一度も正社員として就職したことがない既卒者は、転職活動に人一倍不安を感じるものです。
しかし株式会社マイナビが実施した「2022年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」によると、44.8%の既卒が「内定を保有している」と回答しています。
既卒でも企業から内定をもらうことは、十分に可能です。
転職活動がうまくいかなくても、既卒が就職を諦める必要はありません。
今回は、既卒の転職活動を成功させる方法について解説します。
既卒の転職活動でネックになるのは、「なぜ学校を卒業した後、就職しなかったのか?」という点です。
空白期間が生じた理由をうまく説明できれば、既卒の転職成功率は上げられます。
既卒の転職事情や、既卒の転職活動の進め方も理解して、既卒の転職活動を有利に進めましょう。
- 空白期間が生じた理由に対する反省や、空白期間にしていたことを前向きに説明できれば、既卒の転職成功率は上げられる
- 既卒は中途採用枠にも新卒採用枠にも応募できる
- 既卒は転職サイトや就職・転職エージェントを使って転職先を探す
既卒向け転職・就職エージェントおすすめ比較ランキング10選!評判や就活成功のコツを解説
既卒の転職が難しいと言われる理由
既卒者とは、大学や高校を卒業してから3年以内で、一度も就職した経験がない人のことです。
アルバイトの経験があっても、既卒者として扱われます。
既卒者になった理由は、人によってさまざまです。
たとえば「就活がうまくいかなかった」「就活しなかった」などが挙げられます。
現状のままでは将来に不安があり、転職したいと考えている既卒者も少なくありません。
しかし既卒者は、転職活動の際、さまざまな難しさに直面することがあります。
既卒者の転職が難しい理由を理解し、対策を練ることが、転職成功への第一歩です。
- 働く意欲が低いかもしれないと疑われる
- スキル・経験がある中途しか採用していない企業もある
- 未経験歓迎の求人でも強力なライバルがいる
働く意欲が低いかもしれないと疑われる
企業は、卒業後すぐに就職しなかった既卒者に対して、「働く意欲が低いのではないか」と懸念を抱きます。
面接では、既卒になってしまった理由を聞かれることが多いです。
しかし「就活のやる気がなかった」「就活はしたが、内定がもらえなかった」などとストレートに答えると、どうしてもマイナスな印象を与えかねません。
「既卒になってしまった理由を、ポジティブに伝えるのが難しい」と悩む既卒者が多いです。
スキル・経験がある中途しか採用していない企業もある
既卒者が応募できる求人は、限られてくる場合があります。
なぜなら企業によっては、新卒採用以外で、未経験者を採用していないからです。
特に大企業の中途採用では、豊富な経験を持つ人材しか、求人に応募できない傾向があります。
- 新卒をまとめて採用して、まとめて研修を受けさせる。採用と教育のコストを削減できる。
- 必要に応じて、経験豊富な人材を中途採用する。
そもそも既卒は応募条件を満たせない、という求人も珍しくありません。
どんな企業にも入れると思っていると、現実とのギャップに苦しむ可能性があります。
未経験歓迎の求人でも強力なライバルがいる
「既卒歓迎」「未経験歓迎」と書かれている求人では、新卒や第二新卒が強力なライバルとなります。
- 新卒…卒業後すぐに就職する学生のこと。既卒との違いは、卒業後の空白期間がない点。
- 第二新卒…学校を卒業後3年以内に転職活動をする社会人のこと。一度就職している点が既卒と異なる。
新卒は既卒よりも年齢が若いため、将来性があると判断されやすいです。
また第二新卒は、一度就職した経験があるので、基礎的なビジネスマナーやスキルを持っています。
既卒にはない強みを持っている彼らと勝負する必要があるので、既卒の転職は難しくなりがちです。
既卒の転職事情
近年、既卒者の転職状況は変わってきています。
既卒の転職事情を知っておきましょう。
- 既卒を採用する企業は増えている
- 内定を持っている既卒者も増えている
- 既卒者を積極的に採用している業界
- 既卒に多い空白期間が生じた理由
既卒を採用する企業は増えている
既卒者を積極的に採用している企業は、増えていると言われています。
厚生労働省の「労働経済動向調査(令和4年8月)」によると、69%の事業所が既卒者の応募を受け入れています。
さらに、そのうちの38%が採用に至りました。
