40歳〜50歳代からの転職に役立つ転職サイトナンバー1の、リクルートが運営する国内最大級の転職情報サイト「リクナビネクスト」について、その特徴やメリット・デメリットなど転職活動に関するお役立ち情報を紹介します。年齢を理由に転職を諦めず、リクナビネクストを上手に活用することで希望の転職を成功させてください。
中高年ミドル層でも登録できるリクナビネクストの特徴
リクナビネクストは、リクルートグループが2001年から運営する転職求人サイトです。知名度の高さや求人の量・質ともに非常に充実しており、転職決定数も堂々の1位を誇る国内トップクラスの転職サイトです。
リクナビネクストの活用が中高年の転職成功の秘訣
ハローワークだけの転職活動はもったいないです、IT化がすすむ近年ではインターネット上のサービスの中から転職サイトあるいは転職エージェントを活用した活動方法がメインとなりつつあります。
では、転職サイトと転職エージェントの相違点とはどんなところでしょうか?大まかに説明しますと、転職サイトが求人情報提供する媒体であるのに対し、転職エージェントは多岐に渡る転職活動のサポート支援を提供するサービスであるという点です。
中高年が活用できる転職エージェントはこちら
シニア世代の転職におすすめの転職サイトや転職エージェントをまとめました。年代別のおすすめ転職活動方法や中高年の転職で成功するポイントなども紹介しているので、ミドル~シニア世代で転職を考えている人は参考にしてみてください。
転職エージェントに登録・利用して担当のキャリアアドバイザーのサポートを受けながら活動するというのも非常に有効な手段ですが、さらに自分で積極的に転職情報サイトを活用して効率よく転職活動をすすめていくことが転職成功につながる重要ポイントです。
リクナビネクスト活用のポイント
リクナビネクストのサービスを利用するためには、登録後にマイページから希望条件や経歴を登録する必要があります。
また、リクナビネクストを上手に活用するために、まずは「プロフィール」「レジュメ」(職務経歴書)を登録する際、スカウト機能の設定をしておくことがおすすめポイントです。
スカウト機能を活用することで、ご自身のキャリア・経歴・年齢など総合的に判断して「是非、採用したい」というオファーメールが届きます。スカウトメールを利用することで、自分の転職市場価値を客観的に分析でき、どういった方向で転職活動をすすめるべきかを考えていく上での目安にもなり、転職活動をよりスムーズにすすめることができます。
リクナビネクストのスカウト機能は、いわゆるダイレクトメールによるスカウトのことを「求人掲載企業からのオファー」と呼び、転職エージェントから届くオファーを「転職エージェントからのオファー 」と分類しています。
リクナビネクストの「転職エージェントからのオファー」は、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーからのオファーなので、ブラック企業からのスカウトの心配はありません。特にユーザー満足度が高い転職エージェントは社名横に「優秀エージェント」と表記されています。
【転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファー】
求職者の具体的な職歴から企業側が求める条件に合った場合に限りスカウトメールが送られてくる、企業の採用担当から届くオファーです。また、「面接確約」が保証されているオファーもあり、返信すると書類選考免除で企業の面接が受けられます。
企業から多くのオファーが来るようであれば「転職市場が高い」と評価されたわけなので希望条件や報酬を上げることも可能です。逆に、あまりオファーが来ないようであれば希望条件を再検討するか、転職を諦めるのも手段でしょう。
面接対策もリクナビネクスト
書類選考が通り面接へ進んだら、また面接確約オファーが来たら、事前の準備・対策をしっかりとしておく必要があります。
リクナビネクストには面接準備・面接マナーまるわかりガイドなど、企業面談対策に必要な情報も満載です。理想の転職を実現するために、事前準備を万全にしておき、自信を持って面接に臨みましょう。
リクナビネクストのグッドポイント診断
リクナビネクストは求人を紹介するだけでなく、診断テスト用意されています。複数の選択肢から自分に当てはまる回答を選ぶだけなので簡単ですし、気軽に行うことができます。自分に合った職業が分からなくて悩んでいる人は、まずは診断テストから行ってみると、自分では気がつかなかった適職を知れるかもしれません。
