第二新卒から外資系企業への転職は「年収アップが見込める」「仕事に英語がいかせる」などのメリットがあります。
しかし、外資系企業への転職は難易度が高いため、本当に採用されるのか不安に思う人もいるでしょう。
ここでは、第二新卒から外資系企業に転職する方法を紹介します。
おすすめの転職エージェントも紹介しているため、転職を検討している人はぜひ参考にしてください。
- 第二新卒が外資系企業に転職するのは簡単ではないがポテンシャル採用で採用される可能性はある
- 転職を成功させるためにはコミュニケーション能力やビジネスマナーを身につけることが重要
- 転職を検討している人は転職エージェントを活用し効率よく転職活動を進めよう
- ハイクラス・ミドルクラス層向け転職エージェント
- キャリアを活かせる好条件の求人が多い
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- 累計転職支援実績59万人(2024年5月時点)
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第二新卒が外資企業に転職することは出来る
第二新卒が外資企業に転職することは、十分可能です。
しかし、転職する際に気をつけなければならない点があります。
ここでは、第二新卒が外資企業二転職する際の注意点をご紹介します。
ポテンシャル採用で採用される可能性あり
第二新卒を採用する企業の特徴として、ポテンシャルの高さを基準に採用する点が挙げられます。
そのため、担当する分野の知識が浅い場合でも、短期間で知識が身につけられるポテンシャルがあることが重要です。
また、同じ業界への関わりがある場合は優遇される傾向にあります。
面接の際に、自分の得意とする分野をしっかりアピールし、即戦力となる点が証明されれば、採用される可能性は高いでしょう。
普通の転職より難易度が高い
第二新卒から外資企業への転職は可能ですが、普通の転職よりも難易度は高いでしょう。
外資系企業は、年収が高く、オンオフがはっきりしていることから多くの人が転職を検討します。
しかし、外資企業は実績ある経験者や同業者からの転職を採用する傾向にあるため、第二新卒の人は容易に転職ができないのです。
また、高度な英語力が問われるため、全く英語を使えない人は採用基準を満たせない可能性もあります。
第二新卒が外資企業に転職成功させるための秘訣
第二新卒が外資系企業に転職を成功させるための秘訣として、以下の4つが挙げられます。
- ビジネスマナーの有無
- 会社で活躍出来る人材だとアピールする
- コミュニケーション能力を強化
- 転職希望先によっては英語力が必要
第二新卒の人が外資系企業に転職するのは容易ではありませんが、ポイントをおさえて転職活動をおこなうと採用される可能性が高まります。
ここでは、第二新卒が外資系企業に転職する際の成功の秘訣を詳しく解説します。
ビジネスマナーの有無
外資系企業では、ビジネスマナーの有無を重要視します。
第二新卒の強みは、新卒よりもビジネスマナーが身についていることです。
ビジネスマナーは社会人として身につけなければならない暗黙のルールのため、転職前に再度確認しましょう。
会社で活躍出来る人材だとアピールする
外資系企業への転職は、同業者や紹介などでおこなわれる場合が多くあります。
そのため、前職でまったく関係ない職種に就いていた人の転職活動は容易ではありません。
しかし、近年は第二新卒を採用する企業も増えているため、自身が会社でどのように活躍できるかアピールすることが重要です。
ポテンシャルが高い、コミュニケーション能力が長けているなど、自分の強みを全面にアピールしましょう。
コミュニケーション能力を強化
外資系企業では上下関係がなく、ドライな関係が多いとされていますが、コミュニケーションを必要としている企業もあります。
意見交換や情報交換が多い職場では、特にコミュニケーション能力は必要です。
昇進や業績アップに繋がる場合もあるため、コミュニケーション能力を鍛えておきましょう。
転職希望先によっては英語力が必要
外資系企業では、ビジネスレベルの英語力が求められる場合があります。
特に重要なポジションに就く場合は、英語力は必須です。
英語力は、語学学校に通うもしくは留学の経験を積むなどして、身につけましょう。
外資企業が第二新卒を採用する要因
第二新卒から外資系企業への転職は難しいと解説しましたが、近年第二新卒からの転職者を採用する企業が増えています。
ここでは、企業が第二新卒を採用する要因について詳しく触れていきます。
事業拡大による人材不足
事業拡大や新規事業立ち上げに伴い、外資系企業では人材不足が課題になっています。
グローバル展開している企業や中小企業などは、知名度がまだ低いため、人材の確保が難しいのが現状です。
人材を確保するため、ポテンシャルの高い第二新卒を積極的に採用している企業は多くあります。
第二次新卒が外資企業に転職する流れ
第二新卒が外資系企業に転職する流れは、以下の通りです。
- 転職エージェントに登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 求人に応募
- 書類選考通過後に適正検査を受ける
- 面談(複数回)
- 内定
それぞれの項目でやるべきことを把握し、スムーズに転職活動を進めましょう。
転職エージェントに登録
転職を検討する場合は、まず転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたの条件に合う企業を提案し、転職までサポートしてくれます。
キャリアアドバイザーと面談
登録完了後は、キャリアアドバイザーと面談をおこないます。
面談では、求職者が求める条件をヒアリングし、条件に合う企業を紹介してくれます。
登録者一人ひとりにアドバイザーが付き、転職に関するさまざまな相談にのってくれるのも特徴です。
求人に応募
紹介された求人の中から自分に合う企業が見つかれば、キャリアアドバイザーに相談し、実際に応募してみましょう。
応募手続きは、キャリアアドバイザーが代行しておこないます。
書類選考通過後に適性検査を受ける
書類選考通過の結果は、数日程度で転職エージェントに伝えられます。
求職者には、キャリアアドバイザーを介して結果が通知され、合格者は面談に進みます。
適性検査を受けた後、今後どのように進めていくかアドバイザーと相談しながら方向性を定めていくのです。
