秘書は多くの人が憧れる仕事ですが、上司との相性に悩んでいるなどの理由で、転職を考える人も少なくありません。
ここでは転職を考えている秘書のために、秘書におすすめの転職エージェント・転職サイト13社比較ランキングを紹介します。
秘書の転職で年収アップするコツと、秘書から異業種転職する方法、未経験から秘書に転職する方法も解説します。
秘書の転職で失敗したくない人は、ぜひ参考にしてください。
秘書向けの転職サイト・エージェントおすすめ10選
秘書の仕事は事務系の職種に分けられることが多いですが、基本的には求人が少ない傾向にあります。もし秘書を目座sのであれば、なるべく大手の転職サイト・エージェント、もしくは秘書に特化したサイトに登録することをおすすめします。そこでここでは、秘書向けの転職サイト・エージェントについていくつかご紹介します。
ビズリーチ
求人数 | 約70件 |
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特徴 |
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ビズリーチは国内最大級のハイクラス向けの転職エージェントです。秘書に特化した転職サイトではありませんが、ある程度のキャリアを築いてきたのであれば登録してみるといいでしょう。
非公開求人も多く、掲載している企業には外資系企業や大手企業などがあり、有名企業の社長秘書として働きたいといった方にはおすすめです。年収800万円以上の求人も多く、高年収も目指せます。
グローバル企業も多いので、とくに英語力を活かしたいといった方にも向いています。
またビズリーチでは「スカウト機能」があり、自分の職務経歴やプロフィールを入力しておけば、興味を持った企業や専門のヘッドハンターから直接スカウトが来ます。今すぐに転職をしないとしても、自分の市場価値や選択肢を知れるのでぜひ登録しておくといいでしょう。
doda
dodaも秘書に特化した転職サイトではありませんが、求人数が多く秘書系の仕事も複数見つかるので登録しておくといいでしょう。非公開求人も多く、秘書という職種はとくに公に募集されていない傾向にあるのでdodaはかなり重宝するはずです。なかには、上場企業や優良企業の社長アシスタント、秘書といった求人も取り扱っています。
またdodaでは、「リモートワーク可能」「研修制度あり」「Uターン・Iターン歓迎」といった細かい条件で絞れるのも特徴です。秘書としての経験がある方はもちろんのこと、未経験やドライバー経験のある方などにも対応しています。
dodaのサイトでは、スカウトサービスや年収査定、キャリアタイプ診断、自己PR発掘診断など転職に役立つツールが充実しています。ほかにも、転職フェアや転職ノウハウについてまとめられた記事もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
type転職エージェント
求人数 | 約40件 |
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特徴 |
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type転職エージェントは、おもに首都圏エリアでの転職に強い転職エージェントです。25年以上にわたって転職支援をおこなってきた確かな実績があり、業界への知識や情報が多いのが特徴です。
また女性の転職にも力を入れており、秘書向けの求人も見つけられます。サイトには秘書に求めるスキルや業務内容、必要な経験など具体的に掲載されているので、ミスマッチも防げます。ひとりひとりの女性の働き方に合わせて、求人紹介や年収交渉をしてくれるので「ライフワークバランスを充実させたい」「年収アップを目指したい」なども叶えられます。
実際にtype転職エージェントを利用した方の7割以上は、転職によって収入アップを実現させています。
type転職エージェントでは、希望があれば書類添削や模擬面接を受けられるので、転職の経験が少なくて不安な方でも安心です。
LIBZ(リブズキャリア)
求人数 | 非公開 |
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特徴 |
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株式会社LIBが運営する、『リブズキャリア』は、仕事もプライベートも大切にしたいキャリア女性のための転職サービスです。
プロフィールを登録すると経験・スキルなどに興味を持った企業から直接オファー(スカウトメール)が届きます、また社風との自分の相性データを加味したマッチングをする「カルチャーマッチング機能」が、入社後ギャップの少ない企業を選別して応募ができます。
