社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイト12選！人気の各社を徹底比較【2024年最新】

今回は、社内SEに転職したい未経験者・経験者に向けて、おすすめの転職エージェント・転職サイト12選をご紹介します。

社内SEは、転職しやすいとされているエンジニア系の中でも、人気がある職種です。
比較的ワークライフバランスを確保しやすいことから、転職希望者が多く、一般的なITエンジニアよりも転職が難しくなっています。

ライバルが多い中で、社内SEへの転職を成功させるためには、転職エージェント・転職サイトを活用しましょう。

※本記事に掲載している求人数の情報取得日は、2024年7月12日です。
ITエンジニアにおすすめ転職エージェント・転職サイト16社！年収アップのコツについても解説

社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイト比較12選

社内SEの転職におすすめな転職エージェント・サイト12社を、一覧表で比較しました。

※2024年時点の公開求人数を掲載しています。
SE・システムエンジニア向け転職サイトおすすめ15選！転職サイトを効果的に使う方法や利用する際の注意点も併せて解説！

doda

テレビCMやWeb広告でもおなじみのdodaは、求人の保有数が国内最大級の転職サイトです。社内SEをはじめとする、エンジニア・技術職の求人も、豊富に取り扱っています。

2024年7月12日時点で、公開求人数は251,530件と非常に多いです。肝心な社内SE（社内情報システム）の求人も、8,791件取り扱っています。IT特化型の転職サイトよりも社内SEの求人数が多いので、とてもおすすめです。

さらにdodaのエージェントサービスに登録すると、非公開求人も紹介してもらえます。社内SEは人気があるため、サイトに掲載されている求人は競争率が高くなりがちです。しかし非公開求人も紹介してもらうことで、内定獲得のチャンスが広がります。

dodaではエージェントサービスを利用するかどうかが任意なので、転職サイトと転職エージェントのどちらを使うか迷っている人にもおすすめです。

dodaの詳細
会社	パーソルキャリア株式会社
住所	〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F

dodaの評判・口コミを徹底調査！特徴やサービス内容までくわしく紹介

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レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Web業界のエンジニア・クリエイターに特化した、経験者向けの転職エージェントです。ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1※1に輝いた実績を持っています。

レバテックキャリアの強みは、IT・Web業界への転職において、かなり専門性が高いサポートを受けられる点です。Sler専門やインフラエンジニア専門のアドバイザーが在籍しており、約50職種のIT専門職をサポートしています。

求人企業からのヒアリングにも力を入れており、職場の内部事情を詳しく知れます。ギャップのない転職をしたい方に最適です。

充実したサポートのおかげで、レバテックキャリアは希望企業への転職成功率が96%※2と非常に高いです。なかなか社内SEへの転職がうまくいかないという方は、ぜひ利用してみましょう。転職成功者の5人に4人が年収アップ※3を実現しているため、年収を上げたい人にもおすすめです。

レバテックキャリアの詳細
会社	レバテックキャリア株式会社
住所	〒150-6190 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア 24F・25F

※1　日本マーケティングリサーチ機構調べ　調査概要：2021年1月期_サービスの比較印象調査
※2　2020年8月~2021年9月の実績
※3　2020年6月~2021年8月の実績

ITエンジニアならレバテックが正解[キャリア/エキスパート/クリエイター/フリーランス]

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ギークリー

また、分野ごとに専門のキャリアアドバイザーが在籍しているので、的確なアドバイスを期待できる点も魅力です。企業ごとの違いも教えてくれます。

さらにギークリーは、年収アップにも強いです。ギークリーの自社調査によると、転職後に8割以上の人が年収アップしています。強力なサポート体制を期待する社内SEにおすすめの転職エージェントです。

※2024年4月時点

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社内SE転職ナビ

社内SE転職ナビは、社内SEの転職に特化した転職エージェントです。社内SEに特化した転職エージェントは希少なので、必見と言えます。

社内SE転職ナビは、紹介してもらえる求人の数が、1人あたり平均25.6社（※公式サイトより）と多いです。公開求人数は全体で5,320件（2024年7月12日時点）となっており、開発・インフラ系、テクニカルサポートなど、さまざまなお仕事から選べます。

