「Webエンジニアってどんな仕事なの?」
「Webエンジニアって未経験からでもなれるの?」

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

Webエンジニアは、Webサイトやアプリなど設計、開発、保守・運用を行うエンジニアのことです。

変化の激しい現代でWebエンジニアの需要は大きく、その流れは今後も続くことが予想されており、おすすめの職業の1つです。

しかし、自分がWebエンジニアに向いているのか、どのくらいの年収なのか、将来性はどうなのかなど不安に感じることもありますよね。

そこで今回は、Webエンジニアになりたい人が知っておくべきことをわかりやすく解説していきます。

未経験からWebエンジニアになるための方法も紹介しているため、就職・転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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職種
ITエンジニア
公開求人数
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対応地域
東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・福岡
おすすめ年代
20代から40代

目次
  1. Webエンジニアとは
  2. Webエンジニアとシステムエンジニア(SE)の違い
  3. Webエンジニアの種類
  4. Webエンジニアの業務内容
  5. Webエンジニアに有利な資格
  6. Webエンジニアに必要なスキル・知識
  7. Webエンジニアのキャリアステップ
  8. Webエンジニアの年収
  9. Webエンジニアになる方法
  10. Webエンジニアに転職を考えている人におすすめの転職サイト比較一覧
  11. Webエンジニアに転職を考えている人におすすめの転職サイト
  12. Webエンジニアに関するよくある質問
  13. 需要の大きいWebエンジニアに挑戦しよう

Webエンジニアとは

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの設計、開発、運用、保守を行うエンジニアのことを指します。

HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術と、RubyやPythonなどのサーバーサイドのプログラミング言語を使いこなし、ユーザーにとって使いやすく、見やすいウェブページを作り上げます。

また、データベースの設計やセキュリティ対策、パフォーマンスの最適化なども行います。

Webエンジニアとシステムエンジニア(SE)の違い

Webエンジニアとシステムエンジニア(SE)の違いは、主に対象とするシステムとその役割にあります。

Webエンジニアは、その名の通りWeb上のシステム(WebサイトやWebアプリケーション)を開発し、システムエンジニア(SE)は、ITシステム全体の要件定義、設計、構築、導入、保守を行います。

システムエンジニアは、ソフトウェアだけでなく、ハードウェアやネットワークなど、システム全体を見渡す視野が求められます。

システムエンジニアは大規模なシステムの開発プロジェクトにおいて、クライアントと開発チームの間のコミュニケーションを円滑にし、プロジェクトを成功に導くことも重要な業務です。

一方、WebエンジニアはWeb上の具体的な製品やサービスを作り上げることに重点を置きます。

Webエンジニアの種類

一言でWebエンジニアと言っても様々な種類があります。

以下では、Webエンジニアの種類と業務内容について紹介します。

Webエンジニアの種類
  • フロントエンドエンジニア
  • バックエンド(サーバーサイド)エンジニア
  • フルスタックエンジニア
  • モバイルエンジニア
  • Webアプリケーションエンジニア
  • Webプログラマー

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、主にWebサイトの見える部分を作るエンジニアです。

つまり、ユーザーが直接触れるWebページの見た目と操作性を設計・開発します。

HTML, CSS, JavaScriptなどの言語を使って、デザインやレイアウト、動的な要素を制作します。

バックエンド(サーバーサイド)エンジニア

バックエンドエンジニアは、サーバーとデータベースの設計・管理やサーバーサイドのプログラミングを行います。

WebサイトやWebアプリケーションの核となる機能を実現する役割を果たします。

Python, Ruby, Java, PHPなどの言語がよく用いられます。

フルスタックエンジニア

フルスタックエンジニアは、フロントエンドとバックエンドの両方を担当するエンジニアです。

データベースからユーザーインターフェースまで、Webサービス全体の設計・開発・運用ができるエンジニアのことを指します。

モバイルエンジニア

モバイルエンジニアは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス向けのWebサイトやアプリケーションの開発を行います。

