データを分析して世の中のトレンドを発見し、集客アップや商品購入につなげていくWEBマーケティング職。仕事に興味があるけれど、未経験から転職するために何からはじめていいか分からない・・・
ここではWEBマーケティング職の仕事内容、未経験からWEBマーケティング職に転職する方法、失敗しない転職先の選び方についてまとめました。WEBマーケティング職に興味のある方は参考にしてください。
WEBマーケティング職の仕事内容・年収・将来性は?
データ分析を販促や経営課題の解決に役立てる
WEBマーケティング職は膨大なデジタルデータを分析し、目に見えない人の行動パターンや嗜好性を割り出して、それを元に人を集めたり、商品やサービスの購入につなげたりするプロモーション活動をおこないます。ビックデータの解析は経営課題の解決にも役立ちます。
またWEBマーケティング職はデータ解析や市場分析だけでなく、広告の運用やプロモーションの企画立案にいたるまで幅広い業務をおこないます。
活躍の場はWEBコンサルティング会社か企業のWEB担当部署
WEBマーケティング職の活躍の場は大きく2つに分けることができます。ひとつはWEBコンサルティング会社に所属し、他社から仕事を請負って広報や販促活動を代行します。もう一つはメーカーやサービス企業のWEB担当者の立場で、自社の商品やサービスの販促や集客活動をおこないます。
実力次第で若くても高収入が目指せる
WEBマーケティング職の年収ですが、400~800万円前後が相場となります。標準より高い水準の年収を期待できますが、専門性と分析スキルをもったWEBマーケターであれば、年齢とは関係なく1000万以上の年収を手にすることが可能です。
労働環境は企業によってまちまち
WEBマーケティングの労働環境は所属する企業によって大きく変わります。大企業のWEB担当であれば、福利厚生が整った環境で働け、休みがきちんと取れる可能性が高まります。ベンチャーのコンサルティング会社の中には、長時間の残業が当たり前になっているところもあり、転職前に入念な労働環境の事前チェックが必要です。
WEBマーケティング職の需要は拡大中
どの企業もWEB上でのマーケティングに力を入れており、Webマーケティング担当のニーズは高く、WEBマーケティング職の求人の数は今後も増える見込みです。経験スキルのある人はよりいい条件のポストに転職が可能ですし、未経験から応募出来る求人も安定して見込める職種といえます。
未経験からWEBマーケティング職に転職する方法
未経験でも転職可能
WEB以外のマーケティング職では、トレンド分析に精通した経験者の求人がほとんどですが、WEBマーケティング職は歴史が浅く、分析手法は自習が可能なため未経験者の応募を受け付ける企業が数多くあります。
求められる資質は論理的思考と柔軟性
WEBマーケティング職で求められる資質は論理的思考です。予測を立て膨大なデータを解析し、分析をする作業で論理的な考え方は欠かせません。また世の中の動きに興味関心を持ち、目まぐるしく進化していく分析ツールを使いこなす柔軟性も大切です。
求められるスキルはマーケティングとアクセス解析の知識
WEBマーケティング職ではマーケティングの知識とアクセス解析の知識の両方が必要とされます。広い知識を持ちつつ、ある特定の分野についてのエキスパートである人が転職市場では評価されやすいです。
WEBマーケティング職への転職を有利にする資格
WEBマーケティング職につくために必ず必要な資格は特にありません。ですがマーケティングや解析の知識を、資格の勉強を通して身につけることができます。
Google アナリティクス個人認定資格
解析ツール、Googleアナリティックスの習熟度を認定する資格です。Google社による国際的な資格で、無料で受験が可能です。
IMA検定
オンラインマーケティングの実践的なスキルを身につける試験です。サイト分析とリスティング広告運営について学べるStandardコースと、ターゲットに即した広告プランの企画を学べるProfessionalコースがあります。
ウェブ解析士
