世界中を襲った大不況。私たちの生活を激変させ、考え方までも変える結果となりました。
大企業の倒産や希望退職によるリストラ。
生活のため、スキルアップのためなど様々な要因で転職を考えている人は多いです。
転職が初めてという人、すでに2回目以上という人もあらためて見直していきましょう。
転職エージェントを利用する意味
転職を考えるときに、最初に悩むこと。
1人で活動するか、転職エージェントを活用するか。
それぞれにメリット・デメリットはあるのは承知です。あえて言わせてください。
必ず転職エージェントは利用しましょう。専門家である彼らは、私たちが知らない情報をたくさん所持している転職のエキスパート。
1人の活動では限界があります。しかし、信頼できる転職エージェントとともに歩みを進められれば一石二鳥。1人では考えてもみなかった業種への挑戦もできるかもしれませんし、自らの価値を再確認もできます、結果として様々な選択肢が広がり、自分の再発見にも繋がるのです。
面接官の立場で考える
同業種への挑戦でも転職エージェントの交渉により、今より年収が上がるケースはたくさんあります。
アフリカのことわざ「早く行きたければ一人で行け、遠くに行きたければ皆で行け」。一人で登録して調べて応募すれば初動は早いですが、転職活動が長引くほど、この不景気の中では不安とともに疲弊してしまいます。
彼らは面接対策や企業に関する情報を様々持っています。これを使わず、一人でこの求人数の少ない中で戦うことは無謀ともいえるのです。
転職エージェントを使うと同時に、大切なことは「自分が何をやりたいか。何ができるのか」。これを明確にすること。この軸がブレている場合、企業に応募して面接までいったとしても面接官との質疑応答に困り失敗に終わるケースは多いです。
考える時は常に相手の立場にたつこと。
そして、一貫性が重要です。考え方や伝え方には、PREP法を用いましょう。
PREP法とは、
・P (POINT結論)
・R (REASON理由)
・E (EXAMPLE具体例)
・P (POINT結論の繰り返し)
この順番で考えること。
例:「私はこれができます。だから、御社の〇〇に貢献できます。なぜなれば、〇〇だからです」。
この癖づけをしておくと、じぶんの強みを発見し企業への応募の際にブレることはなくなるでしょう。
価値観や目指す方向性は転職エージェントとしっかり擦り合わせ、双方にブレがないようにしていきましょう。そして、応募から無事に面接までいけば、ここからは練習量とこれまで擦り合わせてきたあなたの軸を対面でアピールする場です。
面接対策は転職エージェントを活用する
面接の在り方も変わりました。リモートワークや在宅を取り入れる企業も多くなり、最近では、大手人材会社の「パソナ」が本社を兵庫県淡路島に異動したことが話題になりました。今後もリモートワークの波はますます加速していくでしょう。
転職エージェントを利用することは、リモートワークの波で変化したオンライン面接対策・模擬面談対策にも活用できます。
昨今の不景気でオンライン面接を採用する企業の数は急増しました。プレスリリースの発表でも2019年7月〜2020年6月のオンライン面接実施率「9.3%」から2020年7月〜2021年6月では「100%」と採用しない企業はゼロ。優秀な外国人を採用するのにもオンライン面接は便利なことからこの流れは変わらないでしょう。
オンラインの中では対面と違い、第一印象が分かりにくいです。特に部屋が暗かったり、画質が悪いと顔の表情も暗く見えがち。お金に余裕がある人は顔を照らす明かりを購入したり、好印象に見えるカメラ目線の練習は必ずしましょう。メラビアンの法則では、「言語情報は7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%」と言われています。
視覚情報が55%の中、オンライン面接では部屋の暗さや目線、パソコンのスペックによる画質などでも印象は変わってしまいます。対面と違い、人と人の間にフィルターが入るため肌感を直接、感じにくい。
オンライン上の印象改善は、多くの動画でも公開されていますので必ず視聴し、実践しておくことをお勧めします。転職エージェントにも分からないことはすぐに聞き、オンライン面接対策は万全にしておきましょう。
新型コロナウイルスの影響で、企業はテレワークを推奨していて、外出自粛・3密回避から、転職サービスの面談や採用面接もオンライン面接に変更する企業が増えてきています。自宅で受けられるので地方・遠方からの面接も、時間や交通費の …
模擬面談は何度も失敗して何度でもやる
模擬面談は何度も実施しましょう。面接練習は自分だけでやるのと、実戦形式での練習はまったく違います。転職のプロである転職エージェントとの模擬面談で「そんなことも聞かれるのか」と思うことはよくあります。特に初めての転職活動の人は慣れないことばかりです。
転職エージェントとの面談対策の中で、気づきと質問に対して意味づけをしていくことで、自分の答えも磨かれていきます。質より量というように完璧主義ではいけません。改善主義者となり、まずは量を徹底的にこなすこと。練習をこなしながら、一貫性と照らし合わせていくこと。
実際に、ビジネススキルが高くても本番で上手にアピールができないという人はとても多いです。自らの中に考えやアイデアを練るのが得意でも、いざ伝えようとした場合、PREP法を用いなかったり、最後に結論を持ってきてしまい、何を話したかったのか聞き手が分からない、など上手にアウトプットができない人と似ています。