iOSやAndroidのプラットフォームに特化したスキルが必要となります。

Webアプリケーションエンジニア

Webアプリケーションエンジニアは、Webブラウザ上で動作するアプリケーションの設計・開発・運用を行います。

フロントエンドとバックエンドの知識が求められます。

Webプログラマー

Webプログラマーは、WebサイトやWebアプリケーションの機能をコードで実現する仕事をします。

特定のプログラミング言語を用いて、WebサイトやWebアプリケーションが必要とする機能をプログラムとして作成します。

Webエンジニアの業務内容

以下ではWebエンジニアの業務内容を紹介します。

Webエンジニアの業務内容
  • アプリやサイトの要件定義
  • 開発・コーディング
  • アプリやサイトの運用・保守

アプリやサイトの要件定義

要件定義は、システム開発の初期段階で行われ、開発するアプリケーションやサイトの目的、機能、性能、対象となるユーザー等を明確にするプロセスです。

Webエンジニアは、クライアントや利用者の要求やニーズを明らかにし、それを具体的なシステム要件に落とし込む役割を果たします。

具体的な作業としては、クライアントとのミーティングや打ち合わせを通じて情報を収集し、それをもとに要件仕様書を作成することが挙げられます。

開発・コーディング

要件定義に基づき、Webエンジニアはプログラムを書いてアプリケーションやサイトを実際に開発します。

フロントエンドエンジニアは、HTML, CSS, JavaScriptなどを使用してユーザーが直接操作するインターフェース部分を開発します。

一方、バックエンドエンジニアは、Python, Ruby, PHPなどのサーバーサイド言語を用いてデータベースと連携する部分や、アプリケーションのロジックを構築します。

アプリやサイトの運用・保守

アプリケーションやサイトがリリースされた後も、Webエンジニアは運用・保守など様々な業務を行います。

新たに発見されたバグの修正、ユーザーからのフィードバックに基づく機能の改善、パフォーマンスの最適化、セキュリティアップデートなどが主な業務となります。

また、ユーザーの利用状況に応じてサービスを改善し、新たな要件が出てきた場合には再び開発フェーズに戻ることもあります。

Webエンジニアに有利な資格

Webエンジニアは、仕事をする上で必要な資格はありません。

ただし、取得しておくことで就職や転職に有利になるだけでなく、資格手当がもらえる場合もあります。

以下では、Webエンジニアが取得しておくと有利になる資格を紹介します。

Webエンジニアに有利な資格
  • 基本情報処理技術者試験
  • 応用情報処理技術者試験
  • HTML5プロフェッショナル認定資格
  • Webクリエイター能力認定試験

基本情報処理技術試験

基本情報処理技術者試験は、情報処理に必要な基本的な知識や技術を問う試験です。

ハードウェアからソフトウェア、ネットワーク、アルゴリズムまで、ITの基礎を網羅することができます。

この試験を通じて、システム全体の理解を深めることができます。

応用情報処理技術者試験

基本情報処理技術者試験よりも高度な情報処理技術を問う試験であり、プロジェクト管理やシステム開発の手法、最新のITトレンドについて理解していることが求められます。

これらのスキルは、Webエンジニアとしてより複雑なシステムを開発する際に非常に役立ちます。

HTML5プロフェッショナル認定資格

HTML5プロフェッショナル認定資格は、HTML5とそれに関連する技術(CSS3やJavaScriptなど)の知識を証明するための資格です。

Webエンジニアとしてフロントエンド開発を行う上で、これらの技術は必須であり、この資格がその能力を証明します。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Web制作に関する総合的なスキルを証明するための資格です。

HTMLやCSS、JavaScriptに加え、デザインやSEO、アクセシビリティなど、Webサイト制作に関わる幅広い知識が試されます。

これらの資格を持つことは、自身の技術力を証明し、就職・転職市場での競争力を高める一助となるでしょう。

Webエンジニアに必要なスキル・知識

以下では、Webエンジニアに必要なスキル・知識を紹介します。

Webエンジニアに必要なスキル・知識
  • Webエンジニアに必要なスキル・知識
  • プログラミング言語に関するスキル
  • コミュニケーションスキ
  • データベース知識
  • セキュリティ知識
  • サーバー知識

