パソナキャリアとは、ハイクラス転職や管理部門転職に特化した転職エージェントです。
全国26,760カ所(※2019年 厚生労働省調べ)ある民間職業紹介事業の1つであり、人材美辞根雨の先駆者として長年にわたり多くの転職・求職者をサポートしてきました。
※厚生労働省「労働市場における雇用仲介の現状について」より引用
利用者も多く、2019年から2022年までオリコン顧客満足度第1位に選ばれ続けた実績もある大人気転職エージェントとも言えます。
しかし、大人気サービスであるパソナキャリアでは、登録拒否をされることもあります。
では、なぜ登録拒否されるのでしょうか。
今回は、パソナキャリアで登録拒否される理由を7つご紹介します。
また、併せて「断られた時の対処法」や「断られにくい人の特徴」、「登録拒否されたサイン」も解説します。
- ハイクラス・ミドルクラス層向け転職エージェント
- キャリアを活かせる好条件の求人が多い
- 外資系・日系大手企業に強い
- ハイクラス転職/管理部門の転職に強い
- 累計転職支援実績59万人(2024年5月時点)
- 30~45歳の転職成功者多数
パソナキャリアに登録拒否される理由
パソナキャリアは様々な理由によって、登録を拒否される可能性があります。
主に年齢がサポート対象外である点や、転職回数の多さが原因になることが考えられます。
ここでは、パソナキャリアに登録拒否される理由をより詳しく解説します。
- 年齢がサポートの対象外だから
- 職歴が浅い
- 転職回数が多い
- 離職中・フリーターである
- 専門性の高く特殊な経歴を持っている
- 転職希望が未定である
- 利用規約違反などの不適切な行為をおこなった
年齢がサポートの対象外だから
パソナキャリアでは、35歳〜44歳のミドル層の転職を得意とし、その年齢層に特化した求人を多数保有しています。
そのため、20代前半の新卒者や第二新卒者、または40代後半以降の方に対しては、求人提案が困難であることから、希望に添えない場合があります。
年齢制限は設けられていませんが、適切な求人を提供することが難しい場合が多いという事実を理解しましょう。
職歴が浅い
パソナキャリアでは、一定の実務経験やマネジメント経験を持つハイクラスな人材向けの求人を数多く取り扱っています。
そのため、職歴が浅い場合やスキルが不足していると判断される場合には、紹介できる求人が少なくなることがあります。
特に、正社員経験が少ない20代の求職者の方には、他の特化型エージェントの利用をご検討することをおすすめします。
転職回数が多い
転職回数が多いと、採用担当者から「軸がブレている」「すぐに諦める性格」と見なされることがあります。
特に1年未満の短期間での退職を繰り返している場合、長期間働き続ける意欲や能力が疑われるため、登録拒否につながることも多いようです。
転職回数が多い場合は、その理由を明確に説明し、面接対策をしっかり行うことが重要です。
離職中・フリーターである
現在離職中やフリーターの場合、離職期間が長いと面談を断られることがあります。
特に2カ月〜3ヶ月以上のブランクがある場合、求人を紹介するのが難しくなります。
また、フリーターやニートとしての経験が多いと、正社員としてのスキルや実績が不足していると判断され、登録拒否されることがあります。
専門性の高く特殊な経歴を持っている
パソナキャリアが取り扱っている求人は、一般的な職種や業界に特化しています。
そのため、専門性の高い職種や特殊な経歴を持つ求職者には適した求人が少ないことがあります。
パソナキャリアで希望の求人が見つからない場合は、専門職に特化したエージェントを利用するのが効果的です。
転職希望が未定である
転職希望の時期が明確でない場合や、3カ月以上先を希望している場合、「転職意欲が低い」と見なされることがあります。
求人情報は3カ月程度で更新されるため、希望の時期が先すぎるとタイミングが合わない可能性があります。
転職活動を始める前に、自分の希望時期を明確にすることが重要です。
利用規約違反などの不適切な行為をおこなった
パソナキャリアの利用規約に違反する行為を行った場合、登録が拒否されることがあります。
例えば、虚偽の情報を提供したり、他の求職者やキャリアアドバイザーに対して不適切な態度を示したりすることが該当します。
特に、キャリアアドバイザーを口説くような行為も禁止されていますので、適切な態度で利用することが求められます。
パソナキャリアで登録拒否されたサイン
パソナキャリアで登録拒否された場合、どのようなサインがあるのでしょうか。
登録拒否されたサインとしては、面談や登録後に案内が無いケースや、紹介できる求人が無い旨の連絡が来るなどが挙げられます。
ここでは、より詳しく登録拒否されたサインを解説します。
- 登録後に面談の案内が来ない・面談後の連絡がない
- 紹介できる求人が無い旨を伝えられる
登録後に面談の案内が来ない・面談後の連絡がない
パソナキャリアに登録した後、しばらくしても面談の案内が来ない場合は、実質的に登録拒否されている可能性があります。
転職エージェントの利用は、初回面談から始まりますが、案内が来ないとサポートを受けられません。
また、面談後に連絡が途絶えるケースも同様です。これらの状況は、パソナキャリアが求職者に適した求人を紹介できないため、暗黙のお断りとなります。
紹介できる求人が無い旨を伝えられる