既卒でも転職先を見つけることは、十分に可能です。
内定を持っている既卒者も増えている
株式会社マイナビが実施した「2022年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」によると、「内定を保有している」と回答した既卒者の割合は、44.8%でした。
なお前年の「内定を保有している」と回答した既卒者の割合は、42.4%です。
この調査では、内定を保有している既卒者の割合が、2年連続で上がっています。
既卒者を積極的に採用している業界
厚生労働省の「労働経済動向調査(令和4年8月)」によると、積極的に既卒者を採用している業界は、次の通りです。
- サービス業
- 医療・福祉
- 宿泊業
- 飲食関係
これらの業界は、人材の需要が高いです。
未経験の既卒者でも、ポテンシャル採用してもらいやすい傾向があります。
既卒に多い空白期間が生じた理由
既卒になる理由はさまざまです。
- 就職活動がうまくいかなかった
- 進学や資格取得を目指していた
- 他にやりたいことがあった
- 留学
- 家族の事情
既卒になった理由を明確にし、面接で納得のいく説明をすることが重要です。
既卒者の意味とは?定義や新卒・中途との違いを分かりやすく解説
企業が既卒を採用する理由
「既卒歓迎の企業は、ブラック企業ではないか」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。
企業が既卒者を採用理由はさまざまです。
- 若手の採用ニーズは常に高い
- 新卒採用では若手の人員確保が難しい
- 若手の中途採用も売り手市場で難しい
若手の採用ニーズは常に高い
企業が既卒を歓迎する大きな理由は、若手を採用したいからです。
転職市場では常に、若い人材の需要があります。
40代や50代向けの求人よりも、20代を中心とした、若い世代に向けた求人のほうが多いです。
- これから長く働いてくれるから
- 新しい発想や、エネルギーを持っているから
- 将来的なリーダー候補として期待できるから
- 組織の年齢構成上、20代が必要だから
- 雇うコストが低いから
- 前職の企業文化に染まりきっておらず、教育しやすいから
新卒採用では若手の人員確保が難しい
新卒採用は、少子高齢化の影響もあり、競争が激しいです。
すべての企業が新卒採用で、必要な若手を確保できるわけではありません。
大手企業に応募が集まりやすいので、特に中小企業は苦戦しています。
また、せっかく採用した新卒も、3年以内に約3割が辞めてしまいます。
厚生労働省『新規学卒者の離職状況』 によると、新卒の3年以内離職率は、高卒で36.9%、大卒で31.2%です。
そのため、既卒者を含めた採用活動を行うことで、より多くの若手を確保しようという企業側の意図があります。
若手の中途採用も売り手市場で難しい
社会人経験がある20代を中途採用しようと思っても、日本の労働市場は人手不足が深刻です。
売り手市場、つまり求職者よりも人を雇いたい企業のほうが多い状態となっています。
より多くの若手と出会うために、企業は既卒や未経験でも歓迎だと求人票に記載するというわけです。
既卒の転職方法
既卒の転職活動には、いくつかの方法があります。
- 転職・求人サイト
- 就職・転職エージェント
- ハローワーク
- 企業のサイト
- 友人や知人の紹介
それぞれの方法にはメリットがあります。
自分に合った方法で転職活動をしましょう。
転職・求人サイト
転職・求人サイトとは、キーワード検索や条件検索を活用し、自分のペースで求人情報を探すことができる便利なツールです。
多くの企業が求人情報を掲載しており、幅広い選択肢から自分に合った仕事を見つけられます。
「既卒歓迎」の求人を絞り込む機能もあるので、活用しましょう。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントとは、専門のキャリアアドバイザーが付き、企業とのマッチングをサポートしてくれるサービスです。
書類作成や面接対策など、転職活動全般にわたる支援が受けられます。
「初めての転職活動の進め方に不安がある」「おすすめの仕事を紹介してほしい」「採用選考のアドバイスを受けたい」という既卒におすすめです。
なお就職・転職エージェントは、人材の転職が決まった際に、企業側から成功報酬を受け取っています。
そのため、仕事を探している側の人は、無料で利用できます。