「親密性」、「冷静沈着」、「受容力」など、18種類の中から自分の強みを5つ診断してくれます。客観的に判断した結果ですので、自分では何とも思っていなかった部分が実は長所だったりと、新しい発見もあります。適職を探すためだけでなく、自己PRなどにも役に立ち、リクナビネクストでは応募時に診断結果を添付することで自分の強みをアピールできます。
リクナビネクストの口コミ
以下にリクナビネクストの利用者からの口コミ評判を元にメリット・デメリットを紹介します。
リクナビネクストのメリットと良い口コミ
他の転職サイトに比べ、求人情報数が圧倒的に多く、都市圏から地方まで充実している
スカウト登録することで転職成功率が確実にアップ(スカウトメールの充実)
転職成功実績数が業界トップ 中高年の求人も多数ある
リクナビネクストのデメリットと悪い口コミ
紹介される求人が自分の年齢と合わないケースがある
紹介される求人が自分の種類・内容と合わないケースがある
勤務時間・休日が希望と合わない
リクナビネクストの多種多様な業種・職種の求人情報は、毎週2回の更新されるため、常に最新の求人情報をチェックできます。更新の度に、自分が登録した希望条件の新着求人情報をメールで送られてくるので理想的な求人に出会える確率が高まります。
また、スカウト機能登録(匿名で職務経歴書を登録)しておくことで、リクナビネクストに提携する転職エージェント(リクルートエージェント等)や企業の採用担当者からも直接求人案内が届きます。中にはサイト内に公開されていない希少な非公開求人のオファーもあるので、選択の幅が大きく広がる点も大きなメリットです。
一方、実際にサービスを利用した利用者の中には、「紹介される求人が自分の希望条件と異なる」といった不満の意見もちらほらと聞かれました。
ただ、リクナビネクストは国内トップの転職サイトであり、「リクナビ」というネームブランドが多くの企業人事から絶大な信頼を獲得しています。さらに転職希望者からも「転職の王道」と称されるほど求人数や案件の質、スカウトメールなどのサイトの機能も優れ、充実しています。これから40代・50代で転職を検討している方には是非、登録・利用をおすすめしたい転職サイトの1つです。
リクナビネクストの利用をおすすめしたい中高年ミドル層へ
上記のリクナビネクストの特徴(メリット・デメリット)を踏まえ、リクナビネクストの利用をおすすめしたい人のタイプを下記に列挙します。
リクナビネクストの利用が向いている人
- 自力でコツコツと求人情報を探したい人
- 幅広い分野から求人情報をチェックしたい人
- 大手企業に転職したい人
以上、リクナビネクストは、大手企業をはじめ上場企業や優良ベンチャー企業など幅広い分野での求人が揃う国内最大級の転職サイトです。特に関東エリア、関西エリア、東海エリアの求人が強いのですが、他の大手転職サイトに比べ、比較的地方の求人が多いのも特徴です。概して多くの転職サイトでは地方の求人が少ない傾向が高いので、特に地方在住で転職活動している方には貴重な存在でしょう。
また、通常年齢が上がるにつれ求人も徐々に減っていく傾向がありますが、業界トップクラスの求人数を誇るリクナビネクストであれば、40歳代〜50歳代からの転職であっても希望条件に合った求職情報が見つかる可能性は充分にあります。年齢を理由に転職を諦めず、是非リクナビネクストを上手に活用することで転職成功のチャンスをつかんでください。
近年では「転職サイトを活用しつつ、転職エージェントにも登録・利用する」という両者併用で転職活動をする人が増えています。実際、転職で多くのライバル達から内定を勝ち取るために、転職活動の幅を広げていくことは非常に有効な手段です。是非、転職サイトと転職エージェント両者のメリットをフル活用することで、転職成功率を高めていかれることをおすすめします。
利用者数、求人数が圧倒的に多いリクナビネクスト
リクナビネクストは、リクルートグループが2001年から運営する国内最大級の転職希望者の8割が利用する転職情報サイトです。求人の量・質ともに非常に充実しており、AI 技術を駆使したマッチングの仕組みから転職決定数も堂々の1位を誇る国内トップクラスの転職サイトです。
希望条件を登録しておけば求人開始と同時にメールで届くので、優良求人を見逃すこともありません。会員登録することで履歴書や職務経歴書のテンプレートもダウンロードでき、職務経歴や希望条件などを登録しておくと、匿名スカウト機能で企業や転職エージェントからオファーをもらうこともできます。転職エージェントからのオファーには、非公開求人のオファーもあります。
