安定していて高収入な大学職員になりたい!という人は多いでしょう。しかし大学職員の求人は数多く出回っているわけではありません。「求人を探すのが難しい…」という悩みを抱えていませんか?
確かに大学職員の求人は希少性が高く、一般的な求人と同じように探しても、見つけにくいものです。
そこでここでは、大学職員になりたい人のために、おすすめの転職サイト・転職エージェントを比較します。
さらに、大学職員への転職を成功させるコツや、大学職員の年収相場・職種などについて紹介します。
これを読めば、効率的に大学職員の求人を見つけられるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
転職エージェント名 | doda | リクルートエージェント | type転職エージェント | リクナビNEXT | リクルートダイレクトスカウト |
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運営する人材紹介会社 | パーソルキャリア株式会社 | 株式会社リクルート | 株式会社キャリアデザインセンター | 株式会社リクルート | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 240,795件 | 382,102件 | 27,859件 | 133,000件以上 | 非公開 |
全国対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
未経験 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
タイプ | 総合型 | 総合型 | 総合型 | 総合型 | ハイクラス向け総合型 |
※2024年7月時点の公開求人数を掲載しています。
事務職を希望する女性におすすめの転職サイト比較ランキング【正社員・未経験】
- ハイクラス・ミドルクラス層向け転職エージェント
- キャリアを活かせる好条件の求人が多い
- 外資系・日系大手企業に強い
- ハイクラス転職/管理部門の転職に強い
- 累計転職支援実績59万人(2024年5月時点)
- 30~45歳の転職成功者多数
大学職員の転職に最適の転職エージェント・サイトの選び方
大学職員に転職したい人は、次の点を意識して転職エージェント・サイトを選ぶのがおすすめです。
大手の転職サイトを利用する
大学職員は、そもそも求人が少ない職種なので、とにかく幅広い職種を取り扱う大手の転職サイトを利用するのが一番です。
大手の転職サイトは、求人の数が多く、大学職員の求人も比較的見つけやすくなっています。
たとえばdoda、リクルートエージェントなどがおすすめです。
大学の公式サイトも見る
働いてみたい大学の公式サイトも、定期的に確認するといいでしょう。
大学職員の募集は、大学の公式サイトでのみ行なわれていることもあります。
dodaやリクルートエージェントなどの転職サイトには載っていない求人を見つけられるかもしれません。
転職エージェントを活用する
大学職員に転職したい場合、転職サイトで求人を検索するのもよいですが、転職エージェントも活用してみると、以下のようなメリットがあります。
- 転職エージェントに登録すると、希少性の高い非公開求人を紹介してもらえることがある。この中に大学職員の求人もある
- ハイクラス向けの転職エージェントなら、年収水準が高い・専門性を活かせる大学職員の求人も紹介してもらえる
- 応募書類の添削や面接対策といった、手厚い転職支援サービスを無料で受けられる。大学職員への転職は狭き門だが、採用される確率を上げられる
複数の転職サイト・転職エージェントを併用する
大学職員の募集は少ないので、複数の転職サイト・転職エージェントを併用するのがおすすめです。
ひとつの転職サイトだけ利用していると、十分な求人数を確保できないことがあります。
また、どんなに大手の転職サイトでも、すべての求人を網羅しているわけではありません。求人の取りこぼしを防ぐためにも、複数の転職サイト・転職エージェントに登録するといいでしょう。
- 職種
- オールマイティー
- 公開求人数
- 200,034件
- 対応地域
- 全国
- おすすめ年代
- 20代~
大学職員の転職におすすめの転職エージェント・サイト
ここでは、大学職員への転職を考えている方におすすめの転職サイトをご紹介します。
今回ご紹介している5社を、一覧表で比較しました。
転職エージェント名 | doda | リクルートエージェント | type転職エージェント | リクナビNEXT | リクルートダイレクトスカウト |
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運営する人材紹介会社 | パーソルキャリア株式会社 | 株式会社リクルート | 株式会社キャリアデザインセンター | 株式会社リクルート | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 240,795件 | 382,102件 | 27,859件 | 133,000件以上 | 非公開 |
全国対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
未経験 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
タイプ | 総合型 | 総合型 | 総合型 | 総合型 | ハイクラス向け総合型 |
※2024年7月時点の公開求人数を掲載しています。
doda
- 公開求人数
- 240,795件
- 対応エリア
- 全国
- 料金
- 無料
