大手企業への就職は競争率が高く新卒でも狭き門で、目指していくにはかなりの努力が必要です。
第二新卒や中途ともなると、採用の数は新卒の時よりもかなり少なく、競争率も高くなります。
果たして第二新卒で大手企業を目指すことは無謀なことで、正直無理なのでしょうか?
結論、現実は厳しいですが第二新卒で大手企業に転職して活躍している人はたくさんいます!
今回は、「大手企業の第二新卒採用について」と大手企業が第二新卒に求めることなど、第二新卒が大手企業を目指すためのポイントをお伝えします。
大手企業へ転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
- 第二新卒で大手への転職は無理ではない
- 大手企業が第二新卒を採用するケース
- 第二新卒で大手への転職は無理ではないが難しい
- 第二新卒で大手に転職するメリット
- 第二新卒で大手に転職するデメリット
- 大手が第二新卒に求めること
- コツを押さえれば第二新卒でも大手への転職は無理ではない
- 第二新卒で大手を狙う人におすすめな転職エージェント
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- ハイクラス・ミドルクラス層向け転職エージェント
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第二新卒で大手への転職は無理ではない
大手企業への就職は新卒でも難関なので、第二新卒で転職するのは無理な話なのでしょうか。
実際のところ、第二新卒採用を実施している企業は多く、新卒と同じ枠で募集をかけているところもあります。
第二新卒採用を実施している大手企業もある
第二新卒で大手に転職することは、決して不可能ではありません。
近年は、第二新卒の採用に積極的な大手企業も増えており、第二新卒から大手企業に入社して活躍している人もたくさんいます。
以下大手企業の第二新卒採用実績の一部を抜粋しているので参考にしてみましょう。
業界 | 企業名 | 職種例 | 備考 |
---|---|---|---|
メーカー | トヨタ自動車 | 生産技術職、設計職、営業職 | 2024年卒: 3,000人以上採用予定 |
メーカー | ホンダ | 研究開発職、生産技術職、営業職 | 2024年卒: 2,500人以上採用予定 |
メーカー | ソニー | エンジニア職、デザイナー職、マーケティング職 | 2024年卒: 1,000人以上採用予定 |
メーカー | パナソニック | 家電開発職、営業職、マーケティング職 | 2024年卒: 800人以上採用予定 |
メーカー | シャープ | 家電開発職、営業職、マーケティング職 | 2024年卒: 500人以上採用予定 |
IT・インターネット | リクルート | エンジニア職、営業職、マーケティング職 | 2024年卒: 3,000人以上採用予定 |
IT・インターネット | エン転職 | エンジニア職、営業職、マーケティング職 | 2024年卒: 2,000人以上採用予定 |
IT・インターネット | ビズリーチ | エンジニア職、営業職、マーケティング職 | 2024年卒: 1,500人以上採用予定 |
IT・インターネット | Wantedly | エンジニア職、デザイナー職、マーケティング職 | 2024年卒: 1,000人以上採用予定 |
IT・インターネット | フリーランスエージェント | エンジニア職、デザイナー職、ライター職 | 2024年卒: 500人以上採用予定 |
コンサルティング | アクセンチュア | コンサルタント職、アナリスト職 | 2024年卒: 1,000人以上採用予定 |
コンサルティング | マッキンゼー・アンド・カンパニー | コンサルタント職 | 2024年卒: 500人以上採用予定 |
コンサルティング | 野村総合研究所 | コンサルタント職、アナリスト職 | 2024年卒: 300人以上採用予定 |
コンサルティング | Deloitte トーマツ コンサルティング | コンサルタント職、アナリスト職 | 2024年卒: 200人以上採用予定 |
コンサルティング | EYコンサルティング | コンサルタント職、アナリスト職 | 2024年卒: 100人以上採用予定 |
金融 | みずほフィナンシャルグループ | 銀行員、証券マン、アセットマネージャー | 2024年卒: 2,000人以上採用予定 |
金融 | 三菱UFJフィナンシャルグループ | 銀行員、証券マン、アセットマネージャー | 2024年卒: 1,50 |
商社: 三菱商事、丸紅、伊藤忠商事、住友商事、岩谷産業
電力: 東京電力、中部電力、関西電力、東北電力、中国電力、北陸電力、九州電力、北海道電力、沖縄電力
鉄道: JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JR四国、JR北海道