WEB解析の総合的な知識・スキルについて学ぶ認定試験です。WEB解析士・上級ウェブ解析士・ウェブ解析士マスター、の3つのコースがあります。
全くの未経験者は20代の転職がおすすめ
WEBマーケティング職そのものが誕生して日が浅い職業で、熟年層のベテランWEBマーケターという人材は多くはありません。年齢を重ねていても、進化する分析スキルを身に着けツールを使いこなせるのであれば、年齢が理由で採用が不利になることはありません。
転職ではWEBデザイナーやWEBディレクターの経験などWEBの知識やスキルを身に着けている人の方が転職に有利で、同じ未経験者なら若い応募者を採用する傾向がありますので、ウェブスキルやマーケティングの経験が一切ない人は20代での転職をおすすめします。
未経験からWEBマーケティング職に転職、失敗しない転職先の選び方
入ってから後悔する選んではいけない求人の見分け方
人員と労働量が見合っていない
広告業界やネット関連の企業では、顧客の都合にあわせて仕事を進めることが多く、連日残業や終業後の接待で長時間拘束される企業があります。激務が続くため社員が辞めてしまい、常に求人広告を出している企業は要注意です。
ワンマンベンチャー企業
ベンチャー企業は代表の人柄に社風が大きく左右される傾向があります。ワンマン経営に陥るところも多く、経営方針が短期間で大きく変わり、それに社員が振り回されるような企業は応募を避けましょう。
代表以下社員の年齢層が若くて、サークルのような雰囲気が合わず退職にいたる人もいるので、事前に職場の雰囲気の確認をチェックしておく方が安全です。
おすすめできるWEBマーケティング職の求人の特徴
若手を育てる大手企業のWEBマーケティング職
優秀なWEBマーケターを育成するために第二新卒など未経験の若い転職者を積極的に採用する大手企業が存在します。社内で人材を育成する環境が整い、待遇面でも安定しているので、未経験からWEBマーケティング職を目指す人にはおすすめの転職先です。
未経験OKかつ条件の良いWEBマーケティング求人を見つける方法
ハローワークや求人サイトでは、未経験で応募出来る条件の良い求人を見つけるのは難しいものです。求人紹介を行う転職エージェントに登録すると、非公開求人の中から応募可能な好条件の求人を紹介してもらええます。担当のキャリアコンサルタントに転職活動をサポートしてもらえるので、不利になりがちな未経験転職も上手に進めていくことができます。
さらにエージェント経由で転職先の内部情報を得ることができるので、転職後のミスマッチを防ぐこともできます。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは日本最大の転職エージェントです。非公開求人の数が多く、大手企業・有名企業の求人を多数抱えています。転職実績も国内ナンバーワンで、未経験から他業種への転職支援のノウハウも多数蓄積されています。
登録すると経験豊富なキャリアアドバイザーと面談を行い、希望に合った求人の紹介や書類添削・面接対応などの転職フォローを受けることができ、効率よく条件の良い転職先を見つけることができます。
拠点も全国主要都市に19箇所あり、求人も全国に対応しており、土日の相談が可能なのもうれしいです。
監修者 藤井佐和子 代表取締役 (株)キャリエーラ キャリアアドバイザー 藤井佐和子 前職の転職エージェントでの経験をもとに現在は転職相談含め、様々なキャリア相談を行う。 今まで述べ17000人以上の実績。 また、キャリ …
まとめ
WEBマーケティング職では
・マーケティングの知識
・スキル
・アクセス解析の知識
・スキル
・論理的思考法
・変化に対応する柔軟性
が要求されます。
未経験からWEBマーケティング職を目指すには
・Google アナリティクス個人認定資格
・IMA検定
・ウェブ解析士
といった資格を持っていると転職に有利になります。
未経験からWEBマーケティング職に転職する場合は若手を育てる余裕のある大手企業がおすすめです。
未経験からWEBマーケティング職を目指すには転職エージェントに登録し条件の良い企業への転職を実現させましょう。