新卒時の就職活動を長引かせたくなくて、とりあえず内定をもらえた会社に入社した人は、「今の会社は自分の思い描いているキャリアプランからは外れるな…」という悩みを持つのではないでしょうか。
第二新卒という早い段階で高いキャリアプランを望める外資系企業へ転職をしたいと考えているなら、今がチャンスです。
ここでは、第二新卒で外資系企業への転職を叶える方法を紹介します。
これを読めば、第二新卒の今からでも外資系企業勤務の夢を叶えることができます。
第二新卒でも外資系企業に転職することは可能?
外資系企業の中途採用は、空いたポジションに人を充当させるため、基本的に経験者採用で即戦力が期待されます。
さらに外資系企業には第二新卒という概念は元々無く、実力・成果主義のため、キャリアの浅い第二新卒の転職は簡単にはいかないことが予想されます。
しかし、外資系企業は転職を“キャリアアップ”としてみるため、第二新卒でも転職のチャンスはあるのです。
第二新卒のキャリアの浅さをカバーして外資系転職する方法
外資系企業の前にワンクッションおくという方法
第二新卒がキャリアを重視する外資系企業にすぐに転職しようとしても、キャリアの浅さからうまくいかない可能性があります。
せっかく挑戦したのに転職に失敗した…というリスクを回避するために、まずは国内の希望業界企業で経験と実績を積みましょう。
さらに英語力も磨いてから外資系企業へのステップアップを目指すことが必要です。
派遣から正社員を狙うという方法
第二新卒として外資系企業に転職するには、雇用形態にこだわる必要はありません。
外資系企業で派遣として働き、成果をあげて正社員登用を狙うという方法があります。
ただし、たとえ派遣でも第二新卒を受けいれない外資系企業もありますから、もともと第二新卒を受け入れている外資系企業を狙って応募しましょう。
そのためには、派遣会社に登録する際に、将来的に外資系企業で正社員として働きたいという転職の趣旨について、明確な意思表示をする必要があります。
第二新卒で外資系転職が可能な求人の見つけ方
第二新卒で目指せる外資系企業
新規事業を立ち上げ、人員不足の外資系企業や中小の外資系企業では、新卒の人材を確保しにくいのもあり、ポテンシャルの高い第二新卒の採用が行われています。
ただし、あくまでもポテンシャル採用ですから、早く即戦力となれるよう努力を続けることが必須です。
また、このような企業情報をいち早く掴むことも大切です。
「未経験者OK」の求人を探す
外資系企業への転職は、基本的にスキルやキャリアをもって行われます。
しかし、中には「未経験者OK」と条件をつけた求人もあります。
第二新卒の場合、志望する外資系企業と同業種の経験があったとしても、それを「キャリア」と呼べるまでにはなっていないでしょう。
第二新卒でも、このような未経験者が応募可能な求人を見つけることによって、キャリアがほとんどなくとも採用される可能性が高くなります。
ただし、未経験でも英語の能力が求められることもありますから、あらかじめ英語の勉強はしておいたほうがよいでしょう。
外資系求人が多いエージェントに網を張っておく
外資系などのハイクラス求人は非公開求人であるケースが多く、誰でも閲覧可能な求人サイトには出てこないこともしばしばあります。
希少な外資系企業の求人情報をいち早く手に入れるのは、転職エージェントなのです。
転職エージェントを利用しない場合、転職サイトで求人を閲覧するだけとなり、そもそも公開求人になりにくい外資系企業の求人を見つけることすら困難です。
転職エージェントに登録して希望条件を伝えておくことで、求人情報が転職市場に出た瞬間にエージェントから教えてもらうことができます。
外資系も第二新卒にも強いリクルートエージェント
最大手のリクルートエージェントは第二新卒の転職実績第1位の転職エージェントです。外資系・海外勤務の求人情報も豊富に揃えています。専属のキャリアアドバイザーは、短い職歴の中から転職者の強みを探り出し、採用担当者の心に響く転職理由の作り方を教えてくれます。
転職者が自分の中でうまく転職理由を見つけることができない場合は、キャリアアドバイザーに相談し考えを整理しながら、説得力のある転職理由を探すことができます。
仕事をしながらでも転職活動を効率よく進めるためのノウハウやアドバイスをもらえ、第二新卒対象の転職セミナーなどのイベントが多いのが特徴です。
サポート力も高く、応募書類の添削や面接対策だけでなく、転職に役立つ無料セミナーも充実しています。すぐに転職したい人にはスピーディーに対応してくれるので、転職が決まるまでも早いです。
拠点も全国主要都市に19箇所あり全国を網羅しており、土日の相談が可能なのも有難いですね。
外資系求人に強いJACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系や海外勤務への転職に強い転職エージェントです。
JACリクルートメントには、総勢550名ほどの業界・職種別コンサルタントが所属していますから、第二新卒から初めて外資系企業をめざしたいという人への転職にも対応できます。
外資系企業特有の英語面接も、コンサルタントとの練習ができるため、第二新卒で「英語にまだ自信がない…」という人でも対策を講じることもできます。
外資系の求人を多く抱えている転職エージェントですから、第二新卒が入りやすい未経験者OKの求人も見つけることができます。
外資系に特化した転職エージェントはあまりありませんから、このような転職エージェントを最大限に活用することをおすすめします。
世界最大級60年の実績ハイクラスエージェント ランスタッド
ハイキャリア層の転職に特化した転職エージェントです。外資系・海外転職に強いエージェントですが、国内大手企業の求人も取り扱っています。ハイクラス求人に厳選しているため、求人数は他の大手転職エージェントに比べると少なめですが、非公開求人が60%を占めており、地方求人に至るまで高年収の案件を取り揃えています。
キャリアコンサルタントは、さまざまな業界から集まった転職支援のベテランが揃っており、業界出身者でないと分からないことも熟知しているので、キャリアに傷をつけたくない人も安心してサポートしてもらえます。
※日本国内でも急拡大中で北海道から九州まで全国各地に117拠点があります。
Spring転職エージェント
世界人材シェアNo.1のアデコが運営する、外資系転職エージェントです。外資系を中心に、日系企業の求人も扱っています。求人の80%が非公開求人で、良質な求人が多いです。既卒向けの求人も豊富です。
面談希望者を断らないので、スキルや経験に自信がない既卒・第二新卒や、未経験転職にもおすすめです。受け身だとサポートが手薄になりますが、求職者が求めればしっかりサポートしてくれます。
※20代〜40代で、一都三県、東海地方、関西地方の転職者限定です。
外資系転職にエージェントを利用するメリットを解説し、外資系求人に強い転職エージェント・転職サイトを一覧にしてまとめています。また、その中で評判の良いおすすめ転職エージェントをランキング形式で紹介します。外資系転職の参考にしてください。
まとめ
スキルやキャリアのある人材を求めている外資系企業ですが、第二新卒でも転職する道はあります。
国内の同業種にまずは転職してキャリアを積んだり、未経験者OKの枠を探したりすれば、第二新卒でも十分外資系企業に転職することができます。
しかし、外資系企業の求人自体、実は希少であり、公開求人として出回っているのはごくわずかです。
第二新卒でも転職可能な外資系企業を見つけるためには、外資系企業を含む希少な非公開求人を抱える転職エージェントを賢く活用することをおすすめします。
まずは登録から始めて、第二新卒でも転職可能な求人を探してみましょう。