バリバリ働きキャリアアップしたい女性、年収アップしたい女性、もっと出世したい女性もいます。
女性は出世できない日系企業から、外資系企業に転職したい女性たちは、少なくありません。
年齢や性別に関係なく活躍できる企業、実力次第で昇進できるのは、やはり外資系企業でしょう。
オンオフ切り替えて働き長期バカンス、休日を充実させながら仕事でも輝きたい!
外資系企業は、バリキャリ志向の女性の憧れですよね。
女性が外資系企業に転職してキャリアアップする方法について、まとめました。
女性の外資系転職は会社選びが重要なワケ
外資系企業は本国によって文化が違う
日本企業の古い体質と外資系の企業カルチャーは、大きく違います。
外資系企業の母国・本国によって企業文化や社風にも、傾向がみられます。
欧州系企業はワークライフバランス重視
ヨーロッパ系企業は、家庭やプライベート重視の傾向があります。
ワークライフバランスを大切にした働き方をしたいなら、日本企業や米国企業より欧州系がよいでしょう。長期バカンスの習慣もあり、短時間勤務やワークシェアなどの意識が根付いているのがヨーロッパ系です。
米国系企業はキャリアウーマン志向
アメリカ系企業は日本と欧州の間くらいで、日本よりは長時間労働を好まず、休暇も大切にしていますが、実力主義・成果主義なので結果を出すためなら頑張るタイプも多いです。
ハードワークをいとわずバリバリ働いて、年収やポジションをガンガン上げていきたい上昇志向の強い人向けです。イメージはニューヨーカーのキャリア女性でしょうね。
アジア圏企業は千差万別
アジア系の外資系企業も増えていますが、やはりアジア圏は欧州系や米国系とは外資と言っても異なります。その国の文化や国情が色濃くでますし、のんびりしたお国柄もあれば、拝金主義的なお国柄もあります。傾向としては、発展途上から上を目指す意識が強く、バリバリ働いて成り上がる意識が強めです。
外資系で女性が転職しやすい業種・職種
数値で売上を明確に示せる職種
外資系企業の中途採用では、一般的にスペシャリスト指向でキャリアを積んだ人材が求められています。成果が明確な職種がアピールしやすいですね。
外資系製薬会社のMR職、生命保険業界では優秀な営業職を積極的に採用しており、性別問わず女性も多く転職成功しています。コンサル業界はコンサルタント・アナリスト・リサーチャーなども、女性が転職しやすい職種ですね。
外資系企業は能力や経験、スキルベースで人材を評価し、基本的には年齢も性別も関係ありません。実力ある女性なら、日系企業より外資系の方が転職しやすいのです。
バックオフィス系の職種も
営業系でバリバリ稼ぎ数字を出す職種でなくても、英語力があり実務能力が高ければ専門職での転職も可能です。外資系企業でも事務職もありますし、求人もしています。
経理、人事、法務、秘書など、バックオフィス系職種でも、外資系企業への転職は可能です。
マネジメント経験があれば、更に可ですね。
キャリアアップできるかどうかは会社の選び方次第
女性の外資系転職では、会社の選び方がキャリアアアップ成否のポイントになります。
外資系企業にもいろいろですし、実際のところピンキリです。
企業側の求めるスキルやポジションと、自分のキャリアビジョンがマッチしなければ、せっかく転職しても失敗に終わります。
母国や本国との関係や企業カルチャー(社風)や、企業のビジネス指向性・継続した利益率、日本での事業展開の目的などなど、幅広い情報収集が大切です。外資系という勝手なイメージや思い込みだけで会社を決めてしまうと、後で後悔することにもなりかねません。
女性が活躍できる外資系求人を探すには