 

プログラミング言語に関するスキル

Webエンジニアとして最も基本的なスキルはプログラミングです。

フロントエンド開発にはHTML、CSS、JavaScriptが必須です。バックエンド開発にはPython、Java、PHP、Ruby、Node.jsなどのサーバーサイド言語の知識が求められます。

また、Webアプリケーション開発フレームワーク(例:Ruby on Rails、Django、Springなど)の理解も重要です。

コミュニケーションスキル

Webエンジニアは他の開発者やデザイナー、プロジェクトマネージャー、顧客と連携して仕事を進めるため、効果的なコミュニケーション能力は必須です。

具体的には、自分の意見を明確に伝え、他人の意見を理解し、問題を解決するために協力する能力が求められます。

データベース知識

Webアプリケーションは、ユーザーデータやトランザクションデータなど、大量の情報を扱います。

これらのデータはデータベースに保存され、WebエンジニアはSQLやNoSQLデータベースの操作と設計を理解する必要があります。

セキュリティ知識

Webアプリケーションはインターネット上で公開され、様々なセキュリティリスクに直面します。

SQLインジェクションやXSS(クロスサイトスクリプティング)などの攻撃を防ぐための知識と、データの暗号化、認証と認可の実装など、基本的なセキュリティ知識が必要です。

サーバー知識

Webエンジニアは、Webアプリケーションを稼働させるサーバーについての知識を持つ必要があります。

これには、HTTPプロトコルの理解、Webサーバーソフトウェア(ApacheやNginxなど)の設定、そしてクラウドサービス(AWSやGoogle Cloudなど)の使用方法が含まれます。

Webエンジニアのキャリアステップ

以下では、Webエンジニアのキャリアステップについて紹介します。

Webエンジニアのキャリアステップ
  • プロジェクトマネージャー
  • ITコンサルタント
  • フリーランスエンジニア

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、特定のプロジェクトの全体を管理する役職です。

主な業務は、プロジェクトのスケジュール作成、各チームメンバーが役割と期限を設定など。

また、プロジェクトマネージャーはコスト管理、リスク管理、品質管理など、業務内容は多岐にわたります。

さらにクライアントとのコミュニケーションも担当し、プロジェクトの進行状況を報告することも重要な業務の1つです。

ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、情報技術(IT)の専門家であり、企業や組織に対してそのIT戦略、システム導入や運用、データ管理、セキュリティなどの様々な問題についての助言を提供する役職を指します。

これは、新しいソフトウェアの導入や既存システムのアップグレードから、ITインフラの設計と実装、サイバーセキュリティ対策の策定まで幅広い活動を含みます。

また、企業が最新のテクノロジートレンドを理解し、それらを自分たちのビジネス戦略にどのように組み込むことができるかを助言することも重要な業務の1つです。

フリーランスエンジニア

Webエンジニアは、キャリアアップだけでなくフリーランスの選択肢も1つです。

フリーランスエンジニアは、固定の勤務地や雇用者に縛られることなく、独立して働きます。

個々のプロジェクトに対して契約を結び、自分自身のスケジュールと仕事の量を自分でコントロールします。

フリーランスエンジニアは様々な業界やプロジェクトで働く機会があり、その結果として幅広いスキルと経験を獲得することが可能です。

成功するためには、ビジネススキル、時間管理、ネットワーキングなど、技術スキル以外の要素も重要となります。

Webエンジニアの年収

Webエンジニアの年収は、549万円と日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。

また、派遣社員の平均時給は2,198円、アルバイト1,000円となっています。

正社員 派遣社員(平均時給) アルバイト(平均時給)
平均年収 549万円 2,198円 1,000円

引用:求人ボックス

地域別Webエンジニアの年収

地域別Webエンジニアの年収は以下の通りです。

正社員 派遣社員(平均時給) アルバイト(平均時給)
北海道・東北 456
甲信越・北陸 444
関東 496 2,477 1,203
東海 456 2,295
関西 524 2,029
中国 461
四国 477
九州・沖縄 460 2,199