「紹介できる求人がない」と言われるのも、パソナキャリアからの登録拒否のサインです。
転職エージェントは、求職者の条件やスキルに合った求人を紹介するため、適切な求人がない場合にはこのように伝えることがあります。
これは、求職者の希望条件やスキルがパソナキャリアの持つ求人と合致しない場合に発生します。
この場合、他のエージェントや求人サイトを利用して転職活動を進めることが必要です。
パソナキャリアで断られた時の対処法
パソナキャリアを断られた際、複数の対処法を取ることができます。
もちろん、もう一度挑戦することも可能です。
ここでは、パソナキャリアで断られた時の対処法を解説します。
- 希望条件を見直し再度登録する
- 他社転職エージェントを利用する
- 求人サイトを活用する
- 転職活動の期間を短期間にする
- 複数の転職エージェントを活用する
希望条件を見直し再度登録する
パソナキャリアに登録した際の希望条件を見直し、再登録を試みることが有効です。
希望年収やポジションを現実的に調整することで、サポートを受けやすくなります。
例えば、年収の希望額を下げることで、条件に合致する求人が見つかりやすくなるでしょう。
希望条件の柔軟性を持つことで、パソナキャリアからのサポートを再度受けられる可能性が高まります。
他社転職エージェントを利用する
パソナキャリア以外の転職エージェントを利用することも一つの対処法です。
転職エージェントにはそれぞれ得意分野や取り扱う求人の種類が異なるため、自分に合ったエージェントを見つけることが重要です。
大手総合型エージェントや専門特化型エージェントに登録することで、幅広い求人情報にアクセスできます。
他社エージェントを利用することで、新たな転職機会を見つけることができるかもしれません。
求人サイトを活用する
転職活動において、求人サイトの活用は効果的です。
求人サイトでは、自身で求人情報を検索・応募できます。
また、ヘッドハンターからのスカウトを受けることも可能です。
求人サイトの利用により、多くの選択肢から自分に適した求人を見つけることができるでしょう。
特に、自分のペースで転職活動を進めたい方に最適な方法です。
転職活動の期間を短期間にする
転職活動の期間を3カ月以内などの短期間に設定することで、転職意欲をアピールできます。
転職エージェントは、転職意欲の高い求職者を優先的にサポートする傾向があります。
転職希望時期を明確にし、迅速に行動することでエージェントからの信頼を獲得できます。
さらに、求人の募集期間が短いため、迅速な対応が重要です。
複数の転職エージェントを活用する
複数の転職エージェントを並行して活用することで、転職成功の可能性を高めることができます。
各エージェントが提供するサポートや求人情報を比較し、自分に最適なエージェントを見つけることが重要です。
また、複数のエージェントを利用することで、幅広い求人情報にアクセスできるため、自分に合った求人を見つけやすくなります。
積極的に複数のエージェントを活用し、転職活動を効果的に進めましょう。
パソナキャリアで登録拒否されない人の特徴
パソナキャリアでは、特定の方は登録拒否される可能性があります。
では、どのような人が登録拒否されないのでしょうか。
ここでは、パソナキャリアで登録拒否されない人の特徴を解説します。
- 転職活動が初めての人
- ハイクラス転職がしたい人
- 女性が働きやすい職場に転職したい人
転職活動が初めての人
パソナキャリアは、転職活動が初めての人を特に親身にサポートしてくれるエージェントです。
キャリアアドバイザーが転職相談、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策など、転職活動全般を丁寧にサポートしてくれます。
初めての転職で不安を感じる人にとって、安心して相談できる環境が整っています。
初めての転職活動をスムーズに進めたい人におすすめです。
ハイクラス転職がしたい人
ハイクラス転職を目指す人には、パソナキャリアが最適です。
年収800万円以上の求人や管理職求人など、質の高い求人を多数保有しており、転職者の67.1%が年収アップに成功しています。
キャリアアドバイザーもハイクラス転職に精通しており、的確なアドバイスを提供してくれます。
質の高い求人を探している人やキャリアアップを目指している人に最適なエージェントです。
女性が働きやすい職場に転職したい人
パソナキャリアは、女性の働きやすい職場への転職を強くサポートしています。
産休や育休、時短制度などが整備された企業の求人情報が充実しており、女性のキャリアアドバイザーも多く在籍しています。
女性の転職支援に力を注いでいるため、女性特有の悩みや不安にも寄り添ったアドバイスを提供してくれます。
仕事と家庭を両立させたいと考えている方におすすめです。
パソナキャリアで登録拒否された人におすすめの転職エージェント
パソナキャリアで登録拒否された場合、他の転職エージェントを活用するのが最もおすすめです。
パソナキャリアでは断られた条件も、他の転職エージェントであれば通過したり自分の希望に沿った求人を紹介してもらえる可能性もあります。
ここでは、パソナキャリアで登録拒否された人におすすめの転職エージェントを3社紹介します。
- doda
- ビズリーチ
- LHH転職エージェント
doda
求人数 | 約260,000件 |