40歳〜50歳代で転職したいと思ったら、まずはリクナビネクストで求人をストックしていくのが良い求人に出会う第一歩です。
40~50代ミドル層におすすめの転職サイト・エージェント
リクナビネクスト以外にも40~50代におすすめの転職サイト・エージェントはたくさんあります。ここでは、40~50代のミドル世代向けの転職サイトについていくつかご紹介します。
doda
dodaは、顧客満足度3年連続No.1※のサポート力を誇る転職エージェントです。若者向けだと思いがちですが、40~50代向けの求人も約10,000件以上取り扱いがあるので安心して利用できます。
エージェントサービスやスカウト機能なども無料で利用できるので、「自分に合う企業が分からない」「現職が忙しくてなかなか転職活動が進まない」といった方にもおすすめです。
dodaでのキャリアアドバイザーとの面接は、土日や夜間の相談も可能ですし、書類作成や面接対策などのサポートも充実しているので、手厚いサポートが必要な人にも向いています。首都圏だけではなく全国の求人情報も多数掲載されているので、Uターン・Iターンを考えている40代~50代の求職者にもおすすめです。
※2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位
\40代・50代女性向きの求人を探すなら/
女性におすすめ転職エージェント年代別ランキング【20代・30代・40代】
ビズリーチ
ビズリーチは国内最大級のハイクラス向けの有料転職サイトです。ミドル世代なら1,000万円を越える求人も多数掲載されており、管理職やCEO、COOといった役員ポジションを目指す方にはおすすめです。
「ヘッドハンティング型」と呼ばれる職務経歴を入力するだけで、企業の人事や転職エージェントから直接スカウトが来るので、40~50代でもスムーズに転職できるのが魅力です。
またビズリーチには、ほかの転職サイトには掲載されていない非公開求人や面接が確約された「プラチナスカウト」といった有料会員限定の独占求人もあります。「まずは職務経歴書を作成して、良い求人に出会ったら話を聞いてみよう」といった使い方がおすすめです。
type女性の転職Agent
type女性の転職Agentは、年間10,000人以上の女性転職者を支援している女性向けの転職エージェントです。大手企業とのパイプも強いので、50代女性のキャリアにも強いのがポイントです。
女性のコンサルタントが多数在籍しているからこそ、女性が長く働ける職場や女性が働きやすい特徴のある職場を紹介してくれます。
また、type女性の転職Agentに掲載されている求人の80%は非公開求人といわれており、ほかの転職サイトにはない優良企業が見つかる可能性も!「なかなか転職活動の時間が取れない!」「女性にうれしい待遇が受けられる会社を探している」方はぜひチェックしてみて下さい。
FROM40
FROM40は、40代~50代のミドルシニア向けの転職サイトです。非公開求人数も多く、施工管理や介護職といった幅広い職種を取り扱っているので、「これまでのキャリアに自信がない…」と心配な方にもおすすめです。
またFROM40にはスカウトサービスがあり、職歴や希望条件を登録するだけで企業から直接オファーが来ます。思わぬ優良求人に出会える可能性もありますし、自分のキャリアを見たうえでのスカウトなのでスムーズに選考が進むのもうれしいポイント。
大手求人サイトに比べると求人数は劣りますが、40代~50代に特化しているため登録しておいて損はありません。
dodaX
dodaXは、パーソルキャリア株式会社が運営するハイクラス向けのヘッドハンティングサービスです。非公開求人も多く、800万円~2,000万円以上の高収入も目指せます。ほかにも、管理職やマネージャー職、最高財務責任者(CFO)なども多数掲載されています。
レジュメを登録するだけで、専任のヘッドハンターからオファーが来るので、「すぐに転職をしなくてもいいけれど、自分の市場価値が知りたい」といった方は登録だけでも済ませておくといいでしょう。
パソナキャリア
パソナキャリアは、総合人材紹介サービスをおこなう、株式会社パソナが運営する転職支援サービスです。あらゆる企業とのパイプがあるので、非公開求人の紹介や対策ができます。
さらにパソナキャリアはサポート力も手厚く、専門のキャリアアドバイザーによるカウンセリングやマンツーマンでの書類添削、面接対策などを受けられます。ほかにも、面接の日程調整や年収交渉といった直接言いづらいことも代行してくれるので、忙しい40代~50代でも無理なく転職活動ができます。