また、担当者との面談を3つのタイプから選べる点も魅力です。「まだ転職するか迷っている」「すぐに転職活動を始めたい」「オンラインで面談したい」といったニーズに応じて選べるようになっています。

幅広い社内SE転職希望者におすすめです。

社内SE転職ナビの詳細
会社	アイムファクトリー株式会社
住所	〒107-6026 東京都港区赤坂1丁目12-32 アーク森ビル 26階

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type転職エージェントIT

type転職エージェントITは、IT業界専門の転職エージェントです。
「type」ブランドの転職サービスで有名な、株式会社キャリアデザインセンターが運営しています。
特に都心や埼玉・神奈川・千葉でSEの求人を探している方におすすめのサービスです。

社内SEの公開求人数は790件と少なめですが、非公開求人が1,890件と多いです。「リモートワークOK」や「未経験歓迎」の求人も保有しています。

またtype転職エージェントITの公式サイトには、在籍している担当者が掲載されています。
どんなIT・Web分野の担当者がいるのか、事前に詳しく確認可能です。
今まで31万人以上の転職を支援してきた実績があるので、豊富なノウハウをもとにしたアドバイスが期待できます。

年収アップや働きやすさの実現を目指す社内SEから、エンジニア未経験者まで、幅広い方におすすめです。

社内SE転職ナビの詳細
会社	株式会社キャリアデザインセンター
住所	〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目21-20 赤坂ロングビーチビル

type転職エージェントの評判は悪い？口コミから特徴やメリット・デメリットを徹底調査

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Green

GreenはIT・Web業界の求人が中心の転職サイトです。
他の業界の求人も取り扱いがあるので、異業種転職も同時に検討できます。
キャリアアドバイザーは在籍していないので、自分で企業に応募したい方や、マイペースに転職活動を進めたい方におすすめです。

IT・Web業界に強い転職サイトの中でも求人数が多く、2024年7月12日時点では、29,097件の求人を公開しています。
全国対応しており、他では見つけにくい地方の求人情報も得やすいです。
特にスタートアップやベンチャーの求人が多く、面接前に企業とのカジュアル面談もできます。

また、Greenでは求人のほとんどに写真が多数掲載されているので、職場の雰囲気がよく分かります。
加えてGreenに登録すると、あなたの経歴やスキルに興味を持った企業の人事担当者から直接スカウトが届くこともあります。
自分の市場価値を確かめたい方や、社内SE未経験者におすすめです。

Greenの詳細
会社	株式会社アトラエ
住所	〒106-0045 東京都港区麻布十番1丁目10-10 ジュールA 8F

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ウィルオブテック

ウィルオブテックは、丁寧なサポートに定評がある、エンジニア特化型の転職エージェントです。
キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーが、1人の求職者に対して2名体制でサポートしてくれます。

求人数は2024年7月時点で3,936件と少なめですが、手厚いサポートを求める方にはおすすめです。
また、ウィルオブテックで転職成功した人は年収アップも同時に実現している方が多く、中には150万円以上アップさせた方もいます。

さらにウィルオブテックでは、転職サポート期間に制限がありません。
納得いくまで転職活動をサポートしてもらえるので、じっくり社内SEへの転職を目指したい方にもおすすめです。

ウィルオブテックの詳細
会社	株式会社ウィルオブ・ワーク
住所	〒106-0045 東京都港区麻布十番1丁目10-10 ジュールA 8F

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転職ドラフト

転職ドラフトは、エンジニア専門の競争入札型転職サービスです。
企業がエンジニアの経験・スキルを見て、年収・仕事内容付きの指名を行います。
自分の市場価値を把握することが可能です。

また、各社が「誰をいくらで指名したか」も閲覧できます。
どのくらいのスキルがあれば好待遇な転職を実現できるのか知るのに役立つサービスです。
常時100社以上がドラフトに参加し、その中には大手企業も多く含まれています。

エンジニアの実務経験がある方や、スキルに自信のある方におすすめです。
また、転職によって年収をアップさせたい社内SEにも適しています。

転職ドラフトの詳細
会社	株式会社リブセンス
住所	〒105-7510 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝10階