ハローワーク
ハローワークは国のサービスです。
地域に密着した求人情報を提供しており、手厚いサポートを受けられます。
特に地元での就職を希望する場合に有効です。
企業のサイト
興味がある企業の採用ページをチェックして、直接応募する方法もあります。
強い意欲をアピールできますが、いつも求人が出ているとは限らない点に注意が必要です。
また、仕事内容や給料について、詳しく書かれていない場合もあります。
わからない点は、企業とやりとりして確認しなければなりません。
友人や知人の紹介
友人や知人から、転職先の紹介を受ける方法もあります。
内部事情を知った上で応募できるので、ミスマッチを防ぐのに有効です。
ただし、友人や知人にとって良い会社が、自分にとっても良い会社とは限りません。
紹介された仕事をすぐに辞めてしまったり、内定を辞退したりすると、関係性に悪い影響を与えることもあります。
既卒は新卒採用と中途採用の両方に応募できる
既卒者は新卒向けの求人にも、中途向けの求人にも応募できます。
新卒採用と中途採用それぞれのメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
新卒採用のメリット・デメリット
厚生労働省は、卒業後3年以内の既卒者を、新卒枠で採用するように企業へ呼びかけています。
※参考:厚生労働省卒業後|3年以内の既卒者は、「新卒枠」での応募受付を!
実際に約半数の企業が、新卒採用枠で既卒の応募を受け付けています。
既卒が新卒採用枠に応募するメリットは、教育体制が充実している点です。
多くの企業が一斉に募集を開始するため、求人情報を一括で収集しやすいという魅力もあります。
ただし既卒は新卒よりも採用選考で不利になりやすく、競争が激しいです。
「既卒3年=新卒扱い」で入社できる企業はハイリスク!本当に狙い目なのは?
中途採用のメリット・デメリット
既卒が中途採用枠に応募するメリットは、スキルや経験を持っていれば評価されやすい点です。
また、新卒採用と違って、1年中いつでも求人があります。
一方でデメリットとしては、社会人経験を求める企業が多いため、既卒者にとって厳しい競争になることがある点です。
「既卒歓迎」「未経験歓迎」と書かれている求人への応募をおすすめします。
既卒が転職を成功させるコツ
既卒者が転職を成功させるには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
- できるだけ早く転職活動を始める
- 自分が既卒だということを受け入れる
- 中長期的な目線で将来できるようになりたいことを考える
- やりたいことだけではなく適性も考える
- 受け身ではなく自分から行動する
できるだけ早く転職活動を始める
既卒としての転職活動は、早ければ早いほど有利です。
時間が経つほど選択肢が狭まり、競争が激しくなるため、なるべく早い段階で行動を開始しましょう。
また、準備期間が長いほど、自己分析や企業研究などに時間をかけられるというメリットもあります。
自分が既卒だということを受け入れる
既卒という立場を受け入れ、その現実に向き合うことが重要です。
正直に自分の経歴を説明し、既卒である理由やそれに伴う経験を前向きにアピールすることで、採用担当者に信頼感を与えることができます。
過去の選択を反省しつつ、未来に向けたポジティブな姿勢を示しましょう。
新卒カードをドブに捨てた既卒1年目が絶対に正社員になるための就活方法
中長期的な目線で将来できるようになりたいことを考える
将来のキャリアプランを明確に持つことが、転職活動を成功させるカギとなります。
自分がどのようなスキルや経験を積みたいか、どのような職業に就きたいかを考え、その目標に向かって具体的なステップを踏んでいきましょう。
適切な企業選びや、キャリア形成がしやすくなります。
やりたいことだけではなく適性も考える
自分のやりたいことだけでなく、適性や強みも考慮して職業選びを行うことが大切です。
自己分析を徹底し、自分が得意とする分野や興味を持つ分野を見つけ、それを基に企業や職種を選びましょう。
適性に合った職業に就くことで、長期的なキャリアアップが期待できます。
受け身ではなく自分から行動する
転職活動は受け身ではなく、自分から積極的に行動する姿勢が求められます。
求人情報の収集や企業研究などを自発的に行うことで、多くのチャンスをつかめます。