面談(複数回)
書類選考通過後は、企業との面談がおこなわれます。
転職エージェントで面談の日程調整をおこなってくれるため、無理なく選考が進められるでしょう。
また、転職エージェントでは面談対策も実施されています。
面談の雰囲気に慣れるための模擬面接や企業へのアピールの仕方などのアドバイスが受けられることも、転職エージェントを利用する利点です。
内定
書類選考や面接を通過後、合否は転職エージェントを介して伝えられます。
内定した場合は、雇用条件などを確認します。
給料面や就業開始日などの交渉は、すべて転職エージェントが対応するため、希望する場合は詳細を伝えましょう。
第二新卒が外資企業に転職する時におすすめの転職エージェント
第二新卒が外資系企業に転職する時におすすめの転職エージェントを4つご紹介します。
- JACリクルートメント
- ビズリーチ
- リクルートエージェント
- doda X
転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーがあなたの転職をサポートしてくれます。
また、登録すると非公開求人も閲覧できるため、あなたに合う企業が見つかる可能性が高いでしょう。
ここでは、転職の際におすすめな転職エージェント4つについて解説します。
JACリクルートメント
公開求人数 | 45,000件 |
---|---|
対応エリア | 日本/アジア/欧米 |
会社名 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント |
特徴 | 管理職・専門職・技術職のハイクラス転職に特化している |
JACリクルートメントは、日本企業だけでなく、外資系企業や海外進出企業への転職実績が多くある転職エージェントです。
一人ひとりのニーズに合わせてアドバイザーが対応してくれるため、転職活動での自分の市場価値に合わせて企業を紹介してくれたり、スキルが活かせる職種を提案してくれたりします。
オリコン顧客満足度ハイクラスミドルクラス転職部門で6年連続1位を獲得している実績から分かるように、多くの人に支持されています。
ビズリーチ
公開求人数 | 16万件以上 |
---|---|
対応エリア | 全国/海外 |
会社名 | 株式会社ビズリーチ |
特徴 | 年収600万円以上を希望する人に支持される転職サイト |
ビズリーチは、年収1,000万円以上の求人が多数あるハイクラス向けの転職エージェントです。
年収アップを希望する求職者であれば、希望通りの求人が見つかる可能性が高いでしょう。
また、アドバイザーを自身で選べるため、相性の良いアドバイザーと転職活動が進められるのも特徴です。
リクルートエージェント
公開求人数 | 公開求人410,000件以上/非公開求人220,000件以上 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
会社名 | 株式会社リクルート |
特徴 | 非公開求人の取り扱いが多い |
リクルートエージェントでは、多数の非公開求人の中から希望に合った求人を紹介してくれます。
実績豊富なキャリアアドバイザーが提出書類の添削や面接対策もおこなってくれるため、転職がはじめての人も安心して利用できるのが特徴です。
doda X
公開求人数 | 55,000件 |
---|---|
対応エリア | 国内/海外 |
会社名 | パーソナルホールディングス株式会社 |
特徴 | 年収1,000万円以上の非公開求人の取り扱いもあるハイクラス転職エージェント |
doda Xは、年収600万円以上の人がよりハイクラスの企業に転職する際に活用したい転職エージェントです。
職務経歴書を登録しておくと、企業から直接スカウトが届きます。
手間がかかる手続きは、キャリアアドバイザーが代行してくれるため、転職活動がスムーズに進められるでしょう。
第二新卒が外資企業に転職する際に注意するポイント
第二新卒が外資系企業に転職する際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 企業によって必要なスキルが異なる
- 実力主義でない人は向いていない
- 明確なキャリアップ像を考えておこう
外資系企業は、年収の高さややりがいのある仕事のため、転職する人が多いのが特徴です。
しかし、転職難易度は高く、採用枠は多くはありません。
ここでは、第二新卒が外資系企業に転職する際の注意点ついて詳しく解説します。
企業によって必要なスキルが異なる
外資系企業へ転職する際は、企業によって必要なスキルが異なります。
そのため、複数の外資系企業に応募する場合は企業に合わせてアピールポイントを変える必要があります。
例えば、外資系企業への転職には英語が必須とされていますが、国内の企業がメインの取引先である場合は英語は不要です。
また、人間関係がドライな企業もあれば、コミュニケーション能力が必要な企業もあります。
転職したい企業の社風がどのようなものか把握し、アピールポイントを都度変えることが重要です。
実力主義でない人は向いていない
外資系企業では、自分の意見を相手にはっきり伝えられなければいけません。
日本企業の場合、周囲の意見に同調しなければならない空気感がありますが、外資系企業では自分の意見が言えない人は自信がないと判断される場合があります。
そのため、自分の意見をしっかり持ち、伝えられる人でなければ仕事を進めていけないでしょう。
明確なキャリアップ像を考えておこう
外資系企業への転職を検討する際は、明確なキャリアアップ像を考えておきましょう。
例えば「今よりも大幅に年収をアップさせたい」「グローバルな人たちと繋がりたい」「英語力をいかしてよりよいポジションに就きたい」など目標をもって転職活動をすると、転職後のイメージがわきやすくなります。
明確なキャリアアップ像がイメージできない場合は、転職したことを後悔する可能性があります。
第二新卒でも外資に転職出来る!必要なスキルを磨いて転職エージェントを活用しよう!
第二新卒の人の外資系転職は、条件を満たせば可能です。
コミュニケーション能力やポテンシャルの高さがアピールできると、採用される可能性も高まります。
また、転職エージェントを活用すると自分に合う企業がスムーズに見つけられるかもしれません。
事前準備をしっかりおこない、転職活動を成功させてください。