航空: JAL、ANA
自動車: トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、マツダ、スズキ
食品: キリンホールディングス、アサヒグループホールディングス、サントリーホールディングス、伊藤ハム、雪印乳業
小売: セブン&アイ・ホールディングス、イオン、ローソン、ファミリーマート、ライフコーポレーション
不動産: 三菱地所、住友不動産、東急不動産、野村不動産、阪急阪神不動産
あくまでも一部の例で、その他にも第二新卒採用を実施している企業はたくさんあります。
転職エージェントに相談したり、企業のホームページで情報を収集しましょう。
大手企業が第二新卒を採用するケース
大手企業も第二新卒を積極的に採用しており、企業側にもメリットがあります。
ここではなぜ大手企業が第二新卒を採用しているのか、その理由について解説します。
- 新卒採用できなかった分を第二新卒で補う
- 新卒が早期離職した分を第二新卒で補う
新卒採用できなかった分を第二新卒で補う
近年、少子高齢化や就職活動の早期化により、大手企業でも新卒採用がかなり難しくなっています。
そこで第二新卒採用を活用することで、人材不足を補い、事業拡大や新事業への参入を推進することができるため積極的に採用を行なっています。
- 想定よりも多くの内定辞退が出た場合
- 希望する職種やスキルを持った新卒を採用できなかった場合
- 新卒採用では経験不足と判断された人材を採用する場合
第二新卒採用は、新卒採用よりも幅広い人材を採用できるというメリットがあります。
数年ではありますが既に社会経験を積んでいるため、即戦力として期待できる人材も多く、企業にとっても大きな戦力となります。
新卒が早期離職した分を第二新卒で補う
近年新卒の早期離職率が上昇傾向にあり、多様な価値観を持つ学生が増えていることや、企業と学生のミスマッチなどが原因と考えられています。
新卒が早期離職した場合、採用コストや育成コストが無駄になってしまいます。
そこで第二新卒採用を活用することで、早期離職による人材不足を補い、採用コストを抑えることができます。
第二新卒採用は、新卒よりも社会経験を積んでいるため、早期離職のリスクが低いというメリットがあります。
また、企業文化や仕事内容を理解した上で応募するため、ミスマッチも起こりにくいと言えます。
第二新卒で大手への転職は無理ではないが難しい
近年の少子高齢化や早期退職率の増加により、転職市場は買い手市場で人材不足と言われていますが、とはいえ第二新卒で大手に転職することは「難しい」のが現状です。
第二新卒で大手への転職は、決して不可能ではありませんが、多くの課題があります。
ここでは、第二新卒で大手へ転職するのは何が難しいのかを解説します。
- 大手ではスキルが浅い若手を採用するなら新卒が基本
- 大手は中途採用で経験豊富な人材を求めている
- 第二新卒は対象外になりやすい
- 第二新卒は採用枠があったとしても競争率が高い
大手ではスキルが浅い若手を採用するなら新卒が基本
大手企業では、新卒採用を人材確保の基盤としており、計画的に採用枠を設けています。
新卒の方が企業理念や社風を理解しやすく、長期的なキャリア形成をしやすいという考えに基づいているからです。
一方、中途や第二新卒はすでに社会経験を積んでいるため、即戦力として期待される反面、企業理念や社風への適応に時間がかかる場合もあります。
また、第二新卒はスキルや経験が浅いため、採用担当者から敬遠されるケースも少なくありません。
大手は中途採用で経験豊富な人材を求めている
近年、大手企業では中途採用を積極的に活用しており、「即戦力」となる経験豊富な人材を求めています。
特に、近年は少子高齢化の影響もあり、「即戦力」となる人材の確保が大きな課題となっています。
第二新卒は、社会経験を積んでいるとはいえ、中途採用で求められる経験やスキルに達していないケースが多くあります。
そのため中途採用との競争において不利な立場に立たされることになります。
第二新卒は対象外になりやすい
大手企業の中には、第二新卒を正式な採用対象としていない企業もあります。
これは、前述したように新卒や中途採用の方が企業にとってメリットが大きいと判断されているためです。
また、第二新卒向けの求人情報が少ないことも、大手への転職を難しくしている理由の一つです。
求人情報が少ないため、希望する企業や職種に応募することが難しくなります。
第二新卒は採用枠があったとしても競争率が高い
近年、新卒の離職率が増加しているため第二新卒の転職活動が活発化しており、大手企業への応募者数も増加しています。
そのため、第二新卒向けの採用枠があったとしても、競争率が高くなっています。
特に、人気企業や人気職種への応募は、競争が激化しており、高いスキルや経験、熱意を持って応募しないと、採用されるのは難しい状況です。