- 大学職員の求人情報を見つけたい人
- 20代~30代で大学職員に転職したい人
- スカウト機能やエージェントサービスも利用したい人
dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する、求人数が非常に多い大手転職サイトです。全国の求人に対応しており、非公開求人・独占求人も多くあります。
dodaの特徴は、顧客満足度3年連続No.1※を獲得した確かな実績があり、特に20代~30代の転職者から絶大な信頼を得ている点です。大学職員の募集も、ほとんど常に一定数掲載しています。未経験歓迎の大学職員の求人や、SE・人事などの経験を活かせる大学職員の求人を見つけられるはずです。
またdodaでは、「エージェントサービス」も利用できます。ひとりで転職するのが不安な方でも心強いです。さらに「スカウトサービス」も利用できます。自分のプロフィールを登録しておけば、興味を持った採用担当者から直接オファーが来るので、「忙しくてなかなか転職に時間を割けられない」という方にもおすすめです。
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
dodaの詳細 | |
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会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
住所 | 〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
dodaの評判・口コミを徹底調査!特徴やサービス内容までくわしく紹介
リクルートエージェント
- 公開求人数
- 419,491件※採用予定数
- 対応エリア
- 全国
- 料金
- 無料
- 求人数の多さを重視する人
- 非公開求人も紹介してほしい人
- 効率的に大学職員の求人を探したい人
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1※の大手転職エージェントです。
数ある転職エージェントの中でも、トップクラスの大手なので、保有している公開求人数が419,491件と圧倒的です。ネットで誰でも閲覧できる公開求人だけではなく、登録者限定で紹介してもらえる非公開求人も、363,246件も保有しています。※いすれも採用予定数、2024年7月時点
一般的な転職サイトには出回らない、大学職員の非公開求人を紹介してもらえる可能性があるでしょう。効率的に大学職員の求人を探したいという人におすすめです。
また、求人を紹介して終わりではなく、応募書類の添削や内定後の支援も無料で行ってくれます。「異業種から大学職員への転職を考えているけど、何をアピールしたらいいかわからない」「転職活動の進め方が分からない」という方にもおすすめです。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2022年度実績を自社集計)2023年6月時点
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
リクルートエージェントの詳細 | |
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会社名 | 株式会社リクルート |
住所 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
type転職エージェント
- 公開求人数
- 27,859件
- 対応エリア
- 全国
- 料金
- 無料
- 首都圏、大阪の求人を多く見たい人
- 専門性が高いキャリアアドバイザーに相談したい人
- 平日の夜間や土曜日に対応してほしい人
type転職エージェントは、転職サイト「type」で有名な株式会社キャリアデザインセンターが運営する、東京・神奈川・埼玉・千葉の求人が多い転職エージェントです。幅広い業界の求人を取り扱っています。
type転職エージェントは、在籍しているキャリアアドバイザーの質がいいと評判です。IT・Web、営業職、事務・管理、販売・サービス系の分野には、専任のアドバイザーがいます。「エンジニア・営業職・事務職などで働いた経験があり、そのスキルを大学職員として活かしたい」と考えている方におすすめです。
公式サイトによると、今までに34万人の転職を支援してきた実績があり、利用者の年収up率は79%を誇ります。大学職員への転職においても、安心してサポートを任せられるでしょう。
さらに希望すれば、平日の夜間や休日もカウンセリングを受け付けてくれます。気になる方は、まずキャリアカウンセリングに申し込んでみるといいでしょう。
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
type転職エージェントの詳細 | |
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会社名 | 株式会社キャリアデザインセンター |
住所 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル |
type転職エージェントの評判は悪い?口コミから特徴やメリット・デメリットを徹底調査
リクナビNEXT
- 公開求人数
- 非公開
- 対応エリア
- 全国
- 料金
- 無料
- 好条件の求人情報を得たい人
- ハイクラス転職、年収アップ転職を希望する人
- じっくり転職活動したい人
リクナビNEXTは、国内最大級の規模を誇る大手転職サイトです。日本全国の求人情報を、希望職種・希望勤務地・必要な資格などから絞り込んで検索できます。