キャリアアップ・働き方改善・育児からの社会復帰など、ライフステージに合わせて納得のできる条件や希望の働き方ができる企業を見つけることができ、また、働くママにオススメの「自宅や保育園の最寄駅に帰りたい時間」から検索できる「帰れる検索」など、ユニークな機能があります。
またキャリアパートナーの丁寧なサポートがとても評判が良いです。
パソナキャリア
求人数 | 約80件 |
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特徴 |
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パソナキャリアは株式会社パソナが運営する、オリコン顧客満足度調査において3年連続1位を獲得する転職エージェントです。おもに20代~40代向けの求人が多く、秘書の職種も複数取り扱っています。「リモートワーク可能」「フレックスタイム制度がある」「女性が活躍している」など、ライフワークバランスを重視したい方にもおすすめです。
求人企業のクオリティが高く、外資系企業や有名企業なども多数掲載されています。実際にパソナキャリアを利用して転職した人の約70%程度が、年収アップを実現させたといった口コミもあります。年収で言えば800万円以上も目指せます。
またパソナキャリアは経験豊富なキャリアアドバイザーがつき、書類添削や面接対策、企業との年収交渉、退職交渉のフォローなど全面的にサポートしてくれます。「ひとりて転職活動するのは不安」「今の仕事が忙しくてなかなか転職活動に時間が割けられない」方はぜひ使ってみるといいでしょう。
JAIC
求人数 | 非公開 |
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特徴 |
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JAICは職歴やスキルのない20代から正社員を目指せる転職サービスです。大学中退者・第二新卒・高卒・業界未経験の転職にも対応しているので、社会人経験がない方でも安心して利用できます。
また就職・転職する際は、事前に社会人としての基礎知識を学べる研修制度を受けられるのもJAICならではです。履歴書の書き方から面接対策、基本的なビジネスマナーの講習などもあるため、秘書としての必要なスキルを身に着けられます。
女性向けの転職サイトも運営していることから、女性向けの求人紹介や鉄いサポートが受けられると評判です。実際の転職成功率も高く、入社後の職場定着率も高いと言われており、優良求人が多いとおもわれます。
さらに就職カレッジ受講者であれば、就職後1年間は担当スタッフからの個別サポートが受けられるので、より早く新しい職場になじめるでしょう。
JACリクルートメント
求人数 | 約5件 |
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特徴 |
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JACリクルートメントは株式会社JACリクルートメントが運営する、年間6万~7万人程度の転職者をサポートしている転職サイトです。主にハイクラス・ミドルクラス転職向けで、オリコン顧客満足度は5年連続ナンバーワンといった確かな実績があります。
秘書系の求人はかなり少なめですが、国内大手や外資系、海外進出企業などの取り扱いが多いので、これまでの経験を活かしたい方や年収アップを目指したい方にはおすすめです。
総勢約800人のコンサルタントが在籍しており、ひとりひとりの専門性や可能性、希望条件などを考慮したベストな求人を紹介してくれます。ただし、JACリクルートメントは元々ハイクラスなキャリアを持っていないとなかなか難しいので、未経験からの転職には向かないといえます。
MINDS
求人数 | 約700件 |
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特徴 |
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MINDSは秘書・アシスタントに特化した転職サイトです。主に対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉が中心なので、首都圏で秘書として転職を考えている方にはおすすめです。秘書に特化しているサイトだからこそ取り扱う職種も多く、「社長秘書」「役員秘書」「グループ秘書」「外資系秘書」のほかに、営業アシスタントや翻訳通訳・コンシェルジュといったものから選べます。
これまで10,000件以上の入社実績をもち、大手財閥企業や上場企業、リーディングカンパニー、ベンチャー企業など多種多様な企業の秘書として働けます。