転職ドラフトの評判はやばい？特徴や利用するメリット・デメリットを紹介

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TechClipsエージェント

TechClipsエージェントは、首都圏限定のITエンジニア特化型転職エージェントです。
年収500万円以上の高年収・高待遇の求人だけを取り扱っています。

社内SE含む、1000社以上の豊富な求人を紹介可能です。
エンジニア未経験者にはおすすめできませんが、エンジニア経験者で、「転職によって年収をアップさせたい」「現在の収入に不満を持っている」とお考えの方には適しています。

また、TechClipsエージェントに在籍しているコンサルタントは、現場のエンジニアなので、エンジニアならではの悩みや事情をよく理解しています。
豊富な業界知識と実務経験をもとにしたアドバイスが評判で、転職後1年以内離職者ゼロを更新中です。
ミスマッチのない転職が期待できます。

TechClipsエージェントの詳細
会社	notari株式会社
住所	〒107-0062 東京都港区南青山3-8-40 青山センタービル2F

TechClipsエージェントの評判や口コミは？ITエンジニアが使うメリット・デメリット

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Direct type（ダイレクトタイプ）

Direct type（ダイレクトタイプ）は、ITエンジニアに特化した、スカウト型の転職サイトです。
転職サイト「type」等で有名な、株式会社キャリアデザインセンターが運営しています。

対応している職種は、社内SEやインフラエンジニアなどです。
経歴やスキルを登録して待つだけで、あなたの経歴に興味を持った企業の人事担当者から、直接スカウトが届きます。
スカウトを待つ形なので、内定の確率が高く、待っているだけで転職活動をおこなえる点が魅力です。

求人数は少なめですが、大手企業や有名企業の求人が豊富で、質は高いといえます。
社内SEの優良求人と出会いたい方におすすめです。
簡単に職務経歴書を作成できる機能も提供しています。

Direct typeの詳細
会社	株式会社キャリアデザインセンター
住所	〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目21-20 赤坂ロングビーチビル

Direct typeの評判は悪い？特徴や利用するメリット・デメリットを徹底解説

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クラッチエンジニア

クラッチエンジニアは、ITエンジニア専門の転職エージェントです。
経営事業コンサルティングや人材紹介を手がける、株式会社clutch communicationが運営しています。

クラッチエンジニアの強みは、業界歴5年以上キャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれる点です。
総合型の転職エージェントでは得られないような、業界の詳しい内部事情まで提供してくれます。

2021年に設立された新しい会社が運営している転職エージェントではありますが、規模が大きくない分、1人1人に対する手厚いサポートが期待できるでしょう。
社内SEとしての能力や個性にマッチした企業を見つけたい方へおすすめです。

クラッチエンジニアの詳細
会社	株式会社clutch communication
住所	〒106-0046 東京都港区元麻布3-1-35　VORT元麻布5階

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社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイトの選び方

社内SEの転職に適した転職エージェント・転職サイトを選ぶときは、次のポイントが重要です。

社内SE・エンジニア・IT・WEB業界に特化している

転職エージェント・転職サイトを選ぶときは、まず第一に、社内SEの転職に対する専門性の高さが重要です。
転職エージェント・転職サイトの中には、社内SEやエンジニア、IT・WEB業界に特化しているものがあります。

これらの転職サイトや転職エージェントは、社内SEや、社内SEと関連性が高い求人情報を提供しています。
効率的に転職先を探すことが可能です。

また転職エージェントの場合、専門性の高いアドバイザーが在籍しています。
彼らは社内SE特有のニーズや、IT・WEB業界のトレンドに詳しく、より具体的なアドバイスをしてもらいやすい点が大きな魅力です。

特に「社内SE」に特化したアドバイザーが在籍している転職サービスは、おすすめできます。
社内SEの転職事情に詳しいアドバイザーを見つけるには、その転職エージェントにどんな分野の担当者がいるか・担当分野は細分化されているかといった点に着目しましょう。

社内SEの求人数が多い

次に、社内SEの求人数が多い転職サイト・転職エージェントを選ぶことも重要です。
多くの選択肢の中から、自分に最適な求人を見つけやすくなります。
社内SEやエンジニアに特化している転職サイト・転職エージェントの中でも、求人数が多いところを優先的に利用しましょう。