大手の転職エージェント or エグゼクティブ専門の転職エージェント
外資系企業の求人案件は、一般的な公開型の転職サイトにはほとんどありません。
経営戦略やビジネス展開上から極秘プロジェクトなども多いため、非公開型の転職エージェントを通じて求人するのが普通です。優秀な人材だけを集めたいので、ヘッドハンターを通じて人材募集する外資系企業も多いですね。
非公開求人案件を多く保有している大手総合型転職エージェント、ハイキャリア人材向けのエグゼクティブ専門の転職エージェントがおすすめです。
リクルートエージェント
日本では人材サービストップのリクルートグループが運営する総合タイプの転職エージェントです。圧倒的な求人案件数なので、外資系企業の非公開求人も多数抱えています。
転職実績No.1なので、外資系企業への転職ノウハウの蓄積も多く、外資系転職のサポートも一流です。女性に特化した転職エージェントではありませんが、優秀な人材なら男女問わず優良な求人案件を紹介して貰えます。
英語ができる人材、TOEIC700点以上の女性の評価は特に高いので、登録必須です。
世界最大級60年の実績ハイクラスエージェント ランスタッド
オランダで創業した世界最大級の総合人材会社でグローバルに60年間、毎年約20万人の転職サポート実績をもつランスタッド。ハイクラス求人は、S&P500企業からスタートアップまで独自のポジションが揃っています。
外資系らしい世界レベルで活躍する優秀なコンサルタントに当たる可能性が高いので、外資系転職の求人なら期待の出来る転職エージェントです。
案件は量より質で、独占求人も多いため、登録する価値があります。キャリアコンサルタントの質の高さにも定評があり、企業別の面接対策にも豊富なノウハウを持っているため、しっかりしたサポートを期待できます。
※日本国内でも急拡大中で北海道から九州まで全国各地に117拠点があります。
※マネジメント経験を生かしたい40代までおすすめです。
エグゼクティブ専門 リクルートダイレクトスカウト
最大手リクルートが運営している、ハイキャリア向け、エグゼクティブ向けの会員制転職サービスです。ハイクラスな求人に特化した転職サービスで、バリバリ働きたい女性、キャリア転職を希望する女性におすすめです。
優秀なヘッドハンターがスカウトサービスを提供してくれるヘッドハンティング型です。
上昇志向があり管理職をめざすバリキャリ女性にとって、有益な情報を提供してくれます。
将来的な外資系転職を見据えての情報収集や、ベストな転職タイミングを計る長期的戦略に役立ちます。
※年収800万円以上の求人情報を49,000件以上保有しています。(2022年9月時点)
※直近年収600万円以上の方限定です。電話・オンライン面談対応。
JACリクルートメント
英語や多言語に通じている、マネジメント経験があるなど、グローバルに活躍できる人材にターゲットを絞ってサービスを展開しています。担当のキャリアコンサルタントが企業と直接交渉してくれるので、一方的に受け身の転職活動ではありません。社内教育にも力を入れているので、コンサルタントの質の高さ、レスポンスの速さにも定評があり、スピーディーな転職活動を展開できます。スキルやキャリアに自信のあるハイキャリア層ならぜひ登録しておきたい転職エージェントです。
外資系転職にエージェントを利用するメリットを解説し、外資系求人に強い転職エージェント・転職サイトを一覧にしてまとめています。また、その中で評判の良いおすすめ転職エージェントをランキング形式で紹介します。外資系転職の参考にしてください。
40代でも可能?女性の外資系転職に限界年齢はある?