転職エージェントに協力してもらう場合も、任せっきりにするのではなく、自分でも情報収集をしましょう。
厳しい既卒就活に成功する方法は?大手も突破できる履歴書・面接対策
企業が採用したいと思っている既卒の特徴
企業が採用したいと思っているのは、こんな既卒です。
- ポテンシャルと意欲がある人
- 社風に合う素直で育てやすい人
- 協調性やコミュニケーション力がある人
- 既卒にスキルはあまり期待していない
既卒の大きな武器は、「若さ」なので、若者ならではのポテンシャルや柔軟性が、特に重視されます。
転職活動で自己アピールをする際は、この点を強調するといいでしょう。
ポテンシャルと意欲がある人
企業は、既卒者の伸びしろと意欲を高く評価します。
積極的に学び、自分の力で成長しようとする姿勢を、エピソードとともにアピールしましょう。
また、一時的な興味で志望しているわけではないと示すためには、キャリアビジョンを持っているかどうかも重要です。
「入社〇年後にはこうなっていたい」と、将来の展望を話せるようにしておきましょう。
社風に合う素直で育てやすい人
企業は素直で育てやすい既卒者を採用したいと考えています。
指導を素直に受け入れることができる人材は、企業にとって魅力的です。
面接で受け答えをする際は、 嘘をついたり誤魔化したりせず、過去の反省点を素直に伝えるよう心がけましょう。
また、人柄や考え方が社風に合うかどうかもポイントです。
協調性やコミュニケーション力がある人
企業は、協調性やコミュニケーション能力がある既卒者を高く評価します。
どんな職場でも、他のメンバーとの連携や調和を大切にする姿勢は重要です。
面接では、質問に対して的外れな答えをしない・ハキハキと明るく答える・相手の目を見て話す、といったことが重要になります。
既卒にスキルはあまり期待していない
企業は既卒者に対して、仕事にすぐ活かせる経験やスキルを、あまり期待していません。
もちろん、経験があるに越したことはないので、アルバイトで接客をしていた人が接客の仕事に応募するような場合は、経験としてアピール可能です。
しかし実務にすぐ活かせる経験がないなら、無理に話そうとする必要はありません。
代わりに、どんな仕事でも役立つポータブルスキルをアピールするとよいでしょう。
既卒が履歴書・面接で志望動機を伝えるときのコツ
履歴書や面接で志望動機を伝える際には、以下のポイントを押さえることで効果的にアピールできます。
- 企業と自分の接点
- 数ある企業の中でもなぜその会社なのか
- 転職活動の軸
- 志望企業で活かせる経験
既卒としての経験を活かし、自分自身の強みや熱意を企業に伝えしましょう。
企業と自分の接点
志望する企業と自分の経験やスキルに共通点を見つけ、それを具体的に伝えましょう。
例えば、以前のアルバイトで培ったスキルがその企業でどのように活かせるかを示すことで、企業との接点を明確にできます。
数ある企業の中でもなぜその会社なのか
同業他社がある中で、なぜその企業を選んだのかを具体的に説明することが大切です。
例えば企業の理念や製品、サービスに共感し、その魅力を感じた具体的なエピソードを交えると説得力が増します。
転職活動の軸
自分の転職活動の軸を明確にし、それが企業とどのようにマッチするかを伝えます。
例えば、成長できる環境を求めている場合、その企業の教育体制やキャリアパスが自身の目標にどれだけ合っているかを具体的に述べましょう。
志望企業で活かせる経験
これまでの経験やスキルが志望企業でどのように活かせるかを具体的に説明します。
アルバイトやインターンシップで培った能力が、企業の業務にどのように貢献できるかを伝えることがポイントです。
企業から面接でなぜ既卒になったのか聞かれたときの答え方
既卒の転職活動では、企業から「既卒になった理由」を聞かれます。
このとき、どのように答えるかは非常に重要です。
正直に、そして前向きに答えることで、企業側に好印象を与えましょう。
- 既卒になった事実をどう受け止めているか話す
- 転職するためにどんな努力をしているか話す
既卒になった事実をどう受け止めているか話す
既卒になった理由を率直に受け止め、自己分析を通じて得た教訓や、反省点を話しましょう。
たとえば、「新卒時の就活で自分の方向性を見失ってしまい、結果的に既卒となってしまいましたが、その期間を通じて自己分析を深め、自分の強みや興味を再確認しました」と説明できます。