また、幅広い業界・職種の求人を総合的に取り扱う大手の転職サイト・転職エージェントは、特化型の転職サイト・転職エージェントよりも、求人数が多いです。
たとえば転職サイトのdodaには、全体で20万件以上の求人があり、この中には社内SEの求人もたくさんあります。
アドバイザーの専門性の高さは、特化型サービスに劣る場合もありますが、特化型の転職サイト・転職エージェントに掲載されていない求人が見つかることもあるでしょう。

転職サービスは1人で何社でも登録できるので、社内SEやエンジニアに特化している転職サイト・転職エージェントと、大手の転職サイト・転職エージェントを、併用するのがおすすめです。
特に社内SE以外の職種・異業種への転職も検討したい人は、ぜひ総合型の転職サイト・転職エージェントも活用しましょう。

非公開求人数が多い

転職サイト・転職エージェントを選ぶときは、非公開求人の多さも確認しましょう。
非公開求人とは、その転職サービスに登録した人限定で紹介してもらえる、特別な求人情報です。

一般に向けて公開されていないため、競争率が低い傾向にあります。
また非公開求人は、条件も良いことが多いです。

特に一定の経験・スキルを持っている人は、年収アップやキャリアアップが叶う好条件の非公開求人に巡り会える可能性が高いので、注目しましょう。

また年収アップやキャリアアップが目的の場合は、ハイクラス向けの転職サイト・転職エージェントを利用する方法もあると覚えておきましょう。

社内SEにおすすめの転職エージェントを使うメリット

社内SEの転職では、転職エージェントの利用がおすすめです。専門知識を持ったアドバイザーから、幅広い転職サポートを、すべて無料で受けることができます。

具体的には、求人紹介や面接対策、年収交渉などです。

忙しい人や、採用選考に不安がある人でも、転職活動をスムーズに進めやすくなります。業界経験を持つキャリアコンサルタントも多いので、相談しやすいです。

社内SEの非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントを利用する大きなメリットは、一般には公開されていない非公開求人も紹介してもらえることです。

非公開求人は、競争率が低い傾向です。

さらに応募の殺到を避けようと考えている人気大手企業の求人や、特別な経験を持つ人材だけを求める重要ポストの求人も多い傾向があります。

非公開求人と出会うことで、好待遇な理想の転職を実現しやすくなるでしょう。

企業ごとの内部情報を教えてくれる

転職エージェントは、企業ごとの職場環境や社内の雰囲気、具体的な仕事内容など、公開求人では得られない内部情報も把握している場合があります。

なぜなら転職エージェントは、直接企業とやり取りして、「どのような人材が欲しいか」「仕事内容」などを詳しくヒアリングしているからです。実際にその会社を訪問している転職エージェントも珍しくありません。

企業との相性や、実際の労働環境をより正確に把握できるので、ミスマッチを防ぎやすくなります。

社内SEの転職に合わせた書類添削や面接対策をしてもらえる

履歴書の作成や面接に苦手意識があるなら、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは、応募書類の添削や面接対策を無料で行ってくれます。

転職エージェントは過去の膨大なデータをもとに、「社内SEの転職でよく聞かれる質問」「自分の場合はどのようなスキルをアピールすべきか」などを教えてくれます。

ただし書類添削や面接対策の手厚さは転職エージェントによって差があります。利用者の口コミ・評判も参考にして、サポートが手厚い転職エージェントを選びましょう。

難しい年収交渉を代行してくれる

社内SEの転職では、内定後に「もう少し年収を上げてくれるなら、入社を決めたい」と感じることも多いです。しかし、自分では交渉しづらいと思うでしょう。

転職エージェントでは、アドバイザーがあなたに代わって、年収や労働条件の交渉を行ってくれます。自分では伝えにくい希望をしっかりと伝えつつ、適切な条件での転職を実現可能です。