またMINDSは転職サポートも充実しており、プロのコンサルタントから書類添削やピンポイントでの面接対策なども受けられます。実際MINDSでは書類通過率が70%を超えるとされており、1社1社に対して求職者のスキルを最大限アピールできるよう対策してくれます。
未経験者への秘書転職アドバイスや将来的なキャリアパス、職場の人間関係の悩み、職種や業界への適性判断などあらゆる相談に乗ってくれるのでチェックしておいて損はありません。
美職
求人数 | 約500件 |
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特徴 |
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美職は、元CAや元モデルから秘書や受付を目指す人におすすめの転職サイトです。(元CAやモデルの経験がなくても紹介可能)主に東京エリアに限定されますが、正社員、契約社員、紹介予定派遣などさまざまな雇用形態から選べるのが特徴です。ほかにも、語学を活かせる職場やフルタイム以外での求人も取り扱っているので、自分に合った働き方ができます。
「そもそも秘書ってどんな仕事?」「履歴書や職務経歴書の書き方が分からない」「秘書検定の資格がないけどいいの?」といった不安にも、未経験からでも応募できる求人があるので安心です。
さらに、基本的なパソコンスキルやビジネスマナーが学べる、「e-learning研修」などもあるので自信をもって秘書として働けます。
LHH転職エージェント
求人数 | 約100件 |
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特徴 |
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LHH転職エージェントはアデコ株式会社が運営する転職エージェントです。主に東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・愛知のエリアに対応しています。ベンチャーから日系大手企業などを取り扱っており、秘書や受付といった職種もあります。
コンサルタントが求職者と企業のどちらも担当する「一気通貫型コンサルティング」が特徴で、担当者が自分の強みや長所をしっかりと企業側に伝えてくれます。ほかにも、企業や職場の雰囲気や内情について詳しく教えてもらえるといったメリットもあります。
LHH転職エージェントのサイトには、自分に合った職場の特徴が分かる「理想の職場診断」といったツールや、応募書類の書き方や面接対策などをまとめた「スマート転職術」といったものもあります。転職にまつわる傾向や情報、在籍しているコンサルタントについても紹介されているので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。
マイナビエージェント
求人数 | 約100件(非公開求人は約50件) |
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特徴 |
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マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する、総合型の転職エージェントです。秘書に特化しているわけではありませんが、求人数が多く全国の大手上場企業からベンチャー企業、優良企業まで紹介してくれます。秘書や受付の職種も取り扱っています。
なかには、「未経験でも可能」「テレワークができる」「残業が少なめ」「外国語が活かせる」といったものもあるので、自分の希望条件に近い求人も見つけられるはずです。
各業界に精通した専任のアドバイザーから、今後のキャリアや職場選び、求人紹介、選考対策などを受けられるので、「はじめての転職で何から始めたらいいかわからない」といった方にもおすすめです。企業の人事担当者と直接やり取りしているので、求める人物像や選考突破のコツなどについても教えてくれます。
マイナビエージェントのサイトには、転職成功のノウハウや転職ガイド、他にも転職に役立つ情報などが掲載されているので見てみてください。
リクルートエージェント
求人数 | 約1,000件) |
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特徴 |
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リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する、求人数・内定決定数ともに国内ナンバーワンを誇る転職エージェントです。リクルートエージェントもまた秘書の求人に特化しているわけではありませんが、幅広い業界の求人を保有していることから秘書の求人も数多く取り扱っています。