既卒になった理由について、嘘はつかないようにしましょう。
転職するためにどんな努力をしているか話す
既卒の期間を有効に使い、自己成長のためにどんな努力をしてきたかを具体的に話しましょう。
例えば、「この期間に専門資格を取得し、関連するセミナーにも参加しました。さらに、業界の最新動向を学ぶために関連書籍を読み漁り、知識を身に付けました」と説明すると良いでしょう。
既卒の転職の面接でよく聞かれる質問
既卒の転職面接では、よく聞かれる質問がいくつかあります。
痛いところを突かれてしまったときに口ごもると、ますます内定獲得が難しくなってしまうので、入念に対策しましょう。
- なぜ就職しようと思ったのか
- 空白期間は何をしていたか
- 未経験歓迎の求人でも強力なライバルがいる
- 未経験歓迎の求人でも強力なライバルがいる
なぜ就職しようと思ったのか
企業は、あなたがなぜ今就職を決意したのかを知りたがります。
具体的な動機や経緯を説明しましょう。
例えば、「長期的なキャリアを見据えて、正社員としての経験を積む必要性を感じた」といった理由が考えられます。
空白期間は何をしていたか
空白期間にどのように過ごしたのかを詳しく説明します。
この期間に自己成長のための活動をしていたことをアピールしましょう。
例えば、「資格取得のための勉強やボランティア活動を行い、スキルを磨きました」といった具体的な例を挙げると効果的です。
逆質問
「逆質問」とは、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることです。
このとき「特にありません」と答えるよりも、何か質問して、企業に対する関心を示すように心がけましょう。
例えば、「御社でのキャリアパスについて教えていただけますか?」や「入社後に期待される役割について具体的に教えていただけますか?」など、企業の実態を深掘りする質問を用意しておくと良いでしょう。
既卒におすすめの転職サイト
既卒者向けの転職サイトを利用することで、就職活動を効率よく進められます。
以下に、既卒者に特におすすめのサイトを紹介します。
- doda
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既卒・職歴なし向け求人探しにおすすめ就活サイト・就活エージェント15選
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 240,795件 |
全国対応 | 〇 |
未経験 | 〇 |
既卒 | 〇 |
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公開求人数 | 非公開 |
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マイナビエージェントの評判は?口コミからメリット・デメリットを徹底調査
既卒の転職でよくある質問
既卒の転職でよくある質問に回答します。
- 既卒の転職で大手は無理?
- 既卒の転職・就職は新卒や第二新卒より不利?
- 既卒におすすめの転職しやすい仕事は?
既卒の転職で大手は無理?
大手企業の求人の中には、未経験者を歓迎しているものもあります。
しかし応募条件を満たしていたとしても、既卒が大手企業の採用選考を突破する難易度は高いです。
既卒の転職・就職は新卒や第二新卒より不利?
企業の採用方針によって異なるので、一概には言えません。
しかし一般的には、既卒よりも新卒のほうが有利です。
さらに既卒よりも第二新卒のほうが、転職で有利だと言われています。
既卒におすすめの転職しやすい仕事は?
「資格を活かして働きたい」という既卒におすすめな転職しやすい仕事は、介護関係です。
介護関係の求人の中には、働きながら資格を取れるものもあります。
看護関係の仕事も、求人が多く、転職しやすいです。
「看護師」は資格が必要なので、勉強期間が必要ですが、「看護助手」には資格が必要ありません。
またホテルや飲食関係なども、未経験で既卒が転職しやすい仕事です。
しかしサービス業は、平均年収が低い点に注意する必要があります。
既卒の転職では「なぜ既卒になったのか」「志望動機」の対策が重要
既卒が転職活動を成功させるためには、「なぜ既卒になったのか」と「志望動機」を、しっかり説明できるように準備しておきましょう。
これらの質問に対する回答に説得力があれば、企業の信頼感を高めることができます。