社内SEにおすすめの転職エージェントを使うデメリット

社内SE向けの転職エージェントを使うと、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

業界・職種が限定される

IT業界や社内SEに特化した転職エージェントは、エンジニア向けの求人を見つけやすい一方で、IT業界以外の求人は少ないです。

取り扱っている業界や職種が限定されています。

まったくの異業種への転職も検討したい場合、「doda」のような総合型転職サイト・エージェントの併用も検討してみてください。

また、IT全般の求人が多くても、自分に合った社内SEの求人が少ないケースもあり得ます。

社内SEの求人数をあらかじめ確認しておくことも重要です。

担当者と相性が悪いこともある

転職エージェントに登録すると、1人1人に担当のアドバイザーがつきます。

担当者の対応や提案が、自分に合わない場合もあるので、注意が必要です。

たとえば、希望する企業や業界、社内SEの仕事内容について十分な理解がないアドバイザーだと、適切なサポートを受けられないと感じる可能性があります。

残念ながら転職エージェントでは、担当者を指名できません。しかし担当者と相性が悪いと感じたら、公式サイトの問い合わせ窓口から、変更を依頼することは可能です。担当者を変更したい理由や、要望も記載すると、次は相性の良い担当者に出会える可能性が高まります。

連絡がしつこいと感じる可能性がある

転職エージェントに登録すると、担当者からたびたび連絡が来ます。人によっては、連絡が頻繁に来てしつこいと感じるでしょう。

転職エージェントが連絡してくる目的は、「転職活動の状況確認」「条件に合う新着求人の紹介」「面接の日程調整」などです。基本的には、転職活動に必要な連絡なので、無視するべきではありません。

しかし転職エージェントによっては、自身の営業ノルマを達成するために、連絡がしつこくなってしまっているケースも想定されます。

転職エージェントからの連絡がしつこいと感じたら、電話して欲しくない時間帯や、都合の良い時間帯を伝えて、連絡頻度を調整してもらいましょう。

転職を急かされる場合がある

まだ転職するかどうか決まっていない人でも、転職エージェントに登録できます。しかし転職エージェントに登録すると、応募や内定承諾を急かされているように感じる場合があります。

応募を急かしてくる担当者は、自分の営業ノルマを追っていて、求職者の長期的なキャリアを第一に考えていない可能性があります。とはいえ求職者のためを思って、「応募や内定承諾をしたほうがよい」と考えて連絡しているケースもあるので、一概には言えません。

担当者から転職を急かされた場合は、なぜ急かすのか聞いてみてください。納得のいく理由ではなかったら、担当者の変更や、転職エージェントの変更も検討することをおすすめします。

社内SEの転職を成功させるコツ

社内SEは人気が高い職種なので、採用選考でライバルとの競争に負けてしまい、なかなか転職先が決まらないこともあります。
以下の社内SEの転職を成功させるコツを押さえて、後悔のないスムーズな転職を実現させましょう。