求人の数が多いことで知られており、2024年時点で約133,000件もの選択肢があります。大学職員の求人情報も見つけやすいです。
また、転職先を選定するのに必要な自己分析や適性職業診断などのコンテンツがあります。さらに、自分の職務経歴を登録しておけば、あなたのスキルや経験を見て、興味を持った企業や大学からオファーが来るというシステムも便利です。
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
リクナビNEXTの詳細 | |
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会社名 | 株式会社リクルート |
住所 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
リクナビネクストの評判!口コミ評価から特徴とメリット・デメリットを解説
リクルートダイレクトスカウト
- 公開求人数
- 非公開
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- 全国
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- 好条件の求人情報を得たい人
- ハイクラス転職、年収アップ転職を希望する人
- じっくり転職活動したい人
リクルートダイレクトスカウトは、大手人材紹介支社「リクルート」が運営する、スカウト型の転職サイトです。リクルートが運営する他のサイトとは違い、リクルートダイレクトスカウトはハイクラス向けの高収入な求人を多く取り扱っています。
年収で言うと、800万円~2,000万円の求人が多いです。大学職員への転職であれば、管理職や、IT・管理部門関係の専門スキルを活かせる求人などを見つけられる可能性があります。 おもに30代以上で、これまでの経験やスキルを活かしたい方におすすめです。
登録しておけば受け身で転職活動ができるので、すぐに転職する予定がない方も、登録してみるといいでしょう。
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
評価:★★★★4点
リクルートダイレクトスカウトの詳細 | |
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会社名 | 株式会社リクルート |
住所 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
リクルートダイレクトスカウトの評判はやばい?登録がバレる?口コミをもとに仕組みを解説
大学職員の転職を成功させるコツ
狭き門を突破して大学職員への転職を成功させたい人は、以下のコツをおさえておきましょう。
転職の軸を固める
大学職員に関わらず転職の際はまず、転職の軸を固めることが大事です。
たとえば「自分の専門性を活かしたい」「自分のライフスタイルに合わせて働きたい」などです。
また、「大学職員としてどんな働き方をしたいか」「どんな職種につきたいか」も考えたうえで、条件に合う大学を見つけましょう。
同時に、自分の強みや弱みを分析することも大事です。
「自分の長所が分からない」「自分に合う職種は?」といった悩みがある方は、転職エージェントに相談してみるといいでしょう。
希望大学の情報収集をする
希望の職場の方向性が決まったら、転職したい大学のホームページや転職サイトをチェックして、情報収集をしましょう。
大学によっては、通常の転職サイトに求人を掲載していないところもあります。公式ホームページを必ず見るのが大切です。
まずは自宅から近い学校や、気になる学校などから調べてみて下さい。
必要なスキルや条件を把握する
大学職員への転職を成功させるには、大学職員として採用されるために必要なスキルや、条件を把握しておくことが何よりも大事です。
基本的に多くの大学では、「大卒以上」「年齢制限〇歳まで」などの条件を設定しています。
とくに年齢制限に関しては35歳までが多いので、30代から大学職員に転職したい方は、できるだけ早めに動いたほうがいいでしょう。
大学職員の中途採用されている職種
「大学職員として働きたいけど、具体的にどんな仕事の募集があるのか」という方に向けて、中途採用されている職種をご紹介します。
総合職
大学職員の中途採用では、総合職の募集が多く見られます。
仕事内容は、学生の授業履修の相談対応や、就職活動支援、企画・総務・経理・人事・広報などです。教育への熱意があれば、経験不問で応募できる求人もあります。
たとえば上記の画像は、拓殖大学の総合職の求人です。大学運営を担う「法人部門」か、学生の対応が多い「教学部門」か、いずれかの配属となっています。
なお、経理・人事などの一部の業務に特化した求人もあります。
社内SE
意外かもしれませんが、大学職員の中途採用では、社内SE(システムエンジニア)の募集が一定数見られます。
学校法人全体のIT業務を担当するポジションです。
ただし、基本的にはエンジニアとして働いたことがある人しか応募できません。たとえば上の画像は、東京国際大学の社内SEの募集です。応募条件は「学校法人や民間企業において、情報システムの開発・運用・保守いずれかの業務経験をお持ちの方」となっています。
営業
大学における営業職とは、大学の魅力を学生に向けて発信し、多くの応募者を集める仕事です。
他の業界なら、営業職は未経験で応募できる求人が多いですが、大学職員の場合は経験が求められることも多くあります。
たとえば上記の画像は、千葉商科大学の高校営業の求人です。「営業経験3年以上の方」が条件となっています。
大学職員は未経験でも転職可能?