「社長秘書兼運転手」「未経験でも可能」「営業の経験を活かせる」「正社員以外の契約社員」といった条件の仕事もあるので、自分の強みを活かせる職場が必ず見つかるはずです。日々新しい求人情報が更新されるため、「たくさんの求人から選びたい」「自分に合った職場を見つけたい」方はこまめにチェックしておくことをおすすめします。
各業界に精通した実績豊富なアドバイザーから有益なアドバイスをもらえるので、未経験への転職やに定率を上げたい方は利用してみましょう。
秘書の仕事とは
秘書の仕事は簡単に言うと、社長や役員、医師、政治家、弁護士などのもとで、本業に集中できるように庶務の管理や処理といったサポートをおこないます。ここでは秘書のしごとについて、より具体的に解説していきます。
秘書には2種類ある
秘書には、「グループ秘書」と「個人秘書」といったものに大きく分けられます。グループ秘書とはおもに一般企業で多く採用されているスタイルで、秘書室に配属され管理者の元で複数人のチームとして上司を支えます。
一方、個人秘書はマンツーマンで直接上司につくスタイルで、おもに法律事務所や大学教授、外資系企業の秘書などで個人秘書の形を取るケースが多いといわれています。
秘書の仕事内容
秘書の主な仕事内容には以下のものが挙げられます。
- 電話、メール、手紙の応対
- 来客対応
- 上司、社長のスケジュール管理
- 会談や商談に必要な文書作成
- 出張に伴う交通機関のチケットの手配、ホテルの予約、日程表の作成
- 接待に関わるお店の予約、日程調整
- オフィスの掃除、整理整頓、慶弔関連、お歳暮の手配
上記以外にも、外資系企業などでは会議などの代理出席やブレーンとしての役割なども秘書の仕事です。
秘書の収入の相場
秘書の平均年収はおおよそ400万円程度、月収だと約25万~30万円程度だといわれています。もちろん年齢やスキル、経験などによっては、上記よりも低くなったり高くなったりすることもあります。
また、秘書の収入は勤務先の事業所の規模によっても異なります。例えば10人~100人未満の場合だと500万円程度、1,000人以上の規模だと約550万円など規模が大きくなればなるほどややタッかうなる傾向にあります。
秘書が働く職場・施設
秘書として働く職場には、以下のものが挙げらえれます。
- 医療秘書…
病院以外にも製薬会社や医療機器メーカー、調剤薬局などで働く。総合病院の場合だと月収は15万~25万円程度。 - 弁護士秘書…
パラリーガル業務や法律関連業務に従事するため、より専門的な知識やスキルが必要となる。 - 議員秘書…
おもに政治家事務所で働く。衆議院議員や県議会銀などが直接雇用している秘書を「私設秘書」、国会議員の下で働く秘書を「公設秘書」という。私設秘書の場合は月収約15万~25万、公設秘書だと約30万~50万などポジションや仕事内容によっても異なる。
職場や従事する業界によって求められるスキルや専門性、知識が異なるため、事前に対策が必要です。
秘書が持っておくといい資格とは?
秘書の仕事は未経験でも募集しているところもありますが、より有利に転職活動を進めたいのなら資格取得も視野に入れておくといいでしょう。ここでは、秘書が持ってくといい資格について2つご紹介します。
秘書検定
秘書検定は基本的なビジネススキルを身に着けられ、大学生から社会人になってからでも資格取得ができるのでおすすめです。3級から1級までありますが、秘書としての実務経験がない方はまず秘書検定2級からチャレンジしてみるといいでしょう。2級は合格率で言えば50%程度なので、資格の中でも比較的取得しやすいといわれています。ちなみに2級の受験料は約4,000円程度かかります。
なお部長や本部長クラスの秘書を目指すなら2級から準1級、役員クラスなら準1級から1級が推奨されています。準1級から1級レベルになると難易度も受験料も高くなっていくので、独学だと少し難しいかもしれません。
CBS(国際秘書検定)
外資系企業の秘書やバイリンガルセクレタリーを目指すのであれば、CBS(国際秘書検定)の受験をおすすめします。ちなみにバイリンガルセクレタリーとは、おもに英語を使って業務をおこなう秘書のことを指します。
試験のレベルは「プライマリー」と「ファイナル」に分けられ、プライマリーはビジネスシーンで必要な電話や接客応対、文書作成やスケジュール管理などの実務やビジネス会話程度の英語力を問われる試験です。ファイナルではプライマリーよりさらにレベルアップした試験で、オフィス業務管理や経営管理など上級秘書としての能力が問われます。
外資系企業や日系企業でさらにキャリアアップを目指す方はプライマリー、役員や社長クラスの秘書を目指すのならファイナルの資格を持っておくといいでしょう。
転職サイト・エージェントによっては秘書に役立つ資格や講座を受けられるところもあるので、ぜひ活用してみて下さい。
秘書に向いている人の特徴とは?