「ミドル世代の求人なんてあるの?」と不安な方もいるでしょうが、パソナキャリアでは幅広い年代のキャリアアドバイザーと求人があるので、安心して転職活動が進められます。
マイナビミドルシニア
マイナビミドルシニアは40代・50代・60代を対象とした転職サイトで、都道府県ごとにサイトが分かれているため、希望エリアで求人を探せます。また正社員だけではなくビル管理や介護職・調理関係などの派遣求人なども取り扱っているので、ミドル世代の転職で不安な方にもおすすめです。
さらにマイナビミドルシニアには、「ノック機能」と呼ばれる独自のツールがあり、自分が採用対象にあたるかどうかを企業に前もって確認できます。自分が採用対象であればその分、選考もスムーズになる早期ない手にもつながります。
サイトには各地域の最低賃金や有効求人倍率、転職活動のコツやポイントについても掲載されているのでぜひチェックしてみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職成功率NO.1の転職エージェントです。
エージェントの中でも最大手ですから、保有している求人数が格段に違い、さらにネットなどで閲覧できる公開求人よりも非公開求人を多く(20万件以上)抱えています。
非公開求人を含め、求人数が転職支援業界の中でもトップクラスなので、40代でも応募できる求人もあります。
また、求人を紹介して終わりではなく、応募書類の添削なども行ってくれるので、40代になって転職することになった理由、志望動機なども転職先に提出する前によりよいものに仕上がります。
世界最大級60年の実績ハイクラスエージェント ランスタッド
オランダで創業した世界最大級の総合人材会社でグローバルに60年間、毎年約20万人の転職サポート実績をもつランスタッド。キャリアに自信がある人の場合は、エグゼクティブ向け転職サイト・エージェントを利用した方が、キャリアに見合った求人が見つかりやすいです。ランスタッドなら、管理職・役員クラスの求人が豊富です。
※日本国内でも急拡大中で北海道から九州まで全国各地に117拠点があります。
※マネジメント経験を生かしたい50代までおすすめです。
正社員就職応援プロジェクト・東京しごとセンター
東京都の正社員就職支援事業です。東京しごとセンター正社員就職応援プロジェクトでは、30歳から54歳までの都内で正社員就職したい方を無料でサポートしています。東京しごと塾は、30歳から54歳の正社員就職を目指す方が、就活支援金を受給しながら5日〜2ヶ月の職務実習を通じて正社員就職を目指すプログラムが3コースあります。
すべて無料ですので東京都で正社員就職希望の方にはおすすめです!
派遣から正社員へ40代50代が応募できるリクルートスタッフィング
リクルートが運営する最大手人材派遣会社です。求人数が多く約14,000件以上、派遣業界では実績No.1
派遣会社の中では、就業者の福利厚生が特に充実していると評判は良いです。
都内であれば、50代以上が活躍している企業の求人も多数あります。40代50代が応募できる求人は事務などの内勤が多いです、しかし60代で応募できる求人はほとんどありません。スキルアップ支援制度も魅力的ですし、派遣先は大手企業や優良企業が多く、健康保険や健康診断など正社員並みです。正社員へのステップアップとして派遣就業するなら、リクルートブランドはおすすめです。
※派遣登録は、オンライン面談に対応しています。
ミドル層の転職事情
ミドル世代の中でも特に50代からの転職となると、ハイクラスな人材を求める企業がたくさんあります。ポジションでいえばマネージャー以上、経営層やプロフェッショナル職に集中する傾向にあります。
また50代ともなると年収も高く、年収と経験のバランスを取るのが難しくなります。そこでここでは、ミドル世代の転職事情について詳しく解説していきます。
50代の平均年収
50代男性の平均年収は約600万円~650万円、女性の平均年収は400万円~450万円程度で、年代別に見ると50代がピークになる人が多いと言われています。男性よりも女性の方が年収はかなり低いですが、正社員ではなくアルバイトや契約社員として働く女性が多いからだとされています。
50代の年収が高い理由には経験値の高さも挙げられますが、管理職やマネージャー職といったマネジメントスキルが必要な責任のあるポジションに就けばその分、収入も上がる仕組みとなっています。
ほかにも、企業の制度として年功序列制度が適用されていれば、同じ業界や職種での勤続年数が多ければ自動的に年収もアップするケースもあります。
