仕事に行く日は毎朝、大人なのに涙がでてきて仕方がない。ひょっとしてうつ病かも。特に感情がこみ上げて泣いてしまうというより、自然に涙が出てとまらなくなってしまう場合は注意が必要です。
ここでは出勤前に涙が出てくる原因と対処の方法について考えます。
朝が来るのがツラい。出勤前に涙が出る原因は様々
出勤前にわけもなく涙が出てくる原因はなんでしょうか。出勤することで起きる様々なストレスが原因かもしれません。
上司から叱責されることがある、同僚とうまく付き合えない、などの対人関係の問題はストレスの大きな要因です。
また仕事内容が向いていない・好きになれない、長時間労働など過酷な労働環境におかれてしまうと、ストレスから体調不良になります。
仕事場にいる間、辛い状況に我慢し続けることに疲れてしまうと、様々なストレス症状があらわれます。涙はそのサインのひとつと考えられます。
涙をほっておくのは危険!気持ちをリセットさせる方法
リフレッシュの休暇を取る
わけもなく涙が出る状態を放置しておくのは危険です。自然に流れてしまう涙を心や体が出しているシグナルと受け止めて、対処をしましょう。
まずすぐに出来ることは、半日から1日有給をとって休むことです。ランチに好きなものを食べに出かけたり、趣味に打ち込んだりして好きなように過ごしましょう。
普段の休日は疲れて寝ているだけで1日が終わってしまう人は、こうしたリフレッシュの休日で回復できることがあります。
通勤方法を変える
朝の満員電車は健康な状態で乗っても人の心を滅入らせてしまいます。身体が楽になる通勤方法に変えることで、朝の負担が軽くなります。自動車での通勤が認められていれば、会社に相談してみるのもひとつの手です。回復するまでラッシュ時ピークと時間をずらして出勤してみても良いでしょう。
異動届を出す
社内の人間関係や、仕事内容にストレスがあるならば、会社に異動願いを出しましょう。人事部や上司との面接があれば、ストレス症状が出ていることを伝えると、配慮をしてくれる企業もあります。
出来事を受け流す
自然と涙が流れてしまう人は、どちらかというと几帳面で責任感が強いタイプの人です。
もちろん長所とよべる性質ですが、すべての物事をいつも正面から受け止めていると疲労してしまいます。ある程度物事を受け流していくおおらかさを身につけると生きやすくなります。
どうしてもリセットできない場合はどうしたらいい?
鬱症状の可能性が高いので、医師に相談する
涙が自然にこぼれてしまう人全員が、すでにうつ病にかかっているわけではありません。ですが早めの対応が早めの回復につながります。医師や専門家に今の状況を相談するのが回復の近道です。不安や症状を和らげる処方薬を処方してもらえます。
それに加えて認知行動療法という療法で日々のストレスに対処することができます。うつ病をはじめとする病気の予防や回復に役立ち自分自身で取り組めるので、認知行動療法を行っているクリニックを受診してみても良いでしょう。
今すぐに会社を辞める
身体に放置できない反応が出ている以上、今すぐに会社を辞めるのもひとつの手です。身体を休めて回復できたら、転職サイトや転職エージェントを活用して、ストレスが余りかからず安心して働ける会社を見つけましょう。
おすすめの転職サイトについてまとめています。どの転職サイトに登録すればいいのか悩んでいる人のために、年齢ごとのおすすめ転職サイト、女性向けや既卒向け、特定の職種に特化した転職サイトなどを紹介しているので、参考にしてみてください。
まとめ
出勤前にわけもなく涙がこぼれてしまうのは、ストレスを受けて弱っているサインです。放置しないで、
・リフレッシュ休暇をとる
・通勤方法を変える
・異動願いを出す
・クリニックを受診する
・今すぐに会社を辞める
などの対処をします。早めの対応が早い回復につながりますので、自分にあったやり方を探してみてください。