【普通の就活はしたくないじゃん】ベンチャーの長期インターンから内定者になった男 2019.09.25
本日から、長期インターンの「生」の様子を知りたい人のために、長期インターン生インタビューの連載をしていきます!
記念すべき第1回目は、このユアターンを立ち上げたプロジェクトマネージャーの伊藤さんです!
長期インターン生のプロフィール
伊藤
横浜国立大学/経営学部/会計情報学科/4年生
品川出身のシティーボーイ。つい最近、四国・瀬戸内海を旅行し、ウサギに癒されてリフレッシュしてきたらしい。大学の中でもオシャレで目立つ存在。パクチーが嫌い。
ユアターンの立案者も最初は未経験
―長期インターンで何をしていますか?
今、私はユアターンという長期インターン紹介サイトのプロジェクトマネージャーを務めています。元々は長期インターン生だったのですが、現在は内定を頂いたので、内定者インターンとして働いてます。
長期インターン生として入りたての頃は、サイトの構造を1から教えてもらっていました。広告文の作り方や、記事の書き方を学んでいきましたね。
半年くらいしてからは、自分でクレジットカードのサイトを立ち上げました。「学生クレジットカード比較ゼミ」というサイトです。初めて作ったので、至らないところが多くて恥ずかしいですが、、。
社員さん達に協力してもらって、サイトのコンテンツマップを作ったり、構造を考えたり。デザイン系が好きだったので、サイトのロゴも自分で考えましたね。学校の校章っぽくしたくてこだわりました。
毎日記事を3つほど書いて、アップしていました。当時は、質の良い記事を書けば検索結果の上位に表示されるので、ゲーム感覚で楽しんで記事を書いていました。どうしたら見てくれるか、相手の立場で考えるのも楽しかったです。
それから、内定を頂いて、クレジットカードのサイト運営から離れました。当時、長期インターンの素晴らしがもっと広がればいいなと思っていたので、新規事業という形で、長期インターン紹介サイトを立ち上げることに決めました。それから、プロジェクトマネージャーとしてユアターンを運営しています。
長期インターンを探し始めたのは2年生の終わりごろ。決め手は六本木のミッドタウンタワー43Fだから!?
—なぜ長期インターンをやろうと思ったのですか?探し始めた経緯や時期についても教えてください。
私が長期インターンを探し始めたのは、2年生の終わりごろですね。マーケティングをやってみたくて、広告やwebマーケティングについて見ていました。そんな時に、東晶貿易を見つけて応募を決めました。
ベンチャーの雰囲気を知りたかったし、PCをカタカタ言わせて遅くまで働いてみたかったんです。(東晶貿易は20時に社員さんが全員退社するくらいホワイトでした)
それに、何と言っても六本木です。しかもミッドタウンタワーの43階!
ここで働いてるって言ったらかっこいいですよね(笑)やりたいことができて、しかもキラキラしたかっこいいところで働けるという理由で、東晶に決めました(笑)
2年生から探し始めたのは、2年生から長期インターンやってるって言ったら就活のときに印象良いかなと思ったからです。—インターン勤務の最初の頃、どんなことを感じましたか?
とにかく不安でした。PCスキルが全くなくて、Excelの数式は壊してしまうし、タイピングは遅いし。寿司打(タイピングの早さを測るゲーム)なんて500点くらいでした。コラムの記事を書くにも、90分以内になるべく書きあげなければいけないので、どう書いたら読んでもらえるかよりも、どうしたら90分以内に書ききるかということを意識してしまっていました。
それから、社会人ってすごいと実感しました。私のメンターについてくれた社員さんが、普段からすごく面倒見がよくて。仕事にも、日常会話にもアドバイスをしてくださってたんです。私の面倒を見る一方、自分の仕事もバリバリこなしていて、社長にも意見をどんどん出していました。私もそんな風になりたいと心の底から思いましたね。
—その時と比べて、どんな成長を感じられますか?
広告作成やPCスキルはもちろんのこと、ビジネスマンとしてのスタンスを学ぶことができました。新人の時に生き抜くスタンスだったり、こういう場面ではこうしないといけないといったようなものです。
それから、対人交渉能力やスケジュール管理能力が身につきました。自分のプロジェクトを持っているので、他の人の協力を得るために、色んな社員さんと関わって、いつまでに何を終わらせるのかを明確にしたりしないといけないんです。
あとは、電話の苦手を克服することができました(笑)今までは、お店の予約も電話が嫌だったので、ネット予約をしていました。でも、電話営業を一人で何千件もやってきたので、今では電話予約も余裕です。
ユアターンを立ち上げたころは仕事を一人でこなすのがきつかったけど、それがあったおかげで自分の成長を感じられます。
勢いのあるベンチャーは忘年会もすごい!
—印象に残ったエピソードを教えてください
東晶貿易の忘年会が印象に残ってます。年末に六本木のでっかいラウンジを貸し切って忘年会をやったんです。勢いのあるベンチャーはこんなことするのか!って興奮しました。それから、社長は存在感のある人で、普段からオーラがすごいのですが、忘年会では特に圧倒されました。
あとは、インターン主催で社内ハロウィンをやったことですかね。インターンのうちからいろいろ考えさせられることが多いと感じました。
—やってよかったと思った瞬間はありますか?
色んな社会人の方と繋がって、喋る機会が増えたのは思うときですかね。特に、長期インターン紹介サイトを運営しているので、企業の取締役の方と会って、生の熱意に触れてよく感動します。
ユアターンをやってよかったと思う瞬間は、サービスに応募者が来た時ですね。それから、利用者のマイページにガクチカなどを入力できるのですが、一生懸命書いてくれている学生がいて嬉しく思った事があります。
—ちなみに失敗談はありますか?
ありますよ(笑)
広告のデモグラ設定を間違えてたくさん出しちゃったことですね。簡単に言うと、東京にしか出さない予定の広告を、間違って全国に出しちゃって、とんでもないアクセス数になっちゃった感じです。
すんごく焦りましたが、社員さんに助けていただき、確認の大切さについて改めて気づきましたね。—長期インターンをやってどんなことに気が付きましたか?
それで長期インターンが広がって、自分に合った仕事を見つけられる様になって、新卒の離職率が減ったらみんながハッピーじゃないですか?
だから長期インターンを全大学生がやってくれたら嬉しいなと思ってます。どんな人も最初は未経験から!踏み出す一歩で変われる!
—就活生や長期インターンを探している学生へメッセージをお願いします。
どんな人も、最初は未経験です。意識高い系の人だって、もちろん初心者から始まります。分かれるのは、やるかやらないかです。一歩を踏み出すか踏み出さないかの違いだけなんです。だから、長期インターンに興味を持っている人は、是非行動に移してもらいたいと思います。もちろん、大学生の本職は勉強です。勉強をおろそかにしない程度に、新しいことにチャレンジできるといいですね。
そして、よく就活のために長期インターンをやる人がいますが、そういう理由でもいいと思います。僕ら大学生は、今やっているバイト以外の「働く」ということを身をもって知りません。どんなものに向いているのか、どんなものをやりたいのかは、実際の業務を通じないとわかりません。だから、ガクチカのためというよりも、視野を広げるために、長期インターンに挑戦してみたらいいのではないかと思います。大学以外でしか学べないこともあるので、是非、チャレンジしてみてください。
次回は、土屋さんです!お楽しみに!