大学職員は未経験でも転職できます。母校以外に応募しても問題ありません。ただし経験を問われないとはいえ、大学職員への転職難易度は高いです。
未経験でも転職できるが倍率は高い
無資格・未経験でも大学職員に転職可能です。特に学生の対応や広報などに携わる総合職は、職種・業界未経験でも応募できる求人が多く見られます。
ただし大学職員は人気職種である上に、求人が少ないので、倍率は非常に高いです。人気の理由としては、ワークライフバランスを取りやすいこと、安定性があることなどが挙げられます。
大卒以上が条件
未経験でも大学職員に転職できますが、ほとんどの求人は、「大卒以上」が条件となっています。最終学歴が高校・専門学校の人は、応募すらできないことが多いので、注意してください。
なお、院卒である必要はありません。
経理・人事・SEなどの経験を求める求人が多い
未経験で応募できる大学職員の求人は、どちらかというと少数派であり、職種の経験を求める求人が多いです。よく見られるのは、経理・人事といった管理部門の経験が必要な求人や、SE(システムエンジニア)の経験を求める求人でしょう。
経理・人事・SEなどの経験がある人は、応募先の幅を広げられるので、大学職員として働いてみたいならチャンスです。大学職員として活かせそうな実務経験がまったくない人は、まず一般企業でこれらの職種の経験を積み、それから大学職員を目指すルートも検討できます。
大学職員の年収
大学職員というと、なんとなく年収が高そうなイメージを抱いている人も少なくないでしょう。実際の年収はどれくらいなのでしょうか。
結論からお伝えるすると、大学職員の平均年収はおおよそ600万円以上700万円未満だと言われています。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本全体の平均年収は2022年の時点で458万円なので、大学職員はイメージ通り年収が高いです。
初任給は低めですが、年功序列制度の傾向が強いので、働き続けていれば順当に上がっていきます。
国立大学職員の平均年収は約588万円
文部科学省の「国立大学法人及び大学共同利用機関法人の役職員の給与等の水準(令和2年度)の取りまとめ」によると、国立大学法人の平均年収は、事務職・技術職の場合、約588万円です。
平均賞与は約157万円、平均初任給は183,912円という結果になっています。
なお全85校中、もっとも平均年収が高いのは東京大学で、約688万円です。
私立大学職員の平均年収は約734万円
大学職員の年収は、国立大学か私立大学かによっても異なります。
日本私立学校振興・共済事業団によると、私立大学職員の平均年収は、734万円です。
国立大学の職員よりも、私立大学の職員の方が、年収は約100万~150万円程度高い傾向があります。
なお日本には、私立大学が778校(文部科学省)存在し、知名度の高い私立大学(MARCHや慶応大学など)は特に年収水準が高いです。
したがって、大学職員として年収アップを目指したいなら、自分の専門性を活かせるところや私立大学を目指すのがおすすめです。
大学職員の将来性
大学職員の将来性について確認していきましょう。
大学職員の需要は減る可能性がある
大学職員の需要は、今後減少する可能性があります。
今のところ、大学の数は増えています。1950年には201校しかありませんでしたが、2022年には過去最大の807校にまで増えました。また、大学に進学する人も増えており、誰でも大学に進学できる「大学全入時代」と言われています。
しかし少子高齢化の影響により、大学へ進学する人数は将来的に減ると予測されています。大学へ進学する人が減ってしまえば、大学職員の需要も低下するでしょう。
※参考:文部科学省「学校基本調査」
完全に需要がなくなるとは考えにくい
大学職員の需要が減るとしても、完全に仕事がなくなってしまうとは考えにくいです。
国は大学に行きたい人を支援するために、給付型の奨学金の支給や、授業料の減免に取り組んでいます。
とはいえ、大学職員の簡単な事務の仕事は、AIに奪われてしまう可能性があります。
大学職員として生き残るには、SE・広報・人事・経理などの特定の分野で、専門性を身に付けることが大切です。
大学職員の転職におすすめの転職エージェント・サイトに関するQ&A
大学職員の転職におすすめの転職エージェント・サイトに関する、よくある質問に回答します。
大学職員とは?
