指す理由を見つめ直したり、スキルアップや人脈を広げたりする努力が必要です。
本記事では、会社員時代の副業から独立後も使える案件サイトを紹介しています。
すべて登録料金は無料なので、気になるサイトがあれば登録してみてください。