社内SEの年代別平均年収以上の求人を狙う

転職サイト「type」によると、社内SEの年代別平均年収は、以下の通りです。

この年収以上の転職先を狙うとよいでしょう。
ただし30代後半や40代の転職は難易度が高いので、ある程度年収を妥協しなければならない場合もあります。

自分がもっとも転職で叶えたいことを明確にして、どの程度までの年収ダウンなら許容できるのか、計算しておくべきです。

※引用：type「システムエンジニアの人気職種　社内SE（社内システム企画）の仕事内容、人気の理由とは」

社内SEに必要なスキルをアピールする

社内SEの転職では、特に以下のスキルが評価されます。

自己PRの作成に役立てましょう。
また、企業の求める人物像を詳しく確認して、それに合わせたアピールをすることも非常に大切です。

社内SEの仕事内容を把握する

社内SE未経験者は、まず社内SEの仕事内容を把握しましょう。

社内SEの1日の流れや、重宝されるスキル、あるとよい資格、キャリアパスなどについて詳しく調べます。

ブログや動画サイトでの情報収集もおすすめです。

【20代向け】社内SEにおすすめの転職サイト・エージェントを紹介！未経験で転職する方法や転職を成功させるコツを徹底解説

社内SEの中途採用されている職種

社内SEの仕事の範囲は広く、企業によってどこからどこまでの業務を任されるのかが異なります。

ここでは、社内SEの中途採用されている職種と、dodaに掲載されている実際の求人をご紹介します。

※求人は2024年7月12日時点のものです。掲載は終了している場合があります。

システム企画・開発・運用・保守

システムの企画を立てたり戦略を練ったりする上流工程から、運用・保守まで、一貫して関わるポジションです。

こちらは社内システムの企画～開発から、運用、保守まで、一貫して手がける求人です。
プログラミング知識や、プログラミング言語の使用経験が必須となっています。

IT戦略・システム企画

システム部門の予算作成・管理や、システム企画といった、上流工程に深く関わる社内SEもいます。

こちらは、会社全体のIT化をイチから進める仕事の募集です。
裁量の大きさが魅力となっています。

ヘルプデスク

社内SEは、ヘルプデスクの業務もこなすことがあります。
ヘルプデスクとは、システムを利用する社員やお客様から問い合わせを受けて、「困った」を解決する仕事です。

こちらのヘルプデスクの求人では、社内ITインフラの管理と、従業員の技術サポートをおこないます。

社内SEは未経験でも転職可能？

社内SEは、未経験での転職が可能です。

しかしまったくプログラミングの知識がない場合、未経験での転職は厳しいと言わざるをえません。

IT人材不足の影響で未経験者採用がある

経済産業省が2019年3月に発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると言われています。
需要に対して、人材の供給が追いついていない状況です。

そのため一部の企業は、即戦力になれる社内SE経験者だけではなく、ポテンシャルのある社内SE未経験者も採用して、育てようとしています。

プログラミングの知識は必要

「エンジニアは未経験でも転職しやすい職種」とよく言われますが、社内SEの場合、まったくのIT業界未経験向けの求人は少ないのが現実です。

プログラミングの知識は、ほぼ必須となっています。
「未経験者歓迎」と書かれていても、IT業界での経験は必要な場合が多いので、注意しましょう。

まったくプログラミングの知識がない人は、独学やスクールで学ぶ必要があります。

プログラミングスクールおすすめ人気ランキングTOP10！失敗しないスクールの選び方

社内SE未経験でも採用されやすい人の特徴

SEは未経験でも、システムの構築経験を持っていれば採用されやすいでしょう

また30歳以上で転職する場合は、プロジェクトの進行管理や、チームメンバーの指導・育成などの経験があると有利です。

社内SE未経験者の需要は高まっているものの、転職しやすい年齢は、20歳代から35歳までといわれています。
35歳を超えると、長期キャリア形成の面から、未経験者での採用は狭き門です。

社内SEの年収

社内SEの平均年収は、ギークリーやdodaといったいくつかの大手求人サイトや、「転職会議」のような転職口コミサイトが算出していますが、数値にはばらつきがあります。
これらの複数のデータを平均化すると、社内SEの平均年収は、おおよそ500万円前後です。

なお国税庁の「令和4年分 民間給与実態調査」によると、日本人全体の平均年収は458万円となっているので、社内SEは平均より高い収入が得られる職業だとわかります。

なお社内SEの年収は、企業の規模によっても差があります。
いくつか例を見てみましょう。

大手企業の場合500～1,000万円

 

社内SEを募集している大手の中には、平均年収が1,000万以上の企業もあります。

たとえば三井物産の平均年収は、1549.1万です（出典：三井物産有価証券報告書）。
この平均年収は社内SEだけの平均年収ではありませんが、大手企業では、社内SEの平均年収「500万円前後」を上回る、年収600万円以上を狙いやすくなっています。
年収1,000万円を実現できる可能性もあるでしょう。

外資系企業の場合500～1,000万円

社内SEを募集している大手の中でも、外資系企業は、平均年収が高い傾向にあります。

たとえばアメリカ最大級の保険・金融サービス機関「プルデンシャル・ファイナンシャル」の一員であるプルデンシャル生命保険株式会社は、転職口コミサイト「OpenWork」によると、平均年収1074万円です。
社内SEだけの平均年収は不明ですが、年収1,000万を狙うことも可能となっています。
dodaに出ているプルデンシャル生命保険株式会社の求人では、予定年収が490万円～1,000万円です。