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対応地域 | 全国47都道府県 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
dodaは業界最大級の求人数を誇り、実績も豊富な転職エージェントです。
20代から30代前半といった若手の方向けの求人を多く取り扱い、様々な職業の求人を用意しています。
また、2022年から2024年オリコン顧客満足度調査では転職エージェント20代第1位を獲得するほど多くの方に利用されています。
自分に合う求人をエージェントが探し、紹介してくれるため自分にマッチした求人を見つけやすくなっています。
初めての転職活動もサポートしてくれるため、転職する際はぜひ活用してほしい転職エージェントです。
doda転職エージェントの評判はひどい?悪い口コミ・良い口コミを徹底分析
ビズリーチ
求人数 | 約10万件 |
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対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
ビズリーチはハイクラス転職に特化した転職エージェントです。
経験豊富な30~40代の方だけでなく、経験や視野を広げたい20代の転職者にもおすすめの転職エージェントとなっています。
ビズリーチでは、内定確定者の8割が無課金でも転職でき、転職の際に費用を抑えたい方にもおすすめです。
キャリアアップや年収アップを目指したい方や、自分の市場価値を知りたい方はぜひビズリーチを活用しましょう。
ビズリーチの評判・口コミは最悪?ばれるって本当?悪質・ひどいと言われる実態を徹底解説【2024年最新】
LHH転職エージェント
求人数 | 約3万件 |
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対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://jp.lhh.com/ |
運営会社 | Adecco Group AG |
LHH転職エージェントは、外資系の転職に強く、専門性の高いコンサルタントから転職サポートを受けられる転職エージェントです。
従来の転職エージェントと異なり、個々にコンサルタントが付くわけではないためしつこい連絡を受けず自分のペースで転職活動ができます。
また、コンサルタントも親身に対応してくれるため、しっかりとしたサポートも受けられます。
事前に転職における希望を細かく伝えておくと、適切な求人を紹介してくれます。
自分のペースで自分にマッチした企業に転職したい方におすすめの転職エージェントです。
LHH転職エージェントの評判・口コミをもとにメリット・デメリットを徹底調査
パソナキャリアで登録拒否された人によくある質問
ここではパソナキャリアで登録拒否された人によくある質問を紹介します。
Q. パソナキャリアが厳しいのは何故ですか?
パソナキャリアはハイクラス・ミドル層の転職に強い転職エージェントです。
そのため、条件に該当しない場合、登録が難しくなります。
求職者の経歴やスキルがパソナキャリアの取り扱う求人とマッチしないと判断された場合、登録が厳しいと感じるでしょう。
パソナキャリアに断られた場合でも、他の転職エージェントを利用することで適した求人を見つけることができます。
Q. パソナキャリアで登録拒否されないコツはありますか?
パソナキャリアでサポートを受けるためには、ハイクラス転職に見合うキャリアや経歴をアピールし、転職への熱意を伝えることが重要です。
転職希望時期は3カ月以内を提示し、転職の意思が高いことを示すと良いでしょう。
また、希望条件を緩和することで、サポートを受けられる可能性が高まります。
自己アピールをしっかり行い、転職活動への積極的な姿勢を示すことが重要です。
Q. 断られても再度登録することはできますか?
過去に利用を断られたとしても、パソナキャリアに再登録することは可能です。
状況の変化により、紹介できる求人が出ている可能性があるため、再登録を試みる価値があります。
ただし、再登録をする際には、以前と同じ理由で断られないよう、キャリアや保有資格の見直しを行い、自己アピールのポイントを整理することが大切です。
Q. 登録後は何日くらいで連絡が来ますか?
登録後、原則2営業日以内に登録された電話番号やEメールアドレスに連絡が来ます。
ただし、状況によっては1週間前後かかる可能性もあるため注意が必要です。
もし2週間過ぎても連絡がない場合は、登録時に届いたメールに連絡するように心掛けましょう。
パソナキャリアで登録拒否されても焦らず転職活動をしよう
今回はパソナキャリアで登録拒否された理由について解説しました。
パソナキャリアで登録拒否される理由は、主に下記の通りです。
- 年齢がサポートの対象外だから
- 職歴が浅い
- 転職回数が多い
- 離職中・フリーターである
- 専門性の高く特殊な経歴を持っている
- 転職希望が未定である
- 利用規約違反などの不適切な行為をおこなった
登録する際は、上記の拒否される原因が現状無いか確認しましょう。
もし拒否されてしまった場合は、素直に他の転職エージェントを活用することをおすすめします。
自分のペースで転職活動をしましょう。