ここでは秘書に向いている人の特徴についてご紹介します。未経験でも以下の特徴があれば秘書を目指せる可能性もあるので、ぜひチェックしてみてください。
コミュニケーションスキルが高い
一見秘書という仕事は控えめな印象がありますが、社内外の上司や同僚、初対面の人と関わらなければいけないのでコミュニケーションスキルは必須の能力です。上手くコミュニケーションが取れなければ情報共有もできないので、社長や役員の印象、もしくは会社全体のイメージダウンにもつながります。
コミュニケーションスキル以外には、身だしなみがしっかり整えられている、落ち着いた言葉遣いや立ち居振る舞いができることも大切です。
気配りができる
秘書の仕事は上司のサポートをするのが仕事なので、上司が何を求めているのかといったことをすぐに察する力が必要となります。上司が望んでいることをいち早く察知して、事前に準備できているような柔軟性のある方は秘書には向いているでしょう。
几帳面である
秘書は資料の整理整頓やスケジュール管理など、細かい作業が多く少しのミスが大きな事態になることも少なくありません。反対に、秘密が守れない人やズボラな人、物覚えが悪い人などは秘書には向いていないかもしれません。
秘書から未経験転職はできる?
秘書への未経験転職は、まずは現職と同職種で転職
未経験でも応募できる秘書の求人は少ないです。したがって、未経験から秘書を目指したい人は、現職と同じ職種で転職し、入社後に秘書に抜擢される形を目指す方が効率がよいといえます。
例えば、現職が事務職の人なら、事務職で応募するのがよいでしょう。秘書に必要なスキルを満たしていて、欠員が出ることがあれば、入社後に抜擢してもらえる可能性があります。
なお、秘書は資格は必須ではなく、コミュニケーション能力の方が圧倒的に重視されます。
上司との相性も重要になるので、未経験可の求人の場合は、上司と相性がよいと判断される人が採用されやすいです。
秘書への未経験転職はサポートが充実したエージェントがおすすめ
秘書への未経験転職も可能ではありますが、やはり経験者に比べるとだいぶ不利になります。
未経験OKの求人自体も少ないので、厳しい競争になるでしょう。
未経験でも秘書として採用してもらうには、必要なスキルを保有していることに加え、今までの経験を秘書の仕事でも活かせることを効果的にアピールできるかがカギとなります。
上手く自分をアピールするためには、転職エージェントでプロのアドバイスを受けた方が確実です。
秘書への未経験転職なら、中堅の転職エージェントを選ぶのがよいでしょう。
大手よりも利用者が少ない分、一人ひとりの求職者を手厚くサポートもらえるからです。
秘書が年収アップするためには高度なスキルが必須
秘書として年収アップするには、社会常識やビジネスマナー、スケジュール管理能力といった基本的なスキルに加えて、高度な気遣いや、相手の要望を察する能力が必要になってきます。
例えば、取引先への手土産に適切な品物をセレクトできる、取引先の好みに応じて接待の店を選べるといったものがそれに当たります。
手土産を選ぶこと一つとっても、豊富な商品知識が必要になるため、常に多方面にアンテナを張って情報収集することが大切です。
秘書が転職で年収アップするなら外資系大手企業が狙い目
能力が高い人であれば今の会社に交渉することで年収アップできることもありますが、転職で年収アップを目指すなら、年収レンジの高い会社に転職するのがよいです。
秘書の年収は300~500万円がボリュームゾーンですが、役員の年収が1億円を超える大手企業になると、秘書も年収1,000万円の人などが存在します。
なお、日系大手企業よりも外資系大手企業の方が秘書の年収が高い傾向があるので、年収を重視するなら外資系大手企業が狙い目です。
秘書の年収アップ転職は年収アップに強いエージェントがおすすめ
秘書の年収アップ転職は、年収アップに強い転職エージェントを利用するのがおすすめです。
年収アップに強い転職エージェントであれば、高収入の非公開求人を紹介してもらえるからです。
年収交渉の代行も得意なので、年収アップ転職が実現しやすいでしょう。
