外資系企業に転職をしたいけれど、自分の語学力は小学生・中学生レベル…。そのような状態でも外資系企業には転職できるのか、気になりませんか?

そんなあなたのために、英語に自信がないけど、外資系企業に転職する方法を紹介します。
これを読めば、英語力が心配なあなたも「外資系企業に転職できる!」という自信が持てるようになります。

英語できない人でも外資系企業に転職できる?

必ずしも英語必須なわけではない

外資系であれば英文レジュメは必須ですが、必ずしも高度な英会話力が採用条件になっているわけではありません。
このことから、英文法が完璧ではなくても、英語力の中でもリーディングとライティングのスキルがある程度あれば、採用時にネイティブ並みに話せることが必須条件とは限らないことがわかります。

外資系企業に転職、実際に求められる英語力

TOEICの点数は800点以上あれば余裕だが、700点台でOKの場合も

英語力を測るために用いられるTOEICを転職条件に挙げている外資系企業もあります。
企業によって点数は異なりますが、多くの外資系では700点以上を設定しています。
TOEIC(2016)によると、700点程度のスコアは、英検でいうと準1級程度になりますかネイティレベルではなく、ビジネスレベルと日常会話レベルの中間にあたる程度の能力が求められるということになります。
(参考:http://www.iibc-global.org/library/redirect_only/library/toeic_data/toeic/pdf/data/DAA.pdf)

たとえば「TOEIC730点以上」と記載があっても、英語が出来ればなお良しという意味であって、入ってからでも勉強すればOKの企業もあります。
転職前から英語に自信がある必要はあまりないということです。

キャリアアップしたいなら、将来的には英語力の向上を

とはいえ、外資系である以上、ある程度の英語力は必要です。
なぜなら、会社からの正式文書や技術関連の資料などは英語で来ることも多いため、読解能力はある程度持っていたほうがよいからです。
ただし、転職後いつまでも「ある程度」の英語力で構わないというわけではありません。キャリアアップをして職階が上がるにつれて、海外との連絡を取る頻度は高くなります。海外出張、国際電話の機会も増えてきますから、後々英会話力を上げていく必要はあります。

外資系企業に転職するために英語力以上に必要なスキル

外資系企業は実績重視

あなたがこれまでどんなプロジェクトを動かしてきたのか、営業成績をどれほど上げてきたのか、またはどれくらいの人数をマネジメントしてきたのかなどの実績が問われます。
長年ひとつの企業でゆるく働いてきた人よりも、転職回数が多くともその分実績を残してきた人が採用されやすいのです。
職務経歴書にメインで書けるような実績を残している人は、英語ができないという点を考慮しても採用されやすくなっています。

コミュニケーション能力の高さも重要視

外資系企業の特徴は、日系企業に比べて上下関係もフランクなことです。
また、同僚間のやりとりも日系企業に比べて活発であることから、コミュニケーション能力の高さが重視されます。
英語でコミュニケーションをとれれば言うことなしですが、英語ができない人でもフランクで活発な人間関係を円滑に保つのに十分なコミュニケーション能力があれば、採用されます。

英語ができない人でも転職しやすい外資系企業の特徴

外資系企業であっても、海外勤務ではなく日本支社勤務であったり、お客様も日本人相手がメインの職種であれば、高度な英語力を必要とすることはほとんどありません。
外資系企業は個人の職務内容がハッキリ決まっているので、英語力を必要としない職種を探すことが重要となります。
具体的には、以下のようなケースの場合、英語力はほとんど関係ありません。

英語力不要の求人(1)日本法人が大きく、ほぼ日本企業の様な状態の企業

H&M、Forever21、GAPなども外資系企業ですが、これらの店舗で働いている人が販売中英語を使っているでしょうか?
実は、外資系企業といっても日本法人が大きい場合は、日常業務の中で英語を使うことはほぼありません。
日本でのマーケットが大きければ大きいほど、英語力は日常的に求められにくいのです。

英語力不要の求人(2)日本人の上司がいる企業のプレイヤーレベル

外資系企業といっても、プレイヤーレベルなら上司が日本人であれば日本語で業務報告を行えばいいし、カスタマー対応もほとんどが日本語で対応できます。
ところが、これはあくまでもプレイヤーレベルに限定されることに注意が必要です。
あなたがマネジメント職に昇進した場合、プレイヤーからあがってきた報告をさらに上に上げる場合は高い英語力が必須です。
しかし、昇進までに英語力を磨くことができれば、この点も問題ありません。

上記のようなケースでは、社員全員が英語に長けているわけではなく、英語力に自信がなくても転職するのに問題はありません。

英語ができない人が転職しやすい外資系企業の業界・職種

では、さらに具体的に、英語ができない人でも転職しやすい外資系企業の業種・職種とは、どんなものかご紹介します。

(1)外資系アパレル業界の販売職・マーケティング
(2)外資系ITベンダーのシステムインテグレーター
(3)機械部品外資系メーカーの営業職
(4)医療機器販売の営業事務
(5)外資系生命保険の事務
(6)外資系会計会社のマーケティングプランナー
(7)外資系銀行のリスク管理部
(8)外資系製薬会社の情報システム部

ところが、これらの業種・職種では選考の際に英文レジュメ、面接での英語インタビューが必要な場合があります。

これは、英文法や英会話など、英語ができない人にとって大きな壁のように感じるでしょう。
実際、外資系転職に強い転職エージェントにサポートしてもらわないと転職成功に結び付けるのは厳しいでしょう。
自力で英文レジュメ、面接での英語インタビューに対応するのが困難な場合、外資系企業への転職を成功させるために、以下のような転職エージェントを利用することをおすすめします。

ハイキャリア層が対象のJACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、外資系や海外勤務への転職に強い転職エージェントです。
JACリクルートメントには、総勢550名ほどの業界・職種別コンサルタントが所属しています。
各コンサルタントが海外勤務の経験もあるため、外資系企業転職初心者の方でも、強い英語力を用いてサポートしてくれます。
外資系の求人を多く抱えている転職エージェントですから、英語ができない人でも、高度な英語力を必要としない外資系企業の求人も紹介してもらうことができます。
外資系に特化した転職エージェントはあまりありませんから、このような転職エージェントを最大限に活用し、年収アップにつなげることをおすすめします。

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まとめ

英語力は中3レベルで止まっている…でも外資系企業で働いてみたい!という人でも、外資系企業への転職を諦めることはありません。
英語ができない人でも、実績があって、コミュニケーションが高ければ、外資系企業に転職することが可能です。
その中でもご紹介してきたような業種・職種を選ぶことによって、さらに転職成功率はアップします。

ただし、選考時に英語のレジュメを読んだり、面接が英語で行われたりする場合もあるため、頼れる転職エージェントを見つけることが大切です。
まずは転職エージェントに登録し、自分の英語力を明かした上で、外資系企業の求人を紹介してもらいましょう。
選考時にも、英語に強いエージェントがあなたの転職をサポートしてくれます。