中小企業の場合500万円前後

中小企業の場合、社内SEの平均年収は、おおよそ500万円前後です。

専門技術職なので、同じ企業の一般職よりも高めの収入を得られる傾向があります。

社内SEになるには？必要なスキルと未経験で転職する方法を解説

社内SEの将来性

社内SE（システムエンジニア）は需要が高まっており、将来性もあります。

業務のDX化を進める企業の増加

社内SEの需要や将来性がある理由のひとつとして、DX（デジタルトランスフォーメーション）に取り組む企業の増加があげられます。
DXとは、デジタル技術によって業務やビジネスモデルを変革することです。

企業がDXを進めるためには、社内SEの存在が欠かせません。
しかし独立行政法人情報処理推進機構（IPA）の「DX白書2023」によると、DXを推進する人材が「不足している」と感じている企業は、80％を超えていました。
※2022年と2021年の調査

業務のDX化に伴って社内SEの需要は増えているものの、人材の供給が追いついていないので、今後も社内SEの仕事は十分にあると考えられます。

大手企業を中心に内製化が進んでいる

リソースが豊富な大手企業を中心に、これまで外部に委託していた業務を、自社内で完結させる傾向が強まっています。
業務の内製化に伴って、社内SEの需要も増加しているのです。

社内システムの内製化は、外部への情報流出リスクを抑えられるほか、自社の開発力の強化にもつながります。
また社内SEは、自社の業務を深く理解した上でシステム開発を行ってくれるので、企業にとって非常に価値のある存在です。

担当領域が幅広い

社内SEはひとつの分野の技術を極めるというより、社内のIT活用促進のために、幅広い知識や技術を取り入れることが求められます。
さまざまなことに対応できる能力が身につくため、今後のキャリアの幅を広げることが可能です。

常に技術や情報のアップデートを怠らなければ、社内SEとしての将来性は保証されるといえます。

社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイトの利用方法

社内SEにおすすめの転職エージェントや転職サイトは、基本的にどのサービスでも、次の流れで利用します。

会員登録は無料です。求人紹介や面接対策なども、すべて無料で利用できます。

登録から内定獲得・入社までの流れを見ていきましょう。

1.転職エージェント・転職サイトに無料登録

まずは、社内SE向けの転職エージェントや転職サイトに登録します。

登録時にこれまでの経験やスキル、希望条件を入力しましょう。

多くの転職エージェントでは、この登録情報をもとに、あなたに合った担当者を手配してくれます。

2.社内SEに詳しい担当者と面談

転職エージェントの場合、次にアドバイザーとの面談があります。担当のアドバイザーから連絡が来るので、希望の面談日時をいくつか提示してください。

面談当日までに、「履歴書」と「職務経歴書」の提出を求められることもあります。あらかじめ用意しておくとスムーズです。

面談は電話やオンラインで実施している転職エージェントが多いです。通常30分～1時間半ほど実施されます。

転職理由や転職回数、希望条件やキャリアプランなどを詳しく質問されるので、あらかじめこれらの内容を整理しておきましょう。

3.求人紹介を受けて応募する

転職エージェントでは面談が終わると、あなたの希望条件をもとに、担当者が社内SEのおすすめ求人を紹介してくれます。

紹介された求人が気に入らなければ、応募しなくても問題ありません。

転職サイトの場合は、自分で求人検索を行い、気になる求人に直接応募できます。

自分のスキルに合うか、キャリアアップに役立つかなどを考えて、納得のいく求人を選びましょう。

4.書類添削・面接対策を受ける

求人を選んだら、応募します。採用選考は書類選考→1～3回の面接、という流れが一般的です。

転職エージェントでは、担当者から無料で履歴書の添削や面接対策を受けられます。なお、転職エージェントは企業との面接日の調整等のやりとりも代行してくれます。転職活動の負担が軽減されるでしょう。