第二新卒で大手に転職するメリット
第二新卒で大手に転職することは、給与や福利厚生、安定性、仕事の規模など、多くのメリットがあります。
自身のキャリアアップを目指したい人にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。
ここでは、第二新卒で大手に転職するメリットについて解説します。
- 給料が高い
- 福利厚生が手厚い
- 安定している
- 大きな仕事に関われるチャンスがある
給料が高い
大手企業は、中小企業に比べて給与水準が高く、第二新卒でも比較的高い給与を得ることができます。
大手企業は業績が安定していることや、福利厚生が充実していることなどが理由として挙げられます。
また、大手企業では昇進制度が整っており、キャリアアップとともに給与も上がっていくことが期待できます。
福利厚生が手厚い
大手企業は、充実した福利厚生制度を提供していることが多く、長い目で見て生活を安定させ安心して働くことができます。
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
- 住宅手当
- 家族手当
- 通勤手当
- 休暇制度
- 育児休暇制度
- 介護休暇制度
安定している
大手企業は、業績が安定していることが多く、倒産の可能性が低いというメリットがあります。
長く働けるため長期的なキャリアプランを立てやすいという点も魅力です。
また、大手企業では研修制度やキャリアパス制度が充実しており、自身のスキルアップやキャリアアップを支援してくれる環境もあります。
大きな仕事に関われるチャンスがある
大手企業では、大規模なプロジェクトやグローバルな事業など、大きな仕事に関わるチャンスがあります。
特に海外と仕事をしたいと考えている人は大手企業の方がよりチャンスが多いと言えます。
今まで大きな仕事や出世に興味がなかったとしても、自身の視野を広げ、経験を積む絶好の機会となります。
また、大手企業では優秀なビジネスパーソンと接する機会も多く、触発されて自身のスキルを磨き成長していく可能性が広がります。
第二新卒で大手に転職するデメリット
第二新卒で大手に転職することは、給与や福利厚生、安定性など多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
デメリットを理解した上で、自身のキャリアプランや希望に合わせて、転職活動を慎重に進めていきましょう。
ここでは、第二新卒で大手企業に転職するデメリットについて解説します。
- 出世枠が限られている
- 業務・裁量の範囲が狭い
- 転勤を命じられることも
出世枠が限られている
大手企業では、新卒入社組が昇進していくため、第二新卒が出世するのは比較的難しいと言えます。
第二新卒者が管理職や役員などの上位職を目指すには、より多くの努力と実績が必要となります。
昇進競争は激しく、希望通りに出世できない可能性もあります。
ただし、企業によっては第二新卒も新卒と同じ扱いにするところもあるので、希望する企業がどのようになっているのか確認しておきましょう。
業務・裁量の範囲が狭い
大手企業では、組織体制が整っており、個人の裁量権が限られている場合があります。
自分のアイデアや意見を積極的に活かせる機会が少ないという声もあります。
また、大手企業はルーティンワークが多く、創造性を発揮しにくいと感じてしまう人もいるかもしれません。
転勤を命じられることも
大手企業では、全国各地に拠点を持っているため、転勤を命じられることがあります。
キャリアアップのチャンスとなる一方で、家族や友人との距離が遠くなったり、生活環境が大きく変わったりするなどのデメリットもあります。
転勤を避けたい人は「地域限定採用」などに応募することになりますが、転勤がない採用はかなり人気があり、欠員が出ないことが多いのでなかなか募集が出ない可能性があります。
大手が第二新卒に求めること
大手が第二新卒を採用するのは、第二新卒を採用するメリットがあるからです。
第二新卒に求めることを把握しておくことで、転職活動が有利に働きます。
ここでは、大手企業が第二新卒に求めることについて解説します。
- 学歴
- 入社後の長期的なビジョン
- ビジネスマナー
- 高いモチベーション
- 柔軟性
学歴
大手企業では、新卒採用と同様に、第二新卒採用においても一定の学歴を条件としている場合があります。
大手企業が学歴を重視するのは、高い知識レベルや学習能力を期待しているためです。
ただし、近年は学歴よりもスキルや経験を重視する企業も増えているため、必ずしも高学歴である必要はありません。
入社後の長期的なビジョン
大手企業は、第二新卒であっても、入社後に長期的に活躍できる人材を求めています。
転職活動では、入社後のキャリアプランや将来の目標を明確に持っていることが非常に重要です。
- 将来的にどのような職種に就きたいか
- どのようなスキルを身につけたいか