ビジネススキルが関係ない場合は、どうしてもその企業に受かりたい気持ちが強すぎて空回りしやすい傾向もあります。いかなる場合も、転職エージェントを活用し、模擬面談を実施していれば問題がないのです。
一度、模擬面談で本番を想定した気持ちで挑み、何度も失敗しておくこと。成功する人ほど失敗を何度も経験します。失敗したくない人ほど見栄が多いのです。何度も擦り合わせを行うことで本来の自分の力が発揮され、気持ちも落ち着いて本番に挑みやすくなります。その結果、冷静に質問にも対応しやすくなるのです。
転職を成功させるメモの力
転職活動を始めたら終わるまでメモを取り続けましょう。メモを取ることで自分の気づきを見つけたり、何度も見返すことができます。そして、転職エージェントのアドバイスにも必ずメモを取りましょう。転職に限らず、仕事でも成功する人はメモ魔です。
メモは自分のためにと思う人も多いでしょう。しかし、実際は相手のための要素もあります。自分に置きかえてみましょう。自分がアドバイスをするときにメモを取る人と取らない人。どちらがより親身に教えたくなるでしょうか。転職エージェントも同じ人間です。自分が担当する人が不幸になってほしいと思うことはまずありません。
一度、自分が一緒に歩んでいく転職エージェントを決めたなら素直に信用してアドバイスを聞き入れる。そして、常にアドバイスにはメモを取る。これだけで相手もあなたに対して真剣に向き合ってくれるはずです。効果的ですので実施してみてください。
失敗は成功のもと
そして、面接で失敗してもそれが最後ではありません。成功するためには継続と改善が必要です。失敗したら何がうまくいかなったのかを見直し、すぐに改善すること。一喜一憂するのは凡人です。つねに改善と挑戦。成功する人はしつこいようにこれを繰り返します。
転職エージェントを活用することで、あなたの転職活動における成功率は一段と跳ね上がります。一様にエージェントといっても様々な企業があり、特色があります。自分の考えが反映されない場合や、望んでいない企業の提案が多い場合は、企業を変えてみたり担当者の変更を申し込むのもいいでしょう。
そして、オンライン面接対策を含む模擬面談に定評がある転職サービスの活用。転職は人生の一大イベント。あなたの人生をその会社の力をお借りして共に歩んでいくもの。妥協をせずに、最高のパートナーを見つけてください。
面談対策に強い、転職エージェント
実績No1リクルートエージェント
業界最大手のエージェントで、転職実績NO.1のエージェントです。一般に公開されている求人に加えて、求人サイトには出回らない非公開求人を20万件以上持っています。
非公開求人には大手企業の求人や優良求人が多数含まれているため、働きやすい転職先を見つけることができます。40代の未経験転職の成功例もあります。
また、エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーとの面談などを通して、豊富な求人から、求める条件にマッチした求人の紹介も行ってくれます。応募書類の添削から、面接の練習、内定後の年収交渉など、一人で転職活動をしていたら、やりにくいことをしっかりとサポートしてくれます。
全国展開で拠点も各地にあり、地方求人にも強みがあります。
20代なら就職Shop ブラック排除・書類選考なし
最大手リクルートが運営する、既卒や第二新卒、フリーターやキャリアの浅い20代の人物重視の就職支援サービスです。様々な業界・職種の未経験歓迎求人が多く、実際に訪問取材した企業の正社員求人のみを紹介しています。
書類選考なしで利用することができ、専任のキャリアコーディネーターが個別面談ののち、求人紹介から書類・面接対策までサポートしてくれます。
また、業界の特徴や仕事内容を学べる少人数セミナーも開催されています。
10000社以上の求人情報(8割は事務・技術・製造・接客販売・IT系と幅広く)はブラック企業を排除しています。
※対応地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県です。
面談は電話・リモートで対応しています。
登録基準がやさしめなdodaエージェントサービス
転職の進め方、転職で遭遇するさまざまな悩みを、キャリアアドバイザーが解決に向けて支援してくれます。転職のプロがカウンセリングで、自分の強みの生かし方やスキルの確認、効率的な転職活動についてアドバイスしてくれます。
キャリアアドバイザーの客観的なアドバイスで、自分では思いつかない新しい選択肢が見つかることもあります。面談対策も、面接合格のための模擬面接や企業の採用傾向からのアドバイス・指導を行なってくれます。
北海道から九州まで全国10箇所に拠点があり地方の求人も豊富です。
キャリアアドバイザーとの面接は、土日や夜間の相談も可能なので、忙しい方にもおすすめ。
転職の面接では最後の締めとして、面接官から「何か質問はありますか?」と尋ねられます。この逆質問では、事前準備をしていないと、何も質問できないまま終わってしまうケースがあります。 面接官への逆質問で好印象を残す内容やしては …
転職で最終面接を控えている人のために、最終面接の合格率や結果が出るまでの日数、逆質問では何を聞けば効果的なのかを解説します。面接の段階で分かる合格・不合格のフラグなども紹介するので、ぜひ記事を役立ててください。