現在では多くの企業が導入しているリモートワークですが、日本で初めてのリモートワークが誕生したのは、今から35年以上も前です。女性社員の結婚・出産等による退職を食い止めるため、都心から離れた郊外型サテライトオフィスという形で導入されました。
それ以降、積極的に導入が進んではいませんでしたが、新型コロナウイルスの流行により、再注目されています。ポストコロナ時代も全社員の在宅勤務を続けると決定した企業もあります。転職の求人でも、最初からリモートワークとして採用する企業が増えてきました。
これから働き方はますます変化していきます。転職を考えている人や、子育てや介護で仕事を断念してしまった人は、リモートワークに絞って仕事を探してみませんか。
リモートワークを扱っている求人サービスや転職サービス
インターネット上で仕事を探せるサービスには、求人サイト、転職サイト、転職エージェントがあります。いずれにもリモートワークの求人があります。
求人・転職サイトで良く知られているのは、リクナビNEXT、Indeed、求人ボックス、エン転職などです。どれにもリモートワークの求人があります。仕事探しや応募はすべてネット上で完結し、一度履歴書を登録しておけば、簡単に応募ができます。
企業は履歴書を見て選考できるので、スカウトが来ることもあります。たくさんの求人が掲載されており、自分の都合に合わせて自由に応募できるところが利点ですが、応募者が殺到すればなかなか採用にはいたりません。
転職エージェントで良く知られているのは、リクルートエージェント、マイナビエージェント、doda、パソナキャリア、ビズリーチなどです。ITエンジニア向けのレバテックキャリア、ゲームやWebクリエイタ―向けのマイナビクリエイターなどもあります。
やはり、どれにもリモートワークの求人があります。希望に合う仕事を紹介してもらえたり、さまざまなサポートを受けられたり、非公開の優良求人があったりすることが転職エージェントの利点ですが、専任のコンサルタントとの面談が必要ですし、紹介が主になるので、自由に仕事を選べるわけではありません。
一口にリモートワークと言っても、正社員、フリーランス、副業など、働き方には違いがありますし、たくさんの求人の中からリモートワークに絞って検索するのは大変です。一般的な転職サービスではなく、リモートワーク専門の転職サービスを利用してみてください。リモートワークに特化した転職サービスが次々と登場し、評判を呼んでいます。
リモートワーク専用の転職サービス、求人サービス比較
リモートビズ(RemoteBiz)
エンジニア、デザイナー向けのリモートワーク専門の転職エージェントです。時短勤務、フリーランス、副業など、さまざまな働き方ができます。専門分野に精通したコンサルタントが、スキルに合わせた仕事を紹介してくれます。
リワークス(ReWorks)
フルリモート求人特化型の転職支援サイトです。サポート体制が整っているので、未経験者でもフルリモートの仕事に応募できます。デザイナーやエンジニア以外にも事務、経理など幅広い職種から探すことができます。
コールシェア
在宅コールセンターのお仕事をメインにしているコールシェア、完全在宅で出来る特別なスキルが不要な在宅求人が多数あり、平均時給1,400円と高額案件が多いです。
リワーカー(Reworker)
リモートワークでの求人のほか、フルフレックス、週3日、時短勤務、副業、フリーランスなど、柔軟な働き方での仕事が探せる求人サイトです。エンジニアから事務職まで、さまざまな職種があります。正社員の求人もあります。
リワーカーエージェント(Reworker Agent)
リモートワークを導入している企業だけを紹介する、リモートワーク特化型の転職エージェントです。エンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーなど専門職の求人が多いですが、事務や経理などの職種にも今後は対応していくようです。
在宅派遣
リモートワーク専門の人材派遣サービスです。秘書、経理、営業アシスタント、コールスタッフなどの業務を在宅で対応するという働き方になります。結婚や子育てなどで退職した人でも、在宅の仕事なら両立も可能です。スキルを活かせる職種の中から選べ、週2日、短期など、企業のニーズに合わせた派遣契約となります。
その他には、クラウドソーシングサービスとして、クラウドワークスやランサーズなどがあります。こちらは在宅でできる仕事だけを扱っているので、出社の必要はありません。
自分の都合に合わせたタイミングで自由に応募できるのが利点ですが、人気の案件は応募が殺到してなかなか受注できず、コンスタントに仕事が入りません。同じクライアントからの継続発注をもらえるようになると、安定した収入が見込めます。社会保険等は無いので、あくまでも副業という形なら挑戦しやすい働き方です。
リモートワークが可能な職種とは
おおまかにいうと、個人でできる仕事、現場に行く必要がない仕事、成果物の提出によって評価できる仕事の3つになります。具体的な職種を以下に挙げます。なお、紙や印刷代、電気代、交通費などは報酬に含まれるのか、必要経費や手当として支給されるのか、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
プログラマーやシステムエンジニアなどは、コンピューターとインターネット環境があれば、オフィスに行かなくても仕事ができます。セキュリティの問題や顧客からの要望で、社外では仕事ができない場合もありますが、エンジニアの仕事の多くは、リモートワークが可能な職業と言えます。
Webデザイナー、グラフィックデザイナー、イラストレーター、建築設計などクリエイティブ関連の仕事も、フルリモートが可能な職業です。ライターはもともと自宅で執筆できる職業ですし、取材や打ち合わせもオンラインで行えば、編集や校正の仕事もリモートワークが可能です。
マーケティングや営業、コンサルタントなども、オンラインで会議や商談を行えば、あとは個人の裁量で動ける仕事です。販売もネットショップであれば対面業務は必要ありません。事務や秘書は、スケジュール管理や資料作成、メールなどは自宅でできますし、カスタマーサポートもメールや電話対応がリモートワークでできるでしょう。
リモートワーク専用の転職サービスを利用する場合のメリット・デメリット
リモートワークが可能な職業には専門的な技術や知識が必要なものが多く、未経験または経験が浅い場合は転職が厳しく、求人も少ないことがデメリットとして挙げられます。フリーランスには、実績やスキルも求められます。また自己管理ができない人は、集中力やモチベーションを保つことが困難になるかもしれません。
メリットとしては、新型コロナウイルスの感染防止、地方在住が可能、子育て、介護など個人の事情と両立して働けることなどです。企業にとっても、オフィスの家賃や交通費を支出する必要がないうえに、全国から優秀な人材を採用できます。双方のニーズに応えられる点がメリットといえるでしょう。
働き方改革への取り組みや、新型コロナウイルスの出現などによって、急速に拡大したリモートワークですが、今後は定着していくと考えられます。リモートワークに限らず、これから働き方はどんどん変化していきます。企業の在り方も多様化していくでしょう。
どんな時代にも柔軟に対応できるスキルを磨いて大きな強みを作り、一生を通じて自分に合った働き方を選択でしたいものです。
リモートワークに強いの転職サービス比較ランキング
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エンジニア向けのリモートワーク専門Remogu(リモグ)
Remogu(リモグ)は、ITエンジニア向けのリモートワーク専門エージェントです。人材紹介ではなく、すべてのお仕事はRemoguと契約を結び、業務委託・正社員・契約社員など、さまざまな契約形態で働き方が選べます。
※正社員案件もあります。、地方歓迎(オンライン)面談です。
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LIBZ(リブズキャリア)
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