- 企業にどのように貢献したいか
ビジネスマナー
ビジネスマナーは社内でも社外でも必須であり、大手企業は特にビジネスマナーができていることを評価します。
大手企業では数多くの社員が働いているため、組織全体で共通のマナーを守り、規律と秩序を維持するために必要です。
また社外では企業の第一印象を左右する重要な要素であり、企業イメージを向上させるために欠かせません。
第二新卒は数年ですが社会人経験があるので、ビジネスマナーができていることを期待されます。
高いモチベーション
大手企業は、高いモチベーションを持って仕事に取り組める人材を求めています。
仕事への熱意がある人は、困難な課題にも積極的に取り組み目標達成に貢献できる人材だからです。
高いモチベーションを持っていることを示すためには、以下のような点をアピールすることが効果的です。
- これまでの職務経験で培ったスキルや経験
- 克服した困難や失敗
- 仕事に対する熱意
- 長期的なビジネスプラン
柔軟性
大手企業では、変化の激しい環境の中で柔軟に対応できる人材を求めています。
入社後は様々な変化があり、新しい業務内容や社風、人間関係などに慣れる必要があったり、想定外のトラブルが発生したりする可能性があります。
また、キャリアアップやスキルアップを目指すために、積極的に新しいことに挑戦することが求められます。
柔軟性が高い人材は、変化に柔軟に適応でき、さらに新しいことに挑戦する意欲を持ち、失敗を恐れずにチャレンジすることを期待されます。
コツを押さえれば第二新卒でも大手への転職は無理ではない
第二新卒が大手企業に転職するためにはポイントを意識することが大変重要です。
第二新卒の転職活動は決して簡単ではありませんが、自身の強みや経験を活かし、積極的に取り組んでいきましょう。
ここでは、第二新卒が大手企業に転職するコツについて解説します。
- 志望動機と退職理由の対策に力を入れる
- 転職先で活かせるスキルや経験を伝える
- またすぐに辞めるのではないかという企業の不安を払拭する
- 転職エージェントに非公開求人を紹介してもらう
志望動機と退職理由の対策に力を入れる
第二新卒が大手企業に転職活動を行う上で、特に重要となるのが「志望動機」と「退職理由」です。
注意したいのが、志望動機と退職理由に「ズレがないようにする」ことです。
退職理由が「長時間労働が続き、ワークライフバランスが取れなかった」と言っているのに残業手当が見込みで入っている会社を選ぶと「うちは第一志望じゃないな」と思われてしまいます。
志望動機
- なぜその企業なのか、なぜその職種なのかを明確に伝える
- 過去の経験やスキルをどのように活かせるのかを具体的に説明する
- 企業理念やビジョンへの理解をアピールする
退職理由
- 前職での不満や愚痴を述べるのではなく、成長の機会を求めて転職する前向きな理由を伝える
- ネガティブな表現は避け、ポジティブな表現で説明する
- 前職で得た経験やスキルをどのように活かせるのかを具体的に説明する
転職先で活かせるスキルや経験を伝える
第二新卒は前職での経験やスキルが浅いため、自分がどのように企業に貢献できるのかをアピールすることが重要です。
第二新卒では学生時代の話は使わず、社会人になってからのスキルをアピールするのが一般的です。
社会人経験が1年未満でどうしてもアピールできることがない場合はやむを得ませんが、基本的には前職で培った経験の話をしましょう。
- 具体的なエピソードを交えて、自身のスキルや経験を説明する
- 数値で成果をアピールする(1日○件がむしゃらに営業した等)
- 前職で得た経験やスキルを、どう転職先に活かすのかを具体化する
ポイントは、必ずしも「成功した経験」を話す必要はなく、目に見えた成果は出なかったが、これだけ頑張った、というエピソードも効果的です。
またすぐに辞めるのではないかという企業の不安を払拭する
大手企業は、第二新卒は「またすぐに辞めてしまうのではないか」という不安を抱えています。
採用担当者の不安を払拭できるように、転職後も長く働きたいという意志をアピールすることが大変重要です。
- 前職を辞めた理由をポジティブに言う
- キャリアプランを明確に伝える
- 長期的な視点で仕事に取り組む姿勢をアピールする
- 企業への貢献意欲をアピールする
転職エージェントに非公開求人を紹介してもらう
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学歴や職歴に不安があり書類の時点で見送られることが多いという方は、人物重視の転職shopで自分にマッチした転職先を見つけましょう。
就職shopの評判はひどい?門前払いされるって本当?口コミからわかる実態を徹底解説
第二新卒の大手転職に関するQ&A
ここでは第二新卒で大手企業に転職する際のよくある質問にお答えしていきます。
ぜひ参考にされてください。
第二新卒を採用している大手企業は?