もし転職によって収入を上げたいと考えているのなら、できるだけこれまでの自分の経験やスキルを活かせる求人を選ぶといいでしょう。もしくはマネジメント経験のある方は、そこで得た実績などをアピールするのもひとつです。
40~50代の転職率
40~50代の転職率はおおよそ5%~6%程度だといわれており、40代よりも50代の方がやや低い傾向にあります。またここ数年のコロナ禍の影響によって、例年に比べてさらに転職に消極的になっています。
なお大手求人サイトによると、50代で異業種に転職した人の割合は約3~4割だとされており、とくに医療・福祉・介護・警備・総合管理職への業種への転職が多いといわれています。
上記の職種は、一般的に無資格や未経験でも採用されやすいからこそ、転職先として選ぶ人が多いのです。
50代ともなると求人数そのものが少なくなっていくため、転職サイトだけではなくハローワークや知り合いの紹介を通じて転職活動を進める方もいます。
40代・50代ミドル層向けの転職サイトの選び方
40代・50代におすすめの転職サイトやエージェントについてご紹介してきましたが、自分に合った転職サイトを選ぶには下記のポイントをおさえておくといいでしょう。
ミドル世代向けの求人数が多い転職サイトを選ぶ
一般的に40代・50代向けの求人は少ないため、若者向けの転職サイトだとなかなか希望の求人が見つからない可能性があります。したがって転職サイトを選ぶ際は、「ミドル世代向け」「ハイクラス向け」といった表記がされている転職サイトを選ぶようにするといいでしょう。
ほかにも、大手企業が運営する転職サイトであれば求人数の取り扱いが多いので、たくさんの選択肢から自分に合った企業が見つかりやすくなります。
エージェント機能がある転職サイトを利用する
40代・50代の転職では、求人紹介のみをおこなう転職サイトだけではなく、エージェント機能がついたものも利用するとより効率的に転職活動がはかどります。
転職エージェントには以下のメリットが挙げられます。
- 転職サイトには掲載されていない「非公開求人」も紹介してくれる
- 専門のエージェントが在籍しているため、企業の内部情報や内定突破のポイントが分かる
- 自分の市場価値が把握できる
- 書類添削や面接対策などが受けられる
- 面接日程の調整や入社時期、給与面の交渉などを代行してくれる
「非公開求人」とは、企業側の都合などにより一般的に出回っていない企業のことで、高収入など優良企業が含まれている可能性が高いといわれています。
40代・50代ミドル層が転職を成功させるためのポイント
求人数そのものが少ない40代・50代が転職に成功するためにはいくつかのコツがあります。
自分の経験やスキルを活かせる業界・職種を選ぶ
40代・50代の人材はこれまで培ってきた経験やスキルを期待されています。さらに技術面だけではなく、アドバイザーや管理職、若手の育成といったマネジメントスキルがあると重宝されるでしょう。
自分の経験やスキルを活かせる業界ならやりがいも感じられますし、収入面でも優遇される可能性が高いです。
企業によっては40代・50代を中心とした職場もあるので、自分と同年代の方が活躍しているところを選べば人間関係も構築されやすいのでおすすめです。
転職先の選択肢を広げる
50代になると正社員での登用が難しい面もあるため、非正規雇用や派遣社員、収入面などある程度転職先の選択肢を広げておくことも大切です。
たとえば、「年収は〇〇万円以上でなければいけない」「正社員でないと」といった具合にどんどん条件を狭めてしまうと、特にミドル世代向けの企業は見つかるものも見つかりません。
また、年齢が高くなればなるほど求職者の希望条件を満たせなくなる傾向にあります。とくに先ほど述べた雇用形態や収入面、エリア、給与といったところはこだわりすぎると決まらないため注意が必要です。
複数の転職サイト・エージェントを利用する
いくつかの転職サイト・エージェントを利用することで、より多くの求人と出会えるため少なくとも2~3社程度には登録しておくようにしましょう。
たとえば、大手で求人数が多い転職サイトとひとりひとりのサポートが充実している転職エージェントなど。ほかにも、ハイクラス向けや特定の業界に精通したサイト・エージェントなども利用すれば、より内定率もあがるはずです。
ほとんどのサイトやエージェントは登録無料なので、ある程度使いながら自分に合ったエージェントや求人を見つけるといった使い方もおすすめです。
コミュニケーション力の高さをアピールする
ミドル世代からの転職となると、職場によっては年下が上司になるケースも少なくありません。もし未経験からの転職となると、「職場になじめないのでは?」と思われる可能性もあるため、年下を含むあらゆる年齢層とでも十年にコミュニケーションが取れることをアピールするといいでしょう。