引用:求人ボックス

Webエンジニアになる方法

以下では、未経験からWebエンジニアになる方法を紹介します。

Webエンジニアになる方法
  • 未経験採用を行っている企業へ入社する
  • 独学でプログラミング言語を取得する
  • プログラミングスクールでプログラミング言語を取得する

未経験採用を行っている企業へ入社する

未経験でもエンジニアとしてのキャリアを開始できる企業は多く存在します。

これらの企業は新入社員に対する研修プログラムを用意しており、基本的なプログラミングスキルからビジネススキルまで幅広い知識を身につけることが可能です。

また、組織の一員として仕事を行うことで、実際のプロジェクトに関わる経験を積むことができます。

独学でプログラミング言語を取得する

プログラミング学習は、自宅でPCさえあれば始めることが可能です。

オンライン上には無数の学習リソースがあり、チュートリアル動画、フリー学習サイト等を利用して自身のペースで学ぶことができます。

しかし、自己学習には自己管理能力とモチベーションが必要となります。

プログラミングスクールでプログラミング言語を取得する

未経験者向けのプログラミングスクールやブートキャンプは、短期間で効率的にプログラミングを学ぶ場として最適です。

講師から直接指導を受けたり、他の学生と協力してプロジェクトを行うなど、実践的な学習ができます。

また、就職サポートを提供しているスクールもあり、卒業後の就職活動に役立てることができます。

Webエンジニアに転職を考えている人におすすめの転職サイト比較一覧

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対応エイリア 全国 全国 全国
求人数 21,998 件(2023/07/21時点) 236,815件(2023/07/21時点) 約15,000件(2023/07/21時点)

 

Webエンジニアに転職を考えている人におすすめの転職サイト

以下では、Webエンジニアに転職を考えている人におすすめの転職サイトを紹介します。

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  • レバテックキャリア
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Webエンジニアに関するよくある質問

以下では、Webエンジニアに関するよくある質問を紹介します。

Webエンジニアに関するよくある質問
  • Webエンジニアはどんな人が向いている?
  • Webエンジニアの将来性は?
  • Webエンジニアは未経験だときつい?

Webエンジニアはどんな人が向いている?

コミュニケーション力が高い人や創造性がある人などWebエンジニアに向いている人の特徴はいくつかありますが、特に論理的に物事を考えられる人が向いていると言えます。

プログラミングは、問題を理解し、解決策を論理的に作成することが求められます。

そのため、ロジカルな思考力を持つ人はプログラミングに適しています。

Webエンジニアの将来性は?

テクノロジーの進化と共に、Webエンジニアの需要は高まっています。

インターネットは私たちの生活のあらゆる面に影響を与えており、企業はWeb技術を活用してビジネスを拡大し、競争力を維持しようとしています。

そのため、Webエンジニアのスキルは引き続き価値があり、多くの雇用機会が予想されます。

Webエンジニアは未経験だときつい?

未経験からWebエンジニアになるのは不可能ではありません。

ただし、Webエンジニアは専門的なスキルが求められる職業であるため、未経験から始める場合は一定の学習期間と努力が必要となります。

しかし、現在では多くの企業が未経験者向けの研修制度を提供しており、自学自習のためのリソースも豊富に揃っています。

そのため、しっかりと学習すれば未経験からでもWebエンジニアになることは可能です。

需要の大きいWebエンジニアに挑戦しよう

今回は、Webエンジニアの仕事内容やキャリアステップ、年収などWebエンジニアにキャリアチェンジしたい人が知っておくべきことを紹介しました。

Webエンジニアは、技術の進歩が激しい現代では非常に貴重な職種の1つです。

未経験からだと一定以上の勉強をする必要があるなど努力が必要ですが、1からWebエンジニアを作るため、とてもやりがいのある仕事です。

需要も大きく、やりがいもあるWebエンジニアに挑戦してみてはいかがでしょうか。