限界年齢なしの実力主義
外資系企業は日本企業とは異なり、完全実力成果主義です。つまり転職の限界年齢はなく、経験と実績さえあれば、40代・50代から転職するケースも珍しくありません。
年齢問わず、人種や性別問わず、実力次第ということは、日系企業より女性が活躍できるチャンスが多いということです。「女性は出世させない」という企業風土は外資系企業にはありませんので、女性管理職の割合も多いですね。
女性管理職、女性役員の数は、日本企業より実力主義の外資系の方が圧倒的に多いです。
40代女性の転職でも、外資系企業では比較的有利
40代女性の日系企業での転職はとても厳しい
一般的に、40代女性の転職は求人案件も少なく、ハードルが高くなりがちです。出産・子育て後に仕事復帰をしたいと考えても、再就職先が見つからないケースも多いですね。
キャリアのある女性でも、前職での収入をキープするのが難しく、実力に見合うポジションの求人案件が無いため、泣く泣くキャリアダウンさせるケースも少なくありません。
外資系企業は、40代女性でも転職できる
外資系企業は成果主義なので、女性の管理職の比率も高く、40代になっても経験やスキルがあれば日系企業より転職しやすいです。
特に40代以降になると、幹部クラスなどの上級ポジションの求人が増えます。マネジメント経験があれば、外資系転職の方が日系企業より条件もよく、比較的有利に転職が可能です。
40代・50代女性でもマネージャーやディレクターなどのハイクラス求人もありますし、経営層や幹部クラスの求人も少なくありません。
Spring転職エージェント
大手と比較すると求人数は少ないですが、世界最大級のグローバル企業というネットワークを活かした独自の外資系求人が多く、非公開求人も充実しています。面談を希望する人を断ることはしないので、35歳からの未経験転職で大手ではなかなか相手にしてもらえない場合でも頼れる存在です。
スキルや経験に自信がない人や、未経験転職にもおすすめです。受け身だとサポートが手薄になりますが、求職者が求めればしっかりサポートしてくれます。
※20代〜40代で、一都三県、東海地方、関西地方の転職者限定です。
女性が未経験で外資系企業に転職するには?
前職の経験と少しでも共通する企業を探す
外資系企業の中途採用求人は、未経験OKとなっていても即戦力が求められます。
つまり経験がなくても実力の発揮できる人で無ければならず、未経験だからできなくて当たり前では無いのです。苛烈な競争下にある外資系企業では、社内競争も過酷ですね。
転職してからも早い段階で成果が出せなければ即解雇となるケースが、実際に多いのです。
特に年齢が高めになればキャリアもあって当然ですから、即戦力で高い成果が求められ、短期間でのリストラリスクも高まります。リスクを回避するためには、前職でのキャリアや経験が活かせる、共通している部分がある企業に転職するのがおすすめです。
日本に進出したばかりの企業を狙う
外資系企業にも、日本でビジネスをスタートしてから長い老舗企業もあれば、日本に進出したばかりの企業もあります。日本へ進出したばかりの外資系企業は、採用枠が多く、積極的に人材を採用しています。
ポテンシャル採用もあるので、ハイキャリアでなくても転職しやすいですね。
日本へ新規進出するということは、日本でビジスネ展開する、国内でサービスや販売をしようとしている企業です。つまり日本のビジネス慣習や商慣習に詳しい営業職や、経理・財務会計、税制、人事・総務などの実務者も幅広く必要としています。
未経験転職するために必要な資格・スキル
外資系未経験での転職の場合、TOEICのボーダーラインは700点とされています。
TOEICはあくまで英語力の目安なので、実際は英語能力よりも、ロジカル思考やスキル・実戦経験が重視されます。英語ができるけど能力の無い人材より、英語イマイチでもスキルのある人材の方が内定しやすいです。
文法や資格的な英語力よりも、海外と日本を繋げるための、高いコミュニケーション能力が問われるのです。仕事で結果が出せば英語は後からついてきますから、ヤル気のある女子ならチャレンジする価値はあるでしょう。
ポジションが上がれば英語力が必要な場面も増えますので、転職後に英会話スクールへ通うなどのブラッシュアップも忘れないようにしてください。
まとめ
古い体質の日本企業に嫌気がさしている女性、男性優位の会社に閉塞感を感じるキャリアウーマンなら、外資系企業への転職を目指してみましょう。自分を高めて上のレベルの仕事やポジションに挑戦したい女性は、キャリアアップ転職、年収アップ転職にチャレンジしてください。
特に上昇志向がある女性には、管理職登用の道が狭い日系企業より、年齢性別問わず実力主義の外資系に飛び込むことがおすすめです。転職エージェントでは、英文レジュメや英語インタビュー、面接対策など外資系転職に必要な転職サポートも受けられますので、心強いですよ。
30代、40代、50代でも、実力のあるキャリアレディなら、一歩踏み出す価値のある、輝ける場所が必ずあります。