また前職で高い経歴や役職に就いていたのなら、プライドの高さが邪魔になるケースもあるため謙虚な姿勢が重要となってきます。
40代・50代ミドル層の転職で失敗してしまう人の特徴
「40代・50代からの転職だと断られるのでは?」と心配する方も多いのではないでしょうか?実際、転職エージェントでは断られることも少なくないといわれています。そこでここでは、40代・50代の転職で失敗してしまう人の特徴についてご紹介します。
希望条件が高すぎる
ミドル世代の転職が上手くいかない原因には、転職の希望条件が高すぎるといったものが挙げられます。たとえば、「希望年収が高すぎる」「未経験からだと難しい業界を目指している」などだと難しいでしょう。
転職エージェントからは「もう少し条件を下げたほうが良いかもしれません」とアドバイスされることもあるでしょうが、アドバイスを無視しながら転職活動を続けていると今度は求人自体が見つからないケースもあります。
転職意欲が低い、転職理由があいまい
転職理由があいまいだったり、転職エージェントから転職意欲が低いと思われてしまうと、優先順位を下げられて上手く転職活動が進まない可能性があります。
たとえば、「エージェントとのやり取りに対してすぐに返信しない」「紹介された求人に対して具体的な理由もなく断る」ことなどが続くと転職意欲が低いとみられるため要注意です。
ミドル層の転職活動が上手くいかない時の対処法
「なかなか転職が上手くいかない」といった状況に陥った場合、以下の対処法を試してみるといいでしょう。
希望条件を見直してみる
転職エージェントから紹介される求人がないもしくは少ないと感じたなら、一度自分が指定する希望条件について見直してみて下さい。どうしても譲れない条件があるのなら別ですが、条件や希望年収を下げることによって一気に選択肢が広がる可能性もあります。
紹介できる求人が増えることで内定率も上がりますし、転職エージェントからのサポートの仕方も変わってくるはずです。
また希望条件の見直しと同時に、自分自身の職務経歴書も見直してみるといいでしょう。転職エージェントは職務経歴書や履歴書などを見て、転職できそうかどうかを判断します。年齢的な問題で断られるケースもありますが、あまりにも内容が薄いと「転職意欲がない」と判断されてしまいます。
とくに、マネジメント経験の有無や専門業界への具体的な実績があれば、思わぬ求人紹介を紹介されるかもしれないのでしっかりと記入するようにしましょう。
別の転職エージェントを使う
転職サイトやエージェントには、特定の業界に特化したものやスカウト型といったさまざまな種類があります、もし年齢などの理由で断られてしまったり思うように転職活動が進まないのなら、40代・50代向けの転職サイトやエージェントに切り替えるのもひとつです。
ほかにも、転職エージェントとの相性が悪いと感じた場合でも別の転職エージェントを使うのがおすすめです。たとえば、「やたらと転職を進めてくる」「自分の希望に合わない求人ばかり紹介する」といった特徴があれば、入社後のミスマッチや転職活動の長期化につながるおそれもあります。
いくつかの転職エージェントやサイトを利用すれば、自分に合うエージェントがわかるため、始めは複数のサイトやエージェントに相談してみましょう。
40代・50代ミドル層でも転職できる!
今回は40代・50代におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介してきました。「ミドル世代でも転職できるの?」と不安な方もいるでしょうが、求人数の多い転職サイトを利用したり、ミドル世代向けの転職エージェントもたくさんあります。
とくに大手の求人数の多い転職サイトでは、自分でも気づかなかった企業と出会えたり、非公開求人なども紹介してもらえるのでおすすめです。
40代・50代の転職を成功させるには、「自分のスキルや経験を活かせる職場を選ぶ」「若い年齢層とも円滑な関係を築けることをアピールする」「年収面の妥協を検討する」ことが大事です。40代・50代ともなると譲れない条件を多く述べる人もいるでしょうが、条件や理想が高すぎると求人自体がかなり限られてしまいます。
また40代・50代で家族がいる方は、家族のサポートや理解が欠かせません。転職を機に年収が下がる可能性もあるため、事前にきちんと相談しあうことも大切です。
今回の記事を参考に、自分に合った転職サイトやエージェントを利用して転職を成功させてください。