秘書向け転職エージェント・転職サイト12社の比較表
転職サイト・エージェント | レビュー |
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リクルートエージェント | 最大手の転職エージェントで、求人数が圧倒的です。求人企業は外資系を含む大手企業が中心で、好条件の非公開求人も豊富です。年収レンジが高い会社も見つかりやすいでしょう。年収交渉も得意です。 |
JACリクルートメント | ミドルとハイクラスの転職に特化したエージェントです。外資系求人に強く、日系大手企業の求人も扱っています。数は少ないものの、役員秘書などハイキャリア向けの秘書求人もあります。 |
リブズキャリア | ハイキャリア女性のための転職エージェントです。育児との両立など、女性の働き方に理解のあるキャリアコンサルタントがサポートします。少数ながら秘書求人もあります。全国対応ですが、地方の求人は少ないです。 |
type転職エージェント | 一都三県に特化した転職エージェントです。IT・Web系とメーカーを中心に、幅広い業種の求人を保有しています。数は少ないですが、社長秘書や役員秘書などの秘書求人もあります。 |
Spring転職エージェント | アデコが運営する外資系転職エージェントです。外資求人に強く、市場価値にかかわらず必ず面談してもらえます。秘書の優良求人も扱っており、未経験歓迎の求人が入ってくることもあります。 |
マイナビエージェント | 20代の転職に特化したエージェントで、若手を歓迎する優良求人が豊富です。数は少ないものの、非公開求人をはじめとする秘書求人も取り扱っています。スキルがあれば未経験でも応募できる求人もあります。 ※現在20〜39歳まで関東・関西在住の方限定です。 |
パソナキャリア | 大手人材会社パソナが運営する、中堅の転職エージェントです。28,000社の求人を取り扱っており、非公開求人も豊富です。秘書求人も、社長秘書など年収高めの案件が揃っています。 |
doda | 無料のエージェントサービスを擁する大手転職サイトで、求人数が豊富です。非公開求人をはじめとする、秘書の優良求人も保有しています。非公開求人を紹介して欲しい場合は、エージェントサービスも利用しましょう。 |
リクナビNEXT | 求人掲載数がダントツに多い転職サイトです。秘書求人も比較的多めです。条件に合う求人のメール通知機能や、企業やエージェントからのスカウト機能もあります。転職に役立つコンテンツも充実しています。 |
女の転職@type | 女性のための転職サイトで、女性歓迎の求人だけが掲載されています。数は少なめですが、秘書求人もあります。産育休活用実績ありなど、女性のニーズが多いこだわり条件で検索できます。 |
とらばーゆ | 女性用の転職サイトです。産育休ありなど、女性のライフスタイルに合わせやすい求人が多いことが特徴です。少数ですが、秘書求人も掲載されています。Webマガジン等のコンテンツもあります。 |
マインズ | 秘書の転職に特化した、唯一のエージェントです。特化型だけあって、秘書求人が圧倒的に充実しています。検索条件も細かく指定できるので使いやすいです。秘書の仕事を熟知したコンサルタントがサポートします。 |
転職活動を始めて3週間で内定を獲得&年収アップ転職に成功した著者が、実際に使った転職エージェントと転職サイトを紹介します。最速で内定を獲得するための転職エージェントの活用方法も解説しますので、これから転職活動を始める人は参考にしてください。
まとめ
秘書が年収アップ転職するなら、年収レンジが高い会社を選ぶとよいです。特に、外資系大手企業が狙い目です。
具体的な探し方としては、年収アップに強い転職エージェントで、高収入の非公開求人を紹介してもらうのがおすすめです。
こうしたエージェントであれば年収交渉も得意なので、年収アップ転職を実現しやすいでしょう。
ただし、未経験から秘書に転職したい人の場合は、サポートの手厚さを重視して中堅の転職エージェントを利用するのがおすすめです。