第一章でもお伝えしていますが、第二新卒を採用している大手企業の一部を紹介します。
商社: 三菱商事、丸紅、伊藤忠商事、住友商事、岩谷産業
電力: 東京電力、中部電力、関西電力、東北電力、中国電力、北陸電力、九州電力、北海道電力、沖縄電力
鉄道: JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JR四国、JR北海道
航空: JAL、ANA
自動車: トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、マツダ、スズキ
食品: キリンホールディングス、アサヒグループホールディングス、サントリーホールディングス、伊藤ハム、雪印乳業
小売: セブン&アイ・ホールディングス、イオン、ローソン、ファミリーマート、ライフコーポレーション
不動産: 三菱地所、住友不動産、東急不動産、野村不動産、阪急阪神不動産
多くの大手企業が新卒同様に第二新卒の採用にも力を入れています。
第二新卒で大手への就職は厳しいのが現実?
第二新卒で大手への就職は、厳しいですが決して不可能ではありません。
第二新卒で大手企業に就職した人もたくさんいます。
以下に「第二新卒で大手企業への就職が厳しいと言われる理由」と「おすすめの対策」をまとめましたので参考にされてください。
- 競争率が高い: 新卒一括採用に比べて第二新卒の求人枠は限られており、多くの応募者から優秀な人材を選ばなければならず、競争率が高くなる。
- 経験・スキル不足: 第二新卒は、新卒入社から2年未満の経験しかないため、経験・スキルが不足している場合が多い。そのため大手企業が求めるレベルのスキルや経験を持っている人材を見つけるのが難しくななる。
- 企業の不安: 第二新卒は、短期間で転職を繰り返すイメージを持たれがち。企業側はまたすぐに辞めてしまうのではないかという不安を抱いている場合が多い。
- しっかりと準備をする: 志望動機や退職理由を明確にし、スキルや経験をアピールできるように準備する。
- 転職エージェントを活用する: 転職エージェントに相談することで、自分に合った求人を紹介してもらったり、面接対策のアドバイスを受けることができる。
- 諦めずに挑戦する: 第二新卒の転職活動は、すぐに結果が出るものではないので、諦めずに積極的に活動することで、いつか希望の企業に就職することができる。
第二新卒で大手は狭き門だが無理ではない
今回は第二新卒が大手企業に就職するのは厳しいのか?ということについて解説しました。
大手企業は認知度が高く給与や待遇も良いので、競争率が高くなってきます。
新卒でも難易度が高いので、第二新卒や中途採用はさらに難しいと言えます。
しかし、第二新卒でも大手企業に転職した方はたくさんいるので決して「無理」ではありません。
通常の何倍もの対策は必要なので、転職エージェントを頼ってできる限りのことを取り組んでいきましょう。
- ハイクラス・ミドルクラス層向け転職エージェント
- キャリアを活かせる好条件の求人が多い
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- ハイクラス転職/管理部門の転職に強い
- 累計転職支援実績59万人(2024年5月時点)
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