大学職員とは簡単に言うと、国公立や私立大学において事務や広報などをおこなう仕事です。
一般的に大学職員の仕事はほかの職種よりも給与水準が高く、基本的に残業が少ない傾向にあるため人気が集まりやすいといわれています。
ただし一方で、近年では少子化の影響によって大学自体が減ってきており、大学職員の採用倍率は高く狭き門になっていることも事実です。
大学職員の仕事内容は?
大学職員の仕事は、事務系と技術系の仕事に大きく分けられます。
- 事務系…
学生支援、研究試験、総務・人事、留学生の対応、財務、広報、医療事務、図書の管理・運営など - 技術系…
キャンパスの施設を維持・改善するための調査や工事、監督、実験の指導や管理、データの分析などをおこなう教育支援系
採用の際に必須の資格などはありません。しかし研究系の職種を希望するのであれば、それなりに専門的な知識は必要になってきます。
これまで研究機関に携わった経験があれば、アピールになります。
大学職員の勤務時間は?
大学職員の勤務時間は基本的に、大学の開講時間や学生の活動に合わせたものになります。
よくあるのは、8時30分から18時頃まで働くケースです。
ただし大学によっては、夜間講座を開講しているところもあり、それに合わせて大学職員も遅めに働くこともあります。
ちなみに大学職員の平均残業時間は月16時間程度だとされており、ほかの職種よりも短い傾向です。
もちろん、大学の特徴や所属部署によって勤務時間や残業の多さは変わってくるので、事前に大学についての情報収集を徹底するようにしましょう。
大学職員への転職の注意点は?
大学職員の仕事は、基本的につぶしが利かないと言われています。大学職員から他の業種への転職は難しい傾向があるので、要注意です。
大学職員から他業種に転職するのが難しいと言われる理由は、主に以下のものが挙げられます。
- 身につくのはパソコンスキル中心、ルーティン業務なので、スキルアップしにくい
- 通常、数年程度で異動があり、専門性を高めにくい
- 管理職への昇進が遅く、他社でマネジメント経験をアピールできない
以上の理由から、大学職員は一度キャリアスタートすると他業種への転職や独立は難しくなります。大学職員を目指す際は、転職のタイミングなどを、慎重に見極めましょう。
学校事務になるには?必要なスキルと未経験で転職する方法を解説
大学職員に転職する際は転職エージェント・サイトを活用して成功させよう
今回は大学職員を目指す方に向けて、おすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介してきました。
大学職員はもともとポストが少ない仕事です。そのため、求人数が多い大手の転職サイトや転職エージェントを利用するのがおすすめです。
また大学によっては、転職サイトに求人を掲載していません。気になる学校があるなら、公式ホームページも見たほうが、詳細な情報をキャッチできる可能性が高いです。
今回の記事を参考に、自分の希望に合った大学・学校を見つけましょう。