書類選考にかかる時間は7〜10日ほどです。計画的に応募を進めましょう。

なお、マイナビエージェントで内定を得た利用者たちのデータによると、書類選考の通過率は30%程度です。

書類選考を突破してから一次面接を通過する確率は30％、最終面接を通過して内定を得る確率は50％でした。

※出典：「マイナビ転職」。マイナビエージェント（人材紹介）で転職活動を行い、内定を得た人たちのデータ

ヘルプデスク業務もある社内SEは、コミュニケーション能力が必要とされる仕事です。面接ではエンジニアとしての技術力だけでなく、ハキハキした受け答えも見られていると意識しましょう。

5.内定と入社・退職手続き

内定が確定した後は、入社日を決めます。

転職エージェントを利用している場合は、入社日の調整や給与交渉、内定辞退の連絡などを代行してもらえます。入社日の希望がある場合や、給与交渉をお願いしたい場合、内定を辞退したいときは、できるだけ早く転職エージェントに伝えておきましょう。

なお、内定を保留にできる期間は1週間程度です。相談次第で、1カ月程度待ってもらえるケースもあります。

在職中の方は、退職日の調整も進めてください。退職手続きや退職の伝え方で分からないことがあれば、転職エージェントに相談できます。

また転職エージェントは、入社後も何か不安はないかと連絡してくれることがあります。もし「聞いていた条件と違う」「ミスマッチを感じている」などの心配事があれば、相談可能です。

社内SEの転職におすすめの転職エージェント・サイトに関するQ＆A

最後に、社内SEの転職に関するよくある質問と、回答を掲載します。

社内SEへの転職は難しい？

社内SEへの転職は難しいと言われています。

エンジニア経験者でも、社内SEへの転職難易度は高いです。

転職成功率を上げるためには、転職エージェントの力を借りることも検討しましょう。

なおエンジニア自体は、転職しやすい職種です。

dodaの「転職求人倍率レポート」によると、2024年5月時点でエンジニア（IT・通信）の有効求人倍率は11.02倍と、非常に高いです。

有効求人倍率とは、dodaの会員登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値であり、数値が高ければ高いほど求職者数よりも求人数が多く、転職しやすいことを示しています。

社内SEに転職するメリットは？

社内SEに転職するメリットは、おもに次の5点です。

社内SEは社内のITに関する業務を担当するため、「外部の仕事と違って納期が厳しくない」「客先常駐ではないため精神的に楽」といった意見がよく見られます。

「社内SEは楽すぎ」は本当？

エンジニアは激務だと言われていますが、客先常駐ではない社内SEは、比較的ワークライフバランスを維持しやすいと言われています。
そのため「社内SEは楽すぎ」と感じる人もいます。

しかし下記の理由から、誰でも「社内SEは楽すぎ」と感じるわけではありません。

社内SEが楽かどうかは業界次第！残業なしで年収が高い優良企業は？

社内SEの転職におすすめの資格は？

社内SEに必須の資格はありません。
しかし社内SEの業務に関連性がある資格を取得することで、転職の際に技術力を証明できます。

社内SE未経験でも転職エージェントに求人を紹介してもらえる？

社内SE未経験者でも、社内SEの求人を紹介してもらうことは可能です。

ただし、未経験者向けの求人は限られていますので、学ぶ意欲や挑戦心をアピールすることが重要となります。
また、まったくプログラミングの経験がない状態での未経験転職は難易度が高いので、独学やスクールで学ぶ等の努力も求められます。

社内SEに向いている人の特徴は？

社内SEに向いている人の特徴としては、まず論理的思考力が求められます。
複雑なシステムを理解し、問題解決に導く能力が重要です。

またIT業界は常に進化を続けているため、新しい技術や知識を自ら学び続ける能力も必要です。
さらに、社内SEは企業内の様々な部署と連携して仕事を進めるため、コミュニケーション能力も欠かせません。

社内SEに転職する際は転職エージェント・サイトを活用して成功させよう

社内SEへの転職におすすめな転職エージェント・転職サイトや、選び方のポイントなどについて紹介しました。
ほとんどの転職エージェント・転職サイトは、無料で利用できます。

特に転職エージェントは、求人のピックアップから内定獲得後の企業との給与交渉まで、転職活動を幅広くサポートしてくれます。
忙しい仕事を続けながら転職活動を進めたい方にもおすすめなサービスです。

積極的に転職エージェント・転職サイトを活用して、社内SEへの転職を成功させましょう。

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